RECNO(フィールド名)

RECNO キーワードは、DISK ファイルが相対レコード番号によって処理されること を指定します。 相対レコード番号によって処理される出力ファイル、ランダム WRITE 演算命令に よって参照される出力ファイル、または出力仕様で ADD と一緒に使用され た出力ファイルの場合には、RECNO キーワードを指定しなければなりません。

RECNO キーワードを指定することができるのは、入力/更新ファイルの場合だけです。 検索されたレコードの相対レコード番号は、ファイルを再位置決めするすべての 命令 (READ、SETLL、または OPEN など) の場合にこの「フィールド名」に入れら れます。 これは、小数点以下の桁数のない数値として定義しなければなりません。 フィールドの長さは、ファイルの最長レコード番号が十分に入るものでなければ なりません。

コンパイラーは、ファイルに RECNO キーワードが指定されている場合に、SEQ ま たは DISK ファイルのレコードをブロック化または非ブロック化するようにはオ ープンしません。 キーワードの RECNO と BLOCK(*YES) を同じファイルについて指定することはで きない点に注意してください。
注: ファイル追加が指定された入力ファイル または更新ファイル (自由形式ファイル定義の場合は USAGE キーワード、 固定形式ファイル定義の場合は 17 桁目20 桁目を 参照してください) に対して RECNO キーワードが指定される場合、出力命令が成功するためには、フィールド名パラメーターの 値は、削除レコードの相対レコード番号を参照していなければなりません。