-905 UNSUCCESSFUL EXECUTION DUE TO RESOURCE LIMIT BEING EXCEEDED, RESOURCE NAME = resource-name LIMIT = limit-amount1 CPU SECONDS (limit-amount2 SERVICE UNITS) DERIVED FROM limit-source
説明
- resource-name
- 限界を超えたリソースの名前です。 また、これは限界値を取り出す Db2® 表の列の名前です。 resource-name は ASUTIME で、各 SQL ステートメントに許可された CPU 秒数です。
- limit-amount1
- 許可された CPU 秒数の最大数。
- limit-amount2
- 許可されたサービス単位の最大数。
- limit-source
- 限界量を取り出すために使用されたソースは、 リソース限定仕様表、システム・パラメーター、または SYSIBM.SYSROUTINES カタログ表の名前です。 ソースがシステム・パラメーターである場合は、リソース限定仕様表に該当項目が含まれていなかったか、 あるいはその表にアクセス中にエラーが発生しました。
システムの処置
limit-source がリソース限定仕様表またはシステム・パラメーターである場合、 この SQL ステートメントの実行は終了します。
ASUTIME しきい値を超えたルーチンの場合は、現在のトランザクションが前のコミット・ポイントまでロールバックされます。スレッドはロールバック必須状態になり、ROLLBACK が発行される前に SQL ステートメントを処理することはできません。
この障害に関するもっと詳しい情報を含んだトレース・レコードが生成されます。失敗に終わった指示に関連する SQL カーソルがある場合、その位置は変更されず、CLOSE または PREPARE ステートメントを発行することができます。他の操作がカーソルに試みられた場合、その操作は実行できず、SQLCODE -905 が戻されます。 カーソルがない場合、このステートメントはロールバックされています。
プログラマーの応答
この SQL ステートメントまたはストアード・プロシージャーの実行に なぜそんなに時間がかかったのかを判別し、適切な処置をとってください。 SQL ステートメントを簡素化すること、表および索引を構成し直すこと、 あるいはリソース限定仕様表の保守に責任のあるインストール・グループと連絡することなどが考えられます。
limit-source がリソース限定仕様表またはシステム・パラメーターである場合、 この戻りコードを受け取るアプリケーション・プログラムは、追加の SQL ステートメントを 実行することができます。
リソース限定機能によってモニターされているステートメントに応答して SQLCODE -905 が発行された場合は、リソース限定表内のルーチンに指定されている ASUTIME 値を大きくしてください。
SQLSTATE
57014