L

last_active_log 最終アクティブ・ログ・ファイル番号 : モニター・エレメント

最後のアクティブ・ログ・ファイルのファイル番号。

エレメント ID
last_active_log
エレメント・タイプ
情報
表 1. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_TRANSACTION_LOG 表関数 - ログ情報の取得 常に収集される
表 2. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース detail_log 基本
表 3. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース event_db 常に収集される
使用法
このエレメントと first_active_log および current_active_log エレメントを組み合わせて使用すると、 アクティブ・ログ・ファイルの範囲を判別できます。 アクティブ・ログ・ファイルの範囲を知っていると、 ログ・ファイルに必要なディスク・スペースを判別するのに役立ちます。

また、このエレメントを使用すると、どのログ・ファイルにデータがあるか判別でき、 スプリット・ミラー・サポートが必要なログ・ファイルを識別するのに役立ちます。

last_backup 最終バックアップ・タイム・スタンプ : モニター・エレメント

データベース・バックアップが最後に完了した日時。

エレメント ID
last_backup
エレメント・タイプ
timestamp
表 4. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース dbase タイム・スタンプ
使用法
このエレメントを使用すると、バックアップをしばらく行っていないデータベースを識別したり、 最新のデータベース・バックアップ・ファイルを識別できます。 データベースを一度もバックアップしていない場合は、 このタイム・スタンプがゼロに初期化されます。

last_executable_id - 最終実行可能 ID : モニター・エレメント

アプリケーションが最後に完了したステートメントの実行可能 ID。

表 5. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 常に収集される
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) 常に収集される
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 常に収集される
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 作業単位の詳細メトリックの取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) 常に収集される

last_metrics_update - メトリック最終更新タイム・スタンプ : モニター・エレメント

このキャッシュ項目で最後にメトリックが更新された時刻を示すタイム・スタンプ。

表 8. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
パッケージ・キャッシュ - COLLECT BASE DATA

last_overflow_time 最後のイベント・オーバーフロー時刻 : モニター・エレメント

このオーバーフロー・レコードに記録されている最後のオーバーフローの日時。

表 9. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
オーバーフロー・レコード event_overflow -
使用法
このエレメントと first_overflow_time を組み合わせて使用すると、 オーバーフロー・レコードを生成するのに要した経過時間を計算できます。

last_request_type - 最終要求タイプ : モニター・エレメント

アプリケーションが完了した最後の要求のタイプ。

表 11. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 常に収集される
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) 常に収集される
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 常に収集される
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 作業単位の詳細メトリックの取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) 常に収集される

使用法

このモニター・エレメントは、アプリケーションのコーディネーター・メンバーでのみ報告されます。

次の値が可能です。
  • CLOSE
  • COMMIT
  • COMPILE
  • DESCRIBE
  • EXCSQLSET
  • EXECIMMD
  • EXECUTE
  • FETCH
  • INTERNAL number。ここで number は内部定数の値です。
  • OPEN
  • PREPARE
  • REBIND
  • REDISTRIBUTE
  • REORG
  • ROLLBACK
  • RUNSTATS

last_reset 最後のリセット・タイム・スタンプ : モニター・エレメント

GET SNAPSHOT を発行するアプリケーションのモニター・カウンターがリセットされた日時を示します。

エレメント ID
last_reset
エレメント・タイプ
timestamp
表 13. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース・マネージャー db2 タイム・スタンプ
データベース dbase タイム・スタンプ
アプリケーション appl タイム・スタンプ
表スペース tablespace_list バッファー・プール、タイム・スタンプ
table_list タイム・スタンプ
DCS データベース dcs_dbase タイム・スタンプ
DCS アプリケーション dcs_appl タイム・スタンプ
使用法
このエレメントを使用すると、データベース・システム・モニターによって戻された情報の有効範囲を判別できます。

カウンターがこれまでにリセットされたことがない場合は、このエレメントはゼロになります。

データベース・マネージャーのカウンターがリセットされるのは、 ユーザーがすべてのアクティブ・データベースをリセットしたときだけです。

last_wlm_reset 最後にリセットされた時刻 : モニター・エレメント

このエレメントは、このタイプの統計イベント・レコードが最後に作成された時刻をローカル・タイム・スタンプの形式で示します。

表 15. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
統計 event_qstats -
統計 event_scmetrics 常に収集される
統計 event_scstats -
統計 event_wcstats -
統計 event_wlmetrics 常に収集される
統計 event_wlstats -

使用法

wlm_last_reset および statistics_timestamp モニター・エレメントを使用すると、イベント・モニター統計レコード中の統計が収集された期間を判別できます。収集間隔の開始時刻は wlm_last_reset で、終了時刻は statistics_timestamp です。

lib_id - ライブラリー ID のモニター・エレメント

トリガーおよびトリガー・サブルーチンの内部固有 ID。

このエレメントは、モニター対象オブジェクトに適用できない場合には NULL を返します。

使用法

このエレメントを使用して、トリガーをそのサブルーチンに関連付けます。トリガー内で宣言されるサブルーチンには、そのトリガーと同じ lib_id 値があります。

lob_object_pages LOB オブジェクト・ページ数 : モニター・エレメント

LOB データが使用するディスク・ページの数。

表 17. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
table 基本
表 18. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
event_table 常に収集される
使用法
このエレメントを使用すると、 特定の表中の LOB データが使用する実際のスペースの量を表示できます。 このエレメントと表イベント・モニターを組み合わせて使用すると、 時間とともに LOB データが大きくなる比率を追跡できます。

lob_object_l_pages - LOB データ論理ページ : モニター・エレメント

この表に関連付けられている LOB によって使用された、ディスク上の論理ページの数。

表 19. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_TABLE 表関数 - 表メトリックの取得 常に収集される

使用法

  • この値は、オブジェクトに物理的に割り振られているスペース量より小さい場合があります。 そのようになる可能性があるのは、TRUNCATE ステートメントの REUSE STORAGE オプションを使用した場合です。 このオプションを指定すると、表に割り振られているストレージは引き続き割り振られますが、ストレージは空と見なされます。 さらに、このモニター・エレメントの値は、オブジェクトに論理的に割り振られているスペース量よりも小さくなる可能性があります。 その理由は、論理的に割り振られているスペースの合計には、量的にはわずかですが追加のメタデータが含まれているからです。

    オブジェクトの正確な論理サイズまたは物理サイズを取得するには、ADMIN_GET_TAB_INFO_V97 関数を使用します。 この関数を使用すると、このモニター・エレメントに関して報告されるページ数とページ・サイズの積で得られる値よりも正確なオブジェクト・サイズに関する情報が得られます。

local_cons - ローカル接続 : モニター・エレメント

モニター中のデータベース・マネージャー・インスタンス内のデータベースに現在接続しているローカル・アプリケーションの数。

表 20. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース・マネージャー db2 基本

使用法

この数は、データベース・マネージャーで発生している並行処理のレベルを判別するのに役立ちます。 この値は頻繁に変化するため、システム使用量の現実的な値を得るためには、 長期にわたり特定のインターバルを設けてサンプルを採取する必要があります。

この数値に含まれるのは、データベース・マネージャーと同じインスタンスで開始したアプリケーションだけです。 アプリケーションは接続されていますが、 データベース内で作業単位を実行している場合としていない場合があります。

このエレメントと rem_cons_in モニター・エレメントを組み合わせて使用すると、max_connections 構成パラメーターの設定値を調整するときに利用できます。

local_cons_in_exec - データベース・マネージャーで実行中のローカル接続 : モニター・エレメント

モニター中のデータベース・マネージャー・インスタンス内のデータベースに現在接続していて、 作業単位を現在処理しているローカル・アプリケーションの数。

表 21. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース・マネージャー db2 基本

使用法

この数は、データベース・マネージャーで発生している並行処理のレベルを判別するのに役立ちます。 この値は頻繁に変化するため、システム使用量の現実的な値を得るためには、 長期にわたり特定のインターバルを設けてサンプルを採取する必要があります。 この数値に含まれるのは、データベース・マネージャーと同じインスタンスで開始したアプリケーションだけです。

このエレメントと rem_cons_in_exec モニター・エレメントを組み合わせて使用すると、max_coordagents 構成パラメーターの設定値を調整するときに利用できます。

以下の推奨事項は、非コンセントレーター構成のみに適用されます。コンセントレーターが使用可能になっている場合、DB2® は多数のクライアント接続を 1 つのもっと小さなコーディネーター・エージェントのプールに多重化します。この場合、普通は rem_cons_in_exec および local_cons_in_exec の合計が max_coordagents 値に近くなってもかまいません。
  • max_coordagents を AUTOMATIC に設定する場合は、調整を加えないでください。
  • max_coordagents を AUTOMATIC に設定せず、max_coordagents および local_cons_in_exec の合計が max_coordagents に近い同じ場合は、max_coordagents の値を増やしてください。

local_start_time - ローカル開始時刻 : モニター・エレメント

アクティビティーがメンバーで作業を開始した時刻。 これはローカル時間です。アクティビティーがシステムに入ったものの、キューに入れられていてまだ実行を開始していない場合は、このフィールドは空ストリングになります。

表 22. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数 - 完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) 常に収集される
WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE _ACTIVITIES 表関数 - アクティビティーのリストを戻す 常に収集される

使用法

local_transaction_id - ローカル・トランザクション ID のモニター・エレメント

イベントが発生した時刻で使用していたローカル・トランザクション ID。

表 23. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
変更履歴 ddlstmtexec
txncompletion
常に収集される
作業単位 uow  

使用法

変更履歴イベント・モニターでは、イベント発生時に使用されていたローカル・トランザクション ID です。 これは、トランザクション・ログの一部となる SQLU_TID 構造体です。

location - ロケーションのモニター・エレメント

イベントに関連したロケーションを示します。

表 24. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
変更履歴 UTILLOCATION 常に収集される

使用法

変更履歴イベント・モニターでは、ロケーションは UTILITY_TYPE によって異なります (ロード入力ファイルやバックアップ・ターゲット・パス名など)。

location_type - ロケーション・タイプ・モニター・エレメント

ロケーションの使用目的の説明。

表 25. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
変更履歴 UTILLOCATION 常に収集される

使用法

utility_type エレメントが LOAD の場合は、以下のいずれかです。
C
コピー・ターゲット
D
入力データ
L
LOB パス
X
XML パス
utility_type エレメントが BACKUP の場合は、以下のいずれかです。
B
バックアップのターゲット・ロケーション
utility_type エレメントが RESTORE の場合は、以下のいずれかです。
S
リストアのソース・ロケーション
utility_type エレメントが ROLLFORWARD の場合は、以下のいずれかです。
O
ROLLFORWARD DATABASE コマンドの一部としてキャプチャーされた代替オーバーフロー・ログ・パス。 なお、デフォルトのオーバーフロー・ログ・パスを使用する場合、ロケーション・レコードはキャプチャーされません。
上記以外の場合には、ブランク文字になります。

lock_attributes ロック属性 : モニター・エレメント

ロックを現在保持しているアプリケーションのロック属性。

表 27. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロック lock 基本
ロック lock_wait 基本
表 28. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロッキング - 常に収集される
デッドロック1 lock 常に収集される
デッドロック1 event_dlconn 常に収集される
1
このイベント・モニターは推奨されなくなりました。 この使用は推奨されておらず、将来のリリースではサポートされなくなる予定です。 ロック・タイムアウト、ロック待機、デッドロックなどのロック関連イベントをモニターするには、CREATE EVENT MONITOR FOR LOCKING ステートメントを使用してください。

使用法

以下の表に、すべてのロック属性設定をリストします。 ロック属性の各設定は、sqlmon.h で定義されているビット・フラグ値に基づいています。
表関数におけるロック属性値 API 定数 説明
0000000000000001 SQLM_LOCKATTR_WAIT_FOR_AVAIL 使用可能を待機
0000000000000002 SQLM_LOCKATTR_ESCALATED エスカレーションによる獲得
0000000000000004 SQLM_LOCKATTR_RR_IN_BLOCK ブロック内の RR ロック
0000000000000008 SQLM_LOCKATTR_INSERT ロックの挿入
0000000000000010 SQLM_LOCKATTR_RR RR スキャンによるロック
0000000000000020 SQLM_LOCKATTR_UPDATE_DELETE 行ロックの更新/削除
0000000000000040 SQLM_LOCKATTR_ALLOW_NEW 新規ロック要求を許可
0000000000000080 SQLM_LOCKATTR_NEW_REQUEST 新規ロック・リクエスター
0000000000000200 SQLM_LOCKATTR_INDOUBT 未確定トランザクションが保持するロック。
0000000000000400 SQLM_LOCKATTR_LOW_PRIORITY 優先順位の低いアプリケーションが保持するロック。

戻されるビットで、上の表にリストされていないものは、内部使用のために予約されています。

lock_count ロック・カウント : モニター・エレメント

保持されているロックに関するロックの数。

表 29. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_APPL_LOCKWAIT 表関数 - アプリケーションが待機しているロックについての情報の取得 常に収集される
表 30. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロック lock 基本
表 31. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロッキング - 常に収集される
デッドロック1 lock 常に収集される
デッドロック1 event_dlconn 常に収集される
1
このイベント・モニターは推奨されなくなりました。 この使用は推奨されておらず、将来のリリースではサポートされなくなる予定です。 ロック・タイムアウト、ロック待機、デッドロックなどのロック関連イベントをモニターするには、CREATE EVENT MONITOR FOR LOCKING ステートメントを使用してください。

使用法

この値の範囲は 1 から 255 です。 新規ロックが獲得されると増分し、ロックが解放されると減分されます。

lock_count モニター・エレメントの値が 255 のときは、トランザクション期間ロックが保持されていることを示します。この時点でロックが獲得または解放されても lock_count モニター・エレメントは増分または減分されなくなります。 lock_count モニター・エレメントは次の 2 つのいずれかの場合に値が 255 に設定されます。
  1. 獲得されている新規ロックによって lock_count モニター・エレメント値が 255 回増分された場合。
  2. トランザクション期間ロックが明示的に獲得された場合。 例えば LOCK TABLE ステートメントや INSERT が使用された場合です。

lock_current_mode - 変換前の元のロック・モード : モニター・エレメント

ロック変換操作中に、変換が完了する前に、 ロックの獲得を待機しているアプリケーションによって保持されるロック・モード。

表 33. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロック lock 基本
ロック lock_wait 基本
表 34. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロッキング - 常に収集される
デッドロック1 lock 常に収集される
デッドロック1 event_dlconn 常に収集される
1
このイベント・モニターは推奨されなくなりました。 この使用は推奨されておらず、将来のリリースではサポートされなくなる予定です。 ロック・タイムアウト、ロック待機、デッドロックなどのロック関連イベントをモニターするには、CREATE EVENT MONITOR FOR LOCKING ステートメントを使用してください。

使用法

ロック変換のシナリオの例を挙げます。更新または削除操作のときにターゲット行の X ロックを待機するとします。 トランザクションがその行で S または V ロックを保持している場合、変換が必要になります。 この時点で、ロックが X ロックに変換されるのを待機している間は、lock_current_mode エレメントには S または V の値が割り当てられます。

可能性のあるロック・モードは、次に示す表でリストされています。

モード ロックのタイプ API 定数
ロックなし SQLM_LNON
IS 意図的共有ロック SQLM_LOIS
IX 意図的排他ロック SQLM_LOIX
S 共有ロック SQLM_LOOS
SIX 意図的排他ロックで共有 SQLM_LSIX
X 排他ロック SQLM_LOOX
IN Intent None SQLM_LOIN
Z 超排他ロック SQLM_LOOZ
U 更新ロック SQLM_LOOU
NS スキャン共有ロック SQLM_LONS
NW 次キー弱排他ロック SQLM_LONW

lock_escalation ロック・エスカレーション : モニター・エレメント

このロックを獲得するのを待機しているアプリケーションがロック・エスカレーション要求の結果であったかどうかを示します。 可能な値は Y (はい) および N (いいえ) です。

表 35. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集コマンドおよびレベル
MON_GET_APPL_LOCKWAIT 表関数 - アプリケーションが待機しているロックについての情報の取得 常に収集される
表 36. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロック lock ロック
ロック lock_wait ロック
表 37. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロッキング - 常に収集される
デッドロック1 lock 常に収集される
デッドロック1 event_dlconn 常に収集される
詳細付きデッドロック1 event_detailed_dlconn 常に収集される
1
このイベント・モニターは推奨されなくなりました。 この使用は推奨されておらず、将来のリリースではサポートされなくなる予定です。 ロック・タイムアウト、ロック待機、デッドロックなどのロック関連イベントをモニターするには、CREATE EVENT MONITOR FOR LOCKING ステートメントを使用してください。

使用法

このエレメントを使用すると、デッドロックの原因が分かりやすくなります。 アプリケーションがロック・エスカレーションを起こすようなデッドロックが発生した場合は、 ロック・メモリーの量を増やすか、 または任意のアプリケーションが要求できるロックのパーセンテージを変更してください。

lock_escals - ロック・エスカレーション数 : モニター・エレメント

ロックが複数の行ロックから 1 つの表ロックにエスカレートされた回数。

表 38. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル:
MON_FORMAT_XML_METRICS_BY_ROW - すべてのメトリックに関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数 - 完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT 表関数 - パッケージ・キャッシュ内の SQL ステートメント・アクティビティー・メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT_DETAILS 表関数 - パッケージ・キャッシュ項目の詳細メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE_DETAILS 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの詳細の取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表 関数 - サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_TABLE 表関数 - 表メトリックの取得 DATA OBJECT METRICS EXTENDED
MON_GET_TABLE_USAGE_LIST 表関数 - 表使用リストからの情報を返す DATA OBJECT METRICS EXTENDED
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 作業単位の詳細メトリックの取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数 - ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
表 39. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース dbase 基本
アプリケーション appl 基本
スナップショット・モニターの場合、このカウンターはリセットできます。
表 40. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アクティビティー event_activity (details_xml 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
アクティビティー event_activitymetrics ACTIVITY METRICS BASE
統計 event_scstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
統計 event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
作業単位 system_metrics 文書に報告されます。 REQUEST METRICS BASE
データベース event_db 常に収集される
接続 event_conn 常に収集される
トランザクション event_xact 常に収集される
パッケージ・キャッシュ activity_metrics 文書に報告されます。 ACTIVITY METRICS BASE

使用法

アプリケーションが保留するロックの合計数がそのアプリケーションで使用可能なロック・リスト・スペースの最大量に達した場合、 またはすべてのアプリケーションが使用するロック・リスト・スペースが合計ロック・リスト・スペースに近くなると、 ロックはエスカレートされます。 使用可能なロック・リスト・スペースの量は、 maxlocks および locklist 構成パラメーターによって決まります。

1 つのアプリケーションが使用可能な最大ロック数に達して、 エスカレートするロックがほかにない場合は、 ほかのアプリケーションに割り振られているロック・リストのスペースが使用されます。 ロック・リスト全体が満杯になるとエラーが起こります。

このデータ項目には、排他ロック・エスカレーションおよび DB2 pureScale® 環境におけるロック・エスカレーションも含めて、すべてのロック・エスカレーションのカウントが含まれます。DB2 pureScale 環境におけるロック・エスカレーションだけを判別するには、lock_escals_global モニター・エレメントを使用してください。

過剰なロック・エスカレーションが起こる場合は、いくつかの原因が考えられます。
  • 同時アプリケーションの数に対してロック・リスト・サイズ (locklist) が小さい場合。
  • 各アプリケーションが使用できるロック・リストのパーセント値 (maxlocks) が小さい場合。
  • 1 つ以上のアプリケーションが使用しているロックの数が多すぎる場合。
  • DB2 pureScale 環境において、グローバル・ロック・リスト・サイズ (cf_lock_sz) が小さい場合。
これらの問題を解決するには、次のようにしてください。
  • locklist 構成パラメーター値を大きくする。
  • maxlocks 構成パラメーター値を大きくする。
  • 以下のいずれかの公式を使用し、その値を maxlocks と比較することによって、ロック数の多いアプリケーション、またはロック・リストの大半を保持しているアプリケーションを識別する。
    • 64 ビット・システムでは (((保持されているロック * 64) / (locklist * 4096)) * 100)
    • 32 ビット・システムでは (((保持されているロック * 48) / (locklist * 4096)) * 100)
    これらのアプリケーションがロック・リストの多くを使用すると、 ほかのアプリケーションでロック・エスカレーションを起こします。 これらのアプリケーションでは行ロックの代わりに表ロックを使用する必要が生じることがありますが、表ロックが原因で lock_waits および lock_wait_time モニター・エレメント値が増える可能性があります。

lock_escals_global - グローバル・ロック・エスカレーション数 : モニター・エレメント

グローバル・ロック・メモリー使用量が cf_lock_sz データベース構成パラメーターで指定した限度に達したために生じた、グローバル・ロックにおけるロック・エスカレーション数。

表 41. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル:
MON_FORMAT_XML_METRICS_BY_ROW - すべてのメトリックに関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数 - 完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT 表関数 - パッケージ・キャッシュ内の SQL ステートメント・アクティビティー・メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE_DETAILS 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの詳細の取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表 関数 - サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_TABLE 表関数 - 表メトリックの取得 DATA OBJECT METRICS EXTENDED
MON_GET_TABLE_USAGE_LIST 表関数 - 表使用リストからの情報を返す DATA OBJECT METRICS EXTENDED
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 作業単位の詳細メトリックの取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数 - ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
表 42. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アクティビティー event_activity (details_xml 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
アクティビティー event_activitymetrics ACTIVITY METRICS BASE
統計 event_scstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
統計 event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
作業単位 - 常に収集される
パッケージ・キャッシュ - 常に収集される
ロッキング - 常に収集される

使用法

このモニター・エレメントを、lock_escals_maxlocks モニター・エレメントと lock_escals_locklist モニター・エレメントと併せて使用して、データベースでエスカレーションの原因となっているロック・スペース構成パラメーターを判別します。

lock_escals_locklist - locklist ロック・エスカレーション数 : モニター・エレメント

ローカル・ロック・メモリー使用量が、locklist データベース構成パラメーターで指定した限度に達したために生じたロック・エスカレーション数。

表 43. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル:
MON_FORMAT_XML_METRICS_BY_ROW - すべてのメトリックに関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数 - 完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT 表関数 - パッケージ・キャッシュ内の SQL ステートメント・アクティビティー・メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE_DETAILS 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの詳細の取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表 関数 - サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 作業単位の詳細メトリックの取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数 - ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
表 44. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アクティビティー event_activity (details_xml 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
アクティビティー event_activitymetrics ACTIVITY METRICS BASE
統計 event_scstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
統計 event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
作業単位 - 常に収集される
パッケージ・キャッシュ - 常に収集される
ロッキング - 常に収集される

使用法

このモニター・エレメントを、lock_escals_maxlocks モニター・エレメントと lock_escals_global モニター・エレメントと併せて使用して、データベースでエスカレーションの原因となっているロック・スペース構成パラメーターを判別します。

lock_escals_maxlocks - maxlocks ロック・エスカレーション数 : モニター・エレメント

ローカル・ロック・メモリー使用量が、maxlocks データベース構成パラメーターで指定した限度に達したために生じたロック・エスカレーション数。

表 45. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル:
MON_FORMAT_XML_METRICS_BY_ROW - すべてのメトリックに関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数 - 完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT 表関数 - パッケージ・キャッシュ内の SQL ステートメント・アクティビティー・メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE_DETAILS 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの詳細の取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表 関数 - サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 作業単位の詳細メトリックの取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数 - ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
表 46. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アクティビティー event_activity (details_xml 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
アクティビティー event_activitymetrics ACTIVITY METRICS BASE
統計 event_scstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
統計 event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
作業単位 - 常に収集される
パッケージ・キャッシュ - 常に収集される
ロッキング - 常に収集される

使用法

このモニター・エレメントを、lock_escals_locklist モニター・エレメントと lock_escals_global モニター・エレメントと併せて使用して、データベースでエスカレーションの原因となっているロック・スペース構成パラメーターを判別します。

lock_hold_count ロック保留カウント : モニター・エレメント

ロックに置かれている保留の数。 保留は WITH HOLD 節に登録されたカーソルといくつかの DB2 ユーティリティーによってロック上に置かれます。 保留があるロックはトランザクションがコミットされても保留解除されません。

表 47. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロック lock 基本
表 48. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロッキング - 常に収集される
デッドロック1 lock 常に収集される
デッドロック1 event_dlconn 常に収集される
1
このイベント・モニターは推奨されなくなりました。 この使用は推奨されておらず、将来のリリースではサポートされなくなる予定です。 ロック・タイムアウト、ロック待機、デッドロックなどのロック関連イベントをモニターするには、CREATE EVENT MONITOR FOR LOCKING ステートメントを使用してください。

lock_list_in_use - 使用中のロック・リスト・メモリーの合計 : モニター・エレメント

使用中のロック・リスト・メモリーの合計量 (バイト単位)。

表 49. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース dbase 基本

使用法

このエレメントと locklist 構成パラメーターを組み合わせて使用すると、 ロック・リスト使用率を計算できます。 ロック・リスト使用率が高い場合は、そのパラメーターのサイズを増やすことを考慮してください。

注: 使用率を計算する場合、 locklist 構成パラメーターが各 4 KB のページ単位で割り振られるのに対し、このモニター・エレメントは結果をバイト単位で示すことに注意してください。

lock_mode - ロック・モード : モニター・エレメント

保持されているロックのタイプ。 モードが不明な場合、このモニター・エレメントの値は NULL です。

表 50. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集コマンドおよびレベル
MON_GET_APPL_LOCKWAIT 表関数 - アプリケーションが待機しているロックについての情報の取得 常に収集される
MON_GET_LOCKS 表関数 - 現在接続されているデータベース内のすべてのロックのリスト 常に収集される
表 51. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アプリケーション appl ロック
ロック lock ロック
ロック lock_wait ロック
表 52. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロッキング - -
デッドロック1 lock -
デッドロック1 event_dlconn -
詳細付きデッドロック1 event_detailed_dlconn -
1
このイベント・モニターは推奨されなくなりました。 この使用は推奨されておらず、将来のリリースではサポートされなくなる予定です。 ロック・タイムアウト、ロック待機、デッドロックなどのロック関連イベントをモニターするには、CREATE EVENT MONITOR FOR LOCKING ステートメントを使用してください。

使用法

このモードは、リソースの競合の原因を判別するときに利用できます。

このエレメントは、調査するモニター情報のタイプにより、次の内容を示します。
  • 1 つのアプリケーションがロック待ちをしているオブジェクトに対して、 別のアプリケーションが保留しているロックのタイプ (アプリケーション・モニターおよびデッドロック・モニターのレベル)。
  • このアプリケーションが保持しているオブジェクトのロック・タイプ (オブジェクト・ロック・レベル)。

このフィールドに可能な値は以下のとおりです。

モード ロックのタイプ API 定数
ロックなし SQLM_LNON
IS 意図的共有ロック SQLM_LOIS
IX 意図的排他ロック SQLM_LOIX
S 共有ロック SQLM_LOOS
SIX 意図的排他ロックで共有 SQLM_LSIX
X 排他ロック SQLM_LOOX
IN Intent None SQLM_LOIN
Z 超排他ロック SQLM_LOOZ
U 更新ロック SQLM_LOOU
NS スキャン共有ロック SQLM_LONS
NW 次キー弱排他ロック SQLM_LONW

lock_mode_requested 要求されているロック・モード : モニター・エレメント

ロックを獲得するのを待機しているアプリケーションが要求したロックのモード。

表 53. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集コマンドおよびレベル
MON_GET_APPL_LOCKWAIT 表関数 - アプリケーションが待機しているロックについての情報の取得 常に収集される
表 54. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロック lock_wait ロック
表 55. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロッキング - 常に収集される
デッドロック1 event_dlconn 常に収集される
詳細付きデッドロック1 event_detailed_dlconn 常に収集される
1
このイベント・モニターは推奨されなくなりました。 この使用は推奨されておらず、将来のリリースではサポートされなくなる予定です。 ロック・タイムアウト、ロック待機、デッドロックなどのロック関連イベントをモニターするには、CREATE EVENT MONITOR FOR LOCKING ステートメントを使用してください。

使用法

アプリケーションが要求したロックのモード。 この値は、 リソース競合の原因を判別するのに役立ちます。

可能性のあるロック・モードは、次に示す表でリストされています。

モード ロックのタイプ API 定数
ロックなし SQLM_LNON
IS 意図的共有ロック SQLM_LOIS
IX 意図的排他ロック SQLM_LOIX
S 共有ロック SQLM_LOOS
SIX 意図的排他ロックで共有 SQLM_LSIX
X 排他ロック SQLM_LOOX
IN Intent None SQLM_LOIN
Z 超排他ロック SQLM_LOOZ
U 更新ロック SQLM_LOOU
NS スキャン共有ロック SQLM_LONS
NW 次キー弱排他ロック SQLM_LONW

lock_name ロック名 : モニター・エレメント

内部バイナリー・ロック名。 このエレメントはロックのユニーク ID を示します。

表 56. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集コマンドおよびレベル
MON_GET_APPL_LOCKWAIT 表関数 - アプリケーションが待機しているロックについての情報の取得 常に収集される
MON_GET_LOCKS 表関数 - 現在接続されているデータベース内のすべてのロックのリスト 常に収集される
表 57. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロック lock 基本
ロック lock_wait lock_wait
表 58. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロッキング - -
デッドロック1 lock -
デッドロック1 event_dlconn -
1
このイベント・モニターは推奨されなくなりました。 この使用は推奨されておらず、将来のリリースではサポートされなくなる予定です。 ロック・タイムアウト、ロック待機、デッドロックなどのロック関連イベントをモニターするには、CREATE EVENT MONITOR FOR LOCKING ステートメントを使用してください。

使用法

ルーチン MON_FORMAT_LOCK_NAME を使用して内部名をフォーマットし、ロックに関する詳細を取得することができます。例えば、これが表ロックである場合、ロックが参照している表および表スペースを取得することができます。

lock_node ロック・ノード : モニター・エレメント

ロックに関係しているノード。

表 59. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アプリケーション subsection ステートメント
デッドロック event_dlconn ステートメント
詳細付きデッドロック event_detailed_dlconn ステートメント
使用法
これはトラブルシューティングに使用できます。

lock_object_name ロック対象名 : モニター・エレメント

このエレメントは情報提供のみを目的としています。 アプリケーションがロックを保留するオブジェクトの名前 (オブジェクト・ロック・レベルの情報)、 またはアプリケーションがロックの取得を待機しているオブジェクトの名前 (アプリケーション・レベルおよびデッドロック・レベルの情報)。

注: このモニター・エレメントは、使用しないでください。このモニター・エレメントを使用しても、エラーは生成されません。そして、有効な値も戻されません。このモニター・エレメントは推奨されておらず、将来のリリースではサポートされなくなる予定です。
表 60. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アプリケーション appl ロック
ロック appl_lock_list ロック
ロック lock 基本
表 61. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
デッドロック lock 常に収集される
デッドロック event_dlconn 常に収集される
詳細付きデッドロック event_detailed_dlconn 常に収集される
使用法
表レベルのロックの場合、SMS および DMS 表スペースのファイル ID (FID)。 行レベルのロックの場合のオブジェクト名は行 ID (RID)。 表スペース・ロックの場合のオブジェクト名はブランク。 バッファー・プール・ロックの場合のオブジェクト名は、バッファー・プールの名前。

ロックを保留する表を判別するときは、ファイル ID は固有のものとは限らないため、 ファイル ID ではなく、table_name および table_schema を使用します。

ロックを保留している表スペースを判別するときは、tablespace_name を使用します。

lock_object_type - 待機中のロック対象タイプ : モニター・エレメント

アプリケーションがロックを保持しているオブジェクトのタイプ (オブジェクト・ロック・レベルの情報)、 またはアプリケーションがロックの取得を待機しているオブジェクトのタイプ (アプリケーション・レベルおよびデッドロック・レベルの情報)。

表 63. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アプリケーション appl ロック
ロック appl_lock_list ロック
ロック lock 基本
ロック lock_wait ロック
表 64. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロッキング - -
デッドロック1 lock -
デッドロック1 event_dlconn -
詳細付きデッドロック1 event_detailed_dlconn -
1
このイベント・モニターは推奨されなくなりました。 この使用は推奨されておらず、将来のリリースではサポートされなくなる予定です。 ロック・タイムアウト、ロック待機、デッドロックなどのロック関連イベントをモニターするには、CREATE EVENT MONITOR FOR LOCKING ステートメントを使用してください。

使用法

このエレメントは、リソースの競合の原因を判別するときに役立ちます。

スナップショット・モニターおよび デッドロック1・イベント・モニター用に、 オブジェクト・タイプ ID が sqlmon.h で定義されています。 オブジェクトは、以下のいずれかのタイプです。
  • 表スペース (sqlmon.h の SQLM_TABLESPACE_LOCK)
  • バッファー・プール
  • ブロック
  • レコード (または行)
  • データ・パーティション (sqlmon.h の SQLM_TABLE_PART_LOCK)
  • 内部 (データベース・マネージャーが内部で保持するほかのタイプのロック)
  • 自動サイズ変更
  • 自動ストレージ。

ロック・イベント・モニターおよび 表 1 のモニター表関数で、lock_object_type モニター・エレメントとして 戻される値を表 4 に示します。

表 65. lock_object_type モニター・エレメントとして戻される値
戻される値 説明
TABLE 表ロック
ROW 行ロック
TABLESPACE 表スペース・ロック
EOT end-of-table ロック
KEYVALUE キー値ロック
SYSBOOT SYSBOOT ロック
PLAN プラン・ロック
VARIATION バリエーション・ロック
SEQUENCE シーケンス・ロック
BUFFERPOOL バッファー・プール・ロック
LOB LOB/LONG 領域ロック
CATALOG カタログ・キャッシュ・ロック
ONLINE_BACKUP オンライン・バックアップ・ロック
OBJECT_TABLE オブジェクト表ロック
ALTER_TABLE 表変更ロック
DMS_SEQUENCE DMS シーケンス・ロック
REORG 部分再編成ロック
MDC_BLOCK MDC ブロック・ロック
TABLE_PARTITION 表パーティション・ロック
AUTORESIZE 自動サイズ変更ロック
AUTOSTORAGE 自動ストレージ・ロック
XMLPATH XML パス・ロック
EXTENT_MOVEMENT エクステント移動ロック
WORKLOAD ワークロード許可ロック
FED_SERVER フェデレーション・サーバー・ロック
FED_USER フェデレーション・ユーザー・マッピング・ロック
CHUNK チャンク・ロック
LOAD_PRE_PART ロードの表事前パーティショニング・ロック
LOAD_PART ロードの表パーティショニング・ロック
LOAD_TS ロードの表スペース・ロック
LONG_FIELD_ESC LONG フィールド・エスカレーション・ロック
LONG_FIELD_SPACE LONG フィールド・バディー・スペース・ロック

lock_release_flags ロック保留解除フラグ : モニター・エレメント

ロック保留解除フラグ。

表 66. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_LOCKS 表関数 - 現在接続されているデータベース内のすべてのロックのリスト 常に収集される
表 67. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロック lock 基本
ロック lock_wait 基本
表 68. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロッキング - 常に収集される
デッドロック1 lock 常に収集される
デッドロック1 event_dlconn 常に収集される
1
このイベント・モニターは推奨されなくなりました。 この使用は推奨されておらず、将来のリリースではサポートされなくなる予定です。 ロック・タイムアウト、ロック待機、デッドロックなどのロック関連イベントをモニターするには、CREATE EVENT MONITOR FOR LOCKING ステートメントを使用してください。

使用法

以下の表に、すべての解除フラグ設定をリストします。 各保留解除フラグは sqlmon.h で定義されているビット・フラグ値に基づいています。
API 定数 説明
SQLM_LOCKRELFLAGS_SQLCOMPILER SQL コンパイラーによるロック
SQLM_LOCKRELFLAGS_UNTRACKED 非ユニーク、非追跡のロック
注: 割り当てられていないビットはすべてアプリケーション・カーソルに使用されます。

lock_status - ロック状況 : モニター・エレメント

ロックの内部状況を示します。

表 69. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集コマンドおよびレベル
MON_GET_APPL_LOCKWAIT 表関数 - アプリケーションが待機しているロックについての情報の取得 常に収集される
MON_GET_LOCKS 表関数 - 現在接続されているデータベース内のすべてのロックのリスト 常に収集される
表 70. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロック lock 基本
表 71. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロッキング - 常に収集される
デッドロック1 lock 常に収集される
1
このイベント・モニターは推奨されなくなりました。 この使用は推奨されておらず、将来のリリースではサポートされなくなる予定です。 ロック・タイムアウト、ロック待機、デッドロックなどのロック関連イベントをモニターするには、CREATE EVENT MONITOR FOR LOCKING ステートメントを使用してください。

使用法

このエレメントは、アプリケーションがオブジェクトに対するロックを取得するために待機しているときに起きていることを明らかにするのに役立ちます。 アプリケーションがすでに必要なオブジェクトのロックを取得しているように見える場合でも、 同じオブジェクトについて異なるタイプのロックの取得を待たなければならないことがあります。

ロックの状況は、次のいずれかになります。
G
付与済みの状態 : アプリケーションは、lock_mode モニター・エレメントが指定する状態のロックを保有しています。
C
変換中の状態 : アプリケーションが保持ロックのタイプを変更しようとしています。例えば、共有ロックから排他ロックへの変更などです。
W
待機状態。
注: ロック・イベント・モニター、デッドロック・イベント・モニター、およびスナップショット API は、上記で説明されている文字の値ではなく数値をレポートします。 次の表に、上記の各状況に対応して使用される数値を示します。
表 72. 数値の lock_status
ロック・イベント・モニター スナップショット API およびデッドロック・イベント・モニター
1 - 付与済み 1 - 付与済み
4 - 変換中 2 - 変換中
2 - 待機 該当なし
注: API ユーザーは、 データベース・システム・モニターの定数の定義が含まれているヘッダー・ファイル sqlmon.h を参照してください。

lock_timeout_val ロック・タイムアウト値 : モニター・エレメント

アプリケーションが SET CURRENT LOCK TIMEOUT ステートメントを発行した時点のタイムアウト値 (秒単位) を示します。 ステートメントが実行されていない場合は、 データベース・レベルのロック・タイムアウトが示されます。

表 73. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アプリケーション appl 基本
アプリケーション agent 基本
表 74. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロッキング - -

使用法

SET CURRENT LOCK TIMEOUT ステートメントを使用して、 アプリケーション・エージェントが表または索引のロックを待機する最大期間を指定できます。

アプリケーションがロックを待つ時間が長すぎる場合は、 アプリケーション中で lock_timeout_val モニター・エレメント値を検査して、 設定値が大きすぎるかどうか調べることができます。 アプリケーション・ロジックにとって適切な場合は、アプリケーションに変更を加え、ロック・タイムアウト値を小さくして、アプリケーションをタイムアウトさせることができます。 SET CURRENT LOCK TIMEOUT ステートメントを使用して、この変更を行えます。

アプリケーションが頻繁にタイムアウトする場合は、ロック・タイムアウトの設定値が小さすぎるかどうかを検査し、 該当する場合は大きくすることができます。

lock_timeouts - ロック・タイムアウト数 : モニター・エレメント

オブジェクトをロックするための要求が許可されずにタイムアウトになった回数。

表 75. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル:
MON_FORMAT_XML_METRICS_BY_ROW - すべてのメトリックに関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数 - 完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT 表関数 - パッケージ・キャッシュ内の SQL ステートメント・アクティビティー・メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT_DETAILS 表関数 - パッケージ・キャッシュ項目の詳細メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE_DETAILS 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの詳細の取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表 関数 - サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 作業単位の詳細メトリックの取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数 - ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
表 76. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース dbase 基本
アプリケーション appl 基本
スナップショット・モニターの場合、このカウンターはリセットできます。
表 77. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アクティビティー event_activity (details_xml 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
アクティビティー event_activitymetrics ACTIVITY METRICS BASE
統計 event_scstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
統計 event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
作業単位 system_metrics 文書に報告されます。 REQUEST METRICS BASE
データベース event_db 常に収集される
接続 event_conn 常に収集される
パッケージ・キャッシュ activity_metrics 文書に報告されます。 ACTIVITY METRICS BASE

使用法

このエレメントは、 locktimeout データベース構成パラメーターの設定値を調整するときに利用できます。 通常の操作レベルと比較して、ロックのタイムアウト回数が多くなった場合は、 ロックを長期にわたって保有しているアプリケーションがある可能性があります。 その場合、このエレメントは、ロックおよびデッドロックに関する他のいくつかのモニター・エレメントを分析して、アプリケーションに問題があるかどうかを判別する必要があることを示している場合があります。

locktimeout データベース構成パラメーターの設定値が高すぎると、 ロックのタイムアウト回数が極端に少なくなります。 この場合は、アプリケーションがロックを取得するための待機時間が長くなります。

lock_timeouts_global - グローバル・ロック・タイムアウト : モニター・エレメント

ロックを保持しているアプリケーションがリモート・メンバー上にある場合のロック・タイムアウト数。

表 78. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル:
MON_FORMAT_XML_METRICS_BY_ROW - すべてのメトリックに関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数 - 完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT 表関数 - パッケージ・キャッシュ内の SQL ステートメント・アクティビティー・メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE_DETAILS 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの詳細の取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表 関数 - サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 作業単位の詳細メトリックの取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数 - ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
表 79. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アクティビティー event_activity (details_xml 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
アクティビティー event_activitymetrics ACTIVITY METRICS BASE
統計 event_scstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
統計 event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
作業単位 - 常に収集される
パッケージ・キャッシュ - 常に収集される
ロッキング - 常に収集される

使用法

このエレメントを、lock_timeouts モニター・エレメントと併せて使用してください。lock_timeouts_global モニター・エレメントは、別のメンバーで保持されているロックを獲得するために待機中に生じたロック・タイムアウト数を示します。同じメンバーで保持されているロックを獲得するための待機中に生じたロック・タイムアウト数を判別するには、以下の数式を使用してください。
lock_timeouts - lock_timeouts_global

DB2 pureScale 環境以外では、この値は常時ゼロになります。

lock_wait_end_time - ロック待機終了タイム・スタンプ : モニター・エレメント

現在ロックされているオブジェクトのロックを取得するための待機をアプリケーションが停止した日時。

表 80. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロッキング lock_participants  

lock_wait_start_time - ロック待機開始タイム・スタンプ : モニター・エレメント

現在、別のアプリケーションによってロックされているオブジェクトに対するロックを取得するために、このアプリケーションが待機を開始した日時。

表 81. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_APPL_LOCKWAIT 表関数 - アプリケーションが待機しているロックについての情報の取得 常に収集される
表 82. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アプリケーション appl ロック、タイム・スタンプ
ロック lock_wait ロック、タイム・スタンプ
表 83. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロッキング - 常に収集される
デッドロック1 event_dlconn タイム・スタンプ
詳細付きデッドロック1 event_detailed_dlconn タイム・スタンプ
1
このイベント・モニターは推奨されなくなりました。 この使用は推奨されておらず、将来のリリースではサポートされなくなる予定です。 ロック・タイムアウト、ロック待機、デッドロックなどのロック関連イベントをモニターするには、CREATE EVENT MONITOR FOR LOCKING ステートメントを使用してください。

使用法

このエレメントは、リソース競合の重大度を判別するときに役立ちます。

lock_wait_time - ロック待機中の時間 : モニター・エレメント

ロック待機に費やされた合計経過時間。 値はミリ秒単位で示されます。

表 84. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル:
MON_FORMAT_XML_METRICS_BY_ROW - すべてのメトリックに関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_FORMAT_XML_TIMES_BY_ROW - フォーマット設定された行ベースの待機/処理時間の結合された階層を取得する 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_FORMAT_XML_WAIT_TIMES_BY_ROW - 待機時間に関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数 - 完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT 表関数 - パッケージ・キャッシュ内の SQL ステートメント・アクティビティー・メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT_DETAILS 表関数 - パッケージ・キャッシュ項目の詳細メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE_DETAILS 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの詳細の取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE_EXEC_LIST 表関数 - ルーチンによって実行されるステートメントのリストの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表 関数 - サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_TABLE 表関数 - 表メトリックの取得 DATA OBJECT METRICS EXTENDED
MON_GET_TABLE_USAGE_LIST 表関数 - 表使用リストからの情報を返す DATA OBJECT METRICS EXTENDED
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 作業単位の詳細メトリックの取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数 - ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE_EXEC_LIST 表関数 - ルーチンによって実行されるステートメントのリストの取得 常に収集される
表 85. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース dbase ロック
アプリケーション appl ロック
ロック appl_lock_list appl_lock_list
スナップショット・モニターの場合、このカウンターはリセットできます。
表 86. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アクティビティー event_activity (details_xml 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
アクティビティー event_activitymetrics ACTIVITY METRICS BASE
統計 event_scstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
統計 event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
作業単位 system_metrics 文書に報告されます。 REQUEST METRICS BASE
データベース event_db 常に収集される
接続 event_conn 常に収集される
トランザクション event_xact 常に収集される
パッケージ・キャッシュ activity_metrics 文書に報告されます。 ACTIVITY METRICS BASE

使用法

データベース・レベルでは、 このデータベース内ですべてのアプリケーションが 1 つのロックを待機した合計経過時間を示します。 この測定された経過時間には、 アクティビティーの実行中に取得したロックに関して費やした時間と、 コンパイルなどの他の処理中に取得したロックに関して費やした時間が含まれる場合があります。

アプリケーション接続およびトランザクションのレベルでは、 この接続またはトランザクションがロックの付与を待機した合計経過時間を示します。

このエレメントの値に、現在もロック待機状態にあるエージェントのロック待機時間は含まれません。 これにはすでにロック待機が完了したエージェントのロック待機時間のみが含まれます。

このエレメントと lock_waits モニター・エレメントを組み合わせて使用すると、 平均ロック待機時間を計算できます。 この計算は、データベース・レベルとアプリケーション接続レベルのいずれでも行えます。

経過時間を示すモニター・エレメントを使用するときは、次のことを考慮してください。
  • 経過時間は、システム負荷の影響を受けるので、実行する処理数が多くなると、 この経過時間の値は大きくなる。
  • このエレメントをデータベース・レベルで計算する場合、 データベース・システム・モニターはアプリケーション・レベルの時間を合計する。 この場合、 同時に複数のアプリケーション処理が実行されていることがあるので、 データベース・レベルでは時間が二重に計算されます。

    意味のあるデータを提供するためには、 上記の説明に従って平均ロック待機時間を計算してください。

lock_wait_time_global - グローバル・ロック待機時間 : モニター・エレメント

グローバルなロック待機時間。この時間の測定単位はミリ秒です。

表 87. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル:
MON_FORMAT_XML_METRICS_BY_ROW - すべてのメトリックに関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_FORMAT_XML_TIMES_BY_ROW - フォーマット設定された行ベースの待機/処理時間の結合された階層を取得する 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_FORMAT_XML_WAIT_TIMES_BY_ROW - 待機時間に関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数 - 完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT 表関数 - パッケージ・キャッシュ内の SQL ステートメント・アクティビティー・メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE_DETAILS 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの詳細の取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表 関数 - サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_TABLE 表関数 - 表メトリックの取得 DATA OBJECT METRICS EXTENDED
MON_GET_TABLE_USAGE_LIST 表関数 - 表使用リストからの情報を返す DATA OBJECT METRICS EXTENDED
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 作業単位の詳細メトリックの取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数 - ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
表 88. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アクティビティー event_activity (details_xml 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
アクティビティー event_activitymetrics ACTIVITY METRICS BASE
統計 event_scstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
統計 event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
作業単位 - 常に収集される
パッケージ・キャッシュ - 常に収集される
ロッキング - 常に収集される

使用法

このモニター・エレメントを lock_wait_time モニター・エレメント (ロックに費やされた合計待機時間を示します) と併せて使用します。lock_wait_time_global モニター・エレメントは、別のメンバー上の競合アプリケーションによって保持されているロックの待機時間を示します。同じメンバー上の競合アプリケーションによって保持されているロックの合計待機時間を判別するには、以下の数式を使用してください。
lock_wait_time - lock_wait_time_global

DB2 pureScale 環境以外では、この値は常時ゼロになります。

lock_wait_time_global_top - 最長グローバル・ロック待機時間 : モニター・エレメント

別のメンバーで保持されているロックに関して生じた最長ロック待機。この値はミリ秒単位で報告されます。

表 89. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
統計 event_wlstats 常に収集される

lock_wait_time_top - ロック待機時間の最上位 : モニター・エレメント

ワークロードでの任意の要求のロック待機時間の最高水準点。 単位はミリ秒です。lock_wait_time_top 最高水準点はワークロードに対して常に収集されます。要求メトリックが使用可能になっている場合にのみ、要求はこの最高水準点に寄与します。

表 90. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
統計 event_wlstats 常に収集される

使用法

このエレメントを使用して、収集された時間間隔におけるワークロード用のパーティションでの要求の最大ロック待機時間を判別することができます。

lock_wait_val - ロック待機値のモニター・エレメント

mon_lockwait のイベントが生成されるまでのロック待機時間 (ミリ秒単位)。

表 91. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロッキング lock_participants  

lock_waits - ロック待機数 : モニター・エレメント

アプリケーションまたは接続がロックを待機した合計回数。

表 92. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル:
MON_FORMAT_XML_METRICS_BY_ROW - すべてのメトリックに関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数 - 完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT 表関数 - パッケージ・キャッシュ内の SQL ステートメント・アクティビティー・メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT_DETAILS 表関数 - パッケージ・キャッシュ項目の詳細メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE_DETAILS 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの詳細の取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE_EXEC_LIST 表関数 - ルーチンによって実行されるステートメントのリストの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表 関数 - サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_TABLE 表関数 - 表メトリックの取得 DATA OBJECT METRICS EXTENDED
MON_GET_TABLE_USAGE_LIST 表関数 - 表使用リストからの情報を返す DATA OBJECT METRICS EXTENDED
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 作業単位の詳細メトリックの取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数 - ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
表 93. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース dbase 基本
アプリケーション appl 基本
スナップショット・モニターの場合、このカウンターはリセットできます。
表 94. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アクティビティー event_activity (details_xml 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
アクティビティー event_activitymetrics ACTIVITY METRICS BASE
統計 event_scstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
統計 event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
作業単位 system_metrics 文書に報告されます。 REQUEST METRICS BASE
データベース event_db 常に収集される
接続 event_conn 常に収集される
パッケージ・キャッシュ activity_metrics 文書に報告されます。 ACTIVITY METRICS BASE

使用法

データベース・レベルでは、 アプリケーションがデータベース内でロックを待機した合計回数を示します。

アプリケーション接続レベルでは、この接続がロックを要求し、 ほかの接続がデータ上でロックを保留していたために待機した合計回数を示します。

このエレメントと lock_wait_time を組み合わせて使用すると、 データベース・レベルの場合は平均ロック待機時間を計算できます。 この計算は、データベース・レベルとアプリケーション接続レベルのいずれでも行えます。

平均ロック待機時間が長い場合は、 多数のロックを保留するアプリケーションまたはロック・エスカレーションを起こしているアプリケーションを探します。 これにより、必要に応じてアプリケーションをエスカレーションして並行性を改善します。 エスカレーションが原因で平均ロック待機時間が長くなっている場合は、 locklist および maxlocks 構成パラメーターのどちらか、 または両方の設定値が低すぎることが原因と考えられます。

lock_waits_global - グローバル・ロック待機 : モニター・エレメント

リモート・メンバー上にあるロックをアプリケーションが保持しているために生じたロック待機数。

表 95. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル:
MON_FORMAT_XML_METRICS_BY_ROW - すべてのメトリックに関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数 - 完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT 表関数 - パッケージ・キャッシュ内の SQL ステートメント・アクティビティー・メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE_DETAILS 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの詳細の取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表 関数 - サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_TABLE 表関数 - 表メトリックの取得 DATA OBJECT METRICS EXTENDED
MON_GET_TABLE_USAGE_LIST 表関数 - 表使用リストからの情報を返す DATA OBJECT METRICS EXTENDED
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 作業単位の詳細メトリックの取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数 - ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
表 96. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アクティビティー event_activity (details_xml 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
アクティビティー event_activitymetrics ACTIVITY METRICS BASE
統計 event_scstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
統計 event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
作業単位 - 常に収集される
パッケージ・キャッシュ - 常に収集される
ロッキング - 常に収集される

使用法

このモニター・エレメントを、lock_waits モニター・エレメント (すべてのメンバー上の競合アプリケーションによって保持されているロックが原因で生じたロック待機合計数をレポートします) と一緒に使用してください。lock_waits_global モニター・エレメントは、別のメンバー上の競合アプリケーションで保持されていたロック待機回数を示します。待機アプリケーションと同じメンバー上の競合アプリケーションによって保持されているロック待機数を判別するには、以下の数式を使用します。
lock_waits - lock_waits_global

DB2 pureScale 環境以外では、この値は常時ゼロになります。

locks_held - ロック保持数 : モニター・エレメント

現在保持されているロックの数。

表 97. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 常に収集される
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) 常に収集される
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 常に収集される
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 作業単位の詳細メトリックの取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) 常に収集される
表 98. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース dbase 基本
アプリケーション appl 基本
ロック db_lock_list 基本
ロック appl_lock_list 基本
表 99. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
詳細付きデッドロック event_detailed_dlconn 常に収集される

使用法

モニター情報がデータベース・レベルの場合は、 データベース内のすべてのアプリケーションが現在保持しているロックの合計数を示します。

モニター情報がアプリケーション・レベルの場合は、 アプリケーションのすべてのエージェントが現在保持しているロックの合計数を示します。

locks_held_top - ロック保持最大数 : モニター・エレメント

このトランザクション中に保持されたロックの最大数。

表 100. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
トランザクション event_xact 常に収集される

使用法

このエレメントを使用すると、 maxlocks 構成パラメーターで定義されている、 アプリケーションが使用可能な最大ロック数に近づいているかどうかを判別できます。 このパラメーターは、 ロック・エスカレーションを起こさずに各アプリケーションが使用できるロック・リストのパーセンテージを示します。 ロック・エスカレーションが起こると、 データベースに接続されている各アプリケーション間の並行性が低下します。

maxlocks パラメーターがパーセンテージで指定されるのに対して、このエレメントはカウンターであるため、以下のいずれかの公式を使って計算することにより、このエレメントで得られるカウントと、1 つのアプリケーションで保持できる合計ロック数とを比較できます。
  • 64 ビット・システムでは (locklist * 4096 / 64 ) * (maxlocks / 100)
  • 32 ビット・システムでは (locklist * 4096 / 48 ) * (maxlocks / 100)

ロック数が多い場合は、アプリケーション内で実行するコミットの数を多くして、 一部のロックを解放する必要があります。

locks_in_list 報告されたロックの回数 : モニター・エレメント

イベント・モニターの報告対象の特定のアプリケーションが保留するロック数。

表 101. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
詳細付きデッドロック event_detailed_dlconn 常に収集される

locks_waiting - ロックで待機中の現行エージェント : モニター・エレメント

ロック待機中のエージェントの数を示します。

表 102. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース dbase 基本
アプリケーション appl 基本
ロック db_lock_list 基本

使用法

このエレメントと appls_cur_cons と組み合わせて使用すると、ロックを待機中のアプリケーションのパーセンテージが分かります。この値が大きい場合は、アプリケーションに並行性の問題がある可能性があるため、 ロックや排他ロックを長時間にわたって保留しているアプリケーションを確認する必要があります。

log_buffer_wait_time - ログ・バッファー待機時間 : モニター・エレメント

ログ・バッファー内のスペースの待機にエージェントが費やした時間。 値はミリ秒単位で示されます。

表 103. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル:
MON_FORMAT_XML_METRICS_BY_ROW - すべてのメトリックに関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_FORMAT_XML_TIMES_BY_ROW - フォーマット設定された行ベースの待機/処理時間の結合された階層を取得する 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_FORMAT_XML_WAIT_TIMES_BY_ROW - 待機時間に関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数 - 完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT 表関数 - パッケージ・キャッシュ内の SQL ステートメント・アクティビティー・メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT_DETAILS 表関数 - パッケージ・キャッシュ項目の詳細メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE_DETAILS 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの詳細の取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表 関数 - サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 作業単位の詳細メトリックの取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数 - ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
表 104. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アクティビティー event_activity (details_xml 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
アクティビティー event_activitymetrics ACTIVITY METRICS BASE
統計 event_scstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
統計 event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
作業単位 system_metrics 文書に報告されます。 REQUEST METRICS BASE
パッケージ・キャッシュ activity_metrics 文書に報告されます。 ACTIVITY METRICS BASE

log_disk_wait_time - ログ・ディスク待機時間 : モニター・エレメント

ログ・レコードがディスクにフラッシュされるのをエージェントが待機していた時間。 値はミリ秒単位で示されます。

表 105. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル:
MON_FORMAT_XML_METRICS_BY_ROW - すべてのメトリックに関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_FORMAT_XML_TIMES_BY_ROW - フォーマット設定された行ベースの待機/処理時間の結合された階層を取得する 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_FORMAT_XML_WAIT_TIMES_BY_ROW - 待機時間に関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数 - 完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT 表関数 - パッケージ・キャッシュ内の SQL ステートメント・アクティビティー・メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT_DETAILS 表関数 - パッケージ・キャッシュ項目の詳細メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE_DETAILS 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの詳細の取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表 関数 - サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 作業単位の詳細メトリックの取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数 - ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
表 106. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アクティビティー event_activity (details_xml 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
アクティビティー event_activitymetrics ACTIVITY METRICS BASE
統計 event_scstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
統計 event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
作業単位 system_metrics 文書に報告されます。 REQUEST METRICS BASE
パッケージ・キャッシュ activity_metrics 文書に報告されます。 ACTIVITY METRICS BASE

log_disk_waits_total - ログ・ディスク待機の合計 : モニター・エレメント

ログ・データがディスクに書き込まれるのをエージェントが待機しなければならなかった回数。

表 107. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル:
MON_FORMAT_XML_METRICS_BY_ROW - すべてのメトリックに関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数 - 完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT 表関数 - パッケージ・キャッシュ内の SQL ステートメント・アクティビティー・メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT_DETAILS 表関数 - パッケージ・キャッシュ項目の詳細メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE_DETAILS 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの詳細の取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表 関数 - サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 作業単位の詳細メトリックの取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数 - ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
表 108. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アクティビティー event_activity (details_xml 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
アクティビティー event_activitymetrics ACTIVITY METRICS BASE
統計 event_scstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
統計 event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
作業単位 system_metrics 文書に報告されます。 REQUEST METRICS BASE
パッケージ・キャッシュ activity_metrics 文書に報告されます。 ACTIVITY METRICS BASE

log_hadr_wait_cur - 現在のロガー待機時間 : モニター・エレメント

HADR ログ配送要求での現在のロガー待機時間。 ロガーが待機していない場合は 0 を戻します。 待機時間がピア待機限度に達すると、HADR はピア状態から抜け出して 1 次データベースのブロックを解除します。 ロガーが完全にブロックされている場合、log_hadr_wait_curlog_hadr_wait_time はリアルタイムで増加しますが、log_hadr_waits_total は変化しません。 単位はミリ秒です。

表 109. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_HADR 表関数 - 高可用性災害時リカバリー (HADR) のモニター情報を戻す 常に収集される

log_hadr_wait_time - 合計ロガー待機時間 : モニター・エレメント

ロガーが HADR によるログの配送を待機するのに費やした合計時間。 log_hadr_wait_timelog_hadr_waits_total を使用すると、任意のインターバルにおけるログ・フラッシュ当たりの平均 HADR 待機時間を計算できます。 また、この 2 つのフィールドは表関数 mon_get_transaction_log によっても報告されます。 単位はミリ秒です。

表 110. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_HADR 表関数 - 高可用性災害時リカバリー (HADR) のモニター情報を戻す 常に収集される

log_hadr_waits_total - 合計ロガー待機イベント : モニター・エレメント

ロガーの HADR 待機イベントの総数。 この数は、ロガーが HADR ログ転送に関して待機を開始する度に増分されます。これには、待機状態から即時に復帰した場合も含まれます。 従って、このカウントは事実上、ピア状態でのログ・フラッシュの数です。 log_hadr_wait_timelog_hadr_waits_total を使用すると、任意のインターバルにおけるログ・フラッシュ当たりの平均 HADR 待機時間を計算できます。 また、この 2 つのフィールドは表関数 mon_get_transaction_log によっても報告されます。

表 111. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_HADR 表関数 - 高可用性災害時リカバリー (HADR) のモニター情報を戻す 常に収集される

log_held_by_dirty_pages ダーティー・ページによって占有されるログ・スペースの量 : モニター・エレメント

データベース中の最も古いダーティー・ページと、 アクティブ・ログの先頭との間の差に対応するログの量 (バイト単位)。

エレメント ID
log_held_by_dirty_pages
エレメント・タイプ
水準点
表 112. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_TRANSACTION_LOG 表関数 - ログ情報の取得 常に収集される
表 113. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース dbase 基本
表 114. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース event_db 常に収集される
使用法
この値は、スナップショットをとる際に、 そのスナップショットの時点の条件に基づいて計算されます。

このエレメントは、 バッファー・プール中の最も古いページに関するページ・クリーニングの有効性を評価するのに使用してください。

バッファー・プール中の古いページのクリーニングは、 softmax データベース構成パラメーターによって管理されます。 ページ・クリーニングが有効な場合は、 log_held_by_dirty_pages がほぼ次の値以下である必要があります。
  (softmax / 100)  *  logfilsiz * 4096

このステートメントが真でない場合は、 ページ・クリーナー数 (num_iocleaners) 構成パラメーターを大きくしてください。

この条件が真で、ダーティー・ページに保持されるログを少なくすることが必要な場合は、 softmax 構成パラメーターを小さくしてください。

log_read_time ログ読み取り時間 : モニター・エレメント

ロガーがログ・データをディスクから読み取るのに要した合計経過時間。 表に書き込むイベント・モニターの場合、 このエレメントの値は、BIGINT データ・タイプを使用して、マイクロ秒単位で示されます。

表 115. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_TRANSACTION_LOG 表関数 - ログ情報の取得 常に収集される
表 116. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース dbase 基本
スナップショット・モニターの場合、このカウンターはリセットできます。
表 117. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース event_db 常に収集される
使用法
このエレメントと log_readsnum_log_read_io、 および num_log_data_found_in_buffer エレメントを組み合わせて使用すると、 次のことを判別できます。
  • 現行ディスクがロギングに適しているかどうか。
  • ログ・バッファー・サイズが適切かどうか。

log_reads 読み取られたログ・ページの数 : モニター・エレメント

ロガーがディスクから読み取ったログ・ページの数。

エレメント ID
log_reads
エレメント・タイプ
カウンター
表 118. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_TRANSACTION_LOG 表関数 - ログ情報の取得 常に収集される
表 119. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース dbase 基本
スナップショット・モニターの場合、このカウンターはリセットできます。
表 120. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース event_db 常に収集される
使用法
このエレメントとオペレーティング・システム・モニターを組み合わせて使用すると、 データベース・アクティビティーによって発生した装置上の入出力の量がわかります。

log_to_redo_for_recovery リカバリーの場合に再実行されるログの量 : モニター・エレメント

クラッシュ・リカバリーの場合に再実行する必要のあるログの量 (バイト単位)。

エレメント ID
log_to_redo_for_recovery
エレメント・タイプ
水準点
表 121. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_TRANSACTION_LOG 表関数 - ログ情報の取得 常に収集される
表 122. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース dbase 基本
表 123. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース event_db 常に収集される
使用法
この値は、スナップショットをとる際に、 そのスナップショットの時点の条件に基づいて計算されます。 値が大きいほど、 システムのクラッシュ後のリカバリー時間が長くなることを示します。 値が大きすぎるように思える場合は、 log_held_by_dirty_pages モニター・エレメントを検査して、 ページ・クリーニングを調整する必要があるかどうか調べてください。 また、終了する必要のある長期実行トランザクションがあるかどうかも検査してください。

log_write_time ログ書き込み時間 : モニター・エレメント

ロガーがログ・データをディスクに書き込むのに要した合計経過時間。 表に書き込むイベント・モニターの場合、 このエレメントの値は、BIGINT データ・タイプを使用して、マイクロ秒単位で示されます。

表 124. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_TRANSACTION_LOG 表関数 - ログ情報の取得 常に収集される
表 125. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース dbase 基本
スナップショット・モニターの場合、このカウンターはリセットできます。
表 126. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース event_db 常に収集される
使用法
このエレメントと log_writes および num_log_write_io エレメントを組み合わせて使用すると、 現行ディスクがロギングに適しているかどうかを判別できます。

log_writes 書き込まれたログ・ページの数 : モニター・エレメント

ロガーがディスクに書き込んだログ・ページの数。

エレメント ID
log_writes
エレメント・タイプ
カウンター
表 127. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_TRANSACTION_LOG 表関数 - ログ情報の取得 常に収集される
表 128. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース dbase 基本
スナップショット・モニターの場合、このカウンターはリセットできます。
表 129. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース event_db 常に収集される
使用法
このエレメントとオペレーティング・システム・モニターを組み合わせて使用すると、 データベース・アクティビティーによって発生した装置上の入出力の量がわかります。
注: ログ・ページがディスクに書き込まれる際、 最後のページが満杯になっていない場合があります。 その場合、部分的なログ・ページがログ・バッファー内に残り、 さらにログ・レコードがページに書き込まれます。 その結果、ログ・ページは、ロガーによってディスクに複数回書き込まれることがあります。 このエレメントからは、DB2 が生成したページ数は測定できません。

long_object_pages 長いオブジェクト・ページ数 : モニター・エレメント

表中の LONG データが使用するディスク・ページの数。

表 131. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
table 基本
表 132. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
event_table 常に収集される
使用法
このエレメントを使用すると、 特定の表中の LONG データが使用する実際のスペースの量を表示できます。 このエレメントと表イベント・モニターを組み合わせて使用すると、 時間とともに LONG データが大きくなる比率を追跡できます。

long_object_l_pages - 長いオブジェクト・データ論理ページ : モニター・エレメント

この表に含まれている長いデータによって使用された、ディスク上の論理ページの数。

表 133. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_TABLE 表関数 - 表メトリックの取得 常に収集される

使用法

  • この値は、オブジェクトに物理的に割り振られているスペース量より小さい場合があります。 そのようになる可能性があるのは、TRUNCATE ステートメントの REUSE STORAGE オプションを使用した場合です。 このオプションを指定すると、表に割り振られているストレージは引き続き割り振られますが、ストレージは空と見なされます。 さらに、このモニター・エレメントの値は、オブジェクトに論理的に割り振られているスペース量よりも小さくなる可能性があります。 その理由は、論理的に割り振られているスペースの合計には、量的にはわずかですが追加のメタデータが含まれているからです。

    オブジェクトの正確な論理サイズまたは物理サイズを取得するには、ADMIN_GET_TAB_INFO_V97 関数を使用します。 この関数を使用すると、このモニター・エレメントに関して報告されるページ数とページ・サイズの積で得られる値よりも正確なオブジェクト・サイズに関する情報が得られます。

long_tbsp_id - LONG 表スペース ID : モニター・エレメント

この表で、LONG データ (LONG または LOB タイプの列) を保持する表スペースの ID。

表 134. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集コマンドおよびレベル
MON_GET_TABLE 表関数 - 表メトリックの取得 常に収集される

使用法

このエレメントの値は、SYSCAT.TABLESPACES のビューの TBSPACEID 列の値と一致します。