[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]

pct ツールを使用した Web サーバー・プラグインの構成

WCT コマンドは、-tool パラメーターによって指定されるコマンド行ツールを起動します。 WCT コマンドを使用し、pct ツールを指定して、Web サーバーでアプリケーション・サーバーをホスティング・サーバーとして使用するよう構成できます。

手順

Web サーバーでアプリケーション・サーバーをホスティング・サーバーとして使用するよう構成します。
WCT コマンドのロケーション
製品には、環境をセットアップし、WCT コマンドを起動する以下のスクリプトが組み込まれています。
  • [Windows]WCT_install_root\WCT\wctcmd.bat
  • [Linux]WCT_install_root/WCT/wctcmd.sh
pct ツールを起動する際の WCT コマンドの構文
[Windows]
wctcmd.bat
      -tool pct
      -defLocPathname definition_location_pathname
      -defLocName definition_location_name
      -importDefinitionLocation
      -removeDefinitionLocation definition_location_name
      -listDefinitionLocations
      -createDefinition
      -deleteDefinition webserver_definition_name
      -listDefinitions
      -response response_file
[Linux]
./wctcmd.sh
      -tool pct
      -defLocPathname definition_location_pathname
      -defLocName definition_location_name
      -importDefinitionLocation
      -removeDefinitionLocation definition_location_name
      -listDefinitionLocations
      -createDefinition
      -deleteDefinition webserver_definition_name
      -listDefinitions
      -response response_file
pct ツールを起動する際の WCT コマンドのパラメーター
-tool pct
WCT コマンドに登録されているとおりに起動するツールの名前を指定します

このパラメーターは必須です。

-defLoc名前 definition_location_name
プラグイン・ランタイム・ルート・ロケーションの論理名を指定します。

このパラメーターは、定義を作成または削除する場合に必要です。

-defLocパス名 definition_location_pathname
既存のプラグイン・ランタイム・ルート・ロケーションの絶対パス名を指定します。

このパラメーターは、定義を作成または削除する場合に必要です。

-importDefinitionLocation
ツール・レジストリーに Web サーバー・プラグイン・ランタイム・ロケーションをインポートすることを指定します。

このオペレーションでは、新しい定義が作成されます。

使用例:

[Windows]
wctcmd.bat -tool pct -importDefinitionLocation -defLocPathname C:\data\IBM\WebSphere\Plugins -defLocName DefinitionLocationName -response C:\IBM\WebSphere\tools\WCT\responsefile.txt
[Linux]
./wctcmd.sh -tool pct -importDefinitionLocation -defLocPathname /opt/IBM/WebSphere/Plugins -defLocName DefinitionLocationName -response /opt/IBM/WebSphere/tools/WCT/responsefile.txt
-listDefinitionLocations
すべての定義ロケーションのリストを生成することを指定します。

使用例:

[Windows]
wctcmd.bat -tool pct -listDefinitionLocations
[Linux]
./wctcmd.sh -tool pct -listDefinitionLocations
-removeDefinitionLocation
pct ツールが定義ロケーションを削除するよう指定します。

このパラメーターは、定義ロケーションを削除する場合に使用します。

使用例:

[Windows]
wctcmd.bat -tool pct -removeDefinitionLocation -defLocPathname C:\data\IBM\WebSphere\Plugins
[Linux]
./wctcmd.sh -tool pct -removeDefinitionLocation -defLocPathname /opt/IBM/WebSphere/Plugins
または
[Windows]
wctcmd.bat -tool pct -removeDefinitionLocation -defLocName DefinitionLocationName
[Linux]
./wctcmd.sh -tool pct -removeDefinitionLocation -defLocName DefinitionLocationName
-createDefinition
Web サーバー定義を新規に作成することを指定します。

使用例:

[Windows]
wctcmd.bat -tool pct -createDefinition -defLocName DefinitionLocationName -response C:\IBM\WebSphere\tools\WCT\responsefile.txt
[Linux]
./wctcmd.sh -tool pct -createDefinition -defLocName DefinitionLocationName -response /opt/IBM/WebSphere/tools/WCT/responsefile.txt
-deleteDefinition webserver_definition_name
削除対象の固有の Web サーバー・プラグイン定義を指定します。

このパラメーターは、既存の定義を削除する場合に使用します。

definition_name は必須です。 次のパラメーターのうちいずれか一方も必須です。
  • -defLocName definition_location_name
  • -defLocPathname definition_location_pathname
両方のパラメーター値が指定された場合は、最初のパラメーター値が使用されます。 最初に指定された値が妥当性検査に合格しなかった場合は、コマンドは失敗してエラー・メッセージが出されます。

使用例:

[Windows]
wctcmd.bat -tool pct -defLocPathname C:\data\IBM\WebSphere\Plugins -defLocName DefinitionLocationName -deleteDefinition WebServerDefinitionName
[Linux]
./wctcmd.sh -tool pct -defLocPathname /opt/IBM/WebSphere/Plugins -defLocName DefinitionLocationName -deleteDefinition WebServerDefinitionName
-listDefinitions
すべての定義のリストを生成することを指定します。

使用例:

[Windows]
wctcmd.bat -tool pct -listDefinitions -defLocName DefinitionLocationName
[Linux]
./wctcmd.sh -tool pct -listDefinitions -defLocName DefinitionLocationName
-response response_file
ツールの引数を含む応答ファイルを指定します

このパラメーターは、定義を作成する場合に必要です。

注:
  • コマンド行引数は大/小文字を区別します。
  • 引数でスペースを含む値を受け入れる場合、値を二重引用符 (" ") で囲む必要があります。
-logLevel integer_value
ログ出力の細分度を指定します。 有効な引数値は 1 から 7 までの整数で、7 が最も詳細なログ・レベルです。
pct ツールのパラメーター
汎用パラメーター
パラメーター
configType
構成タイプを指定します。
local_standalone
同じマシン上の WebSphere® Application Server と Web サーバー
remote
別個のマシン上の WebSphere Application Server および Web サーバー
local_distributed
WebSphere Application Server 上のプロファイルがデプロイメント・マネージャーに統合される
wasExistingLocation
WebSphere Application Server インストール・ホーム・ディレクトリーの場所を指定します。

このオプションは、ローカル構成タイプでのみ有効です。

WebSphere Application Server インストール・ホーム・ディレクトリーの場所

webServerSelected
構成する Web サーバーを指定します。

構成する Web サーバーを 1 つのみ指定します。

apache22
Apache Web Server バージョン 2.2

64 ビット構成は Windows ではサポートされません。

apache24
Apache Web Server バージョン 2.4

64 ビット構成は Windows ではサポートされません。

domino
Lotus® Domino® Web サーバー

HP-UX および Solaris x64 (x86_64) ではサポートされていません。

ihs
IBM® HTTP Server

64 ビット構成は Windows ではサポートされません。

iis8
Microsoft Internet Information Services バージョン 8

Windows でのサポート

sunone
Oracle iPlanet Web Server (Sun Microsystems Sun ONE)

HP-UX および Solaris でのみサポートされます。

ihsAdminPort
HTTP 管理ポート番号を指定します。

この値は、IHS を構成する場合にのみ指定します。

HTTP 管理ポート番号

ihsAdminUserID
IHS 管理サーバーの IHS 管理者ユーザー ID を指定します。

この値は、IHS を構成する場合にのみ指定します。

IHS 管理サーバーの IHS 管理者ユーザー ID

webServerConfigFile1
1 番目の Web サーバー構成ファイルを指定します。

存在しているファイルを指定する必要があります。

apache
httpd.conf
制約事項: サーバーを正常に構成するには、構成ファイルの名前を httpd.confとして保持する必要があります。
domino
notes.jar
ihs
httpd.conf
制約事項: サーバーを正常に構成するには、構成ファイルの名前を httpd.confとして保持する必要があります。
sunone
magnus.conf
webServerConfigFile2
2 番目の Web サーバー構成ファイルを指定します。

存在しているファイルを指定する必要があります。

domino
names.jar
sunone
obj.conf
webServerPortNumber
構成する Web サーバーの Web サーバー・ポートを指定します。

構成する Web サーバーの Web サーバー・ポート

dominoUserID
Domino ユーザー ID を指定します。

Domino ユーザー ID

webServerDefinition
Web サーバー定義名を指定します。

Web サーバー定義名にはスペースを含めないでください。

スペースを含まない Web サーバー定義名

wasMachineHostName
WebSphere Application Server マシンのホスト名を指定します。

local_standalone インストール・タイプの場合はこの指定を省略できます。

リモート・インストール・タイプの場合:
hostname

インストールではマシンの hostname ホスト名が使用されます。

ローカル・インストール・タイプの場合:
""

ターゲット・インストール・マシンのホスト名が使用されます。

重要: WCT コマンドを使用して複数の Web サーバーを作成し、必要に応じて Web サーバー・マシン上で WCT を実行する場合、各 Web サーバーのホスト名は、ホスト名をオペレーティング・システムに照会するのと同じタイプに基づく 派生 ホスト名になります。

この方法で WCT を実行すると、ノードと serverIndex.xml ファイルの作成に使用されるホスト名と同じホスト名の 2 つのスクリプト・ファイルが作成されます。

同じマシン上に 2 つの Web サーバーがあると、2 つのネットワーク IP アドレスが存在することになるため、これらの IP アドレスには固有のホスト名が必要になる場合があります。

ホスト名は派生によって作成されたもので、Web サーバーのホスト名の入力を求めるプロンプトが表示されなかったため、WCT ツールと、関連する configurewebserverx.bat/sh スクリプトにより、同じホスト名のノードと serverIndex.xml ファイルが作成されます。

同じマシンで作成した 2 つの Web サーバーに 2 つの異なるネットワーク IP アドレスが割り当てられるようにするには、管理コンソールに移動して以下のことを行います。
  1. 「サーバー」>「Web サーバー」>「webserverName」
  2. 「ポート」をクリックします
  3. 管理対象ノードの場合は WEBSERVER_ADDRESS をクリックします。 非管理対象ノードの場合は、WEBSERVER_ADMIN_ADDRESS をクリックします
  4. IP アドレス (ホスト名) を変更します。
  5. 「OK」 をクリックし、 「保存」をクリックします。
拡張パラメーター (サイレント・インストールでのみ使用可能)
パラメーター
mapWebserverToApplications
既存のデプロイ済みアプリケーションをすべて Web サーバーにマップするかどうかを指定します。

有効なオプションが設定されていない場合、インストーラーはこれを true に設定してインストールを続行します。

Web サーバー定義は、既存のデプロイ済みアプリケーション (snoop または hit count など) に対しターゲットとしてマップされます。 (推奨)
Web サーバー定義にアプリケーションがマップされません。
webServerHostName
ユーザーが 1 つのマシンで複数の Web サーバー・ホスト名を使用している拡張シナリオでは、構成に使用する Web サーバー・ホスト名を指定します。
""
インストール時にマシンで検出されたホスト名に解決されます。 (推奨)
hostname
インストールではマシンの hostname ホスト名が使用されます。
webServerInstallArch
Web サーバー・インストール・アーキテクチャーを指定します。
"32"
32 ビット Web サーバー・インストールの場合に有効です。
"64"
64 ビット Web サーバー・インストールの場合に有効です。

Apache Web Server および IBM HTTP Server の場合、64 ビット構成は Windows ではサポートされていません。

""
Web サーバー・マシンのアーキテクチャーが使用されます。
profileName
構成する WebSphere Application Server プロファイルの名前を指定します。
profile_name
既存の WebSphere Application Server プロファイルの名前を入力する必要があります。

ストリングを空のままにすると、インストーラーはデフォルト・プロファイルを使用します。

このオプションは、ローカル・インストール・シナリオでのみ有効です。

ihsAdminPassword
構成する IHS 管理サーバーのユーザー・パスワードを指定します。

この値は、IHS を構成する場合にのみ指定します。

IHS_admin_password
IHS 管理サーバーの構成に使用するユーザーのパスワードを入力する必要があります。
enableAdminServerSupport
IHS 管理サーバーを構成するかどうかを指定します。

この値は、IHS を構成する場合にのみ指定します。

サポートが使用可能になり、IHS 管理サーバーが構成されます。
サポートは使用可能にならず、IHS 管理サーバーは構成されません。
enableUserAndPass
ユーザー ID とパスワードをクレデンシャルとして使用して IHS 管理サーバーを構成するためのサポートを有効にするかどうかを指定します。

この値は、IHS を構成する場合にのみ指定します。

特定のユーザー ID とパスワードを使用した IHS 管理サーバーの構成のサポートが使用可能になります。

追加の関連クレデンシャルを指定する必要があります。

特定のユーザー ID とパスワードを使用した IHS 管理サーバーの構成のサポートが使用可能になりません。

追加の値は不要です。

webServerType
構成する Web サーバーのタイプを指定します。

構成する Web サーバーを 1 つのみ指定します。

APACHE
Apache Web Server バージョン 2.2 またはバージョン 2.4

64 ビット構成は Windows ではサポートされません。

DOMINO
Lotus Domino Web Server

HP-UX および Solaris x64 (x86_64) ではサポートされていません。

IHS
IBM HTTP Server

64 ビット構成は Windows ではサポートされません。

IIS
Microsoft Internet Information Services バージョン 8

Windows でのサポート

SUNJAVASYSTEM
Oracle iPlanet Web Server (Sun Microsystems Sun ONE)

HP-UX および Solaris でのみサポートされます。

ihsWindowsStartupType
Windows で作成する IHS 管理サービスの開始タイプを指定します。

この値は、IHS を構成する場合にのみ指定します。

Windows オペレーティング・システムでのみ使用します。

auto
システムのブート後にサービスが自動的に開始します。
demand
サービスは要求された場合にのみ開始します。
ihsAdminWinUserID
Windows で IHS 管理サーバーの構成に使用するユーザーの ID を指定します。

この値は、IHS を構成する場合にのみ指定します。

Windows オペレーティング・システムでのみ使用します。

IHS_admin_user_ID
IHS 管理サーバーの構成に使用する名前を入力する必要があります。
ihsAdminWinPassword
Windows で IHS 管理サーバーの構成に使用するユーザーのパスワードを指定します。

この値は、IHS を構成する場合にのみ指定します。

Windows オペレーティング・システムでのみ使用します。

IHS_admin_password
IHS 管理サーバーの構成に使用するユーザーのパスワードを入力する必要があります。
ihsAdminCreateUserAndGroup
既存の UNIX ユーザー ID およびグループを使用するのか、新規ユーザー ID およびグループを作成するのかを指定します。

この値が必要なのは、ihsAdminPort パラメーターが設定されていて、ihsAdminUnixUserID パラメーターおよび ihsAdminUnixUserGroup パラメーターと組み合わせて使用されている場合のみです。

ihsAdminUnixUserID パラメーターおよび ihsAdminUnixUserGroup パラメーターで定義された新規 UNIX ユーザーおよびグループを作成します。
ihsAdminUnixUserID パラメーターと ihsAdminUnixUserGroup パラメーターを使用して定義された既存の UNIX ユーザーおよびグループを使用します。 ユーザーおよびグループの値が有効であることを確認してください。
ihsAdminUnixUserID
UNIX 上で IHS 管理サーバーで使用するユーザー ID を指定します。

この値が必要なのは、ihsAdminPort パラメーターが設定されていて、ihsAdminUnixUserGroup パラメーターおよび ihsAdminCreateUserAndGroup パラメーターと組み合わせて使用されている場合のみです。

IHS 管理サーバーで使用する UNIX ユーザー ID

ihsAdminUnixUserGroup
IHS 管理サーバーを構成するときに使用する UNIX ユーザー・グループの名前を指定します。

この値が必要なのは、ihsAdminPort パラメーターが設定されていて、ihsAdminUnixUserID パラメーターおよび ihsAdminCreateUserAndGroup パラメーターと組み合わせて使用されている場合のみです。

IHS 管理サーバーで使用する UNIX ユーザー ID の UNIX グループ

enableWinService
IHS 管理サーバーを Windows サービスとして実行するように構成するかどうかを指定します。

この値は、IHS を構成する場合にのみ指定します。

Windows オペレーティング・システムでのみ使用します。

IHS 管理サーバーを Windows サービスとして構成するためのサポートが有効になります
IHS 管理サーバーを Windows サービスとして構成するためのサポートは有効になりません。
注: WCT コマンドを実行すると、Web サーバーはホスティング・サーバーとしてアプリケーション・サーバーを使用するように構成されます。 また、WCT コマンドは、構成ファイルを含むディレクトリー内に新規の応答ファイルを作成します。 この応答ファイルには、文書化されていない 2 つのエントリー defLocPathnameprofilePath が含まれている可能性があります。これらの機能は、製品ではサポートされていません。 新規の応答ファイルには、Web サーバー構成の作成に使用される情報が含まれています。
pct ツールを使用して、アプリケーション・サーバーをホスティング・サーバーとして使用するように IHS Web サーバーを構成する例:
  • [Windows]wctcmd.bat -tool pct -defLocPathname C:\data\IBM\WebSphere\Plugins -defLocName someDefinitionLocationName -createDefinition -response C:\IBM\WebSphere\tools\WCT\responsefile.txt
  • [Linux]./wctcmd.sh -tool pct -defLocPathname /opt/IBM/WebSphere/Plugins -defLocName someDefinitionLocationName -createDefinition -response /opt/IBM/WebSphere/tools/WCT/responsefile.txt

以下に、IHS ローカル・プラグイン構成用の応答ファイルの内容例を示します。 Web サーバーのオペレーティング・システムを指定するために使用される webServerOS パラメーターの有効な値は、Windows、 Linux®、Solaris、 AIX®、HPUX、 OS390、および OS400です。

[Linux][AIX][HP-UX][Solaris]
configType=local_standalone
enableAdminServerSupport=true
enableUserAndPass=true
enableWinService=false
ihsAdminCreateUserAndGroup=true
ihsAdminPassword=******
ihsAdminPort=8008
ihsAdminUnixUserGroup=grp101
ihsAdminUnixUserID=user1
mapWebServerToApplications=true
profileName=AppSrv01
wasExistingLocation=/opt/IBM/WebSphere/AppServer
webServerConfigFile1=/opt/IBM/HTTPServer/conf/httpd.conf
webServerDefinition=webserver1
webServerHostName=local.ibm.com
webServerOS=operating_system_value
webServerPortNumber=80
webServerSelected=ihs
[Windows]
configType=local_standalone
enableAdminServerSupport=true
enableUserAndPass=true
enableWinService=true
ihsAdminPassword=******
ihsAdminPort=8008
ihsAdminUserID=admin1
ihsWindowsPassword=******
ihsWindowsStartupType=auto
ihsWindowsUserID=user1
mapWebServerToApplications=true
profileName=AppSrv01
wasExistingLocation=D:\\IBM\\WebSphere\\AppServer
webServerConfigFile1=D:\\IBM\\HTTPServer\\conf\\httpd.conf
webServerDefinition=webserver1
webServerHostName=local.ibm.com
webServerInstallArch=32
webServerPortNumber=80
webServerSelected=ihs

以下に、IHS リモート・プラグイン構成の応答ファイルの内容例を示します。 Web サーバーのオペレーティング・システムを指定するために使用される webServerOS パラメーターの有効な値は、Windows、 Linux、Solaris、 AIX、HPUX、 OS390、および OS400です。

[Linux][AIX][HP-UX][Solaris]
configType=remote
enableAdminServerSupport=true
enableUserAndPass=true
enableWinService=false
ihsAdminCreateUserAndGroup=true
ihsAdminPassword=******
ihsAdminPort=8008
ihsAdminUnixUserGroup=grp101
ihsAdminUnixUserID=user1
mapWebServerToApplications=true
wasMachineHostname=192.168.1.2
webServerConfigFile1=/opt/IBM/HTTPServer/conf/httpd.conf
webServerDefinition=webserver1
webServerHostName=remote.ibm.com
webServerOS=operating_system_value
webServerPortNumber=80
webServerSelected=ihs
[Windows]
configType=remote
enableAdminServerSupport=true
enableUserAndPass=true
enableWinService=true
ihsAdminPassword=******
ihsAdminPort=8008
ihsAdminUserID=admin1
ihsWindowsPassword=******
ihsWindowsStartupType=auto
ihsWindowsUserID=user1
mapWebServerToApplications=true
wasMachineHostname=192.168.1.2
webServerConfigFile1=D:\IBM\HTTPServer\conf\httpd.conf
webServerDefinition=webserver1
webServerHostName=remote.ibm.com
webServerInstallArch=32
webServerOS=windows
webServerPortNumber=80
webServerSelected=ihs

次の作業

ベスト・プラクティス: ご使用のマシンに複数のホスト名と IP アドレスがある場合は、pct ツールを使用できます。 ただし、PCT グラフィカル・ユーザー・インターフェースを使用して Web サーバーを構成した後、以下の手順によって、ホスト名を設定する必要があります。
  1. 「ポート」をクリックします。
  2. 「WEBSERVER_ADDRESS」をクリックします。 非管理対象ノードの場合は、「WEBSERVER_ADMIN_ADDRESS」をクリックします。
  3. ホスト名を変更します。
  4. 「OK」 をクリックして保存します。