TM1 データ・ソース
ただし、TM1 クライアントのインストール先が IBM Cognos Analytics のインストール先のコンピューターと同じであることが前提です。TM1 データ・ソース接続を作成するにあたって、どのように認証を行うか決めておく必要があります。
データ・ソースを作成するか、データ・ソース接続を変更するときは、接続パラメーターを指定します。詳細については、データ・ソース接続を参照してください。
パラメーター |
説明 |
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管理ホスト |
ネットワークで識別できるコンピューターの名前を入力します。 |
サーバー名 |
"TM1S.cfg"ファイルに設定されているサーバー名を入力します。詳細については、TM1 のドキュメントを参照してください。 |
サインオン |
サインオンの詳細については、データ・ソースの保護を参照してください。 認証が不要な場合は、「認証不要」を選択します。外部ネームスペースを使用する場合は、「外部ネームスペース」を選択し、ネームスペースを選択します。 認証が必要な場合は、「サインオン」を選択します。 接続文字列でユーザー ID を使用する場合は、「ユーザー ID」チェック・ボックスをオンにします。 パスワードを使用する場合は、「パスワード」チェック・ボックスをオンにし、「パスワード」ボックスと「パスワードの確認」ボックスにパスワードを入力します。 データ・ソースに自動接続するユーザー ID とパスワードを作成するには、「'すべてのユーザー' グループで使用できるサインオンを作成」を選択します。「ユーザー ID」にユーザー ID を入力し、「パスワード」ボックスと「パスワードの確認」ボックスにパスワードを入力します。 |
認証
選択する内容では、TM1 サーバーの認証要件を満たす必要があります。例えば、TM1 サーバーの処理でログオンが必要であれば、ユーザー ID とパスワードを作成しているかどうかに関係なく、ユーザーはログオンするように要求されます。
認証方法の 1 つとして、外部ネームスペース (サード・パーティーのディレクトリー・サービス・プロバイダー) を使用できます。TM1 サーバーは、IBM Cognos Analytics で認証されるように設定する必要があります。Cognos の Access Manager 認証の詳細については、TM1 のドキュメントを参照してください。
TM1 データ・ソースで集計を使用した場合に予期しない結果が返される
TM1 データ・ソースには、規則算出セルが含まれる場合があります。IBM Cognos Analytics では規則算出セルを事前に認識できないため、規則算出セルで集計を実行すると、予期しない結果が生じる可能性があります。例えば、Reporting や Analysis Studio で規則算出値を含むセットを集計すると、予期しない結果が発生する場合があります。
規則算出セルを含む TM1 データ・キューブを IBM Cognos Analytics で使用する場合は、TM1 ビルド番号 9.4.00001.576 をインストールすることを推奨します。最新バージョンでは、エラーが発生したセルがダッシュ (--) でマーキングされるため、集計エラーを確認できます。
管理ホストが TM1 データ・ソースをサポートするためには完全修飾されなければならない
インストール環境には、IBM Cognos Analytics および TM1 データ・ソースが含まれています。TM1 データ・ソース接続のアップグレードの後か、それを作成または変更する際に、次のエラー・メッセージを受け取る可能性があります。
COGCQ00223094 - TM1-ERR-0060 TM1 サーバーには、サポートされていないセキュリティー・モードが設定されています。
この問題を解決するには、「データ・ソース接続」ウィザードで管理ホスト名を完全修飾ドメイン・ネームに変更します。