collate_info - 照合情報構成パラメーター

このパラメーターは、データベースの照合シーケンスを決定します。 言語認識照合またはロケール依存 UCA 照合の場合、先頭の 256 バイトには、ストリング表記による照合名が入ります (例えば、"SYSTEM_819_US")。

このパラメーターを表示できるのは、db2CfgGet API を使用した場合だけです。 コマンド行プロセッサーを使用して表示することは できません

構成タイプ
データベース
パラメーター・タイプ
通知

このパラメーターは、260 バイトのデータベース照合情報を提供します。 最初の 256 バイトは、データベース照合シーケンスです。バイト n には、コード・ポイントのソート順が入ります。つまり、データベースのコード・ページで、そのコード・ポイントの基礎になる 10 進数表現が n になっているということです。

最後の 4 バイトには、照合シーケンスのタイプについての内部情報が入ります。 このパラメーターの最後の 4 バイトは整数です。 整数は、プラットフォームのエンディアン順序に依存しています。 可能な値は次のとおりです。
  • 0 - シーケンスに非固有の重みが含まれる
  • 1 - シーケンスに固有の重みすべてが含まれる
  • 2 - シーケンスは ID シーケンスで、ストリングがバイトごとに比較される
  • 3 - シーケンスは NLSCHAR (TIS620-1 (コード・ページ 874) タイ語データベースの文字のソートに使用される)
  • 4 - シーケンスは IDENTITY_16BIT であり、これは、Unicode Technical Consortium の Web サイト (http://www.unicode.org) にある Unicode Technical Report #26 で指定されている UTF-16 8 ビット アルゴリズムの CESU-8 互換性コード化スキームを実装したものです。
  • X'8001 ' -シーケンスは UCA400_NOです。これは Unicode 標準バージョン 4.0.0に基づく Unicode 照合アルゴリズム (UCA) を実装し、正規化は暗黙的に ON に設定されます。
  • X'8002 ' -シーケンスは UCA400_LTHです。これは、Unicode 標準バージョン 4.0.0に基づく Unicode 照合アルゴリズム (UCA) を実装し、すべてのタイ語文字を Royal Thai Dictonary の順序に従ってソートします。
  • X'8003 ' -シーケンスは UCA400_LSKです。これは、Unicode 標準バージョン 4.0.0に基づく Unicode 照合アルゴリズム (UCA) を実装し、すべてのスロバキア語文字を適切にソートします。
注:
  • 言語認識照合またはロケール依存 UCA 照合の場合、先頭の 256 バイトには、ストリング表記による照合名が入ります。
  • Unicode Standard バージョン 4.0.0 の Unicode Collation Algorithm に基づく照合は、バージョン 10.1 で非推奨になっており、将来のリリースで除去される可能性があります。

この内部タイプ情報を使用する場合は、別のプラットフォームにあるデータベースに関する情報を検索するときに、バイト反転を考慮する必要があります。

照合シーケンスは、データベース作成時に指定できます。