SYSCAT.TRIGGERS カタログ・ビュー

各行はトリガーを表します。 表階層の場合、トリガーはそれぞれ作成された階層レベルでのみ記録されます。

表 1. SYSCAT.TRIGGERS カタログ・ビュー
列名 データ・タイプ NULL 可能 説明
TRIGSCHEMA VARCHAR (128)   トリガーのスキーマ名。
TRIGNAME VARCHAR (128)   トリガーの非修飾名。
OWNER VARCHAR (128)   トリガーの所有者の許可 ID。
OWNERTYPE CHAR (1)  
  • S = 所有者はシステム
  • U = 所有者は個々のユーザー
TABSCHEMA VARCHAR (128)   このトリガーが適用される表またはビューのスキーマ名。
TABNAME VARCHAR (128)   このトリガーを適用される表またはビューの非修飾名。
TRIGTIME CHAR (1)   トリガーを起動したイベントと比較して、いつトリガー・アクションが基本表へ適用されるか。
  • A = トリガーはイベントの後に適用される
  • B = トリガーはイベントの前に適用される
  • I = トリガーはイベントの代わりに適用される
TRIGEVENT CHAR (1)   トリガーを起動するイベント。
  • D = 削除イベント
  • I = 挿入イベント
  • M = 複数イベント
  • U = 更新イベント
EVENTUPDATE CHAR (1)   更新イベントによってトリガーが起動されるかどうかを示します。
  • N = いいえ
  • Y = はい
EVENTDELETE CHAR (1)   削除イベントによってトリガーが起動されるかどうかを示します。
  • N = いいえ
  • Y = はい
EVENTINSERT CHAR (1)   挿入イベントによってトリガーが起動されるかどうかを示します。
  • N = いいえ
  • Y = はい
GRANULARITY CHAR (1)   トリガーが実行される単位。
  • R = 行
  • S = ステートメント
VALID CHAR (1)  
  • N = トリガーは無効
  • X = トリガーは作動不能で、再作成が必要
  • Y = トリガーは有効
CREATE_TIME TIMESTAMP   トリガーが定義された時刻。 関数とタイプの解決に使用されます。
QUALIFIER VARCHAR (128)   オブジェクト定義時のデフォルト・スキーマの値。 非修飾参照を完了するために使用します。
FUNC_PATH CLOB (2K)   トリガーが定義された時点で有効だった SQL パス。
テキスト CLOB (2M)   入力されたとおりの CREATE TRIGGER ステートメントのテキスト全体。
LAST_REGEN_TIME TIMESTAMP   トリガーのパック記述子が最後に再生成された時刻。
COLLATIONSCHEMA VARCHAR (128)   トリガーの照合のスキーマ名。
COLLATIONNAME VARCHAR (128)   トリガーの照合の非修飾名。
COLLATIONSCHEMA_ORDERBY VARCHAR (128)   トリガーの ORDER BY 節の照合のスキーマ名。
COLLATIONNAME_ORDERBY VARCHAR (128)   トリガーの ORDER BY 節の照合の非修飾名。
DEFINER1 VARCHAR (128)   トリガーの所有者の許可 ID。
SECURE CHAR (1)   行および列のアクセス制御においてトリガーがセキュアであるどうかを示します。
  • N = セキュアでない
  • Y = セキュア
ALTER_TIME TIMESTAMP   トリガーが最後に変更された時刻。
DEBUG_MODE VARCHAR (8)   Db2® デバッガーを使用してトリガーをデバッグできるかどうかを示します。
  • DISALLOW = トリガーはデバッグ不可
  • ALLOW = トリガーはデバッグ可能であり、 Db2 デバッガー を使用してクライアント・デバッグ・セッションに参加できます。
  • DISABLE = トリガーはデバッグ不可で、この設定は、トリガーをドロップして再作成しなければ変更できない
  • ブランク = トリガー・タイプは、現在 Db2 デバッガー によってサポートされていません。
ENABLED CHAR (1)   将来の利用のために予約済み。
LIB_ID INTEGER Y コンパイル済み SQL トリガーの内部 ID。 それ以外の場合は NULL 値。
PRECOMPILE_OPTIONS VARCHAR(1024) Y コンパイル済みトリガーが作成された時点で有効だったプリコンパイルおよびバインド・オプション。 トリガーがコンパイルされていない場合には NULL 値。
COMPILE_OPTIONS VARCHAR(1024) Y コンパイル済みトリガーが作成され、照会ディレクティブがあった時点で有効だった SQL_CCFLAGS 特殊レジスターの値。 コンパイル済みトリガーに照会ディレクティブがなかった場合は、空ストリング。 トリガーがコンパイルされていない場合には NULL 値。
ENVSTRINGUNITS VARCHAR(11)   オブジェクト作成時のデフォルトのストリング単位。
REMARKS VARCHAR (254) Y ユーザー提供のコメントまたは NULL 値。
注:
  1. DEFINER 列は、以前のバージョンとの互換性を保つために含まれています。 OWNER を参照してください。