ROW 式

特定のユーザー定義の行タイプまたは組み込みデータ・タイプ ROW を持つ可能性のあるデータ行を指定します。

許可

一部の ROW 式を使用する場合、適切な許可が必要となる場合があります。 これらの ROW 式を使用するには、許可 ID によって保持されている特権に、以下の特権が少なくとも 1 つ含まれている必要があります。
  • 行変数。 row-variable がグローバル変数である場合の許可に関する考慮事項については、グローバル変数を参照してください。
  • row-function-invocation。 関数の実行権限。 権限に関する考慮事項については、関数トピックの関数呼び出しを参照してください。
  • expressionrow-expression 内で参照される特定の式を使用するには、権限が必要となる場合があります。 権限に関する考慮事項については、を参照してください。

構文

row-expression
Read syntax diagramSkip visual syntax diagram row-variablerow-case-expressionrow-cast-specificationrow-array-element-specificationrow-field-referencerow-function-invocation

説明

行変数 (row-variable)
行タイプに定義する変数
行ケース式 (row-case-expression)
行タイプを戻す CASE 式
行キャスト指定 (row-cast-specification)
行タイプを戻すキャスト
row-array-element-specification
配列の配列エレメントを行タイプのエレメントにする指定
行フィールド参照 (row-field-reference)
フィールドも行タイプである行のフィールド参照
行関数呼び出し (row-function-invocation)
戻りタイプが行タイプであるユーザー定義関数の function-invocation。 この関数は、定義済みのフィールド名およびフィールド・タイプと一緒に、ユーザー定義の行タイプ、またはデータ・タイプ ROW を戻す可能性があります。

  • ROW 式は、SQL PL コンテキスト内に行を生成するのに使用できます。