Session Initiation Protocol (SIP)

Session Initiation Protocol (SIP) は、オーディオ、ビデオ、および対等通信を含む多くの対話式サービスに対応した制御プロトコルです。 SIP および SIP の標準は、他の任意のプロトコルを介して任意のネットワーク上のピアに対する接続を検索、ネゴシエーション、および管理するメカニズムを提供します。

sipServlet-1.1 フィーチャーを使用すると、 Liberty には、SIP サーブレット仕様 1.1(Java Specification Request (JSR) 289 とも呼ばれる) のサポートが組み込まれます。 SIP サーブレット仕様は、Session Initiation Protocol (SIP) 用の Java API 標準を提供します。 JSR 289 は、既存の SIP Servlet 仕様の更新版であり、業界ユーザーによって決定された新規要件に対応しています。 この製品では、SIP サーブレット 1.0 仕様が引き続きサポートされます。

この製品は、以下の SIP 標準に準拠しています。サポートされる Internet Engineering Task Force (IETF) および Java Community Process (JCP) 業界標準の完全なリストについては、 Liberty での SIP 業界標準の準拠を参照してください。

Liberty サーバーでは、Web コンテナーと SIP コンテナーが統合され、セッション管理、セキュリティー、およびその他の属性を共有できます。 このモデルでは、SIP サーブレット、HTTP サーブレット、 およびポートレットが組み込まれているアプリケーションは、 プロトコルを気にすることなく、シームレスに対話することができます。 Liberty サーバーでの HTTP と SIP の緊密な統合は、これらの集中型アプリケーションの可用性が高いことを意味します。