DB2Command.ExecuteNonQuery メソッド

構文

[Visual Basic]
NotOverridable Public Function ExecuteNonQuery() As Integer
[C#]
public int ExecuteNonQuery();
[C++]
public: __sealed int ExecuteNonQuery();
[JScript]
public function ExecuteNonQuery() : int;

戻り値

UPDATE、INSERT、および DELETE ステートメントでは、戻り値はコマンドの影響を受ける行数となります。 その他のタイプのステートメントでは、戻り値は -1 となります。

注釈

ExecuteNonQuery を使用して、カタログ操作 (例えば、データベースの構造を照会したり、表などのデータベース・オブジェクトを作成すること) を実行できます。または UPDATE、INSERT、または DELETE ステートメントを実行することにより、DataSet を使用しないでデータベース内のデータを変更することができます。

ExecuteNonQuery を使用して、複数の SQL ステートメントを実行することもできます。 この場合、戻り値はコマンド内のすべてのステートメントによって影響を受ける行数となります。

ExecuteNonQuery は行を戻しませんが、出力パラメーターまたはパラメーターにマップされる戻り値にデータが追加されます。

例

[Visual Basic、C#] 以下の例では、 DB2®コマンド を作成し、それを ExecuteNonQueryを使用して実行します。 この例では、SQL ステートメントであるストリング (UPDATE、INSERT、DELETE など)、 およびデータベースへの接続に使用されるストリングが渡されます。

[Visual Basic]
Public Sub CreateMyDB2Command(myExecuteQuery As String, _
myConnectionString As String)
    Dim myConnection As New DB2Connection(myConnectionString)
    Dim myCommand As New DB2Command(myExecuteQuery, myConnection)
    myCommand.Connection.Open()
    myCommand.ExecuteNonQuery()
    MyConnection.Close()
End Sub

[C#]
public void CreateMyDB2Command(string myExecuteQuery, string myConnectionString)
{
   DB2Connection myConnection = new DB2Connection(myConnectionString);
   DB2Command myCommand = new DB2Command(myExecuteQuery, myConnection);
   myCommand.Connection.Open();
   myCommand.ExecuteNonQuery();
   myConnection.Close();
}