CURRENT DEFAULT TRANSFORM GROUP 特殊レジスター

CURRENT DEFAULT TRANSFORM GROUP 特殊レジスターは、VARCHAR (18) 値を指定します。 ここには、ユーザー定義構造化タイプの値をホスト・プログラムと交換するときに、 動的 SQL ステートメントで使用するトランスフォーム・グループの名前を指定します。

この特殊レジスターでは、静的 SQL ステートメントで使用する、 または外部関数やメソッドを使ったパラメーターと結果の交換で使用するトランスフォーム・グループを指定しません。

その値は SET CURRENT DEFAULT TRANSFORM GROUP ステートメントによって設定することができます。 値を設定しない場合、特殊レジスターの初期値は、 空ストリングになります (ゼロの長さの VARCHAR)。

動的 SQL ステートメント (つまり、ホスト変数と相互作用するもの) では、 値を交換するときに使用するトランスフォーム・グループの名前は、 このレジスターに空ストリングが入っていない限り、 この特殊レジスターの値と同じになります。 レジスターに空ストリングが入っている場合 (SET CURRENT DEFAULT TRANSFORM GROUP ステートメントを使用して、 値が設定されていない場合)、トランスフォームのために、DB2_PROGRAM トランスフォーム・グループが使われます。 構造化タイプ・サブジェクト用に DB2_PROGRAM トランスフォーム・グループが定義されていない場合、 実行時にエラーが生じます (SQLSTATE 42741)。

  • デフォルトのトランスフォーム・グループを MYSTRUCT1 に設定します。 MYSTRUCT1 トランスフォームで定義される TO SQL および FROM SQL 関数は、 ユーザー定義構造化タイプ変数とホスト・プログラムを交換するときに使います。
       SET CURRENT DEFAULT TRANSFORM GROUP = MYSTRUCT1
  • この特殊レジスターに割り当てられた、デフォルトのトランスフォーム・グループの名前を検索します。
       VALUES (CURRENT DEFAULT TRANSFORM GROUP)