エージェント・リレーの Java™ 鍵ストアのパスワードを変更することができます。
このタスクについて
デフォルトでは、エージェント・リレーの Java 鍵ストア・パスワードは、
その証明書パスワードと同じでなければなりません。
エージェント・リレーの鍵ストア・パスワードと、証明書パスワードの両方を変更した後、エージェント・リレーのプロパティーでパスワードを更新する必要があります。
手順
- エージェント・リレーを停止します。
- コマンド行ウィンドウを開き、エージェント・リレー・インストール済み環境の conf/jms-relay ディレクトリーに移動します。
- 次のコマンドを使用して、エージェント・リレーの鍵ストア・パスワードを変更します。
keytool -storepasswd -new newpassword -keystore agentrelay.keystore
-storepass changeit
デフォルトのエージェント・リレー・パスワードは changeit です。
keytool アプリケーションは、Java Developer Kit に組み込まれており、IBM® UrbanCode™ Deploy の一部ではありません。
- 次のコマンドを使用して、エージェント・リレーの証明書パスワードを変更します。
keytool -keypasswd -alias agentrelay -keypass changeit -new newpassword -keystore agentrelay.keystore -storepass newpassword
デフォルトのエージェント・リレー別名は agentrelay で、その値は、
agent-relay-install/conf/agentrelay.properties ファイルの
agentrelay.cert.alias プロパティーに示されています。
- テキスト・エディターで、agent-relay-install/conf/agentrelay.properties ファイルを開きます。
- 以下のコード行で、エージェント・リレーの新しい Java 鍵ストア・パスワードを指定します。
agentrelay.keystore.password=newPassword
注: 最適な結果を得るには、エージェント・リレーの Java 鍵ストア・パスワードと証明書パスワードを同じにしてください。
これらのパスワードを同じにできない場合は、agent-relay-install/conf/agentrelay.properties
ファイルの新規行に agentrelay.cert.password=certpassword プロパティーを追加してください。
- エージェント・リレーを開始します。
タスクの結果
エージェント・リレーの鍵ストア・パスワードが
agent-relay-installconf¥server¥installed.properties
ファイルで変更され、難読化されます。