GRANT (XSR オブジェクト特権) ステートメント

この形式の GRANT ステートメントは、XSR オブジェクトに対する USAGE 特権を付与します。

呼び出し

GRANT ステートメントはアプリケーション・プログラムに組み込んだり、動的 SQL ステートメントを使用して発行したりすることができます。 これは、DYNAMICRULES の実行動作がパッケージに効力を持つ場合にのみ、 動的に準備できる実行可能ステートメントです (SQLSTATE 42509)。

許可

以下のいずれかの権限が必要です。
  • ACCESSCTRL または SECADM 権限
  • XSR オブジェクトが含まれるスキーマに対する ACCESSCTRL 権限
  • SYSCAT.XSROBJECTS カタログ・ビューの OWNER 列に記録されているその XSR オブジェクトの所有者

構文

Read syntax diagramSkip visual syntax diagramGRANT USAGE ONXSROBJECTxsrobject-nameTOPUBLIC

説明

ON XSROBJECT xsrobject-name
この名前で、USAGE 特権を付与される XSR オブジェクトを示します。 xsrobject-name (暗黙的または明示的スキーマ修飾子を含む) は、現行のサーバーに存在する XSR オブジェクトを固有に識別しなければなりません。 この名前による XSR オブジェクトが存在しない場合、エラーが戻されます (SQLSTATE 42704)。
TO PUBLIC
一連のユーザー (許可 ID) に USAGE 特権を付与します。

例

XML スキーマ MYSCHEMA に対する USAGE 特権を、すべてのユーザーに付与します。
   GRANT USAGE ON XSROBJECT MYSCHEMA TO PUBLIC