db2stop - Db2 の停止コマンド

ターゲット・メンバーまたはすべてのメンバーで、データベース・マネージャーを停止します。 Db2® pureScale® 環境では、 クラスター・キャッシング・ファシリティー (CF) を停止するために使用することもできます。

db2stop は、システム・コマンドまたは CLP コマンドとして実行することができます。

db2stop 操作がデータベース・マネージャー構成パラメーター start_stop_time で指定される値以内に完了しない場合、停止しようとしているデータベース・メンバーおよびデータベース・パーティションは内部で強制終了されます (そのデータベース・パーティションに関連するリソースはすべて除去されます)。 start_stop_timeの値が低い環境では、この動作が発生する可能性があります。 この動作を解決するには、start_stop_timeの値を大きくしてください。

アプリケーションの強制操作が成功するまでの時間を長くするには (例えば、大規模なバッチ・トランザクションをロールバックするには)、 start_stop_timeを増やしてください。 タイムアウトの設定が低すぎる場合や、メンバー/パーティションが正常に強制終了できない状態の場合、メンバー/パーティションは強制的に終了され、クラッシュ・リカバリーが必要になる可能性があります。 クラッシュ・リカバリーが行われ、保持ロックがすべて解放されるには、まず db2start を実行する必要があります。その後で db2stop を実行して、メンバー/パーティションをクリーンに停止します。

start_stop_time 構成パラメーターについて詳しくは、 STOP DATABASE MANAGER コマンド使用上の注意セクション を参照してください。