カラム・オーガナイズ 表に対する INSERT、UPDATE、および DELETE (MERGE を含む) ステートメントの制約事項

INSERT、UPDATE、および DELETE ステートメントの一部のオプションは、 Db2® バージョン 10.5カラム・オーガナイズ 表ではサポートされません。

以下のアイテムはサポートされません。 カラム・オーガナイズ 表の制約事項は、1 つ以上の カラム・オーガナイズ 表のビューにも適用されます。
  • SELECT FROM INSERT/UPDATE/DELETE (INSERT、UPDATE、または DELETE ステートメントのターゲット表が カラム・オーガナイズ 表である場合)。 したがって、INSERT、UPDATE、および DELETE ステートメントの include-columns 節をサポートする必要はありません。 この節は、INSERT、UPDATE、または DELETE ステートメントから SELECT 操作が実行される場合にのみサポートされます。 include-columns 節がサポートされないため、DELETE ステートメントの assignment-clause 節はサポートされません。
  • トリガーの本体にある INSERT、UPDATE、または DELETE ステートメントのサブジェクト表またはターゲットが カラム・オーガナイズ 表である場合にトリガーされます。
  • 位置指定 UPDATE または DELETE。 つまり、ターゲット表が カラム・オーガナイズ 表である場合は、UPDATE または DELETE WHERE CURRENT OF cursor-nameです。 外部全選択に カラム・オーガナイズ 表への参照が含まれている場合、更新または削除できるカーソルを宣言することはできません。
  • 選択...FOR UPDATE (ターゲット表が カラム・オーガナイズ 表である場合)。
  • ターゲット表が カラム・オーガナイズ 表の場合は、アトミック・ブロック内の INSERT、UPDATE、または DELETE ステートメント。
  • UNION ALL ビューに カラム・オーガナイズ 表が含まれている場合の、UNION ALL ビューに対する INSERT、UPDATE、または DELETE ステートメント。
  • カラム・オーガナイズ 表を変更するステートメントにおける DEFAULT または UNASSIGNED の拡張標識変数値。
  • スキャンされる表が カラム・オーガナイズ 表である場合の反復可能読み取り (RR) および読み取り固定 (RS) 分離レベル。 その結果、スキャンされる基礎表が カラム・オーガナイズ 表である場合、INSERT、UPDATE、または DELETE ステートメントの WITH isolation-level 節は、非コミット読み取り (UR) またはカーソル固定 (CS) 分離レベルのみを受け入れます。 カラム・オーガナイズ 表に対する CS スキャンの場合、 cur_commit データベース構成パラメーターを DISABLED に設定することはサポートされていません。 さらに、 カラム・オーガナイズ 表の CS スキャンに対して ConcurrentAccessResolution CLI/ODBC キーワードが CurrentlyCommitted を指定すると、エラーが戻されます。 Db2 Cancun Release 10.5.0.4以降、この制限は、WITH isolation-level 節を含む MERGE ステートメントにも適用されます。