スキーマ・ロード権限 (LOAD)
スキーマ LOAD 権限を持つユーザーは、スキーマに定義されているすべての表に対して LOAD ユーティリティーを使用できます。ただし、データベース・レベルまたはスキーマ・レベルでそのスキーマに対する DATAACCESS 権限を持っているか、関連する表レベルの特権を持っている必要があります。
関連する表レベルの特権は以下のとおりです。
- モード INSERT、TERMINATE (直前の LOAD INSERT を終了する)、または RESTART (直前の LOAD INSERT を再開する) で LOAD を実行する場合は、表にデータを挿入する特権
- モード REPLACE、TERMINATE (直前の LOAD REPLACE を終了する)、または RESTART (直前の LOAD REPLACE を再開する) で LOAD を実行する場合は、表にデータを挿入して表からデータを削除する特権
- 例外表にデータを挿入する特権 (LOAD 操作の中で例外表を使用する場合)
スキーマ LOAD 権限の付与/取り消しを行えるのは、データベース SECADM 権限、データベース ACCESSCTRL 権限、スキーマ ACCESSCTRL 権限のいずれかを持っているユーザーに限られます。 ユーザー、グループ、または役割に対して付与できます。 ただし、GRANT オプション付きで付与すること、また、「SYS」で始まる名前のスキーマに付与することはできません。 さらに、PUBLIC がスキーマ LOAD 権限を直接的または役割によって間接的に取得することはできません。
この権限は、データベース LOAD 権限のサブセットであり、適用範囲が付与対象のスキーマだけに制限されたものに相当します。