レプリケーション・ツール

レプリケーション・ツールは、ASNCLP コマンド行プログラム、レプリケーション・センター、およびレプリケーション・アラート・モニターにより構成されています。

ASNCLP コマンド行プログラム

ASNCLP プログラムを使用して、SQL レプリケーション、Q レプリケーション、クラシック・レプリケーション、リレーショナル・イベント・パブリッシング、およびレプリケーション・アラート・モニターを管理できます。

ASNCLP コマンドを使用して、レプリケーション・プログラムのコントロール表の情報を作成、変更、および削除できます。 また、ASNCLP コマンドを使用して、コントロール表のレプリケーション・ソース、レプリケーション・ターゲット、レプリケーション・キュー、および他のオプションに関する情報を作成、変更、および削除する SQL スクリプトを生成することもできます。

レプリケーション・センター

レプリケーション・センターを使用して、Q レプリケーションと SQL レプリケーションのレプリケーション・コンポーネントのセットアップおよび管理を行えます。 レプリケーション・センターは、 Linux® および Windows オペレーティング・システムでのみサポートされます。

レプリケーション・センターを使用して、以下のタスクを実行します。
  • 登録、サブスクリプション、パブリケーション、キュー・マップ、アラート条件、およびその他のオブジェクトの定義
  • レプリケーション・プログラムの開始、停止、中断、再開、および再初期化
  • 自動コピーのタイミングの指定
  • データに対する SQL 拡張の指定
  • ソース表とターゲット表の関係の定義
以下のウィザードおよびランチパッドが、レプリケーション・センターから使用可能です。
  • レプリケーション・センター」ランチパッド
  • キャプチャー・コントロール・サーバーの追加」ウィザード
  • アプライ・コントロール・サーバーの追加」ウィザード
  • モニター・コントロール・サーバーの追加」ウィザード
  • Q キャプチャー・サーバーの追加」ウィザード
  • Q アプライ・サーバーの追加」ウィザード
  • サーバー情報の追加」ウィザード
  • モニターの作成」ウィザード
  • Q キャプチャー・コントロール表の作成」ウィザード
  • Q アプライ・コントロール表の作成」ウィザード
  • Q サブスクリプションの作成」ウィザード
  • パブリケーションの作成」ウィザード

レプリケーション・センターは、デフォルトで、標準インストールまたはカスタム・インストールにおいてレプリケーション・ツール・コンポーネントの一部としてインストールされます。 簡易インストールでは、レプリケーション・ツール・コンポーネント (レプリケーション・センターを含む) がインストールされなくなりました。

レプリケーション・アラート・モニター

レプリケーション・アラート・モニターは、Q キャプチャー・プログラム、Q アプライ・プログラム、キャプチャー・プログラム、およびアプライ・プログラムの正常性をチェックするユーティリティーです。 プログラムが終了したり、警告またはエラー・メッセージを発行したり、指定された値のしきい値に達したり、特定のアクションを実行したりする状況をチェックし、E メール・サーバー、ページャー、または z/OS® コンソールに通知を発行します。