コマンド行からの Web サーバー・プラグイン構成ファイルのマージ

pluginUtility コマンドを使用して、自動生成されたプラグイン構成ファイルを収集し、それらのファイルをマージすることができます。

手順

  1. マージする plugin-cfg.xml ファイルをマージ・ツールで使用できるようにします。

    対象のファイルを別々のディレクトリーに置くか、または、名前を変更して 1 つの共通ディレクトリーにコピーすることができます。 ファイルを名前変更する場合は、マージ・ツールで検出できるように、ファイル名の一部として plugin-cfg を保持してください。 例えば、ファイル名 server1plugin-cfg.xml を使用します。

  2. コマンド行を開き、ディレクトリーを server_install_root/bin ディレクトリーに変更します。
  3. bin ディレクトリーにある pluginUtility コマンド・ライン・ツールの merge アクションを実行します。

    必要な--sourcePath オプションを使用して、マージする ファイルをコンマ区切りリストで指定するか、または、マージするすべてのフ ァイルを含んでいる単一のディレクトリーを指定します。 例えば、 マージする plugin-cfg.xml ファイルが 2 つの別々のディレクトリーに入っている場合、次のようにコンマ区切りリストを使用します。

    pluginUtility merge --sourcePath=C:/plugins/plugin-cfg.xml,C:/other/plugin-cfg.xml

    マージする plugin-cfg.xml ファイルが 1 つのディレクトリーに入っている場合、次のようにディレクトリー名を使用します。

    pluginUtility merge --sourcePath=C:/plugins
    ヒント: ファイル・パスにスペースが含まれている場合は、二重引用符 (") で囲む必要があります。 例えば、ファイル・パスが C:\Program Files\myFilesの場合、コマンドに --sourcePath="C:/Program Files/myFiles" を指定します。

    このツールは、指定されたプラグイン構成ファイルを単一のファイルにマージします。 デフォルトでは、このファイルは現行ディレクトリー内に merged-plugin.xml という名前で生成されます。 オプションで、--targetPath オプションを使用して、マージ後のファイルを書き込むディレクトリーまたはファイルを指定できます。 以下の例は、ターゲット・ディレクトリーおよびファイル名を指定しています。

    pluginUtility merge --sourcePath=C:/plugins --targetPath=C:/targetDir/myMergedPluginCfg.xml

1 つのディレクトリーに、以下の 2 つのプラグイン構成ファイルが含まれています。

  • server_install_root/usr/plugin/serverA-plugin.xml
  • server_install_root/usr/plugin/serverB-plugin.xml

server_install_root/bin ディレクトリーから pluginUtility コマンドを実行します。 ツールが、マージ後のファイルをマージされるプラグイン構成ファイルと同じディレクトリーに書き込むことを指定します。

pluginUtility merge --sourcepath=../usr/plugin --targetpath=../usr/plugin

このツールは、マージされたプラグイン・ファイルを作成し、以下のメッセージを書き込みます。

Merging the plugin files with the pattern *plugin-cfg*.xml from the directory ../usr/plugin. 

The file plugin-cfgA.xml is selected for the merging. 

The file plugin-cfgB.xml is selected for the merging. 

Generating the merged configuration file at ../usr/plugin/merged-plugin-cfg.xml.

Generated the merged configuration file successfully

コマンド・オプションについて詳しくは、 pluginUtility コマンドを参照してください。