ADM0001C 重大エラーが発生しました。 管理通知ログを検証し、必要に応じて IBM サポートに連絡してください。

ADM0500E DB2 サービスには、コマンドを完了するために必要な権限がありません。 ユーザー・アカウントが DB2 サービスに関連している場合、ユーザー・アカウントにローカル・システムでの正しいアクセス権があり、 ユーザー認証およびグループ列挙のドメイン・セキュリティー・データベースにアクセスしていることを確認してください。

ADM0501C スタック・オーバーフロー例外が発生しました。 データベース・マネージャー・インスタンスは異常終了しました。 この問題を解決するには、db2hdr < sqllib\bin\db2syscs.exe /s:<stackreserve> [,<stackcommit>] のように db2hdr ユーティリティーを使用して db2syscs.exe のデフォルトのスタック・サイズを大きくします。ただし、デフォルトのスタック・サイズを大きくすると、仮想メモリー・スペースが消費され、同時接続の最大数が減る可能性があるので、注意が必要です。 さらにサポートが必要な場合には、IBM サポート担当者に連絡してください。

ADM0502C データベース・マネージャー・インスタンスが異常終了しました。 この問題を解決するには、AGENT_STACK_SZ DBM 構成パラメーターを増やしてください。 さらにサポートが必要な場合には、IBM サポート担当者に連絡してください。

ADM0503C 予期しない内部処理エラーが発生しました。 このインスタンスに関連するすべてのデータベース・マネージャー・プロセスが、シャットダウンされました。 診断情報が記録されました。 さらにサポートが必要な場合には、IBM サポート担当者に連絡してください。

ADM0504C 予期しない内部処理エラーが発生しました。 このインスタンスに関連するすべてのデータベース・マネージャー・プロセスが、中断されました。 診断情報が記録されました。 さらにサポートが必要な場合には、IBM サポート担当者に連絡してください。

ADM0505E データベース・マネージャーがオペレーティング・システムから SIGDANGER シグナルを受信しました。 このシグナルは、システムでページング・スペースが不足していることを示しています。 ページング・スペースが少なくなりすぎると、オペレーティング・システムは強制的にユーザー処理を終了します。 システム管理者に連絡して、ページング・スペースを増やしてもらってください。

ADM0506I データベース・マネージャーは、 parameter カーネル・パラメーターを originalValue から推奨値 recommendedValueに自動的に更新しました。

ADM0507W データベース・マネージャーは、 parameter カーネル・パラメーターを推奨値 recommendedValueに自動的に更新できませんでした。 手操作でこのカーネル・パラメーターを更新してください。

ADM0508E データベース・マネージャーは、Java インタープリター・ライブラリー libraryPathをロードできませんでした。 このエラーは、オペレーティング・システムの制限によって一般に発生します。 ソリューションについて、IBM 資料を参照してください。 この問題が続く場合は、IBM サポートに連絡してください。

ADM0509E 非 root データベース・マネージャー・インスタンスが検出されました。 限定機能が使用可能になります。

ADM0510E AGENTPRI 構成変数またはエージェント優先順位リソース構成の変更は、root 権限がないと実行できません。

ADM0511E キャラクター型デバイス・コントローラーを使用したロー・デバイス・アクセスは、オペレーティング・システムによって非推奨になっており、将来除去される可能性があります。 データベース・マネージャー・プロセスはブロック・デバイス・インターフェースを使用して同じデバイスにアクセスできます。ただし、表スペース・コンテナーおよびロー・ログ・コンテナー内の、影響を受けるデバイスの名前を変更するには、個々のデータベース上で db2relocatedb を実行する必要があります。

説明

データを保管するためにコンテナーを操作している場合、データベース・マネージャーはブロック・デバイス・インターフェース (つまりロー I/O) を使用したダイレクト・ディスク (ロー) アクセスをサポートしています。

ユーザー応答

db2relocate コマンドを使用して、表スペース・コンテナーおよびロー・ログ・コンテナー内の、影響を受けるデバイスの名前を変更します。

ADM0512W データベース・マネージャー・インスタンスには、データベース・メモリー・セグメントをピン留めする権限がありません。 データベース・マネージャー・インスタンス所有者がメモリーを pin するための必要な許可を付与するようシステム管理者に連絡してください。 データベース・マネージャーは、pin されていないデータベース・メモリーを使用して機能し続けます。

ADM0513W db2start が成功しました。 ただし、入出力完了ポート (IOCP) は使用可能になっていません。

説明

このエラーは、DB2 データベースがインストールされているコンピューター上で「使用可能」の状況になっている入出力完了ポートがない場合に戻されます。 入出力完了ポートは、入出力要求のためのオペレーティング・システム・チャネルです。 入出力完了ポートを使用すると、大規模なデータベースのパフォーマンスを向上させることができます。

ユーザー応答

入出力完了ポートを使用してパフォーマンスを向上させる場合、入出力完了ポートを構成します。

ADM0514W システムの Network Time Protocol (NTP) プロセスが稼働中または適切に同期化されていることが検出されませんでした。

説明

エラー・ロギング、モニター、ポイント・イン・タイム・リカバリーなど、クロックに依存する操作が分散環境全体にわたって確実に最適に実行されるようにするため、Network Time Protocol (NTP) サービスを実行し、すべてのメンバーが同一のシステム・ピアに同期されるようにすることを強く推奨します。

ユーザー応答

NTP サービスを稼働し、すべてのメンバーが確実に同一ホストに同期されるようにします。

ADM0515W このメンバーのシステム・クロックは、メンバー coordinator-memberとの許容しきい値を超えて同期していません。 差分は timestamp-diff 分です。

説明

メンバー間での時刻の不一致が MAX_TIME_DIFF データベース・マネージャー構成パラメーターの設定によって事前定義された許容しきい値未満になることを保証するため、各メンバーからのタイム・スタンプは定期的に比較されます。 このホストのローカル・システム・クロックと、示されたリモート・メンバーのシステム・クロックの間の差分が、この限度を超えていることが検出されました。

ユーザー応答

すべてのメンバーのシステム・クロック間の差分が MAX_TIME_DIFF に指定された限度以内になっているかどうか検査してください。

ADM0516W CPU バインディング情報: クラスター・キャッシング・ファシリティー (CF) プロセスは、 number 個のコアにバインドされます。

説明

クラスター・キャッシング・ファシリティーと DB2 メンバーが単一のホスト上に共存している場合、CF プロセスは使用可能なコア全体のサブセットに割り当てられます。 論理プロセッサーに関する具体的な情報については、db2diag.log ファイルを参照してください。

ユーザー応答

ユーザー応答は不要です。

ADM0517W CPU バインディング情報: DB2 メンバー・プロセスは number 個のコアにバインドされます。

説明

DB2 メンバーとクラスター・キャッシング・ファシリティー (CF) が単一のホスト上に共存している場合、メンバー・プロセスは使用可能なコア全体のサブセットに割り当てられます。 論理プロセッサーに関する具体的な情報については、db2diag.log ファイルを参照してください。

ユーザー応答

ユーザー応答は不要です。

ADM1010I tableNameで調整が開始されました。

ADM1011I 調整が表 tableNameで正常に完了しました。

ADM1012W tableNameで調整が失敗しました。 この表はデータ・リンク調整不可 (DRNP) 状態になります。

ADM1013W Data Links Manager (DLM) で表 tableName の調整が正常に行われましたが、それらの DLM は稼働しており、ダウンしていた DLM で保留中です。 この表はデータ・リンク調整ペンディング (DRP) 状態になります。

ADM1014E tableNameで調整が失敗しました。

ADM1022W DB2 Data Links Manager serverNameで DATALINK 列のメタデータ情報が欠落しています。

ADM1023W 調整処理が Data Links Manager serverNameで保留中です。

ADM1024W Data Links Manager serverNameの調整処理が完了しました。

ADM1500W データベース・マネージャーがログ・ファイル filenameを見つけることができません。

ADM1501W メンバー member-number上のデータベース databaselog-archive-method のアーカイブ中に、ログ・ファイル log-file でログ・ファイル圧縮が失敗しました。

説明

ログ・ファイルをアーカイブする前に圧縮できませんでした。 警告メッセージが db2diag.log ファイルに記録されます。 ログ・ファイルは圧縮されずに、引き続きアーカイブされます。

ログ・ファイルのアーカイブに失敗するようなことがあれば、ADM1848W メッセージも db2diag.log ファイルに記録されます。

ユーザー応答

なし。

ADM1502C コマンドが BACKUP_PENDING 状態をオフに設定しました。 データ整合性またはデータの参照整合性が危険にさらされています。

説明

データベースの BACKUP_PENDING 状態をオンにする可能性のあるイベントは、複数あります。 一般に、データベースが BACKUP_PENDING 状態の場合、その BACKUP_PENDING 状態をオフにするには、バックアップ操作を実行する必要があります。

db2dart ツールを使用すると、データベースの BACKUP_PENDING 状態を手動で OFF に変更することができます。 db2dart ツールを使用してデータベースの状態を変更することは、ごくまれな状況に限るようにしてください。 そのようにしてデータベースの状態を変更すると、データ保全性を損なうリスクがあるためです。

このメッセージは、BACKUP_PENDING 状態が手動でオフにされた結果として、完全なオフライン・データベース・バックアップを取らない限り、データ保全性またはデータの参照整合性を保証できない状態になった場合に返されます。

ユーザー応答

データ保全性またはデータの参照整合性を確保するには、オフライン完全データベース・バックアップを実行してください。

ADM1503W キャッシング・ファシリティー (CF) がロックに使用されるメモリーを使い尽くしたため、アプリケーション・ハンドル appl-handle および認証 ID auth_id で実行されているアプリケーション ID appl-id を持つアプリケーション appl-name がデータベースから強制的に除去されました。 作業単位はロールバックされます。

説明

この特定のデータベースでのロックに使用される CF メモリーが使い尽くされました。 ロック用に CF メモリーを使用できるようにするために、このアプリケーションはデータベースから強制的に切断されました。 作業単位はロールバックされます。

この状態は、CF_LOCK_SZ データベース構成パラメーターと比べて LOCKLIST データベース構成パラメーターの値が大きすぎることを示しています。 LOCKLIST データベース構成パラメーターの値を減らすか、CF_LOCK_SZ パラメーターの値を増やすことで、この状態を回避することができます。

ユーザー応答

以下のアクションを実行します。

  • LOCKLIST データベース構成パラメーターの値を減らす。
  • CF_LOCK_SZ データベース構成パラメーターの値を増やす。

ADM1504W ロックに使用されているキャッシング・ファシリティー (CF) メモリーがメモリー不足になっています。 ロックに使用する CF メモリーの量が増加し、グループ・バッファー・プールに使用する CF メモリーの使用量が減少します。 データベース db-name のパフォーマンスに影響する可能性があります。

説明

キャッシング・ファシリティー (CF) で、ロックに使用するメモリーの不足が発生しました。 ロックの目的で使用できる CF メモリーを増やすために、グループ・バッファー・プールの目的で使用される CF メモリーの量が減らされます。

この状態は、CF_LOCK_SZ データベース構成パラメーターと比べて LOCKLIST データベース構成パラメーターの値が大きすぎることを示しています。 この状態が続く場合、LOCKLIST データベース構成パラメーターを減らすか、CF_LOCK_SZ パラメーターを増やしてください。

ユーザー応答

アクションは不要です。

ADM1505I クラッシュ・リカバリーが同期処理を完了しました。

説明

データベースが使用可能な状態に戻りました。 クラッシュ発生時にメモリー内にあった一部の未完了トランザクションが非同期的にロールバックされます。 これらの未完了トランザクションのロールバックがバックグラウンドで実行されている間、データベースに対して新たに接続できます。

ユーザー応答

アクションは不要です。

ADM1524I メンバー・クラッシュ・リカバリーが開始されました。

説明

DB2 メンバーによって変更されたデータベースを、一貫性のある使用可能な状態に戻す処理が行われています。 この DB2 メンバーがクラッシュしたときにメモリー内にあったすべての未完了トランザクションはロールバックされ、DB2 メンバーがクラッシュしたときにメモリー内にあったすべてのコミット済みトランザクションは完了されます。 メンバー・クラッシュ・リカバリーが正常に完了するまでは、この DB2 メンバーではデータベースは使用不可です。ただし、他の DB2 メンバーはリカバリーが進行中でもデータベースへのアクセスを続行できます。

ユーザー応答

アクションは不要です。

ADM1525I メンバー・クラッシュ・リカバリーが正常に完了しました。

説明

この DB2 メンバーによって変更されたデータベースは、一貫性のある状態に戻りました。 クラッシュ発生時にメモリー内にあったすべての未完了トランザクションはロールバックされ、すべてのコミット済みトランザクションは完了しました。

ユーザー応答

アクションは不要です。

ADM1526E メンバー・クラッシュ・リカバリーが SQLCODE SQLCODE で失敗しました

説明

メンバー・クラッシュ・リカバリーが失敗しました。 メンバー・クラッシュ・リカバリーが正常に完了するまで、障害が起こった DB2 メンバーではデータベースは使用不可です。 DB2 メンバーの異常終了時点でこのメンバーが保持ロックを持っていた場合、他の DB2 メンバー上のトランザクションにも影響する可能性があります。

ユーザー応答

指定された SQLCODE の詳細を確認してください。

ADM1527I グループ・クラッシュ・リカバリーが開始されました。

説明

データベースを一貫性のある使用可能な状態に戻す処理が行われています。 クラッシュ発生時にメモリー内にあったすべての未完了トランザクションはロールバックされ、すべてのコミット済みトランザクションは完了されます。 グループ・クラッシュ・リカバリーが正常に完了するまで、データベースは使用不可です。

ユーザー応答

アクションは不要です。

ADM1528I グループ・クラッシュ・リカバリーが正常に完了しました。

説明

データベースが一貫性のある使用可能な状態に戻りました。 クラッシュ発生時にメモリー内にあったすべての未完了トランザクションはロールバックされ、すべてのコミット済みトランザクションは完了しました。

ユーザー応答

アクションは不要です。

ADM1529E グループ・クラッシュ・リカバリーが SQLCODE SQLCODE で失敗しました

説明

グループ・クラッシュ・リカバリーが失敗しました。 グループ・クラッシュ・リカバリーが正常に完了するまで、データベースは使用不可です。

ユーザー応答

指定された SQLCODE の詳細を確認してください。

ADM1530I クラッシュ・リカバリーが開始されました。

説明

データベースを一貫性のある使用可能な状態に戻す処理が行われています。 クラッシュ発生時にメモリー内にあったすべての未完了トランザクションはロールバックされ、クラッシュ発生時にメモリー内にあったすべてのコミット済みトランザクションは完了されます。 クラッシュ・リカバリーが正常に完了するまで、データベースは使用不可です。

ユーザー応答

アクションは不要です。

ADM1531I クラッシュ・リカバリーが正常に完了しました。

説明

データベースが一貫性のある使用可能な状態に戻りました。 クラッシュ発生時にメモリー内にあったすべての未完了トランザクションはロールバックされ、すべてのコミット済みトランザクションは完了しました。

ユーザー応答

アクションは不要です。

ADM1532E クラッシュ・リカバリーが SQLCODE SQLCODEで失敗しました。

説明

クラッシュ・リカバリーが失敗しました。 クラッシュ・リカバリーが正常に完了するまで、データベースは使用不可です。

ユーザー応答

指定された SQLCODE の詳細を確認してください。

ADM1533W データベースが回復しました。 ただし、1 つ以上の表スペースがオフラインになっています。

ADM1534W 表スペース tablespaceName のサイズを減らすことができませんでした。表スペースの末尾に使用されているページがあるためです。

ADM1540W アプリケーション・ハンドル appl_handle および認証 ID auth_id で実行中のアプリケーション ID appl_id を持つアプリケーション appl_name は、データベース構成パラメーター MAX_LOG (現行値 MAX_LOG_value) で許可されるより多くのログ・スペースを使用しました。 COMMIT、ROLLBACK または FORCE APPLICATION を実行して、このアプリケーションを終了してください。

ADM1541W アプリケーション・ハンドル appl_handle および認証 ID auth_id で実行中のアプリケーション ID appl_id を持つアプリケーション appl_name は、データベース構成パラメーター NUM_LOG_SPAN (現行値 NUM_LOG_SPAN_value) 違反のためにデータベースから強制的にログオフされました。 作業単位はロールバックされます。

ADM1542W アプリケーション・ハンドル アプリケーション・ハンドル および認証 ID 認証 ID で実行中のアプリケーション ID アプリケーション ID を持つアプリケーション アプリケーション名 は、データベース構成パラメーター MAX_LOG (現行値 MAX_LOG_value) に違反したため、データベースから強制的に切断されます。 作業単位はロールバックされます。

ADM1550W 活動ログ・スペースが LOGPRIMARY DB 構成パラメーターを超えています。 ログ・ファイルをアーカイブから検索する必要がある場合、ROLLBACK に時間がかかる可能性があります。

ADM1551W データベース・マネージャーは、アーカイブからアクティブ・ログ・ファイル fileName を検索しています。 これにより、遅延が生じる可能性があります

ADM1552E データベース・マネージャーは、アクティブ・ログ・ファイル filenameを開くことができません。 この原因として、ログ・ファイルをアーカイブから検索する際に発生した問題が考えられます。 データベース・マネージャーは、5 分おきに再試行します。

ADM1553W メンバー・クラッシュ・リカバリーは、メンバー holdingMemberIdによって保持されているロック lockName を待機しています。

説明

別のメンバーが保持しているロックによって、メンバー・クラッシュ・リカバリー (MCR) がブロックされることは通常起こりません。 この状態が続く場合、保持しているメンバーの状態が正常でない可能性があります。

ユーザー応答

メンバー・クラッシュ・リカバリーで必要なロックを保持しているメンバーの、正常性を調べてください。 ロックが解放されない原因を特定するには、IBM サポートに連絡してください。

ADM1600W 並列リカバリーを使用可能にするための十分なメモリーがありませんでしたが、リカバリーが進行中です。 今後のリカバリーでは、blockSize で、DBHEAP または UTIL_HEAP_SZ 構成パラメーターを増やしてください。

ADM1601E データベース・パーティション dbpartitionnum およびログ・ストリーム log-stream-IDでログ・ファイル log-file-name が欠落しているため、データベース database-name でのリカバリー操作またはロールフォワード操作を続行できません。

説明

リカバリーまたはロールフォワード操作では、指定されたログ・ストリームに対応するアーカイブ、データベース・ログ・ディレクトリー、およびオーバーフロー・ログ・ディレクトリーのどこにも指定されたログ・ファイルを検出することができませんでした。

操作がクラッシュ・リカバリーだった場合、データベースは不整合状態のままです。 操作がロールフォワード操作だった場合、この操作は停止し、データベースはロールフォワード・ペンディング状態のままになっています。

ユーザー応答

以下のアクションのいずれかを実行して、欠落しているログ・ファイルをリカバリーします。

  • 指定されたログ・ファイルをデータベース・ログ・ディレクトリーに移動し、操作を再開します。
  • オーバーフロー・ログ・パスを指定できる場合は、オーバーフロー・ログ・パスにログ・ファイルを含むパスを指定して、操作を再開します。

欠落したログ・ファイルを見つけることができない場合、以下の特殊なケースのいずれかが適用されるかどうか判別します。

  • 操作がログ・シッピングによるスタンバイ・システムの保守のための ROLLFORWARD DATABASE コマンドである場合、このエラーが生じても正常である可能性があります。これは、1 次サイトで使用可能なファイルの一部がスタンバイ・システムではまだ使用可能になっていないことが原因です。 スタンバイ・システムを確実に最新の状態にしておくには、各ロールフォワード操作後に QUERY STATUS オプションを指定して ROLLFORWARD DATABASE コマンドを発行することにより、ログの適用が適切に進行しているかを検査します。 スタンバイ・システム上のロールフォワード操作が長時間にわたって進行しない場合、欠落が報告されたログ・ファイルがスタンバイ・システム上で使用不可である理由を判別し、問題を修正します。 ARCHIVE LOG コマンドを使用して、現在 1 次システム上でアクティブなログ・ファイルを切り捨て、これがアーカイブおよびスタンバイ・システム上で後に行うログの適用に適格になるようにすることができます。
  • オンライン・バックアップ・イメージからのリストア操作に続けて ROLLFORWARD DATABASE コマンドに TO END OF LOGS オプションを指定して発行し、使用可能なログがこのバックアップ・イメージ内に含まれているものしかない場合は、以下の 2 つのシナリオが考えられます。
    • シナリオ 1: バックアップ・イメージ内に含まれるすべてのログ・ファイルがロールフォワード操作で検出されている。 それにもかかわらず、ロールフォワード操作ではオリジナルのバックアップ操作の後に更新されたログ・ファイルをさらに検索している。 この場合は、データベースを一貫性のある状態にするため、ROLLFORWARD DATABASE コマンドに STOP オプションを指定して (TO END OF LOGS オプションは指定せずに) 発行してください。 将来このようなシナリオにならないようにするには、END OF LOGS オプションではなく END OF BACKUP オプションを使用します。これにより、ロールフォワード操作ではバックアップを取った後に更新されたログ・ファイルを検索しないようになります。
    • シナリオ 2: バックアップ・イメージに含まれている 1 つ以上のログ・ファイルがロールフォワード操作で検出されない。 データベースを一貫性のある状態にするにはこれらのログ・ファイルが必要です。 ROLLFORWARD DATABASE コマンドに STOP オプションを指定して (TO END OF LOGS オプションは指定せずに) 発行することにより、データベースを一貫性のある状態にしようとしても、SQL1273N で失敗してしまいます。この場合は、このセクションで前述した方法で、欠落したログ・ファイルをリカバリーしてください。

欠落したログ・ファイルをリカバリーできない場合は次のようにします。

  • このときの操作が ROLLFORWARD DATABASE コマンドの場合、ROLLFORWARD DATABASE コマンドに STOP オプションを指定して (END OF LOGS オプションおよび END OF BACKUP オプションはどちらも指定せずに) 再発行することにより、データベースを一貫性のある状態にします。 この一貫性ポイント (欠落したログ・ファイルの直前) が適切でない場合は、データベースをリストアして欠落したログ・ファイル以前の任意の時点にロールフォワードすることができます。これを行うには、ROLLFORWARD DATABASE コマンドに、より早期のタイム・スタンプを指定します。
  • 操作が ROLLFORWARD DATABASE コマンドで、STOP または COMPLETE オプションを指定して (END OF LOGS オプションおよび END OF BACKUP オプションは指定しない) 実行した場合、データベースを一貫性のある状態にするには欠落しているログ・ファイルが必要です。 欠落したログ・ファイルがリカバリーできないので、リストアしてより早期の (最小リカバリー時間より前でない) 特定の時点にロールフォワードしなければなりません。

ADM1602W ロールフォワード・リカバリーが開始されました。

ADM1603I データベース・マネージャーは、データベース・ロールフォワード・リカバリーの順方向フェーズを呼び出しています。

ADM1604I データベース・マネージャーは、表スペース・ロールフォワード・リカバリーの順方向フェーズを呼び出しています。

ADM1605I データベース・マネージャーは、データベース・ロールフォワード・リカバリーの逆方向フェーズを呼び出しています。

ADM1606I データベース・マネージャーは、表スペース・ロールフォワード・リカバリーの逆方向フェーズを呼び出しています。

ADM1607I データベース・マネージャーは、データベース・ロールフォワード・リカバリーの完了フェーズを呼び出しています。

ADM1608I データベース・マネージャーは、表スペース・ロールフォワード・リカバリーの完了フェーズを呼び出しています。

ADM1609W データベース・マネージャーは、データベースのロールフォワード・リカバリーを取り消しています。

ADM1610W データベース・マネージャーは、表スペースのロールフォワード・リカバリーを取り消しています。

ADM1611W ロールフォワード・リカバリー・フェーズが完了しました。

ADM1612W データベース・アクティビティーの量が多いため、オンライン表スペース・ロールフォワード・リカバリーを完了できませんでした。 データベース・アクティビティーを減らすか、MAXAPPLS 構成パラメーターを増やすか、 オフラインで表スペースのロールフォワードを実行してください。

ADM1613W 表スペース tablespaceName (ID tablespaceID) は、以前に timestampRFWDtimestampPIT にロールフォワードされました。

ADM1614W 表スペース tablespaceName (ID tablespaceID) はリストア・ペンディング状態に置かれました。 残りの表スペースは、ログの終わりまでロールフォワードされました。

ADM1615W アクティブなトランザクションによってまだ使用されているため、データベース・マネージャーは表スペース tablespaceName (ID tablespaceID) をロールフォワードできません。 アプリケーション・ハンドルは appHandle です。 COMMIT、ROLLBACK、または FORCE APPLICATION によりこのアプリケーションを終了してください。

ADM1616E データベース・マネージャーは、リカバリー中に、ID droppedTableID を持つドロップされた表と一致する、ドロップされた表のログ・レコードを見つけることができませんでした。

ADM1617W 最後のロールフォワードに組み込まれた表スペース tablespaceName (ID tablespaceID) は、まだ完了していません。 この表スペースは、このロールフォワードに指定された 表スペース・リストに含まれていませんでした。 この表スペースはリストア・ペンディング状態になりました。

ADM1618W データベース・マネージャーは、データベースのロールフォワード中に表スペース tablespaceName (ID tablespaceID) をリカバリーできません。 表スペースは、ロールフォワード・ペンディング状態に置かれています。 リカバリーするには、データベースの ロールフォワードが完了した後に、表スペースのロールフォワードを実行してください。

ADM1620W 表スペース tablespaceID 内のオブジェクト ID objectID の表パーティションは、表のドロップ・リカバリー中にスキップされました。 このパーティションからのデータをリカバリーするには、表スペースをロールフォワード・リストに組み込んでください。

ADM1700W データベース・マネージャーは、バックアップ・イメージによって指定されたログ・パスを使用できません。デフォルトのログ・パスに切り替えます。

ADM1710C データベース・マネージャーがデータベース・パーティション database-partition-numのログ制御ファイル file-name に書き込むことができないため、データベースにアクセスできません。 これには、ファイルが存在しない、ネットワーク、ファイル・システム、または OS の問題が原因でデータベース・マネージャーがファイルにアクセスできない、あるいは、ファイル許可が正しくないためにデータベース・マネージャーがファイルに書き込むことができない、といった理由が考えられます。 データベース・マネージャーがファイルにアクセス可能であり、ファイル・システムが正しく機能していることを確認してから、データベースを再始動するか、またはデータベースに再接続してください。

ADM1711W データベース・パーティション database-partition-num のログ制御ファイル log-control-file-name が欠落しているか、破損しています。 これは、これまでに発生したデータベース異常停止の結果である可能性があります。 データベース・マネージャーはこのファイルを再作成しました。

ADM1712C データベース・パーティション database-partition-num のログ制御ファイル file-name が欠落しているか、破損しています。 データベース・マネージャーは、このファイルを再作成しようとしましたが失敗しました。 これには、ネットワーク、ファイル・システム、または OS の問題が原因でデータベース・マネージャーがファイルにアクセスできない、またはファイル許可が正しくないためにデータベース・マネージャーがファイルに対する読み書きを行えない、といった理由が考えられます。 データベース・マネージャーがファイルにアクセス可能であり、ファイル・システムが正しく機能していることを確認してください。

ADM1713C データベース・マネージャーは、1 次ログ制御ファイル primary-log-file も 2 次ログ制御ファイル secondary-log-fileもオープンできないため、データベース・パーティション database-partition-num 上のデータベースを開始できません。

ADM1800E データベース・マネージャーは、ログ logNumber が古いログ・パスにアーカイブされたことを確認できませんでした。 データベースを確実に リカバリーできるように、データベースのバックアップを取ってください。

ADM1801W データベース・マネージャーは、ロー・デバイス上の 2GB を超えるファイル・ストレージにアクセスできませんでした。 そのため、ロギングには 2GB のファイル・ストレージだけが使用されます。

ADM1802W ロギングにロー・デバイスを使用しているときに LOGFILSIZ DB 構成パラメーターが変更されたため、データベースはオフライン・バックアップ保留状態になりました。

ADM1803W ロー・デバイス path には、ログ・ファイル用の十分なスペースが残っていません。 実際のデバイス・サイズ は actualDevice 4K ページです。 デバイスの最小必須サイズ は minimumDevice 4K ページです。

ADM1804W ロー・デバイスが小さすぎて、アクティブ・ログ・スペースをサポートできません。 actualDeviceSize 4K ページが使用できますが、minimumDeviceSize 4K ページが必要です。 もっと大きなデバイスを使用するか、またはLOGPRIMARY と LOGFILSIZ DB 構成パラメーター、またはそのいずれかを減らしてください。

ADM1805E ロー・デバイスが既に他の場所でログまたは表スペース・コンテナーとして使用されているため、データベース・マネージャーは NEWLOGPATH DB 構成パラメーターを使用できません。

ADM1806E NEWLOGPATH DB 構成パラメーター newLogPath を使用できないため、データベース・マネージャーは現在のログ・パスを引き続き使用します。

ADM1807E NEWLOGPATH と MIRRORLOGPATH の新しい DB 構成パラメーター値が同一です。これは許可されません。 この 2 つのパラメーターには必ず異なる値を指定してください。

ADM1810E MIRRORLOGPATH DB 構成パラメーターの新しい値が無効であるか、または使用できません。 データベース・マネージャーは この新しい値を無視します。 新しいパスの値が有効であることを確認してください。

ADM1811E データベース・マネージャーは、デフォルトのログ・パス logpathに切り替えます。

ADM1812E MIRRORPATH DB 構成パラメーター newMirrorPath の新しい値は使用できません。 データベース・マネージャーは、既存のミラー・パス defaultMirrorPath の使用を継続します。

ADM1813E 現在のミラー・パス currentMirrorPath は無効です。

ADM1814E 現在のログ・パス currentLogPath は無効です。

ADM1815E データベース・マネージャーが logFilePathからログ・ファイルを除去しようとしたときにエラーが発生しました。

ADM1817E データベース DBNamedirPath からログ・ファイル logFilename をアーカイブするときに、データベース・マネージャーがユーザー出口プログラムを実行できませんでした。 エラー・コードは returnCode です。 ユーザー出口プログラムを手動で実行して、検査してください。

ADM1818E ユーザー出口プログラムからエラーを受け取りました。 データベース・マネージャーは、5 分間このデータベースに対して ユーザー出口プログラムを呼び出しません。

ADM1819C ロー・デバイスで古いログをアーカイブしているときにエラーが発生したため、データベース・マネージャーは新しいログ・ファイル・サイズに切り替えることができませんでした。 その結果、このデータベースにアクセスできません。

ADM1821E ログ・パスがデフォルト値にリセットされました。

ADM1822W アクティブ・トランザクション・ログはダーティー・ページによって保持されています。 データベースのパフォーマンスに影響する可能性があります。

説明

データベースのワークロードによってダーティー・ページが生成される比率が、ページ・クリーナー・エージェントによってディスクにダーティー・ページが書き込まれる比率を超過しました。 ディスクにまだ書き込まれていないダーティー・ページがトランザクション・ログを保持しています。

ユーザー応答

  1. データベースのワークロードを減らす (可能な場合)。
  2. この問題が続く場合、以下のアクションを取ってください。
    • PAGE_AGE_TRGT_MCR および PAGE_AGE_TRGT_GCR データベース構成パラメーターの値を減らす。
    • NUM_IOCLEANERS データベース構成パラメーターの値を増やす。

ADM1823E アクティブ・ログがいっぱいで、アプリケーション・ハンドル handleによって保持されています。 COMMIT、ROLLBACK または FORCE APPLICATION を実行して、このアプリケーションを終了してください。

ADM1824W データベース・マネージャーは、ログ・ファイル filenameを削除できません。 ユーザーは、手動でこのログ・ファイルを削除する必要があります。

ADM1825W ユーザー出口の問題のため、データベース・マネージャーは次のログ・ファイルを作成できません。

ADM1826E ロギングに使用されるディスクがいっぱいであるため、データベース・マネージャーは続行できません。

ADM1827E ロギングに使用されるロー・デバイスにはスペースが残っていません。 ユーザーは、データベースのオフライン・バックアップを作成する必要があります。

ADM1828C データベース・マネージャーは、5 分後にログ・ファイルの作成を再試行します。

ADM1829E アクティブ・ログがいっぱいで、未確定トランザクションによって保持されています。

説明

データベース・マネージャーが現在のアクティブ・ログを解放して別のログ・ファイルを使用する必要があるものの、未確定トランザクションが現在のアクティブ・ログ・ファイルに対するロックを行っているため、現在のアクティブ・ログ・ファイルを解放できない場合に、このメッセージが戻されます。

ユーザー応答

LIST INDOUBT TRANSACTIONS WITH PROMPTING コマンドを使用して未確定トランザクションを解決します。

ADM1830E 活動ログ・パスはデフォルト値に設定されます。

ADM1831E データベース・マネージャーは、データベース DBNameのログ・ファイル logFilenamedirPath にリトリーブするときに、ユーザー出口プログラムを実行できませんでした。 エラー・コードは returnCode です。 ユーザー出口プログラムを手動で実行して、検査してください。

ADM1832E データベース・マネージャーは、データベース DBNamedirPath からログ・ファイル logFilename をアーカイブするときに、ユーザー出口プログラムを見つけることができませんでした。 エラー・コードは returnCodeでした。

ADM1833E データベース DBNamedirPath からログ・ファイル logFilename をアーカイブするときに、ユーザー出口プログラムがエラーを戻しました。 エラー・コードは returnCodeでした。

ADM1834E データベース・マネージャーは、データベース DBNameのログ・ファイル logFilenamedirPath にリトリーブするときに、ユーザー出口プログラムを見つけることができませんでした。 エラー・コードは returnCodeでした。

ADM1835E データベース DBNameのログ・ファイル logFilenamedirPath に取得するときに、ユーザー出口プログラムがエラーを返しました。 ユーザー出口プログラムによってデータベース・マネージャーに戻されたエラー・コードは returnCodeでした。

説明

データベース・マネージャーから呼び出してアーカイブ操作または取得操作を行うユーザー出口プログラムを作成することにより、ログ・ファイルのアーカイブと取得を自動化できます。

データベース・マネージャーがユーザー出口プログラムを呼び出すと、次のことが生じます。

  • データベース・マネージャーからユーザー出口プログラムに制御が渡される
  • データベース・マネージャーからユーザー出口プログラムにパラメーターが渡される
  • 完了すると、ユーザー出口プログラムからデータベース・マネージャーに戻りコードが渡される

データベース・マネージャーが処理できるのは特定のエラー・コードのみです。 一方、ユーザー出口プログラムは、例えばオペレーティング・システムのエラーなど、さまざまな種類のエラー状態に遭遇する可能性があります。 ユーザー出口プログラムは、遭遇したエラー状態を、データベース・マネージャーが処理できるエラー・コードにマップしなければなりません。

このメッセージが返されるのは、ユーザー出口プログラムが失敗し、指定の戻りコードをデータベース・マネージャーに返したときです。

ユーザー応答

  1. 標準ユーザー出口エラー・コードをリストした資料を参照してください。
  2. 使用しているユーザー出口プログラムのエラー処理情報を参照してください。

ADM1836W tablespaceName (ID tablespaceName) 上の表 tableID (ID tableID) は、DATALINK Reconcile Pending (DRP) 状態です。

ADM1837W tablespaceName (ID tablespaceID) 上の表 tableName (ID tableID) は、DATALINK Reconcile Not Possible (DRNP) 状態です。

ADM1838W アプリケーションが、未確定トランザクションによって保持されているロックを待機しています。 これにより、アプリケーションは無限に待機します。 LIST INDOUBT TRANSACTIONS コマンドを使って未確定トランザクションを調査し、解決してください。

ADM1839W データベース・マネージャーがパス logPath1のログ・ファイル logFile にログ・データを書き込んでいるときにエラーが発生しました。 ログ・ファイルは、引き続きログ・パス logPath2で使用できます。 データベース・マネージャーは、この後のログ・ファイルについて、両方のパスの使用を試行します。 その間に、エラーが発生した、指定されたログ・パスをチェックして、それが存在しており、アクセス可能であることを確認してください。 また、ファイル・システムに使用できるスペースがあることもチェックしてください。

ADM1840W ログ・パス logPath のエラーが解決されました。 データベース・マネージャーは、このパスにログ・ファイルを書き込みます。

ADM1841W データベース・マネージャーは、アーカイブの試行中にログ logNumber を見つけることができませんでした。 リカバリー中にこの欠落しているログ・ファイルが必要な場合は、 既存のリカバリー・ストラテジーが機能しない可能性があります。 このデータベースのリカバリー可能性を確保するためには、データベースのバックアップが必要です。 ただし、バックアップは、First Active Log file (LOGHEAD) DB 構成パラメーターが指定ログ以外になった後に取る必要があります。 データベースを非アクティブ化して First Active Log file (LOGHEAD) を移行させ、バックアップを取ることを検討してください。

ユーザー応答

ADM1842W データベース構成の更新は成功しましたが、データベースをリカバリー可能にすることができませんでした。

説明

更新は成功しましたが、データベースはリカバリー可能ではありません。 この理由として、以下が考えられます。

  • 少なくとも 1 つの表スペースが「正常」以外の表スペース状態になっている
  • この DB2 pureScale インスタンスの少なくとも 1 つのメンバーが、メンバー・クラッシュ・リカバリー・ペンディング状態になっている

すべての表スペースが「正常」状態になるまで、データベースでは引き続き循環ロギングが使用されます。

DB2 pureScale を使用する環境では、すべてのメンバーが一貫性のある状態になります。

ユーザー応答

1 つ以上の表スペースが「正常」状態ではないためにこのエラーが返されている場合、このエラーに対応するため以下のステップを実行してください。

  1. どの表スペースが「正常」状態ではないかを判別するため、MON_GET_TABLESPACE 表関数を使用します。
  2. 「正常」状態ではない各表スペースに対して、それぞれの状態に対応する問題を解決します。

メンバー・クラッシュ・リカバリーがペンディング状態であるためにこのエラーが発生している場合、不整合のある各メンバーに対してメンバー・クラッシュ・リカバリーを実行します。 多くの場合メンバー・クラッシュ・リカバリーは自動的に開始されるので、ユーザー応答は必要ありません。 メンバー・クラッシュ・リカバリーが自動的に開始されない場合は、RESTART DATABASE コマンドを発行します。

データベースは次に始動したときまたはアクティブになったときに、リカバリー可能になります。 この時点で、完全データベース・バックアップを行う必要があります。

ADM1843I ログ・ファイル logFilenameの検索を開始しました。

ADM1844I ログ・ファイル logFilenameのアーカイブを開始しました

ADM1845I destPath から dirPathへのチェーン chain-number 上のログ・ファイル logFilename の検索が完了しました。

ユーザー応答

ADM1846I dirPathから destPath へのログ・ファイル logFilename のアーカイブが完了しました。

ADM1847W チェーン chain-number 上のログ・ファイル logFilenamedestPath から dirPathに取得できませんでした。

ユーザー応答

ADM1848W dirPathから destPath へのログ・ファイル logFilename のアーカイブに失敗しました。

ADM1849C データベースが、ログ・レコード ID タイプ LSN/LSO/LFS-typecurrent-LSN/LSO/LFS-value に達しました。これは、最大値に近づいています。 最大値に達すると、その後はもはやデータベースを使用できなくなります。

説明

データベース・マネージャーでは、それぞれ異なる減少しない ID である LSN、LFS、および LSO を使用して、データベース・ログ・レコードを識別します。

このデータベースでは、これらの ID のうちの少なくとも 1 つにおいて、使用可能な値のほぼすべてが使用済みになっています。

ユーザー応答

データベースの LSN/LSO/LFS 固有値が尽きる前に、以下のステップを実行してください。

  1. データベースからすべてのデータをアンロードする。
  2. データベースをドロップして再作成する。
  3. データを再ロードします。

以上の手順が完了した後、LSN/LSO/LFS 値は 0 から再開されます。

このエラーに対処するためにさらに支援が必要な場合は、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

ADM1850C データベースのログ・レコード ID が不足しています。 ログ・レコード ID の型 LSN/LSO/LFS-typecurrent-LSN/LSO/LFS-value に達しました。 データベースはログ・レコードの追加書き込みを必要とするトランザクションを処理できません。

説明

データベース・マネージャーでは、それぞれ異なる減少しない ID である LSN、LFS、および LSO を使用して、データベース・ログ・レコードを識別します。

このデータベースでは、LSN/LSO/LFS-type ID で使用可能な値のほぼすべてが使用済みになっています。 これ以上ログ・レコードの書き込みができません。

ユーザー応答

以下のステップを実行してください。

  1. データベースからすべてのデータをアンロードする。
  2. データベースをドロップして再作成する。
  3. データを再ロードします。

以上の手順が完了した後、LSN/LSO/LFS 値は 0 から再開されます。

このエラーに対処するためにさらに支援が必要な場合は、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

ADM2000E 入出力エラーが発生したため、イベント・モニター eventMonitor が非活動化されました。

ADM2001W MAXFILES および MAXFILESIZE CREATE EVENT MONITOR パラメーターの制限に達したため、イベント・モニター eventMonitor が非活動化されました。

ADM2002E ターゲット・パイプからの読み取りプロセスが切断されたときに、イベント・モニター eventMonitor が非活動化されました。

ADM2003W アクティブ・イベント・モニターの数の制限に既に達しているため、イベント・モニター eventMonitor はアクティブ化されませんでした。

ADM2004E データベース・モニター・ヒープに十分なストレージ・スペースがなかったため、イベント・モニター eventMonitor はアクティブ化されませんでした。 この問題を解決するには、MON_HEAP_SZ DBM 構成パラメーターの値を大きくしてください。

ADM2005W データベース・モニター・ヒープが使い尽くされました。 MON_HEAP_SZ DBM 構成パラメーターの値を大きくしてください。

ADM2006W データベース・モニター・ヒープが使い尽くされました。 ステートメント・エレメントを信頼できない可能性があります。 MON_HEAP_SZ DBM 構成パラメーターの値を大きくしてください。

ADM2007W PCTDEACTIVE 制限に達したため、イベント・モニター eventMonitor は非活動化されました。 このイベント・モニターを再度アクティブ化するには、表スペースのサイズを増やすか、 または PCTDEACTIVE しきい値を増やしてください。

ADM2009C イベント・モニター eventMonitor が、列名 colName が無効であることを表 tableName (ID tableID) で検出しました。

ADM2010C tableName (ID tableID) で、列 colName が許可されていないことをイベント・モニター eventMonitor が検出しました。

ADM2011C イベント・モニター eventMonitor は、列 colNamedataType データ・タイプが無効であることを表 tableName (ID tableID) で検出しました。

ADM2012C tableName(ID tableID) の場合、行サイズがページ・サイズより大きくなっています。

ADM2013C tableName (ID tableID) で、列 colName が正しくないことをイベント・モニター eventMonitor が検出しました。 1 列目は、PARTITION_KEY でなければなりません。

ADM2014W イベント・モニター eventMonitor は、列 colName のサイズが defaultColumnSizeのデフォルトのサイズより小さいことを表 tableName (ID tableID) で検出しました。 そのため、内容はユーザーの指定したサイズで切り捨てられます。

ADM2015W リモート・ターゲット・ノードから受け取った SQLCODE は SQLCODEです。

ADM2016W tableName (ID tableID) が見つかりませんでした。

ADM2017C イベント・モニター monitor-name のファイル容量に達しました。 ターゲット・ディレクトリー directory のファイルを削除するか、またはそれらを別のディレクトリーに移動してください。

ADM2018W イベント・モニター monitor-name が非活動化されました。 イベント・モニター・データ収集を実行できません。

説明

処理中に発生した何らかのエラーにより、イベント・モニターが非アクティブ化されています。発生したエラーについては、管理通知および db2diag ログ・ファイルに詳しい調査のための情報が記述されています。

ユーザー応答

管理通知または db2diag ログ・ファイルを参照し、イベント・モニターが非アクティブ化された理由を示す詳しい調査のための情報を調べて、エラーを訂正します。その後、以下のステートメントを発行してイベント・モニターを再アクティブ化します。

SET EVENT MONITOR monitor-name STATE 1

ADM2500E データベース・サーバー DRDAApplicationServer で重大なエラーが発生し、継続処理が不可能になりました。 ダンプが生成されています。 リモート・サーバーが DB2 UDB for OS/390、zOS の場合は、コンソール・ログにこのエラーに関する 情報がないか確認してください。 リモート・サーバーが DB2 UDB for System i の場合は、通常、エラーを判別するためには、 サーバー・ジョブのジョブ・ログまたは FFDC (First Failure Data Capture) スプール・ファイル、 あるいはその両方が必要です。 リモート・サーバーが DB2 Database for Linux, UNIX, and Windows の場合は、リモート・データベース・サーバーの管理ログをチェックして、このエラーに関連した情報がないか確認してください。

ADM2501C データベース・サーバーで 1 つのデータ・タイプについて受信されたデータの量が、予期された量と一致しませんでした。 ダンプが生成されています。 リモート・サーバーが DB2 UDB for OS/390、zOS の場合は、コンソール・ログにこのエラーに関する 情報がないか確認してください。 リモート・サーバーが DB2 UDB for System i の場合は、通常、エラーを判別するためには、 サーバー・ジョブのジョブ・ログまたは FFDC (First Failure Data Capture) スプール・ファイル、 あるいはその両方が必要です。 リモート・サーバーが DB2 Database for Linux, UNIX, and Windows の場合は、リモート・データベース・サーバーの管理ログをチェックして、このエラーに関連した情報がないか確認してください。

ADM2502C リモート・データベース・サーバーでエラーが発生しました。

説明

クライアントが、リモート・サーバー上での問題を検出しました。

ユーザー応答

リモート・サーバーが DB2 UDB for OS/390、zOS の場合は、コンソール・ログにこのエラーに関する 情報がないか確認してください。

リモート・サーバーが DB2 UDB for System i の場合は、通常、エラーを判別するためには、 サーバー・ジョブのジョブ・ログまたは FFDC (First Failure Data Capture) スプール・ファイル、 あるいはその両方が必要です。

リモート・サーバーが DB2 Database for Linux, UNIX, and Windows の場合は、リモート・データベース・サーバーの管理ログをチェックして、このエラーに関連した情報がないか確認してください。

リモート・サーバーが IBM Informix Dynamic Server の場合は、このエラーに関して、online.log を確認するか、onstat (-m) を使用してください。

ADM2503C データ・ストリーム構文解析エラーが検出されました。 ダンプが生成されています。

ADM2504C LOB データ・タイプは、このデータベース・サーバーではサポートされません。 APAR 修正が必要です。 このデータベース・サーバーが DB2 for OS/390 v6 および v7 の場合は、APAR の 修正 PQ50016 と PQ50017 を適用してください。 データベース・サーバーが DB2 for System i の 場合は、V5.1 よりも前のリリースはサポートされていません。 DB2 for iSeries v5.1 の場合、APAR 9A00531 の PTF を適用する必要があります。 データベース・サーバー が DB2 for VM および VSE の場合は、IBM お客様サポートまでご連絡ください。

ADM2505E データベース・マネージャーがシスプレックス・サポートを使用しようとしましたが、不明な cpic シンボリック宛先名 destNameが原因で、SNA アドレス SNAAddress のデータベース・サーバーへの接続を確立できませんでした。 SNA 構成をチェックして、ネットワーク・サポート担当者に確認するか、または DB2 Connect サーバーでシスプレックスのサポートを無効にしてください。

ユーザー応答

ADM2506W アプリケーションが据え置き SET ステートメントを発行しようとしたときに、サーバーがゼロ以外の sqlcode を返しました。 sqlcode は SQLCODEです。 ご使用のアプリケーションをチェックし、据え置き SET ステートメントを確認してください。

ADM2507I 製品シグニチャー違反のため、クライアント・リルートが失敗しました。 オリジナル製品のシグニチャー: product signature。 以下の製品シグニチャーでやり直してください。 product signature

ADM2508I クライアント・リルートが成功しました。 ホスト名/IP アドレスは以下のとおりです。 hostname/IP address。 また、サービス名/ポート番号は以下のとおりです。 service name/port number

ADM2509I データベース接続が成功しました。 接続先 --> ホスト名/IP アドレス: hostname/IP address とサービス名/ポート番号: service name/port number

ADM3000C db2nodes.cfg の行 lineNumber にあるネットワーク・ホスト項目 networkHostEntry を解決できません。

ADM3001C データベース・マネージャーは、中間ソケット・ディレクトリー socketDirectoryを作成できません。 このパスの許可をチェックしてください。

ADM3003C ノード node は、FCM の始動時に存在していたにもかかわらず、 db2nodes.cfgに存在しなくなりました。 これは、通信障害を示している可能性があります。

ADM3006C ノード nodeへの接続を確立しようとしたときに、再試行限度に達しました。 データベース・マネージャーは、ノード・リカバリーを開始します。

ADM3008C ノード node との接続が予期せず切断されました。 データベース・マネージャーは、ノード・リカバリーを開始します。

ADM3019C ノード node1 とノード node2 の間のリンクが切断されました。 ご使用のスイッチとケーブルをチェックしてください。

ADM3020C FCM バッファーの数が小さすぎます。 これは、DB2 エージェント間の通信に影響を与え、ランタイム・エラーを引き起こします。 このメッセージが何度も表示される場合は、FCM_NUM_BUFFERS DBM 構成パラメーターを調整してください。

ADM3021W このノードで VI が使用可能になっています。

ADM3500W データベース・パーティション上のグループ ID が一致しません。 パーティション・データベースでは、各パーティションに同じユーザーとグループのセットが定義されていなければなりません。 定義が同じでないと、あるユーザーが実行を許可されるアクションが、パーティションによって異なる場合があります。 すべてのパーティションを通して一貫性のあるユーザーとグループの定義をお勧めします。

ADM4000W カタログ・キャッシュ・オーバーフロー条件が発生しました。 エラーではありませんが、 これはカタログ・キャッシュが構成されている最大サイズを超えていることを示しています。 この状態が続く場合は、CATALOGCACHE_SZ DB 構成パラメーターを調整してください。

ADM4001I ビュー viewNameの再生成中に障害が発生しました。

ADM4002W イベント・モニターのターゲット表 targetTableName (表スキーマ tableSchema ) は既に存在します。

ADM4003E ストアード・プロシージャー stored-procedure-nameにエラーがあるため、UPGRADE DATABASE コマンドは DB2 Text Search カタログまたは索引のアップグレードに失敗しました。

説明

データベースで DB2 Text Search が有効であり、正常にアップグレードされています。 ただし、テキスト検索のカタログまたは索引のアップグレード中に、エラーが発生しました。

ユーザー応答

ストアード・プロシージャーを呼び出して、DB2 Text Search カタログまたは索引をアップグレードしてください。

  • SYSPROC.SYSTS_UPGRADE_INDEX を正常に完了できなかった場合は、このストアード・プロシージャーを再実行します。
  • SYSPROC.SYSTS_UPGRADE_CATALOG を正常に完了できなかった場合は、以下のアップグレード用プロシージャーをここに示した順序で再度呼び出します。
    1. SYSPROC.SYSTS_UPGRADE_CATALOG
    2. SYSPROC.SYSTS_UPGRADE_INDEX

ADM4004W db2ckupgrade ユーティリティーは、データベースに次のタイプのオブジェクトが含まれていることを検出しました。これらのオブジェクトは、アップグレード先のバージョンではサポートされていません: XML グローバル変数、XML パラメーターを使用するコンパイル済み SQL 関数、または XML タイプを返すコンパイル済み SQL 関数。

説明

db2ckupgrade ユーティリティーを使用して、特定のデータベースが新しいバージョンに正常にアップグレードできるかどうかを検証することができます。

このメッセージは、db2ckupgrade ユーティリティーが、アップグレード先のバージョンでサポートされていないデータベース・オブジェクトを検出した場合に返されます。 具体的には、チェック対象のデータベースに以下のデータベース・オブジェクトがある場合にこのメッセージが返されます。

  • XML タイプのグローバル変数
  • XML タイプのパラメーターを使用するか XML タイプを返すコンパイル済み SQL 関数

ターゲット・バージョンへのアップグレードをこのまま実行すると、これらのオブジェクトはデータベースのアップグレード時に無効になります。 これらのデータベース・オブジェクトをサポートするバージョンにアップグレードしない限り、それらのデータベース・オブジェクトは使用できなくなります。

ユーザー応答

アップグレード時に無効になったデータベース・オブジェクトを使用できるようにするには、XML グローバル変数および XML パラメーターを使用するか XML タイプを返すコンパイル済み SQL 関数をサポートする DB2 データベースのリリースとフィックスパックにアップグレードしてください。 それらのデータベース・オブジェクトをサポートするフィックスパックにアップグレードすると、それらのオブジェクトはデータベースのアップグレード後に初めて参照されたときに再度有効になります。

ADM4005W アップグレード・プロシージャーは、以下のタイプのデータベース・オブジェクトに「無効」のマークを付けました。これらのオブジェクトは、アップグレードされたバージョンではサポートされないためです: XML グローバル変数、および XML パラメーターを使用するコンパイル済み SQL 関数、または XML タイプを返すコンパイル済み SQL 関数。

説明

UPGRADE DATABASE コマンドを使用して、より新しいバージョンにデータベースをアップグレードできます。

以下のデータベース・オブジェクトを含むデータベースが、それらのタイプのデータベース・オブジェクトをサポートしないバージョンにアップグレードされた場合に、このメッセージは返されます。

  • XML タイプのグローバル変数
  • XML タイプのパラメーターを使用するか XML タイプを返すコンパイル済み SQL 関数

アップグレード操作によって、これらのタイプの全データベース・オブジェクトに「無効」のマークが付けられました。 これらのデータベース・オブジェクトをサポートするバージョンにアップグレードしない限り、それらのデータベース・オブジェクトは使用できなくなります。

ユーザー応答

アップグレード中に無効化されたデータベース・オブジェクトを使用できるようにするには、XML グローバル変数、および XML パラメーターを使用したり XML タイプを返したりするコンパイル済みの SQL 関数をサポートする DB2 データベースのリリースおよびフィックスパックにアップグレードしてください。 それらのデータベース・オブジェクトをサポートするフィックスパックにアップグレードすると、それらのオブジェクトはデータベースのアップグレード後に初めて参照されたときに再度有効になります。

ADM4006E db2ckupgrade ユーティリティーは、正常なデータベース・アップグレードを妨げる構成の問題を検出しました。 DB2_SQLROUTINE_PREPOPTS レジストリー変数で EXPLAIN 値が YES または ALL に設定されていますが、データベースに Explain 表がありません。

説明

SQL および XQuery のプロシージャーと関数のプリコンパイル/バインド・オプションを、DB2_SQLROUTINE_PREPOPTS レジストリー変数を設定してカスタマイズできます。 例えば、DB2_SQLROUTINE_PREPOPTS で「EXPLAIN YES」と指定すると、アクセス・プラン情報を Explain 表に格納できます (DB2_SQLROUTINE_PREPOPTS レジストリー変数を使用するという方法は、Explain フィーチャーの動作を構成するためのいくつかある方法の 1 つに過ぎません)。

指定のデータベースがアップグレード可能かどうかを検証するために db2ckupgrade ユーティリティーが使用されるときに、DB2_SQLROUTINE_PREPOPTS レジストリー変数に「EXPLAIN YES」または「EXPLAIN ALL」のどちらかが含まれるものの、データベースに Explain 表が存在しない場合に、このメッセージが返されます。

ユーザー応答

アップグレードを妨げるこの問題を解決するには、以下のいずれかのアクションを実行します。

  • DB2_SQLROUTINE_PREPOPTS レジストリー変数の EXPLAIN 値を「EXPLAIN NO」に設定します。
  • データベースに Explain 表を作成します。

この問題の解決後、db2ckupgrade コマンドをもう一度発行し、アップグレード操作が正常に行われるのを阻む他の問題が存在しないことを確認してください。

ADM4007W db2ckupgrade ユーティリティーが、正常なデータベース・アップグレードを妨げる可能性がある構成の問題を検出しました。 DB2_SQLROUTINE_PREPOPTS レジストリー変数で、EXPLAIN 値が YES または ALL に設定されています。

説明

SQL および XQuery のプロシージャーと関数のプリコンパイル/バインド・オプションを、DB2_SQLROUTINE_PREPOPTS レジストリー変数を設定してカスタマイズできます。 例えば、DB2_SQLROUTINE_PREPOPTS で「EXPLAIN YES」と指定すると、アクセス・プラン情報を Explain 表に格納できます (DB2_SQLROUTINE_PREPOPTS レジストリー変数を使用するという方法は、Explain フィーチャーの動作を構成するためのいくつかある方法の 1 つに過ぎません)。

特定のデータベースにアップグレードすることを計画していて、DB2_SQLROUTINE_PREPOPTS レジストリー変数に「EXPLAIN YES」または「EXPLAIN ALL」が含まれている場合、使用しているユーザー ID のデータベースに Explain 表が含まれていないのに UPGRADE DATABASE コマンドを発行すると、アップグレード操作が失敗します。

db2ckupgrade ユーティリティーによって DB2_SQLROUTINE_PREPOPTS レジストリー変数に「EXPLAIN YES」または「EXPLAIN ALL」が含まれていることが検出されると、UPGRADE DATABASE コマンドを発行したユーザーの ID のデータベースに Explain 表が含まれていないのでアップグレード操作が失敗することを警告するためにこのメッセージが表示されます。

ユーザー応答

データベースをアップグレードする前に、以下のいずれかのアクションを実行してください。

  • DB2_SQLROUTINE_PREPOPTS レジストリー変数の EXPLAIN 値を「EXPLAIN NO」に設定します。
  • データベースのアップグレード操作を実行するユーザーのデータベースに Explain 表がない場合、対象のユーザー ID のデータベースに Explain 表を作成します。

ADM4014N ソース表に索引がないか、またはソース表 source-table-name の索引がターゲット表 target-table-nameのパーティション索引 index-name と一致しないため、ALTER TABLE ATTACH 操作が失敗しました。 理由: reason-code

説明

詳細は、該当する理由コードを参照してください。

1

ソース表上の索引がターゲット表上のユニーク・パーティション索引と一致しません。

2

ソース表上の索引が、ターゲット表上で REJECT INVALID VALUES を使用して作成されたパーティション XML パターン値索引と一致しません。

3

ソース表上の索引がターゲット表上のパーティション索引と一致しておらず、ALTER TABLE ATTACH ステートメントが REQUIRE MATCHING INDEXES 節を使用して定義されています。

ユーザー応答

以下のように、理由コードに応じた対応を行った後、ALTER TABLE ATTACH 操作を再実行します。

1

ソース表上に、ターゲット表上の固有のパーティション索引と一致するユニーク索引を作成します。

2

ソース表上に、ターゲット表上の索引と一致する XML パターン値索引を作成します (REJECT INVALID VALUES 節を使用)。

3

ソース表上にターゲット表上のパーティション索引と一致する索引を作成するか、ALTER TABLE ATTACH ステートメントから REQUIRE MATCHING INDEXES 節を除去します。

ADM4015I source-table ソース表の索引が、ターゲット表 target-tableのパーティション索引 index-name と一致しません。 ALTER TABLE ATTACH 処理は続行されます。

説明

ATTACH 操作が正常に完了した後、索引パーティションは、新しく接続された表パーティションに初めてアクセスする際に作成されます。 通常、最初のアクセスは SET INTEGRITY ステートメントから行われます。

ロールインの効果性を最大限に引き出すためには、ソース表をターゲット表に接続する前に、ターゲット表のパーティション索引と一致する索引をソース表に作成してください。

ユーザー応答

応答は不要です。

ADM4016I ソース表 source-table の索引 indexName が、ターゲット表 target-table のどのパーティション索引とも一致しません。 ALTER TABLE ATTACH 処理は続行されます。

説明

ATTACH 操作が正常に完了すると、この索引はソース表からドロップされます。

ロールインの効果性を最大限に引き出すためには、ソース表をターゲット表に接続する前に、ターゲット表上の索引と一致しないソース表上の索引をドロップしてください。

ユーザー応答

応答は不要です。

ADM4100W db2ckupgrade コマンドまたは UPGRADE DATABASE コマンドは、マルチスレッド・データベース・マネージャーと非互換の可能性がある外部ルーチンまたはユーザー定義ラッパーを識別しました。 generated-file ファイルを参照してください。このファイルには、特定されたルーチンおよびラッパーのリスト、または UPGRADE DATABASE コマンドで変更されたルーチン定義またはラッパー定義をリストアするためのステートメントのセットが含まれています。

説明

データベース・マネージャーはマルチスレッド対応になっていますが、Linux および UNIX オペレーティング・システムではマルチプロセスです。 NOT FENCED および NOT THREADSAFE 外部ルーチンまたはユーザー定義ラッパー (マルチスレッド・データベース・マネージャーでは NOT FENCED) を実行すると、正しくない結果が出たり、データベース破損、またはデータベース・マネージャーの異常終了が発生したりするおそれがあります。 その結果、すべての NOT FENCED ルーチンとすべての NOT FENCED ユーザー定義のラッパーは THREADSAFE でなければなりません。

データベースのアップグレードの際、データベース・マネージャー・ライブラリーとの従属関係を持たない外部 NOT FENCED ルーチンはすべて、FENCED および NOT THREADSAFE に変更されます。 また、すべてのユーザー定義ラッパーについて DB2_FENCED オプションが Y に設定されます。 UPGRADE DATABASE コマンドによって、generated-file スクリプトが生成されます。このスクリプトには、ルーチン定義またはラッパー定義をリストアするためのステートメントが含まれています。

db2ckupgrade の実行中に、データベース・マネージャー・ライブラリーとの従属関係を持たない外部 NOT FENCED ルーチンが識別されます。 これらのルーチンは、データベースのアップグレード中に FENCED および NOT THREADSAFE に変更されます。 特定された外部 NOT FENCED ルーチンおよびユーザー定義ラッパー (DB2_FENCED オプションが N に設定されている) のすべてからなるリストを含む、generated-file ファイルが生成されます。

ユーザー応答

データベースをアップグレードする際には、影響を受けるすべてのルーチンおよびユーザー定義ラッパーが、NOT FENCED および THREADSAFE として安全に実行できることを確認してください。 確認後、それらを NOT FENCED および THREADSAFE に戻すことができます。これを行うには、generated-file ファイルを実行して、それらのルーチンおよびユーザー定義ラッパーすべてを NOT FENCED に変更します。 このファイルを、実行すべきステートメントだけを含めるように変更し、データベースがアップグレードされた後で CLP スクリプトを実行してください。

db2ckupgrade の実行後、データベースをアップグレードする前に、生成ファイル generated-file 内のリストで特定されたルーチンを FENCED および NOT THREADSAFE に変更し、ユーザー定義ラッパーの DB2_FENCED オプションを Y に設定します。

ADM4101W UPGRADE DATABASE コマンドは、 table-name システム・カタログ表の統計を自動的に収集できませんでした。 次の RUNSTATS コマンドは、SQLCODE sqlcode とトークン tokens を返しました: command

説明

データベースのアップグレードを正常に完了した後、UPGRADE DATABASE コマンドで table-name システム・カタログ表の統計を収集することができませんでした。 RUNSTATS コマンドが、トークン tokens付きの SQLCODE sqlcode を戻しました。

ユーザー応答

  1. 戻された SQLCODE sqlcode に基づいて、適切なユーザー応答を判別してください。
  2. 問題を修正し、RUNSTATS コマンドを table-name システム・カタログ表で再発行して統計を収集します。

ADM4102W データベースには、NULL という名前の ID が 1 つ以上含まれています。 NULL キーワードとの競合を回避するため、SQL ステートメント中の NULL という ID すべてを、二重引用符で修飾すなわち区切る必要があります。

説明

型なし NULL 指定は、式中の任意の箇所で起こりえます。 SQL ステートメント内で NULL という ID を完全に修飾すなわち引用符で区切られていない形で使用すると、この ID 指定により、ID 参照ではなく NULL キーワードに解決されるおそれがあります。 結果として、以前のリリースの場合とは異なる動作になることが考えられます。

ユーザー応答

以下のステートメントを発行して、データベース内に NULL という ID が含まれていないかを確認します。

  • SELECT TABSCHEMA, TABNAME, COLNAME FROM SYSCAT.COLUMNS WHERE COLNAME = 'NULL';
  • SELECT ROUTINESCHEMA, ROUTINENAME, PARMNAME FROM SYSCAT.ROUTINEPARMS WHERE PARMNAME = 'NULL';
  • バージョン 9.5 以降のデータベースの場合、SELECT VARSCHEMA, VARNAME FROM SYSCAT.VARIABLES WHERE VARNAME = 'NULL'

NULL キーワードとの競合を回避するため、SQL ステートメント中の NULL という ID を、二重引用符で修飾すなわち区切る必要があります。

ADM4103W ワークロード workloadnameの接続属性 attributename にアスタリスク (*) が含まれています。 データベースのアップグレード中に、単一のアスタリスク (*) は、2 つのアスタリスク (**) に置き換えられます。 理由コード = reason-code

説明

DB2 バージョン 9.7 以降、単一のアスタリスクを (*) ワイルドカード文字として使用し、2 つのアスタリスク (**) をワークロード属性のいくつかで 1 つのリテラル・アスタリスクを表すために使用することができます。

db2ckupgrade コマンドにより、接続属性内のアスタリスク (*) が特定されます。また、UPGRADE DATABASE コマンドにより、接続属性のタイプが以下のいずれかの値である場合に、単一のアスタリスク (*) が 2 つのアスタリスク (**) に置き換えられます。 1 ( APPLNAME ) 6 ( CURRENT CLIENT_USERID ) 7 ( CURRENT CLIENT_APPLNAME ) 8 ( CURRENT CLIENT_WRKSTNNAME ) 9 ( CURRENT CLIENT_ACCTNG )

理由コードは以下のとおりです。

1

データベースのアップグレード中に単一のアスタリスク (*) が 2 つのアスタリスク (**) に置き換えられた際、接続属性の最大長に達したために接続属性は切り捨てられました。

2

データベースのアップグレード中に単一のアスタリスク (*) が 2 つのアスタリスク (**) に置き換えられた際、接続属性は切り捨てられませんでした。

ユーザー応答

可能であれば、接続属性内のアスタリスク (*) を別の文字に置き換えてください。

ADM4104E 1 つ以上のデータベースで XML Extender が使用可能になっています。 アップグレード前に、XML Extender 機能をインスタンスおよびデータベースから除去しなければなりません。

説明

DB2 バージョン 9.7 以降、XML Extender は使用されません。 このエラーの理由として、以下が考えられます。

  • アップグレードするために指定したインスタンスにおいて XML Extender 機能が有効です。1 つ以上のデータベースで XML Extender が有効であるために db2ckupgrade の暗黙的な呼び出しに失敗しました。
  • アップグレードのために検査しているデータベースで、XML Extender が使用可能になっています。

ユーザー応答

XML Extender 機能をインスタンスから除去し、データベースで XML Extender を無効にします。 次いで、db2iupgrade または db2ckupgrade コマンドを再発行します。

ADM4105W データベースは DB2 WebSphere MQ 機能に対応しています。 XML Extender 用に定義された関数のセットは、データベースのアップグレード中にドロップされます。

説明

DB2 バージョン 9.7 以降、XML Extender は使用されません。 XML Extender 用に定義された DB2 WebSphere MQ 関数のセットは、データベースのアップグレード中にドロップされます。 これらの関数では、XML Extender のユーザー定義データ・タイプを使用して、パラメーターを宣言します。

ユーザー応答

データベースをアップグレードした後、DB2 WebSphere MQ で XML データ・タイプのパラメーターを使用する必要がある場合は、-force パラメーターと -xml パラメーターを指定して enable_MQFunctions コマンドを実行し、XML データ・タイプ用の新しい MQ 関数の作成および既存の MQ 関数の再作成を行います。

ADM4106W アップグレードされたデータベースで XML Extender が使用可能になりました。 データベース・アップグレードの際、XML Extender の機能が無効化されませんでしたが、 この機能は実行に失敗します。

説明

DB2 バージョン 9.7 以降、XML Extender は使用されなくなりました。 以前のリリースで作成されたバックアップ・イメージから復元されたデータベースでは、XML Extender が有効になっています。

データベースは正常にアップグレードされましたが、 ルーチンなどの XML Extender 機能は実行に失敗します。

ユーザー応答

XML Extender がサポートされているデータベース製品バージョンを実行する DB2 コピーにデータベースをリストアし、XML Extender からのアップグレードを行います。

ADM4200N 行 ID rowidの行のデータのため、列のデータ・タイプを変更できませんでした。

説明

ALTER COLUMN 節および SET DATA TYPE 節を指定して ALTER TABLE ステートメントを使用することにより、表列のデータ・タイプを変更できます。

表内のいずれかの行のデータと列の変更後のデータ・タイプの間での非互換性のために、列のデータ・タイプを変更しようとして失敗した場合に、このメッセージが戻されます。

ユーザー応答

  1. その行のデータが原因で列のデータ・タイプの変更を行えなかった理由について詳しくは、db2diag ログを調べてください。
  2. 以下のいずれかを行って、この非互換性を解決してください。
    • 列のデータ・タイプを変更できるように、行のデータを変更します。
    • 列のデータ・タイプを、既存のデータと互換性のあるものに変更します。

ADM4201N table-nameという名前の表の column-name という名前の列のデフォルト値が原因で、列のデータ・タイプを変更できませんでした。

説明

ALTER COLUMN 節および SET DATA TYPE 節を指定して ALTER TABLE ステートメントを使用することにより、表列のデータ・タイプを変更できます。

変更する列のデフォルト値との非互換性のために、列のデータ・タイプを変更しようとして失敗した場合に、このメッセージが戻されます。

ユーザー応答

  1. その列のデフォルト値が原因で列のデータ・タイプの変更を行えなかった理由について詳しくは、db2diag ログを調べてください。
  2. 以下のいずれかを行って、この非互換性を解決してください。
    • 列のデータ・タイプを変更できるように、列のデフォルト値を変更またはドロップします。
    • 列のデータ・タイプを、既存のデータと互換性のあるものに変更します。

ADM4500W パッケージ・キャッシュ・オーバーフロー条件が発生しました。 エラーではありませんが、 これはパッケージ・キャッシュが構成されている最大サイズを超えていることを示しています。 この状態が続く場合は、追加のモニターを実行して、PCKCACHESZ DB 構成パラメーターを変更する必要があるかどうかを判別してください。 また、それを AUTOMATIC に設定する必要があります。

ADM5000I サービス 対話が正常に開始されました。

説明

Db2 は特定されたサービスとの対話を正常に開始しました。

ADM5001I sevice 処理が診断モードで実行中です。

説明

Db2 は特定されたサービスの処理を診断モードで正常に開始したため、特定されたサービスへのメッセージの送信は試行されません。

ユーザー応答

診断モードが不要になった場合は、該当する構成の設定を変更して終了してください。

ADM5002W sevicephase 処理中に致命的でないエラーが発生しました。 理由コード = reason_code。 追加の詳細情報: token1token2token3token4token5

説明

特定されたサービスの phase 処理中に、致命的でないエラーが Db2 で発生しました。 このエラーは無視され、このサービスに関する以後の Db2 処理が続行されます。 理由コードは発生した具体的なエラーを示します。 エラーのシナリオに該当する場合は、追加の詳細情報が示されます。

可能性のある理由コードの値は、以下のとおりです。

1

token3 パラメーターで指定されたディレクトリー・パス token4 が見つからなかったか、または無効です。 token1 は、参照された構成ファイルを示しています。 token2 は、エラーが見つかった行を示しています。 ディレクトリー・パスが長すぎる場合、token5 は、ファイル名を含むパスの最大長を示しています。

2

token3 で示されている名前の重複パラメーターが検出されました。 token1 は、参照された構成ファイルを示しています。 token2 は、エラーが見つかった行を示しています。

3

token4 に示されている重複値が、token3 に示されているパラメーター名で検出されました。token1 には、参照先の構成ファイルが示されています。 token2 は、エラーが見つかった行を示しています。

4

token4 に示されている認識不能値が、token3 に示されているパラメーター名で検出されました。token1 には、参照先の構成ファイルが示されています。 token2 は、エラーが見つかった行を示しています。

5

デバッグ・パラメーターのペイロード・オプションで使用される出力ファイルが、リンクです。 token1 にはファイル名が含まれます。

6

示されたフェーズ中の処理に必要な Db2 インフラストラクチャーで、問題が発生しました。 token1 は、インフラストラクチャーの中の影響を受ける部分を示しています。

ユーザー応答

示された理由コード値に適した処置を行ってください。

1

指定されたディレクトリー・パスを作成するか修正してください。 この理由として次のことが考えられます。

  • ディレクトリー・パスが絶対パスではありません。 Windows の場合、絶対パスの先頭は「x:&#xa5;」(「x」は非ブランク文字) です。他のすべてのプラットフォームの場合、絶対パスの先頭は「/」です。
  • ディレクトリー・パスが長すぎます。 token5 に示された最大長に、長さを縮めてください。
2

重複パラメーターを削除してください。

3

重複値を削除してください。

4

認識されない値を削除するか修正してください。

5

出力ファイルを削除するか、そのリンクを解除してください。

6

影響を受けているインフラストラクチャーに応じて次のようにしてください。

  • "debugpath" - debugpath が適切に構成されていることを確認します。
  • "payloadfile" - Db2 に、debugpath およびペイロード・ファイルでの書き込み権限が付与されていることを確認します。 また、ドライブに十分なスペースがあることも確認します。

ADM5003N 初心者位相 処理中に致命的エラーが発生しました。 理由コード = reason_code。 追加の詳細情報: token1token2token3token4

説明

特定されたサービスの phase 処理中に、Db2 で致命的エラーが発生しました。 このサービスとの対話は中断されます。 理由コードは発生した具体的なエラーを示します。 エラーのシナリオに該当する場合は、追加の詳細情報が示されます。

可能性のある理由コードの値は、以下のとおりです。

1

示されたフェーズ中の処理に必要な Db2 インフラストラクチャーで、問題が発生しました。 token1 は、インフラストラクチャーの中の影響を受ける部分を示しています。

2

サービスの構成内で無効なパラメーターの指定が見つかりました。 token1 は、参照された構成ファイルを示しています。 token2 は、エラーが見つかった行を示しています。

3

サービスの構成内で、token3 で示されている不明なパラメーターが指定されています。 token1 は、参照された構成ファイルを示しています。 token2 は、エラーが見つかった行を示しています。

4

サービスの構成内のパラメーターに複数の値が見つかりました。 token1 は、参照された構成ファイルを示しています。 token2 は、エラーが見つかった行を示しています。 token3 は、複数の値が指定されたパラメーター名を示しています。 token4 は、検出された 1 つ目の余分な値を示しています。

5

サービスの構成内で必須パラメーターが指定されていません。 token1 は、参照された構成ファイルを示しています。 token2 は、見つからなかった必須パラメーター名を示しています。

6

サービスの構成内で指定されている URL パラメーター値の先頭が、予期されている接頭部 (「http:」または「https:」) ではありませんでした。 token1 は、参照された構成ファイルを示しています。 token2 は、URL パラメーターの名前を示しています。

ユーザー応答

示された理由コード値に適した処置を行ってください。

1

影響を受けているインフラストラクチャーに応じて次のようにしてください。

  • "db2acd" - DB2_FMP_COMM_HEAPSZ レジストリー変数が 0 に設定されていないことを確認します。
  • "db2c2c" - MAXAPPLS データベース構成パラメーターを引き上げます。
  • "memory" - dbheap データベース構成パラメーターを引き上げて、使用できるデータベース・ヒープを増やします。
  • "cfgfile" - Db2 に構成ファイルへの読み取り権限があることを確認します。 構成ファイルの各行の長さを、token2 に示された最大長に縮めます。
  • "cpi" - 指定された apikey 値と apihost 値が正しいことを確認します。 エラーに関する追加情報は、Db2 診断ログにあります。
2

パラメーターの指定を訂正してください。 このエラーの原因として次のことが考えられます。

  • パラメーター名と指定された値の間にコロンの区切り記号 (「:」) がない。
3

認識されないパラメーター名を削除するか修正してください。

4

指定されたパラメーター値を修正してください。

5

必須パラメーターを指定してください。

6

指定されたパラメーター値を修正してください。

ADM5500W データベース・マネージャーはロック・エスカレーションを実行しています。 影響を受けるアプリケーションの名前は appl_nameで、メンバー member_numのワークロード名 workload_name およびアプリケーション ID appl_id に関連付けられています。 現在保留されているロックの 合計数は locksHeld で、 保留するロックのターゲット数は targetNumber です。 理由コード: reason_code

説明

理由コードは、ロック・エスカレーションが生じた理由を示しています。

1

アプリケーションによって保持されているロック・リストの部分が、maxlocks データベース構成パラメーターに指定された値を超えました。

2

ロック・リストがいっぱいです。

3

グローバル・ロック・リストがいっぱいです。

ユーザー応答

ロック・エスカレーションが生じる可能性を減らすには、以下のアクションを 1 つ以上実行します。

  • コミット操作をより頻繁に実行します。
  • locklist 構成パラメーターを AUTOMATIC に設定し、ロック・リスト・サイズが自動的に調整されるように構成します。
  • cf_lock_size 構成パラメーターを AUTOMATIC に設定し、グローバル・ロック・リスト・サイズが自動的に調整されるように構成します。
  • 複数の更新を行う場合は、LOCK TABLE ステートメントを使用して表全体をロックすることを検討してください。 複数の行を更新する場合には複数のロックが必要になることがあるのに対し、表をロックする際には 1 つのロックしか使用しません。
    • また、ALTER TABLE ステートメントの LOCKSIZE オプションを使用して、表に対して表ロックのみを使用するように指定することもできます。
    • 反復可能読み取り分離レベルを使用する場合、オプティマイザーはロック・エスカレーションが生じそうになると、単一の表レベル・ロックの獲得を選択することがあります。
  • 可能な限り、カーソル固定分離レベルを使用して、保持される共有ロックの数を減らしてください。 アプリケーション保全性要件に反しなければ、カーソル固定ではなく非コミット読み取り分離レベルを使用してロックの数をさらに減らしてください。

ADM5501I データベース・マネージャーはロック・エスカレーションを実行しています。 影響を受けるアプリケーションの名前は appl_nameで、メンバー member_numのワークロード名 workload_name およびアプリケーション ID appl_id に関連付けられています。 現在保留されているロックの 合計数は locksHeld で、 保留するロックのターゲット数は targetNumber です。 現在実行されているステートメントは currentStatement です。 理由コード: reason_code

説明

ロック・エスカレーションが生じた理由を示す、考えられる理由コードを以下に示します。

1

アプリケーションによって保持されているロック・リスト部分が、maxlocks データベース構成パラメーターで指定されている値を超えました。

2

ロック・リストがいっぱいです。

3

グローバル・ロック・リストがいっぱいです。

ユーザー応答

ロック・エスカレーションが生じる可能性を減らすには、以下のアクションを 1 つ以上実行します。

  • コミット操作をより頻繁に実行します。
  • locklist 構成パラメーターを AUTOMATIC に設定し、ロック・リスト・サイズが自動的に調整されるようにします。
  • cf_lock_sz 構成パラメーターを AUTOMATIC に設定し、グローバル・ロック・リストのサイズが自動的に調整されるようにします。
  • 複数の更新を行う場合は、LOCK TABLE ステートメントを使用して表全体をロックすることを検討してください。 複数の行を更新する場合には複数のロックが必要になることがあるのに対し、表をロックする際には 1 つのロックしか使用しません。
    • また、ALTER TABLE ステートメントの LOCKSIZE オプションを使用して、表に対して表ロックのみを使用するように指定することもできます。
    • 反復可能読み取り (RR) 分離レベルを使用すると、ロック・エスカレーションの可能性が高いと思われる場合に、オプティマイザーは単一の表レベル・ロックを獲得することを選択する可能性があります。
  • 可能な限り、カーソル固定分離レベルを使用して、保持される共有ロックの数を減らしてください。 アプリケーション保全性要件に反しなければ、カーソル固定ではなく非コミット読み取り分離レベルを使用してロックの数をさらに減らしてください。

ADM5502W ロック・インテント lockIntent に対する表 tableNamenumLocks ロックのエスカレーションが成功しました。

説明

トークン numLocks は、この表にアクセスしているすべてのアプリケーションによって現在保持されているロックの合計数を示します。

ユーザー応答

ユーザー応答は不要です。

ADM5503E ロック・インテント lockIntent に対する表 tableNamenumLocks ロックのエスカレーションが失敗しました。 SQLCODE は SQLCODEです。

ADM5504W インテント lockIntent をロックするための、表 tableName の DATAPARTITIONID datapartitionid に対する numLocks ロックのエスカレーションが成功しました。

ADM5505E インテント lockIntent をロックするための表 tableName の DATAPARTITIONID datapartitionid に対する numLocks ロックのエスカレーションが失敗しました。 SQLCODE は SQLCODEです。

ADM5506W 現在の作業単位は、オブジェクトの使用に関する未解決の競合に関与していました。 イベントのタイプは event-type です。 このイベントが発生したロックの ID は lock-ID です。 タイム・スタンプのタイプは timestamp です。 イベントが発生したメンバーの ID およびイベントの ID は member-ID-event-ID です。 影響を受けたアプリケーションの名前は application-name です。このアプリケーションは workload-name という名前のワークロードに関連付けられています。 アプリケーション ID は application-ID です。 アプリケーションを実行しているメンバーの ID は app-member-id です。 このロックに関してこのアプリケーションが果たす役割は role です。

説明

現在の作業単位が、オブジェクトの使用について、 未解決競合状態になりました。

ロック・エスカレーションは行ロックを表ロックに置き換える処理であり、リスト内のロック数が削減されます。

ユーザー応答

このイベントをさらに検査するには、CREATE EVENT MONITOR FOR LOCKING ステートメントを使用してイベント・モニターを作成します。これは、問題の原因を特定するのに役立ちます。

デッドロックまたはロック・タイムアウトを防ぐには、 可能であれば、長く実行されるアプリケーションまたは、 デッドロックを引き起こしやすいアプリケーションに対して、頻繁に COMMIT 操作を発行してください。

デッドロックは、多くの場合、SQL ステートメントの特定の組み合わせを処理する際に正常または予期されるものです。 可能な限りデッドロックを避けるために、アプリケーションを設計することをお勧めします。

CONCURRENTDBCOORDACTIVITIES しきい値などのキューイングしきい値のためにデッドロック状態になった場合は、キューイングしきい値の値を増やしてください。

ロック・エスカレーションを防ぐには、locklist および maxlocks 構成パラメーターを調整してください。

ADM5507W 現在の作業単位は、オブジェクトの使用に関する未解決の競合に関与していました。 イベントのタイプは event-type です。 このイベントが発生したロックの ID は lock-ID です。 タイム・スタンプのタイプは event-timestamp です。 イベントが発生したメンバーの ID は event-source-member-id です。 イベントの ID は event-ID です。 アプリケーションがロックを保持しているメンバーの ID は app-member-id です。

説明

現在の作業単位が、オブジェクトの使用について、 未解決競合状態になりました。

ロック・エスカレーションは行ロックを表ロックに置き換える処理であり、リスト内のロック数が削減されます。

ユーザー応答

このイベントをさらに検査するには、CREATE EVENT MONITOR FOR LOCKING ステートメントを使用してイベント・モニターを作成します。これは、問題の原因を特定するのに役立ちます。

デッドロックまたはロック・タイムアウトを防ぐには、 可能であれば、長く実行されるアプリケーションまたは、 デッドロックを引き起こしやすいアプリケーションに対して、頻繁に COMMIT 操作を発行してください。

デッドロックは、多くの場合、SQL ステートメントの特定の組み合わせを処理する際に正常または予期されるものです。 可能な限りデッドロックを避けるために、アプリケーションを設計することをお勧めします。

CONCURRENTDBCOORDACTIVITIES しきい値などのキューイングしきい値のためにデッドロック状態になった場合は、キューイングしきい値の値を増やしてください。

ロック・エスカレーションを防ぐには、locklist および maxlocks 構成パラメーターを調整してください。

ADM5508I tableName という名前の表のデータ・パーティション DATAPARTITIONID 上の 1 つ以上のパーティション索引に無効のマークが付けられ、再作成が必要です。

説明

DB2 データ・サーバーは、自動的にこのデータ・パーティション上の無効な索引パーティションを再作成します。 索引の再作成が開始されたときから再作成が行われている作業単位が終了するまでの間、そのデータ・パーティションでは超排他 Z ロックが保持されます。

ユーザー応答

応答は不要です。

ADM5509I テーブル名のデータ・パーティション データ・パーティション IDカウント 索引パーティションを再作成しています。

説明

メッセージに示されたデータ・パーティションで、データ・サーバーが表の索引パーティションを再作成中です。

ユーザー応答

応答は不要です。

ADM5510E 表スペース tableSpace (ID tableSpace) がいっぱいです。 この表スペースの内部オブジェクト表には、これ以上スペースがありません。

ADM5511E tableName の表スペース tbspace-id 内の ID object-id のオブジェクト object が、可能な最大サイズに達しました。

ADM5512N tableName のパーティション DATAPARTITIONID 上の索引パーティションの再ビルドが、 SQLCODEの SQLCODE で失敗しました。

説明

メッセージに示されたデータ・パーティションで、索引パーティションの再作成が失敗しました。

ユーザー応答

指定された SQLCODE の詳細を確認してください。

ADM5513I tableName のデータ・パーティション DATAPARTITIONID での索引の再作成が正常に完了しました。

説明

データ・サーバーによってデータ・パーティションの索引が正常に再作成されました。ただし、データ・パーティション上の他のパーティション索引は、まだ再作成が必要である場合があります。 この索引の再作成は、現在の作業単位の間に行われます。

ユーザー応答

応答は不要です。

ADM5514I tableNameのデータ・パーティション DATAPARTITIONID 上のオブジェクト indexObjectID および表スペース indexTablespaceID 内の IID indexIID を使用して索引パーティションを再作成しています。

説明

メッセージに示された索引パーティションをデータ・サーバーが再作成中です。

ユーザー応答

応答は不要です。

ADM5515I tableName のデータ・パーティション DATAPARTITIONID 上の索引パーティションが正常に再作成されました。

説明

メッセージに示されたデータ・パーティションで、表の索引パーティションがデータ・サーバーによって再作成されました。

ユーザー応答

応答は不要です。

ADM5520E このデータベース・バージョンは、データベース・アップグレードではサポートされていません。

説明

アップグレードを試みているデータベースのバージョンは、DB2 コピーでサポートされませんが、ここからデータベースのアップグレードを行おうとしています。

ユーザー応答

データベースのアップグレードが DB2 コピーでサポートされるリリースを確認してください。ここからデータベースをアップグレードします。 これらのリリースのいずれかに、データベースをアップグレードします。 その後、DB2 コピーへのデータベースのアップグレードを再試行します。

ADM5521C tableName が欠落しているか、切り捨てられてマイグレーションされませんでした。 データベースのマイグレーションは継続されますが、この表にはアクセスできなくなります。

ADM5530W NOT LOGGED INITIALLY を使用した表 tableName の COMMIT 処理が開始されました。 この表の表スペースのバックアップを取ることをお勧めします。

ADM5540W count 個の索引を表 tableNameに再作成しています。

説明

パーティション表上の非パーティション索引、または非パーティション表上の索引に対して再作成が行われます。

ユーザー応答

応答は不要です。

ADM5541W tablename上の ID indexObjectID および表スペース ID indexTablespaceID を持つオブジェクトで、IID indexIID を使用して索引を再作成しています。

説明

パーティション表上の非パーティション索引、または非パーティション表上の索引に対して再作成が行われます。

ユーザー応答

応答は不要です。

ADM5542W tableName の索引は正常に再作成されました。

説明

パーティション表上の非パーティション索引、または非パーティション表上の索引に対して再作成が行われました。

ユーザー応答

応答は不要です。

ADM5543E tablename に対する索引の再作成が、 SQLCODEの SQLCODE で失敗しました。

説明

パーティション表上の非パーティション索引、または非パーティション表上の索引に対して再作成が行われました。

ユーザー応答

詳細は、参照 SQLCODE を確認してください。

ADM5550C 表スペース tablespaceName (ID tablespaceID) は、ロールフォワード・セットから除去されています。 SQLCODE は SQLCODEです。

ADM5560C データ表スペース dataTablespaceName (ID dataTablespaceID) と LONG 表スペース LongTablespaceName (ID dataTablespaceID) の両方が一緒にロールフォワードされない限り、データベース・マネージャーは表の再編成を再実行できません。 この両方の表スペースが一緒にロールフォワードされていることを確認するか、または 再編成の再実行が必要ないように、再編成後に取られたバックアップ・イメージを リストアしてください。

ADM5561C データ表スペース dataTablespaceName (ID dataTablespaceID) と LONG 表スペース longTablespaceName (ID dataTablespaceID) の両方が同じ時点でなければ、データベース・マネージャーは表の再編成を再実行できません。 両方の表スペースのバックアップが、表の再編成より前のものである (そのため、再実行できる) か、または表編成の後のもの (そのため、再実行が必要ない) で あることを確認してください。

ADM5562C データ表スペース dataTablespaceName (ID dataTablespaceID) と索引表スペース indexTablespaceName (ID dataTablespaceID) の両方がロールフォワードされない限り、データベース・マネージャーは表のインプレース再編成を元に戻すことができません。 両方の表スペースが一緒にロールフォワードされていることを確認してください。

ADM5570W tableNameの表スペース tbspace-id 内の ID object-id の使用不可オブジェクトに対してアクセスが試行されました。 オブジェクトが表の場合は、ドロップする必要があります。 オブジェクトがパーティションの場合は、デタッチする必要があります。 オブジェクトが非パーティション索引の場合は、その索引をドロップする必要があります。

ADM5571W tableName の表スペース tbspace-id 内の ID object-idobject オブジェクトに、使用不可のマークが付けられています。

説明

オブジェクトにアクセスできません。

ユーザー応答

オブジェクトが表または非パーティション索引である場合は、そのオブジェクトをドロップします。 オブジェクトがパーティション表のデータ・パーティションである場合は、そのオブジェクトをデタッチします。

ADM5572I tableName の 1 つ以上の索引が無効とマークされており、再作成が必要です。

説明

DB2 データ・サーバーは、この表の無効な索引を自動的に再作成します。 再作成は、パーティション表上の非パーティション索引、または非パーティション表上の索引に対して行われます。

索引の再作成の間、および再作成が行われる作業単位の間は、その表に対して超排他 Z ロックが保持されます。

ユーザー応答

応答は不要です。

ADM5580W ID tablespaceID の表スペースが存在しないか、リカバリー対象の表スペースのセットに含まれていません。 リカバリーは継続されますが、この表スペース、またはこの表スペースにある表/オブジェクトの フィルター操作は無視されます。

ADM5581W データベース・マネージャーは、ID tablespaceID、オブジェクト ID object-IDの表スペースを正常にフィルタリングしました。

ADM5582C 表スペース ID 表スペース ID、オブジェクト ID オブジェクト IDをフィルターに掛けようとしたときに、内部エラー エラー が発生しました。

ADM5583W Data Links Manager ごとに割り当てられた合計時間 16.7 時間を超えました。

ADM5590E tableName に対して指定された INPLACE 表再編成アクションは、SQLCODE -2219 理由コード reasonCodeのため、このノードでは許可されません。

ADM5591W 十分なデータが検出されなかったため、タイプ object-type およびオブジェクト ID objectID のオブジェクトに対して新しいコンプレッション・ディクショナリーを作成できませんでした。 オブジェクトは table-nameという名前の表にあります。この表は表スペース table-space-idにあります。

説明

自動辞書作成 (ADC) が実行されると、表でデータ行圧縮が有効になっている場合に、表のコンプレッション・ディクショナリーが作成されます。 ディクショナリーは、データベース表の行にあるデータを圧縮するために作成されます。 タイプ XML の列を含む表の場合は、その表の XML 記憶オブジェクト内のデータを圧縮するために別個のディクショナリーが追加で作成されます。

table-name のコンプレッション・ディクショナリーは作成されませんでした。 object-type が DATA である場合、表 table-name 内にある行のためにディクショナリーを作成できませんでした。 object-type が XML である場合、表の XML 記憶オブジェクトのためにディクショナリーを作成できませんでした。

ディクショナリーが存在しており、新しいコンプレッション・ディクショナリーを作成できない場合、以下が起こります。

  • LOAD を使用していない場合、既存のディクショナリーが保持および使用されます。
  • LOAD を使用している場合、既存のディクショナリーは保持されません。

ユーザー応答

アクションは不要です。

ADM5592I table-name の表 table-spaceID 内の ID objectIDobject-type オブジェクトのコンプレッション・ディクショナリーが、 dictionary-creator 処理によって作成されました。

説明

自動辞書作成 (ADC) が実行されると、表でデータ行圧縮が有効になっている場合に、表のコンプレッション・ディクショナリーが作成されます。 ディクショナリーは、データベース表の行にあるデータを圧縮するために作成されます。 タイプ XML の列を含む表の場合は、その表の XML 記憶オブジェクト内のデータを圧縮するために別個のディクショナリーが追加で作成されます。

object-type が DATA である場合、表 table-name の表オブジェクトのためにコンプレッション・ディクショナリーが作成されました。 object-type が XML である場合、表の XML 記憶オブジェクトのためにコンプレッション・ディクショナリーが作成されました。

ユーザー応答

アクションは不要です。

ADM5593I table-name の表スペース table-spaceID の ID objectID を持つ object-type オブジェクトの自動ディクショナリー作成 (ADC) 処理が一時的に無効になりました。 インスタンスが再始動すると、ADC 処理は再び有効になります。

説明

自動辞書作成 (ADC) が実行されると、表でデータ行圧縮が有効になっている場合に、表のコンプレッション・ディクショナリーが作成されます。 ディクショナリーは、データベース表の行にあるデータを圧縮するために作成されます。 タイプ XML の列を含む表の場合は、その表の XML 記憶オブジェクト内のデータを圧縮するために別個のディクショナリーが追加で作成されます。

ADC 処理がオブジェクト objectID に対して無効となっています。 object-type が DATA である場合、表 table-name における表の行に対して、ADC 処理が無効です。 object-type が XML である場合、表の XML 記憶オブジェクトに対して、ADC 処理が無効です。

表に含まれる行データがディクショナリーを作成するのに十分でも、データがフラグメント化されている場合は、ディクショナリーが作成されないことがあります。

ユーザー応答

表の行データのデフラグを実行するには、REORG TABLE コマンドを使用して、表 table-name を再編成します。 object-type が XML の場合は、LONGLOBDATA オプションを使用して、表の XML 記憶オブジェクトを再編成します。

ADC 処理を有効にするには、インスタンスを再始動します。

ADM5594I object-type オブジェクトの Automatic Dictionary Creation (ADC) 処理は、データベースに対して一時的に無効になっています。

説明

自動辞書作成 (ADC) が実行されると、表でデータ行圧縮が有効になっている場合に、表のコンプレッション・ディクショナリーが作成されます。 ディクショナリーは、データベース表の行にあるデータを圧縮するために作成されます。 タイプ XML の列を含む表の場合は、その表の XML 記憶オブジェクト内のデータを圧縮するために別個のディクショナリーが追加で作成されます。

このメッセージは、データベースにおいて ADC 処理が無効の際に返されます。 object-type が DATA である場合、表内のデータに対して ADC 処理が無効です。 object-type が XML である場合、表の XML 記憶オブジェクト内にあるデータに対して、ADC 処理が無効です。

ユーザー応答

ADC 処理を有効にするには、データベースを再始動します。

ADM5595E schema-nameで索引データの不整合が検出されました。 table-name。 障害が発生したノードで「INSPECT CHECK TABLE NAME table-name SCHEMA -name INDEXDATA RESULTS KEEP table-name_resfile.out」を実行してから、 DB2 サポート・チームに連絡して問題を報告してください。

ADM5600I メモリー制約のため、スキャン共有は一時的に制限されています。

ユーザー応答

応答は不要です。