変更の始まり

DSNT772I   csect-name A MONITOR PROFILE condition-type CONDITION OCCURRED number TIME(S) IN PROFILE ID=profile-id WITH PROFILE FILTERING SCOPE=filtering-scope WITH REASON=reason-code.

説明

モニター・プロファイルにより、警告または例外条件が発生したことが検出されました。

csect-name
メッセージを発行した制御セクションの名前。
condition-type
超過したプロファイルしきい値条件のタイプ:
EXCEPTION
プロファイル例外しきい値を超えました。
WARNING
プロファイル警告しきい値を超えました。
number
最新の DSNT772I メッセージ発行以降 (または START PROFILE コマンドの発行以降)、モニター・プロファイルの警告または例外条件が発生した回数。
profile-id
条件を検出したモニター・プロファイルのプロファイル ID (DSN_PROFILE_TABLE で定義)。
filtering-scope
DSN_PROFILE_TABLE で定義されているプロファイル ID に関連付けられたプロファイル・フィルター範囲。予期される値:
IPADDR
IP アドレスについてのプロファイル・フィルター範囲が定義されています。
PRDID
製品 ID についてのプロファイル・フィルター範囲が定義されています。
ROLE_AUTHID
ロールおよび許可 ID についてのプロファイル・フィルター範囲が定義されています。
ROLE
ロールについてのプロファイル・フィルター範囲が定義されています。
AUTHID
許可 ID についてのプロファイル・フィルター範囲が定義されています。
COLLID_PKGNAME
コレクション ID およびパッケージ名についてのプロファイル・フィルター範囲が定義されています。
COLLID
コレクション ID についてのプロファイル・フィルター範囲が定義されています。
PKGNAME
パッケージ名についてのプロファイル・フィルター範囲が定義されています。
reason-code
警告または例外の性質を説明する DB2® 理由コード。

システムの処置

このメッセージは、最小間隔 (5 分) で発行されます。

このメッセージの発行に加えて、システムは、統計間隔において発生したすべてのプロファイル警告または例外条件について、統計クラス 4 IFCID 402 トレース・レコードを書き込みます。 統計トレース・レコードでは、特定の PROFILE ID 内に指定されたプロファイルしきい値を超えた回数を追跡するカウンターが提供されます。 詳細については、IFCID 402 を参照してください。

オペレーターの応答

システム・プログラマーに通知してください。

システム・プログラマーの応答

  1. reason-code に示されている情報を確認します。
  2. 統計クラス 4 の宛先を判別し、トレース・レコードの特定および分析を行います。
  3. 可能な場合、統計トレース・レコードを使用して、警告または例外条件が検出された特定のプロファイル ID のプロファイルしきい値を識別します。
  4. プロファイルしきい値が十分であるかどうかを判別します。プロファイルしきい値の設定が低すぎる場合、DSN_PROFILE_ATTRIBUTES 表のプロファイルしきい値を増加させてから、START PROFILE コマンドを発行してしきい値をリフレッシュします。
  5. 任意: 次のいずれかのタスクを実行して、プロファイル・モニター処理を停止します。
    当該プロファイルのモニターを無効にする
    特定のプロファイルのモニター機能を無効にするには、次のようにします。
    1. SYSIBM.DSN_PROFILE_TABLE において該当する行を特定し、その行を削除するか、PROFILE_ENABLED 列の値を N に変更します。
    2. START PROFILE コマンドを使用して、プロファイル表を再ロードします。
    すべてのモニターを無効にする
    プロファイル表で指定されている、システム関連のモニター・イベントとステートメント関連のモニター・イベントの両方について、すべてのモニターを無効にするには、STOP PROFILE コマンドを発行します。
  6. 任意: プロファイルを変更して別の診断レベルを指定し、このメッセージの発行頻度を低くします。DSN_PROFILE_ATTRIBUTES 表で、ATTRIBUTE1 列設定を WARNING、EXCEPTION、WARNING_DIAGLEVEL1、または EXCEPTION_DIAGLEVEL1 のいずれかの値に設定します。

問題判別

統計クラス 4 トレース・レコード IFCID 402 を分析してください。

変更の終わり