-30005 EXECUTION FAILED BECAUSE FUNCTION NOT SUPPORTED BY THE SERVER: LOCATION location-name PRODUCT ID product-identifier REASON reason-code (sub-code)
説明
現行の SQL ステートメントが、要求機能をサポートしていないサーバーに経路指定されたため、この SQL ステートメントは失敗しました。このエラーは、その後の SQL ステートメントの正常な処理を妨げるものではありません。
- location-name
- 要求された機能を実行するために必要なデータベース・プロトコルをサポートできなかったサーバーの名前。
- product-identifier
- 製品を識別する英数字ストリング。製品 ID の形式は pppvvrrm です。ここで、ppp は 3 文字で構成される製品コード (Db2® の場合は DSN など)、vv はバージョン、rr はリリース、m はモディフィケーション・レベルです。例えば、DSN12015は、機能レベル 500 以上 の活動化後のDb2 12を示します。製品コード (ppp) は、以下のいずれかの値です。
- IBM Db2 Analytics Accelerator for z/OS®の場合は AQT
- DB2® Server for VSE & VMの場合は ARI
- Db2 for z/OSの場合は DSN
- IBM® Data Server Driver for JDBC and SQLJの場合は JCC
- DB2 for iの場合は QSQ
- Db2 for Linux, UNIX, and Windowsの場合は SQL
- 0
- 機能レベル 100 または 100*。
- 5
- 機能レベル 500 以上。
- reason-code
- 関数を識別する数値。考えられる値としては、次のものがあります。
- 0010
- LONG_STMTS
- 0020
- LONG255_IDS
- 0030
- EXTENDED_DESCRIBE
- 0040
- EXTENDED_DIAGNOSTICS
- 0050
- KEEP_DYNAMIC
- 0060
- UNICODE_CONVERSION
- 0070
- ROWSET_CURSOR
- 0080
- DYNAMIC_SCROLLABLE_CURSOR
- 0090
- FLEX_BLOCKING
- 0100
- PACKAGE_PATH
- 0110
- REOPT_ONCE
- 0120
- REOPT_ALWAYS
- 0130
- REOPT_NONE
- 0140
- SCROLL_ORIENTATION
- 0150
- DIV_SCALE
- 0160
- QUERY_INSTANCE
- 0170
- MULTIROW_INPUT
- 0180
- SQL_ATTRIBUTES
- 0190
- SQL_GET
- 0200
- SET
- 0210
- BIND_DEPLOY
- 0220
- DUP_QUERY_SEMANTICS
- 0230
- BINARY_XML_FORMAT
- 0240
- BIND_DEPLOY_FUNCTION
- 0250
- REMOTE_QUERY_OFFLOAD
- 0260
- ORDINARY_ARRAY_PARM
- sub-code
- ネットワーク内でエラーが検出された方法を示す 1 バイトの値。
該当する追加情報がない場合、この値は 0 です。
- '01'x
- リクエスターとして動作しているローカル Db2 がエラーを検出しました。 location-name および product-identifier に示された値は、エラーが発生したサーバーを識別します。
- '02'x
- サーバーがエラーを検出しました。location-name および product-identifier に示された値は、ローカル Db2 サーバーの場所およびレベルを識別します。
- '03'x または '04'x
- 中間サーバー (ホップ・サイト) がエラーを検出しました。location-name および product-identifier に示された値は、エラーが発生したサーバーを識別します。
システムの処置
このステートメントを処理することはできません。 SQLCA はフォーマット設定されました。
プログラマーの応答
DBA に連絡し、この SQLCODE が表示される原因となった SQL ステートメントの分析の支援を依頼してください。
問題判別
コードに 示されていた reason-code 値を使用して、 サポートされなかった機能を判別してください。問題をさらに詳細に確認するには、sub-code 値を使用してください。
SQLSTATE
56072