section_actuals - セクション actuals の構成パラメーター

セクション actuals とは、セクションの実行時に測定されるランタイム統計のことです。 このパラメーターは、後でイベント・モニターが作成された場合に統計を表示できるように、セクション actuals の収集を有効にします。

構成タイプ
データベース
適用
  • ローカルとリモート・クライアントを持つデータベース・サーバー
  • ローカル・クライアントを持つデータベース・サーバー
  • ローカル・クライアントおよびリモート・クライアントを持つパーティション・データベース・サーバー
パラメーター・タイプ
オンラインで構成可能
伝搬クラス
作業単位境界
デフォルト [範囲]
NONE [NONEBASE]
アップグレードに関する注意事項
  • Db2® バージョン 9.8 フィックスパック 4 pureScale 以前の環境からアップグレードする場合、 section_actuals の値はメンバー 0 での値に設定されます。

section_actualsNONE に設定すると、セクション actuals の収集は無効になります。

section_actualsBASE に設定すると、セクション actuals の収集は有効になります。 以下の統計が収集されます。
  • 基本演算子のカーディナリティー・カウント
  • セクション実行時に参照される各オブジェクトの統計 (DML ステートメントのみ)

セクション actuals を有効にした後、アクティビティー・イベント・モニターを使用してセクション actuals をキャプチャーし、EXPLAIN_FROM_ACTIVITY プロシージャーを使用してセクション Explain を実行することによってそれを表示します。