出力データ・セットがフルになった後のユーティリティーの再始動

あるユーティリティー・ジョブが出力データ・セットのスペース不足状態で終了した場合、 最後のコミット・ポイントからそのジョブを再始動しなければならないことがあります。

手順

出力データ・セットがフルになった後にユーティリティーを再始動するには、次のようにします。

  1. この出力データ・セットを一時データ・セットにコピーします。同じデータ制御ブロック (DCB) パラメーターを使用します。 コピー操作中にデータ・セットをブロック化し直すことのない z/OS® ユーティリティー を使用してください (例えば、DFSMSdss ADRDSSU または DFSORT ICEGENER)。IEBGENER また は ISPF 3.3 ユーティリティーは使用しないでください。
  2. 出力データ・セットを削除または名前変更します。現行の DCB パラメーターを必ず把握しておいてください。
  3. スペースを追加した出力データ・セットを再定義します。 同じ VOLSER (データ・セットがカタログされていない場合)、同じ DSNAME、および同じ DCB パラメーター を使用してください。
  4. 一時データ・セットからデータをコピーして、大きくした新しい出力データ・セットに入れます。コピー操作中にデータ・セットをブロック化し直すことのない z/OS ユーティリティー を使用してください (例えば、DFSMSdss ADRDSSU または DFSORT ICEGENER)。
  5. オンライン・ユーティリティーの再始動