DB2 Version 10.1 for Linux, UNIX, and Windows

DB2 サーバーのアップグレード

DB2® バージョン 10.1 にアップグレードするには、既存の DB2 サーバーをアップグレードする必要があります。

DB2 サーバーをアップグレードするためには、DB2 バージョン 10.1 のコピーをインストールし、DB2 バージョン 10.1 のコピーで実行できるようにすべてのインスタンスとデータベースをアップグレードする必要があります。

既存の DB2 バージョン 9.5、DB2 バージョン 9.7、または DB2 バージョン 9.8 のインスタンスおよびデータベースから直接 DB2 バージョン 10.1 にアップグレードすることが可能です。 DB2 サーバーのアップグレードに関する重要事項で、アップグレード・プロセスの詳細や制約事項、知っておく必要がある問題点について確認してください。 DB2 バージョン 10.1 にアップグレードする方法について詳しくは、『DB2 サーバーのアップグレード』のタスクを参照してください。 DB2 サーバーのアップグレードのトピックで、DB2 バージョン 10.1 より前のコピー という語は、DB2 バージョン 9.5、バージョン 9.7、またはバージョン 9.8 を表します。

Windows オペレーティング・システムでは、 DB2 バージョン 10.1 より前の既存のコピーを自動的にアップグレードするオプションがあります。インストール時に既存の DB2 コピーをアップグレードすることを選択した場合は、データベースだけをインストール後にアップグレードする必要があります。

ご使用の DB2 サーバーが DB2 バージョン 9.5 以前のリリースで実行されている場合は、それらをまず DB2 バージョン 9.5 にマイグレーションしてから、DB2 バージョン 10.1 へのアップグレードを実行します。 DB2 バージョン 9.5 の最新のフィックスパックにマイグレーションすることをお勧めします。

DB2 バージョン 10.1 へのアップグレードは、以下の DB2 製品でサポートされています。

表 1. アップグレードがサポートされている DB2 データベース製品
DB2 バージョン	DB2 製品名
バージョン 9.8	IBM® DB2 pureScale® Feature
バージョン 9.7	DB2 Enterprise Server Edition DB2 Workgroup Server Edition DB2 Personal Edition DB2 Express® Edition DB2 Express-C DB2 Connect™ Enterprise Edition DB2 Connect Personal Edition DB2 Connect Unlimited Edition DB2 Connect Application Server Edition IBM DB2 Performance Optimization Feature DB2 Storage Optimization Feature IBM DB2 Advanced Access Control Feature IBM DB2 High Availability Feature for Express Edition IBM Homogeneous Replication Feature for DB2 Enterprise Server Edition IBM Data Server Client IBM Data Server Runtime Client
バージョン 9.5	DB2 Enterprise Server Edition DB2 Workgroup Server Edition DB2 Personal Edition DB2 Express Edition DB2 Express-C DB2 Connect Enterprise Edition DB2 Connect Personal Edition DB2 Connect Unlimited Edition DB2 Connect Application Server Edition DB2 Query Patroller IBM Data Server Client IBM Data Server Runtime Client

注: DB2 サーバーは、クライアントと同じフィックスパック・レベルであることが推奨されています。

サポートされていない DB2 製品については、DB2 サーバーのアップグレードに影響を与える、推奨されないか廃止された機能を参照してください。