カテゴリー・ツリーを使用すると、コレクション内のルール・ベースのすべてのカテゴリーを表示できます。 カテゴリー・ツリーを使って、カテゴリーの作成、カテゴリーの削除、およびカテゴリーに文書を関連付けるときの ルールを編集することもできます。
カテゴリー・ツリーは、分類構造とも呼ばれ、階層構造になっています。 このツリーは、ルート・カテゴリーを起点とし、他のカテゴリーはすべてこのルート・カテゴリーから分岐します。 任意の数のカテゴリーおよびサブカテゴリーをネスト化して、文書の参照および検索のさまざまな選択肢をユーザーに提供することができます。
例えば、ある文書が複数のカテゴリーでルールに該当する場合、その文書はそれらすべてのカテゴリーに 関連付けられます。ユーザーが検索結果内のカテゴリーを探索するとき、文書が複数のカテゴリーに属していると、ユーザーがそれを検出する可能性が高くなります。
カテゴリー・ツリーを管理する場合、新規のカテゴリーを既存のカテゴリー下にネストすることにより、 どの文書がどのカテゴリー (1 つ以上) に属するかを調整することができます。カテゴリーを作成するときに、そのカテゴリーが ルート・レベルで作成されるのか、別のカテゴリーのサブカテゴリーとして作成するのかを指定できます。 また、カテゴリー・ツリーを使用して、コレクションからカテゴリーを削除したり、文書をカテゴリーに関連付ける ときのルールを変更したりすることもできます。カテゴリーの編集時には、カテゴリーの名前変更、カテゴリー化ルールの 追加または削除、また個別ルールの内容を変更することができます。
ユーザーが上位レベルのカテゴリーを検索すると、そのカテゴリー、およびそのカテゴリー以下のすべての サブカテゴリーが、検索基準に合致する文書の検索対象となります。ユーザーがサブカテゴリーのないカテゴリーを 検索する場合、そのカテゴリーだけが検索されます。