-4738   TABLE table-name CANNOT BE DEFINED AS SPECIFIED IN THE statement STATEMENT IN A COMMON CRITERIA ENVIRONMENT

説明

CREATE、DECLARE、または ALTER ステートメントが、共通基準環境で新規の表を定義または既存の表を変更しようとしましたが、次のいずれかの理由で指定が無効です。
  • CREATE TABLE ステートメントに、列定義の明示的リストが含まれていましたが、セキュリティー・ラベル列が含まれていませんでした。共通基準環境では、セキュリティー・ラベル列を持つように各表を定義する必要があります。
  • CREATE TABLE ステートメントに、新規基本表を定義するために、WITH NO DATA 文節とともに LIKE 文節または AS FULLSELECT 文節が含まれていました。LIKE 文節と AS FULLSELECT の全選択文節は、共通基準環境ではサポートされていません。
  • CREATE TABLE ステートメントに、マテリアライズ照会表を定義するために AS FULLSELECT 文節が含まれていましたが、WITH NO DATA 文節が指定されませんでした。マテリアライズ照会表は、共通基準環境ではサポートされていません。
  • DECLARE GLOBAL TEMPORARY TABLE ステートメントに、新規一時表を定義するために、WITH NO DATA 文節とともに LIKE 文節または AS FULLSELECT 文節が含まれていました。LIKE 文節と AS FULLSELECT 文節は、共通基準環境ではサポートされていません。
  • ALTER TABLE ステートメントが、表をマテリアライズ照会表に変更しようとしました。マテリアライズ照会表は、共通基準環境ではサポートされていません。

システムの処置

このステートメントを処理することはできません。

プログラマーの応答

共通基準環境で有効になるようにステートメントを変更してください。
  • 列定義のリストが含まれている CREATE TABLE ステートメントの場合は、ステートメントが共通基準環境で発行されるときに (DSN6SPRM COMCRIT=YES)、作成されたすべての表にセキュリティー・ラベルが必要です。列を AS SECURITY LABEL と指定するか、またはサブシステム・パラメーターを変更してください。
  • LIKE または AS FULLSELECT 文節が含まれている CREATE または DECLARE ステートメントの場合は、文節を除去し、定義している表の属性を明示的に指定してください。
  • 共通基準環境では、マテリアライズ照会表を定義しようとする CREATE または ALTER TABLE ステートメントを発行しないでください。

SQLSTATE

56038