関連データの一括維持
データ・リカバリーに役立つように関連データはまとめてグループ化する必要があります。
データベースの設計中に、表間に存在するリレーションシップを理解できるようにします。 これらのリレーションシップは以下のレベルで表現できます。
- アプリケーション・レベル。この場合は、トランザクションは複数の表を更新します。
- データベース・レベル。この場合は、表間に参照整合性が存在するか、またはある表のトリガーが別の表に影響を与えます。
リカバリー計画を作成するときは、これらのリレーションシップを考慮に入れる必要があります。 関連するデータ・セットは、まとめてバックアップできます。 そのようなセットは、 表スペース・レベルまたはデータベース・レベルのいずれかで作成できます。 関連するデータのセットをまとめて維持することで、 すべてのデータの整合性が保証されている時点まで、リカバリー処理を実行できます。 これは、表スペースに対しポイント・イン・タイム指定ロールフォワード・リカバリーを実行できるようにする場合、 特に重要です。