ssl_svcename - SSL サービス名構成パラメーター

この構成パラメーターは、SSL プロトコルを使用したリモート・クライアント・ノードからの通信をデータベース・サーバーが待ち受ける際に使用するポートの名前、またはポート番号を指定します。

構成タイプ
データベース・マネージャー
適用
  • ローカルとリモート・クライアントを持つデータベース・サーバー
  • ローカル・クライアントを持つデータベース・サーバー
  • ローカル・クライアントおよびリモート・クライアントを持つパーティション・データベース・サーバー
パラメーター・タイプ
構成可能
デフォルト
ヌル

このサービス名を、データベース・マネージャー用に予約する必要があります。 インスタンス開始時に、DB2COMM レジストリー変数に「SSL」というストリングが必ず含まれるようにしてください。 そうしないと、SSL プロトコルのサポートなしでインスタンスが開始されます。

DB2COMMTCPIPSSL の両方を含める場合は、ssl_svcename で指定するポートを svcename と同じにしないでください。 そうしないと、SSL プロトコルも TCP/IP プロトコルもサポートなしでインスタンスが開始されます。

UNIX オペレーティング・システムの場合、 services ファイルは /etc/services にあります。

データベース・サーバーの SSL ポート (番号 n) とそのサービス名は、データベース・クライアントのサービス・ファイルに定義する必要があります。

HTTPS と競合する可能性があるため、 ssl_svcenameポート 443 を使用することはお勧めしません。