旧バージョンの DB2® データベースを、このインスタンスで実行されているリリースに対応する形式に変換します。
db2ckupgrade コマンドは、データベースがアップグレードの準備ができていることを検査するために、インスタンスのアップグレードの前に発行する必要があります。 db2iupgrade コマンドは、暗黙的に db2ckupgrade を呼び出します。アップグレード作業、および DB2 データベース製品の現行バージョンを Windows オペレーティング・システムにインストールする作業に先立って、すべてのデータベースをバックアップしておいてください。
SYSADM
このコマンドは、データベース接続を確立します。
>>-UPGRADE--+-DATABASE-+--database-alias------------------------> '-DB-------' >--+-------------------------------------+--+-----------+------>< '-USER--username--+-----------------+-' '-REBINDALL-' '-USING--password-'
db2 UPGRADE DATABASE sales
このコマンドは、データベースを新しいバージョンにアップグレードするだけであり、 アップグレード済みのデータベースを元のバージョンに戻すために使用することはできません。
アップグレードの前にデータベースをカタログする必要があります。
アップグレードの途中でエラーが発生する場合、提案されているユーザー応答を試みる前に、 TERMINATE コマンドを発行することが必要になる場合があります。例えば、アップグレード中にログ・フル・エラーが発生した場合 (SQL1704: データベースのアップグレードは失敗しました。理由コード "3")、データベース構成パラメーターの logprimary と logfilsiz の値を大きくする前に、TERMINATE コマンドを発行する必要があります。 データベースが既に再配置された後にアップグレードが失敗した場合、 CLP はそのデータベース・ディレクトリー・キャッシュをリフレッシュする必要があります (「ログがいっぱい」エラーが戻される場合にこのようになる可能性があります)。