CREATE TYPE ステートメント

CREATE TYPE ステートメントは、ユーザー定義のデータ・タイプを現在のサーバーで定義します。

このステートメントを使用して、5 種類の異なるユーザー定義データ・タイプを作成できます。 それぞれの種類について、個々に説明していきます。
  • 配列。 通常配列または連想配列であるユーザー定義データ・タイプ。 配列タイプのエレメントは、いずれかの組み込みデータ・タイプまたはユーザー定義タイプに基づいています (ただしカーソル・タイプと構造化タイプを除く)。
  • カーソル。 カーソル・タイプであるユーザー定義データ・タイプ。
  • 特殊。 ユーザー定義データ・タイプは、組み込みデータ・タイプのいずれかに基づいています。また、厳密な型判定規則または緩やかな型判定規則を使用するよう定義できます。 ユーザー定義の特殊タイプと元の組み込みデータ・タイプの間をキャストする関数は、厳密に型付けされた特殊タイプの作成時に生成されます。 オプションで、ユーザー定義特殊タイプの作成時に、厳密に型付けされた特殊タイプと共に使用する比較演算のサポートを生成することもできます。
  • 行。 行を表すユーザー定義データ・タイプ。 これにはデータ・タイプが関連付けられた 1 つ以上のフィールドが含まれ、これらはデータから成る 1 行を構成します。
  • 構造化。 オブジェクトとそれに関連するメソッドを表すユーザー定義データ・タイプ。 これにはゼロ個以上の属性を含めることができ、スーパータイプから属性を継承するサブタイプにすることもできます。 ユーザー定義の構造化タイプの作成時に生成されるメソッドもあれば、定義の一部として指定できるメソッドもあります。