connect_proc - 接続プロシージャー名データベース構成パラメーター

このデータベース構成パラメーターを使用すると、アプリケーションがデータベースに接続するたびに実行される、2 つの部分から成る接続プロシージャー名を入力または更新できます。

構成タイプ
データベース
パラメーター・タイプ
オンラインで構成可能
Db2® pureScale® 環境のメンバーにより構成可能
デフォルト
NULL
以下の接続プロシージャーの規則に従う必要があります。従わない場合、エラーが戻されます。
  • ゼロでない長さのストリングが、2 つの部分から成るプロシージャー名を指定する必要があります (つまり [スキーマ名].[プロシージャー名])
  • 接続プロシージャー名 (スキーマとプロシージャー名の両方) には、以下の文字だけを含めることができます。
    • A-Z
    • a-z
    • _ (アンダースコアー)
    • 0-9
  • さらに、スキーマとプロシージャー名は、通常 ID の規則に従う必要があります。

connect_proc パラメーターがゼロでない長さの値に構成されると、それ以降サーバーは、新しい接続のたびに、指定されたプロシージャーを暗黙的に実行します。

使用上の注意

  • このパラメーターを更新する際には、データベースへの接続が必要です。 ただし、データベースが非アクティブ化されている場合は、このパラメーターを設定解除する際に接続は必要ありません。
  • connect_proc パラメーターは、 UPDATE DATABASE CONFIGURATION コマンドの IMMEDIATE オプションを使用することによってのみ設定できます。 connect_proc パラメーターを設定する際には DEFERRED オプションを使用できません。
  • 接続プロシージャーとして使用できるのは、パラメーターの数が正確にゼロ個のプロシージャーのみです。 connect_proc パラメーターが設定されている限り、同じ 2 部構成の名前を共有する他のプロシージャーがデータベースに存在することはできません。
  • connect_proc パラメーターを更新する前に、接続プロシージャーがデータベース内に存在する必要があります。 パラメーターがゼロの接続プロシージャーがデータベースに存在しない場合、または同じ名前のプロシージャーが複数存在する場合、 UPDATE DATABASE CONFIGURATION コマンドはエラーで失敗します。
  • データ・パーティション化環境では、すべてのパーティションで同じ接続プロシージャーを使用してください。
  • データベースの既存のイメージで RESTORE DATABASE を実行するには、まず、connect_proc パラメーターを NULL にリセットする必要があります。 connect_procNULL に設定しておかないと、接続やロールフォワードのコマンドを実行したときに、エラー SQL0440N が発生することがあります。 そのエラーを回避するには、以下のコマンドで connect_proc パラメーターを NULL に更新しなければなりません。
    db2 update db cfg for <DATABASE> using connect_proc NULL