-204   name IS AN UNDEFINED NAME

説明

name で示されたオブジェクトは、Db2® サブシステムに定義されていません。この SQLCODE は、どのタイプの Db2 オブジェクトでも生成される可能性があります。

変更の始まりオブジェクトの特定のバージョンでエラーが発生した場合、name トークンが、バージョン ID を返すことがあります。以下に例を示します。変更の終わり

name-of-procedure VERSION version-id

COMMENT もしくは DROP の場合、特定のオブジェクトがパッケージであれば、暗黙的あるいは明示的に指定されたバージョンのパッケージが、 Db2 サブシステムに定義されていません。 バージョン ID が明示的に指定されていない場合、このステートメントは特定されたパッケージのヌル・バージョンを処理しようとしますが、ヌル・バージョンは存在しません。 VERSION 文節を使用して、処理する対象の特定バージョンを指定することができます。

CREATE FUNCTION では、name トークンは、ユーザー定義関数のソースにすることができない、または特定の条件においてユーザー定義関数のソースとして使用できない組み込み関数を指す場合があります。 詳しくは、CREATE FUNCTION (ソース派生)を参照してください。

変更の始まりこのステートメントがアクセラレーターに対して実行される場合、name トークンは、Db2 上で関連付けられている表の名前ではなく、アクセラレーター・サーバー上の表の名前を指す場合があります。変更の終わり

システムの処置

このステートメントを処理することはできません。

プログラマーの応答

オブジェクト名が SQL ステートメントに正しく指定されているか どうか (必要なすべての修飾子も含めて) をチェックしてください。正しく指定されていた場合は、ステートメントを再実行依頼する前に、 そのオブジェクトがシステムに存在するかどうかを確かめてください。

アプリケーションで使用されているアプリケーション互換性値を調べて、正しく設定されていることを確認してください。ステートメントの動作は、アプリケーション互換性レベルに基づいて変わる場合があります。

指定されているオブジェクトがルーチンの場合は、CREATE PROCEDURE または CREATE FUNCTION ステートメントを実行して、ルーチンを Db2 に定義してください。-START PROCEDURE コマンドを 出して、新規の定義を活動化してください。

指定されているオブジェクトがパッケージの場合、処理する具体的なバージョンを特定する VERSION 文節を指定して COMMENT あるいは DROP ステートメントを実行します。

SQLSTATE

42704

46002