-390 OBJECT object-name, SPECIFIC NAME specific-name, IS NOT VALID IN THE CONTEXT WHERE IT IS USED
説明
次の状況の 1 つが発生しました。
- ある関数が、使用されているコンテキストでは無効な特定の関数に変じてしまいました。
- UNNEST が、許可されていないコンテキストで使用されました。
- object-name
- オブジェクトの名前。
- specific-name
- 特定名。specific-name が空ストリングである場合は、その関数は function-name に
よって識別されている組み込み関数に変じてしまいました。
UNNEST が無効であることが原因でエラーが発生した場合、specific-name は *N です。
このエラーの原因としては、以下のことが考えられます。
- スカラー関数または集約関数が、表関数のみが許される場所 (照会の FROM 文節の中 など) で参照されている。
- 表関数が、スカラー関数または集約関数のみが許される場所 (式の中など) で参照されている。
- 関数は CREATE FUNCTION ステートメントの SOURCE 節で参照されますが、その関数に (または特定の関数シグニチャーに) ソース関数を定義することはできません。
- 関数 XMLMODIFY が参照されているが、更新時に SET 代入節の右側に入る最上位の式ではない。
- 汎用表関数が参照されたが、typed-correlation-clause が指定されていない。
- typed-correlation-clause が指定されているが、参照されている関数が汎用表関数ではない。
- サポートされないコンテキストで UNNEST が指定された。
- CORRELATION、COVARIANCE、COVARIANCE_SAMP、または ARRAY_AGG セット関数が、同じ SQL ステートメント内の CUBE、ROLLUP、または GROUPING SETS 節がある場所で参照されている。
- ORDER BY 文節または DISTINCT 文節が含まれている全選択で、ARRAY_AGG または LISTAGG が参照されている。
システムの処置
このステートメントを処理することはできません。
プログラマーの応答
関数の場合は、正しい関数名および引数が指定されていること、および SQL パスに正しい関数が定義されているスキーマが含まれていることを確認してください。 場合によっては、関数名、引数、または SQL パス (SET CURRENT PATH または PATH バインド・オプションを使用) を変更するか、または関数が使用されるコンテキストを変更する必要があります。
SQLSTATE
42887