割り振り可能引数およびポインター引数の相互運用性 (TS 29113)

割り振り可能仮引数またはポインター仮引数を持つプロシージャーは、C 関数との相互運用が可能です。 BIND(C) 属性を持つプロシージャー・インターフェース内の仮引数には、ALLOCATABLE または POINTER 属性を指定できます。

この機能を使用して、次のタスクを実行できます。
  • Fortran プロシージャーを、割り振り可能仮引数およびポインター仮引数を使用して C から呼び出します。
  • Fortran オブジェクトを ALLOCATABLE 属性または POINTER 属性を使用して C 関数に渡します。
  • C 記述子を割り振り可能オブジェクトおよびポインター・オブジェクトを表すように構成して、それらを Fortran に戻します。
制約事項 :
  • BIND(C) 属性を持つプロシージャーのデフォルト初期化仮引数に、ALLOCATABLE 属性または POINTER 属性を指定することはできません。
  • 相互運用可能インターフェース内の割り振り可能仮引数またはポインター仮引数が文字型の場合、その文字長は据え置く必要があります。
  • 相互運用可能インターフェース内のポインター仮引数は、CONTIGUOUS 属性を持つことはできません。