ロック・スナップショットの表示

ロック・スナップショットを表示できるコマンドはいくつかあります。 初めてテキスト索引がロックされると、 メモリーはデータベースおよびロッキング・サービスのテキスト索引の両方のために予約されます。

このタスクについて

次のいずれかのコマンドを使用すると、ロック・スナップショットを表示できます。
  • 単一のテキスト索引の場合
    db2text CONTROL LIST ALL LOCKS FOR DATABASE mydatabase INDEX myindex
  • データベースの、ロックされたすべてのテキスト索引の場合
    db2text CONTROL LIST ALL LOCKS FOR DATABASE mydatabase

    実際にロックされている索引だけがリストされることに注意してください。

初めてテキスト索引がロックされると、 メモリーはデータベースおよびロッキング・サービスのテキスト索引の両方のために予約されます。 さらにテキスト索引がロックされる場合は、 メモリーはロッキング・サービスのこれらのテキスト索引にも割り振られます。 このメモリーが再び解放されるのは、テキスト索引がドロップされたか、データベースが使用不可になった場合、または Net Search Extender サービスが再始動された場合のみです。 つまり、現在、ロックが設定されていなくても、 ロッキング・サービスでは、 テキスト索引またはデータベースはメモリーを消費することになります。

コマンド "db2text CONTROL CLEAR ALL LOCKS" は、データベースまたは索引に対するすべてのロックを強制的に解放します。 このコマンドの使用法について詳しくは、 CONTROL コマンド を参照してください。 CLEAR ALL LOCKS コマンドを使用する場合は、常に索引指定子を使用してください。 ロックをクリアしたい索引にアクティブな索引更新がないことを必ず確認してから、このコマンドを使用してください。 現在更新されている索引のロックをクリアすると、索引が破損し、索引の完全な再作成が必要となります。 このコマンドは、データベースまたは索引に割り振られたメモリーを解放しないことに注意してください。 メモリーを解放するには、索引をドロップするか、データベースを使用不可にするか、または Net Search Extender サービスを再始動する必要があります。 アクティブ索引の更新処理中は、ロックを解放しないでください。