-20361   AUTHORIZATION ID authorization-name IS NOT DEFINED FOR THE TRUSTED CONTEXT context-name

説明

authorization-name がトラステッド・コンテキスト context-name を使用してトラステッド接続を再利用しようとしました。 トラステッド・コンテキスト名 context-name は、authorization-name の下では使用できません。

このエラーは、以下の理由のいずれかでも発生します。
  • 許可 ID は、トラステッド・コンテキストの使用を許可されていますが、認証が必要で、ユーザーの切り替え要求に認証トークンが含まれていませんでした。
  • 許可 ID は、トラステッド・コンテキストの使用を許可されていますが、ユーザーのセキュリティー・ラベルが、そのユーザーに定義された RACF® SECLABEL 値のいずれでもありません。
  • 許可 ID は、トラステッド・コンテキストの使用を許可されていますが、トラステッド・コンテキストが使用不可に設定されています。
  • トラステッド接続に関連付けられているトラステッド・コンテキスト・オブジェクトのシステム許可 ID 属性が変更されています。
  • トラステッド接続に関連付けられているトラステッド・コンテキスト・オブジェクトがドロップされています。

システムの処置

このステートメントを処理することはできません。

プログラマーの応答

有効な許可 ID をトラステッド接続に関連づけて設定します。
  • 許可 ID は有効だが、認証が必要な場合は、認証トークンを指定します。
  • トラステッド・コンテキスト・オブジェクトが使用不可に設定されているか、ドロップされているか、あるいは、そのシステム許可 ID が変更されている場合、そのトラステッド接続を確立した許可 ID のみが許可されます。 許可 ID を指定します。
  • 許可 ID は有効だが、RACF セキュリティー・ラベルが必要な場合は、 RACF でその許可 ID のセキュリティー・ラベルを定義します。

SQLSTATE

42517