IBM Tivoli Monitoring, バージョン 6.3

KLVTB001

テーブル・データベースの初期ロードが完了しました: DS 名 (dsn) (TABLE DATABASE INITIAL LOAD COMPLETE: DSNAME(dsn))

説明

示されたデータ・セットから、テーブル・データベースが正常にロードされました。

システムの処置

処理を続行します。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVTB002

テーブル・データベース dsname 初期ロード date time 場所 sysid 最終アクセス date time 場所 date sysid (TABLE DATABASE dsname INITIAL LOAD date time ON sysid LAST ACCESSED date time ON date sysid)

説明

TMS/Engine テーブル初期設定で、テーブル・データベース (dsname) が正常に開かれました。TMS/Engine によってデータベースが最初にフォーマット設定されたときの日付、時刻、および SMF システム ID、および TMS/Engine が最後にデータベースにアクセスしたときの最終の日付、時刻、および SMF システム ID も報告されます。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVTB003

テーブル・クラスターを割り振ることができません: DS 名 (dsname ) (UNABLE TO ALLOCATE TABLE CLUSTER: DSNAME(dsname ))

説明

TMS/Engine テーブル初期設定で、テーブル・データベース (dsname) を割り振りできませんでした。

システムの処置

TMS/Engine の初期化は終了します。

ユーザーの処置

z/OS® のコンソール・ログまたは TMS/Engine RKLVLOG で、KLVDAnnn メッセージを調べてください。 そのメッセージにこの割り振り問題についての説明があります。エラーを訂正し、TMS/Engine を再始動してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTB004

keword: 'errormessage' RKANPAR(KLVINTB)

説明

テーブル初期設定メンバー (RKANPAR の KLVINTB) に無効なキーワード keyword が含まれています。

システムの処置

TMS/Engine の初期化は終了します。

ユーザーの処置

RKANPAR で errormessage およびメンバー KLVINTB を調べて、 このエラーについての具体的な情報を検討し、訂正してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTB005

テーブル・クラスターを開くことができません: DS 名 (dsname) DD 名 (ddname) R15 (r15) ACB エラー・フラグ (erflg) (UNABLE TO OPEN TABLE CLUSTER: DSNAME(dsname) DDNAME(ddname) R15(r15) ACBERFLG(erflg))

説明

TMS/Engine テーブル初期設定で、ddname に割り振られたテーブル・データベース (dsname) を開くことができませんでした。

システムの処置

TMS/Engine の初期化は終了します。

ユーザーの処置

OPEN エラーの r15 および erflg の意味については、「IBM z/OS DFSMS Macro Instructions for Data Sets」を参照してください。 問題を訂正し、TMS/Engine を再始動してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTB006

LSR プールが割り振られませんでした (NO LSR POOL ALLOCATED)

説明

TMS/Engine テーブル初期設定でテーブル・データベースを処理できませんでした。これは、VSAM LSR 環境が確立されていなかったことが理由です。

システムの処置

TMS/Engine の初期化は終了します。

ユーザーの処置

z/OS のコンソール・ログまたは TMS/Engine RKLVLOG で、KLVVSnnn メッセージを調べてください。 そのメッセージで、この VSAM 問題が説明されています。エラーを訂正し、TMS/Engine を再始動してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTB007

テーブル・クラスターにアクセスできません (UNABLE TO ACCESS TABLE CLUSTER)

説明

TMS/Engine テーブル初期設定でテーブル・データベースを処理できませんでした。 これは、クラスターに対する VSAM 要求が確立できなかったことが理由です。

システムの処置

TMS/Engine の初期化は終了します。

ユーザーの処置

TMS/Engine の実行シート、ダンプ・ファイル、および z/OS システム・ログを保管してください。 その上で、IBM® ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTB008

テーブル・データベース制御レコードを読み取れません (UNABLE TO READ TABLE DATABASE CONTROL RECORD)

説明

TMS/Engine テーブル初期設定で、テーブル・データベースを処理するのに必要な情報を読み取ることができませんでした。

システムの処置

TMS/Engine の初期化は終了します。

ユーザーの処置

TMS/Engine の実行シート、ダンプ・ファイル、および z/OS システム・ログを保管してください。 その上で、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTB009

テーブル・データベース制御レコードを書き込めません (UNABLE TO WRITE TABLE DATABASE CONTROL RECORD)

説明

TMS/Engine テーブル初期設定で、テーブル・データベースを更新できませんでした。

システムの処置

TMS/Engine の初期化は終了します。

ユーザーの処置

TMS/Engine の実行シート、ダンプ・ファイル、および z/OS システム・ログを保管してください。 その上で、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTB010

SHOWCB のフィールド = (ACBLEN,RPLLEN) エラー: R15 (r15) R0 (r0) (SHOWCB FIELDS = (ACBLEN,RPLLEN) ERROR: R15(r15) R0(r0))

説明

TMS/Engine テーブル初期設定で、VSAM SHOWCB マクロが失敗したため、テーブル・データベースをフォーマットできませんでした。

システムの処置

TMS/Engine の初期化は終了します。

ユーザーの処置

TMS/Engine の実行シート、ダンプ・ファイル、このメッセージ、および z/OS システム・ログを保管してください。 その上で、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTB011

テーブル・クラスターを初期化できません。DS 名 (dsname) R15 (value) DCR (hex) (UNABLE TO INITIALIZE TABLE CLUSTER DSNAME(dsname) R15(value) DCR(hex))

説明

TMS/Engine テーブル初期設定で、VSAM OPEN マクロが失敗したため、テーブル・データベースをフォーマットできませんでした。

システムの処置

TMS/Engine の初期化は終了します。

ユーザーの処置

TMS/Engine の実行シート、ダンプ・ファイル、このメッセージ、および z/OS システム・ログを保管してください。 その上で、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTB012

テーブル・クラスターをロードできません: DS 名 (dsname) R15 (value) RPL エラー・コード (value) DCR (hex) (UNABLE TO LOAD TABLE CLUSTER: DSNAME(dsname) R15(value) RPLERRCD(value) DCR(hex))

説明

TMS/Engine テーブル初期設定で、VSAM PUT マクロが失敗したため、テーブル・データベースをフォーマットできませんでした。

システムの処置

TMS/Engine の初期化は終了します。

ユーザーの処置

TMS/Engine の実行シート、ダンプ・ファイル、このメッセージ、および z/OS システム・ログを保管してください。 その上で、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTB013

GENCB マクロが失敗しました。R15 (value) R0 (value) (GENCB MACRO FAILURE R15(value) R0(value))

説明

TMS/Engine テーブル初期設定で、VSAM GENCB マクロが失敗したため、テーブル・データベースをフォーマットできませんでした。

システムの処置

TMS/Engine の初期化は終了します。

ユーザーの処置

TMS/Engine の実行シート、ダンプ・ファイル、このメッセージ、および z/OS システム・ログを保管してください。 その上で、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTB014

テーブル・データベースのキー長が無効です: 指定された長さ (actual) 予期された長さ (valid) (INVALID KEY LENGTH IN TABLE DATABASE: SUPPLIED(actual) EXPECTED(valid))

説明

TMS/Engine テーブル・データベースが不正確に割り振られています。valid は、必要な VSAM クラスター・キー長で、actual は、実際のクラスター上で検出されたキー長さです。

システムの処置

TMS/Engine の初期化は終了します。

ユーザーの処置

正しいキーおよび制御インターバルのサイズで、テーブル・データベース・クラスターを再割り振りしてください。 その後、TMS/Engine を再始動してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTB015

テーブル・データベースのレコード長が無効です: 指定された長さ (actual) 予期された長さ (valid) (INVALID RECORD LENGTH IN TABLE DATABASE: SUPPLIED(actual) EXPECTED(valid))

説明

TMS/Engine テーブル・データベースが不正確に割り振られています。valid は、 最小の VSAM クラスター・レコード長で、actual は、クラスター上で検出されたレコード長です。

システムの処置

TMS/Engine の初期化は終了します。

ユーザーの処置

正しいキーおよび制御インターバルのサイズで、テーブル・データベース・クラスターを再割り振りしてください。 その後、TMS/Engine を再始動してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTB016

テーブル・データベースが指定されていません - 永続テーブルはサポートされていません (NO TABLE DATABASE SPECIFIED - PERMANENT TABLES NOT SUPPORTED)

説明

TMS/Engine 初期設定メンバー (RKANPAR の KLVINTB) が存在しないか、または空です。

システムの処置

TMS/Engine 初期設定は続行されますが、永続テーブル・サービスは使用可能になりません。 永続テーブル・サービスには、TBOPEN、TBSAVE、および TBLIST が含まれます。 これらの使用を試みると、 戻りコード 8、12、または 20、またはこれら 3 つすべての戻りコードが、関連する関数から返されます。

ユーザーの処置

永続テーブル・サービスが必要な場合は、テーブル・データベースを割り振り、RKANPAR で KLVINTB メンバーを作成または更新してください。その後、TMS/Engine を再始動してください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVTB017

keyword(value) が範囲 (min-max) を外れています。デフォルトで def に設定されます (keyword(value) IS OUT OF RANGE (min-max); DEFAULTS TO def)

説明

RKANPAR の KLVINTB メンバー内の keyword に、小さすぎる値 (min) または大きすぎる値 (max) が指定されていました。

システムの処置

デフォルト値 def が使用されます。TMS/Engine の初期設定は続行されます。

ユーザーの処置

キーワード値を訂正してください。デフォルト値を受け入れられない場合は、 TMS/Engine をリサイクルしてください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVTB018

MINIMUMTUBPOOL と MAXIMUMTUBPOOL が競合しています。MAXIMUM は val に設定されます (MINIMUM/MAXIMUM TUBPOOL CONFLICT; MAXIMUM SET TO val)

説明

RKANPAR の KLVINTB メンバー内の MINIMUMTUBPOOL 値が、 MAXIMUMTUBPOOL 値より小さい値でありません。

システムの処置

MINIMUMTUBPOOL 値に 8 を加えた値が使用されます (val)。 TMS/Engine の初期設定は続行されます。

ユーザーの処置

MINIMUMTUBPOOL または MAXIMUMTUBPOOL 値を訂正してください。デフォルト値を受け入れられない場合は、 TMS/Engine をリサイクルしてください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVTB019

keyword(value) が無効です。デフォルトで def に設定されます (keyword(value) IS INVALID; DEFAULTS TO def)

説明

RKANPAR の KLVINTB メンバー内の keyword に、有効な選択ではない 値が指定されていました。

システムの処置

デフォルト値 def が使用されます。TMS/Engine の初期設定は続行されます。

ユーザーの処置

キーワード値を訂正してください。デフォルト値を受け入れられない場合は、 TMS/Engine をリサイクルしてください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVTB020

テーブルの消去に失敗しました。RC = rc (TABLE ERASE FAILED, RC=rc)

説明

テーブル・データベースから永続テーブルを削除しようという内部要求が成功しませんでした。

システムの処置

この要求は終了します。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVTB020_d

テーブルが消去されました (TABLE ERASED)

説明

テーブル・データベースから永続テーブルを削除しようという内部要求が成功しました。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVTB021

テーブルが変換されました: table (TABLE CONVERTED: table)

説明

TDB CONVERT コマンドによって、テーブルがバージョン 145 フォーマットからバージョン 146 フォーマットに正常に変換されました。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVTB022

テーブル・クラスターを割り振ることができません: DS 名 (dsname ) (UNABLE TO ALLOCATE TABLE CLUSTER: DSNAME(dsname ))

説明

TDB CONVERT コマンドでバージョン 145 テーブル・データベースを割り振ることができませんでした。

システムの処置

TDB CONVERT コマンドは終了します。

ユーザーの処置

z/OS のコンソール・ログまたは TMS/Engine RKLVLOG で、KLVDAnnn メッセージを調べてください。 そのメッセージにこの割り振り問題についての説明があります。エラーを訂正してください。その後、 TDB CONVERT コマンドを再発行してください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVTB023

keyword: errormessage コマンド (TDB) (keyword: errormessage' COMMAND(TDB))

説明

TDB コマンドが、無効なキーワード keyword を指定して発行されました。

システムの処置

TDB コマンドは終了します。

ユーザーの処置

errormessage でエラーについての具体的な情報を調べて、エラーを訂正してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTB024

テーブル・クラスターを開くことができません: DS 名 (dsname) DD 名 (ddname) R15 (r15) ACB エラー・フラグ (erflg) (UNABLE TO OPEN TABLE CLUSTER: DSNAME(dsname) DDNAME(ddname) R15(r15) ACBERFLG(erflg))

説明

TDB CONVERT コマンドで、ddname に割り振られたバージョン 145 テーブル・データベース (dsname) を開くことができませんでした。

システムの処置

TDB CONVERT コマンドは終了します。

ユーザーの処置

OPEN エラーの r15 および erflg の意味については、「IBM z/OS DFSMS Macro Instructions for Data Sets」を参照してください。 問題を訂正し、TDB CONVERT コマンドを再発行してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTB025

ダイアログ・マネージャーを初期化できません (UNABLE TO INITIALIZE DIALOG MANAGER)

説明

TDB CONVERT コマンドで、 TMS/Engine のダイアログ・サービス機能をその処理のために初期設定できませんでした。

システムの処置

TDB CONVERT コマンドは終了します。

ユーザーの処置

TMS/Engine の実行シートとダンプ・ファイル、および z/OS システム・ログを保管してください。 その上で、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTB026

テーブル・クラスターにアクセスできません (UNABLE TO ACCESS TABLE CLUSTER)

説明

TDB CONVERT コマンドでバージョン 145 テーブル・データベースを処理のために OPEN できませんでした。

システムの処置

TDB CONVERT コマンドは終了します。

ユーザーの処置

TMS/Engine の実行シートとダンプ・ファイル、および z/OS システム・ログを保管してください。 その上で、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTB027

テーブル・データベースのキー長が無効です: 指定された長さ (actual) 予期された長さ (valid) (INVALID KEY LENGTH IN TABLE DATABASE: SUPPLIED(actual) EXPECTED(valid))

説明

TDB CONVERT コマンドで指定されたバージョン 145 テーブル・データベースに、正しいキー長 (valid) がありません。

システムの処置

TDB CONVERT コマンドは終了します。

ユーザーの処置

正しい基本テーブル・サービスのテーブル・データベース VSAM クラスター名を指定して、TDB CONVERT コマンドを再発行してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTB028

サブコマンドが無効です: keyword (INVALID SUBCOMMAND: keyword)

説明

無効な要求 (keyword) が TDB コマンドで行われました。

システムの処置

TDB コマンドは終了します。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTB029

action テーブル要求が失敗しました: RC (rc) テーブル (table) (action TABLE REQUEST FAILED: RC(rc) TABLE(table))

説明

table に対するテーブル・サービス機能アクションが失敗し、示された戻りコードが返されました。

システムの処置

TDB CONVERT コマンドは終了します。

ユーザーの処置

一部のテーブルは正常に変換されている可能性があります。 TMS/Engine RKLVLOG で KLVTB021 メッセージを参照してください。TMS/Engine の実行シート、ダンプ・ファイル、このメッセージ、および z/OS システム・ログを保管してください。 その上で、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTB030

要求が失敗しました - テーブル (table) (REQUEST FAILED - TABLE(table))

説明

内部テーブル要求が失敗しました。

システムの処置

この要求は終了します。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTB031

ブロック・エラー: テーブル (table) シーケンス (nnn) レコード (hex) (BLOCK ERROR: TABLE(table) SEQUENCE(nnn) RECORD(hex))

説明

テーブル要求の処理中に、TMS/Engine テーブル・マネージャーが、 table のテーブル・データベースで無効なブロックを検出しました。 nnn は、そのブロックが含まれるテーブルのレコード・シーケンス番号です。hex はエラーのあったブロックで、その後に、VSAM レコードの残り部分が続きます。

システムの処置

テーブル・マネージャーは、テーブルの以前のコピーがあれば、そのコピーをロードしようとします (メッセージ KLVTB035)。 または、部分的にロードされたテーブルを使用します (メッセージ KLVTB034)。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVTB032

ソート・エラー: テーブル (table) (SORT ERROR: TABLE(table))

説明

テーブル要求の処理中に、TMS/Engine テーブル・マネージャーが、 table のテーブル・データベースで無効なソート情報を検出しました。

システムの処置

テーブル・マネージャーは、テーブルの以前のコピーがあれば、そのコピーをロードしようとします (メッセージ KLVTB035)。 または、部分的にロードされたテーブルを使用します (メッセージ KLVTB034)。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVTB033

行エラー: テーブル (table) 読み取られた数 (mmm) 予期された数 (nnn) (ROW ERROR: TABLE(table) READ(mmm)EXPECTED(nnn))

説明

テーブル要求の処理中に、TMS/Engine テーブル・マネージャーが、 table のテーブル・データベースで構造上のエラーを検出しました。 mmm は、 正常に処理された行数で、nnn は、予期されていた行数です。

システムの処置

テーブル・マネージャーは、テーブルの以前のコピーがあれば、そのコピーをロードしようとします (メッセージ KLVTB035)。 または、部分的にロードされたテーブルを使用します (メッセージ KLVTB034)。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVTB034

[古いコピーを] リカバリーしました [がデータ・エラーがあります]: テーブル (table) (RECOVERED [OLDER COPY] [WITH DATA ERRORS]: TABLE(table))

説明

テーブル要求の処理中に、TMS/Engine テーブル・マネージャーが、 table のテーブル・データベースでエラーを検出しました。 テーブルの古いコピーをロードすることで リカバリーが実行された場合、OLDER COPY という句が表示されます。テーブル内のすべての データをリカバリーできなかった場合には、WITH DATA ERRORS という句が表示されます。このメッセージの前に、元のエラーについて記述している KLVTB0nn メッセージがあるはずです。

システムの処置

エラーが発生していなかった場合、要求が続行されます。

ユーザーの処置

なし。

このエラーが発生するのは、 これ以前の時点でテーブルがデータベースに完全に書き込まれなかったときや、テーブルの読み取り中に VSAM 入出力エラーが発生したときです。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVTB035

古いコピーをリカバリーしています: テーブル (table) (RECOVERING OLDER COPY: TABLE(table))

説明

テーブル要求の処理中に、TMS/Engine テーブル・マネージャーが、 table のテーブル・データベースでエラーを検出し、テーブルの以前のバージョンを使用して リカバリーしようとしています。このメッセージの前に、元のエラーについて記述している KLVTB0nn メッセージがあるはずです。

システムの処置

将来エラーが起こるのを防ぐため、無効なテーブルがテーブル・データベースから消去され、 要求は、以前のバージョンのテーブルを使用して再試行されます。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVTB036

リカバリーに失敗しました: テーブル (table) (RECOVERY FAILED: TABLE(table))

説明

テーブル要求の処理中に、TMS/Engine テーブル・マネージャーが、 table のテーブル・データベースでエラーを検出しました。 データベース上にテーブルの古いコピーがあった場合、 テーブル・マネージャーは、それを回復しようとしましたが、そのコピーにもエラーがありました。 これらのエラーは、使用可能な情報を全くリカバリーできないほど、重大なエラーでした。 このメッセージの前に、元のエラーについて記述している KLVTB0nn メッセージがあるはずです。

システムの処置

要求は終了され、ゼロ以外の戻りコードが返されました。 無効なテーブルがデータベース上に残ります。

ユーザーの処置

TMS/Engine の実行シート、ダンプ・ファイル、このメッセージ、z/OS システム・ログ、およびご使用のテーブル・データベースのコピーを保管してください。 その上で、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。診断情報を取得した後、テーブルを再作成し、そのテーブルをデータベースに保存する必要があります。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVTB037

書き込みエラー: テーブル (table) RPL フィードバック・ワード (feedback) シーケンス (nnn) レコード (hex) (WRITE ERROR: TABLE(table) RPLFDBWD(feedback) SEQUENCE(nnn) RECORD(hex))

説明

TMS/Engine テーブル・マネージャーが、 table のテーブル・データベースの更新中に VSAM エラーを受け取りました。 feedback は、障害が起こっている要求からの RPL フィードバック・ワードです。 nnn は、書き込まれていた、テーブルのレコード・シーケンス番号です。hex は VSAM レコードの内容です。

システムの処置

要求は終了され、ゼロ以外の戻りコードが返されました。 テーブルは開かれたままになります。

ユーザーの処置

フィードバックの値の意味については、「IBM z/OS DFSMS Macro Instructions for Data Sets」を参照してください。問題が明確ではない場合は、TMS/Engine の実行シート、ダンプ・ファイル、このメッセージ、z/OS システム・ログ、およびご使用のテーブル・データベースのコピーを保管してください。 その上で、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVTB038

同期エラー: テーブル (table) 予期されたデータ (edata) 実際のデータ (adata) シーケンス (nnn) レコード (hex) (SYNC ERROR: TABLE(table) EXPECTED(edata) ACTUAL(adata) SEQUENCE(nnn) RECORD(hex))

説明

テーブル要求の処理中に、TMS/Engine テーブル・マネージャーが、 table のテーブル・データベースで無効な同期情報を検出しました。ロード中のテーブルの 一部ではない VSAM レコードが読み取られました。edata は、予期された同期値で、adata は、読み取られた実際のデータです。 nnn は、そのブロックが含まれるテーブルのレコード・シーケンス番号です。hex はエラーのあったブロックで、その後に、VSAM レコードの残り部分が続きます。

システムの処置

テーブル・マネージャーは、テーブルの以前のコピーがあれば、そのコピーをロードしようとします (メッセージ KLVTB035)。 または、部分的にロードされたテーブルを使用します (メッセージ KLVTB034)。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVTB039

行末エラー: テーブル (table) 読み取られた数 (mmm) 予期された数 (nnn) (ROW-END ERROR: TABLE(table) READ(mmm) EXPECTED(nnn))

説明

テーブル要求の処理中に、TMS/Engine テーブル・マネージャーが、 table のテーブル・データベースで無効な同期情報を検出しました。内部の 行の終わりマーカーが欠落しています。mmm は正常に処理された行数で、 nnn は予期された行数です。

システムの処置

テーブル・マネージャーは、テーブルの以前のコピーがあれば、そのコピーをロードしようとします (メッセージ KLVTB035)。 または、部分的にロードされたテーブルを使用します (メッセージ KLVTB034)。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVTB040

KLVTBMGR 論理エラー (KLVTBMGR LOGIC ERROR)

説明

TMS/Engine テーブル・マネージャーが、要求の実行中に無効な条件を検出しました。

システムの処置

この要求は U0200 異常終了で終了され、RKLVSNAP ファイルまたはシステムのダンプ・データ・セット、あるいはその両方にダンプを送ります。

ユーザーの処置

TMS/Engine の実行シート、ダンプ・ファイル、このメッセージ、および z/OS システム・ログを保管してください。 その上で、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVTB041

KLVTBMGR のテーブル削除ポインターが無効です (KLVTBMGR INVALID TABLE DELETE POINTER)

説明

TMS/Engine テーブル・マネージャーが、要求の実行中に無効な条件を検出しました。

システムの処置

この要求は U0200 異常終了で終了され、RKLVSNAP ファイルまたはシステムのダンプ・データ・セット、あるいはその両方にダンプを送ります。

ユーザーの処置

TMS/Engine の実行シート、ダンプ・ファイル、このメッセージ、および z/OS システム・ログを保管してください。 その上で、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVTB042

空き $TUB の整合性検査が失敗しました (FREE $TUB INTEGRITY CHECK FAILED)

説明

TMS/Engine テーブル・マネージャーが、要求の実行中に、内部の制御ブロックで問題を検出しました。

システムの処置

この要求は U0200 異常終了で終了され、RKLVSNAP ファイルまたはシステムのダンプ・データ・セット、あるいはその両方にダンプを送ります。

ユーザーの処置

TMS/Engine の実行シート、ダンプ・ファイル、このメッセージ、および z/OS システム・ログを保管してください。 その上で、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVTB043

サポートされていない/無効な $DMTB 要求を受け取りました (UNSUPPORTED/INVALID $DMTB REQUEST RECEIVED)

説明

TMS/Engine テーブル・マネージャーが無効な要求を渡されました。

システムの処置

この要求は U0200 異常終了で終了され、RKLVSNAP ファイルまたはシステムのダンプ・データ・セット、あるいはその両方にダンプを送ります。

ユーザーの処置

TMS/Engine の実行シート、ダンプ・ファイル、このメッセージ、および z/OS システム・ログを保管してください。 その上で、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVTB045

残余レコードが削除されます: テーブル (table) シーケンス (nnn) (RESIDUAL RECORD DELETED: TABLE(table) SEQUENCE(nnn))

説明

TMS/Engine テーブル・マネージャーが、テーブル・データベースへのテーブルの書き込み中にエラーを検出しました。 これより前の保存要求時に、テーブルの古いコピーからのデータが完全に削除されませんでした。 nnn は、テーブルの無効データ・レコードのレコード・シーケンス番号です。

システムの処置

テーブル・マネージャーは、古い無効なレコードを削除し、テーブルの保存を続行します。 このメッセージは、削除される各レコードごとに発行されます。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVTB046

チェーニング・エラー: テーブル (table) シーケンス (nnn) レコード (hex) (CHAINING ERROR: TABLE(table) SEQUENCE(nnn) RECORD(hex))

説明

TMS/Engine テーブル・マネージャーが、 table のテーブル・データベースの読み取り中にエラーを検出しました。複数の VSAM レコードにまたがっているブロックは正しくありません。 nnn は、そのブロックが含まれるテーブルのレコード・シーケンス番号です。hex はエラーのあったブロックで、その後に、VSAM レコードの残り部分が続きます。

システムの処置

テーブル・マネージャーは、テーブルの以前のコピーがあれば、そのコピーをロードしようとします (メッセージ KLVTB035)。 または、部分的にロードされたテーブルを使用します (メッセージ KLVTB034)。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVTB047

予期しないフィールド: テーブル (table) シーケンス (nnn) レコード (hex) (UNEXPECTED FIELD: TABLE(table) SEQUENCE(nnn) RECORD(hex))

説明

TMS/Engine テーブル・マネージャーが、 table のテーブル・データベースの読み取り中にエラーを検出しました。処理された変数名またはソート・フィールドの数が多すぎます。 nnn は、そのブロックが含まれるテーブルのレコード・シーケンス番号です。hex はエラーのあったブロックで、その後に、VSAM レコードの残り部分が続きます。

システムの処置

テーブル・マネージャーは、テーブルの以前のコピーがあれば、そのコピーをロードしようとします (メッセージ KLVTB035)。 代替テーブルがない場合、メッセージ KLVTB036 が発行され、要求はゼロ以外の戻りコードを出して終了します。

ユーザーの処置

メッセージ KLVTB036 を参照してください。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVTB048

無効な消去要求が検出されました (INVALID ERASE REQUEST DETECTED)

説明

TMS/Engine テーブル・マネージャーが、テーブル・データベースからレコードを消去する前に、エラーを検出しました。

システムの処置

この要求は U0100 異常終了で終了され、RKLVSNAP ファイルまたはシステムのダンプ・データ・セット、あるいはその両方にダンプを送ります。

ユーザーの処置

TMS/Engine のすべてのログ、ダンプ・ファイル、このメッセージ、および z/OS のシステム・ログを収集してください。この問題の解決方法について詳しくは、IBM サポート・ポータルで KLVTB048 を検索してください。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVTB049

無効な RLB チェーンが検出されました (INVALID RLB CHAIN DETECTED)

説明

TMS/Engine テーブル・マネージャーが、テーブル・データベースから行をロックしようとしているときに、エラーを検出しました。

システムの処置

この要求は U0100 異常終了で終了され、RKLVSNAP ファイルまたはシステムのダンプ・データ・セット、あるいはその両方にダンプを送ります。

ユーザーの処置

TMS/Engine の実行シート、ダンプ・ファイル、およびこのメッセージを保管してください。 その上で、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVTB051

サポートされていない/無効な $TBHLP 要求を受け取りました (UNSUPPORTED/INVALID $TBHLP REQUEST RECEIVED)

説明

TMS/Engine テーブル・マネージャーが無効な要求を渡されました。

システムの処置

この要求は U0200 異常終了で終了され、RKLVSNAP ファイルまたはシステムのダンプ・データ・セット、あるいはその両方にダンプを送ります。

ユーザーの処置

TMS/Engine の実行シート、ダンプ・ファイル、このメッセージ、および z/OS システム・ログを保管してください。 その上で、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVTB052

KLVINTB RKANPAR パラメーター: (KLVINTB RKANPAR PARAMETERS:)

説明

モジュール KLVINTB は、その始動パラメーターが RKANPAR から読み取られるときに、それらをログに記録します。 これはヘッダー・メッセージであり、続いてメッセージ KLVTB053 が出されます。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVTB053

parameters

説明

モジュール KLVINTB のパラメーターが読み取られるときに、ログ監査証跡が作成されます。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVTI001

ITMS ENGINE の時刻: time (ITMS ENGINE TIME: time)

説明

TIME コマンドによって、TMS/Engine time が表示されます。

説明

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVTI002

ITMS ENGINE の時刻が次にリセットされました: time 日付: date (ITMS ENGINE TIME RESET TO: time DATE: date)

説明

TIME RESET コマンドが、TMS/Engine の時刻と日付を、表示されているシステムのローカル日時に設定しました。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

REPLY、VIEW

KLVTI201

無効な $STMX 要求が検出されました (INVALID $STMX REQUEST DETECTED)

説明

TMS/Engine 時間サービスが無効な情報を渡されました。

システムの処置

この要求は U0200 異常終了で終了され、RKLVSNAP ファイルまたはシステムのダンプ・データ・セット、あるいはその両方にダンプを送ります。

ユーザーの処置

TMS/Engine の実行シート、ダンプ・ファイル、このメッセージ、および z/OS システム・ログを保管してください。 その上で、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ABEND

KLVTQ101

日付変更処理が完了しました: 日付 date (CHANGE OF DAY PROCESSING COMPLETE: DATE date)

説明

TMS/Engine 時間サービス・ルーチンが、日付の変更により、そのキューを調整する必要がありました。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVTQ102

無効な $TRB が検出されました。(INVALID $TRB DETECTED.) $TRB アドレス (addr) $TRTIME (time) $TRJDATE (jdate) $TRENTRY (entry) $TRPARM (parm) $TRASSOC (assoc) $TRINTVL (intvl) ASSOCVAL (assocval) ($TRB ADDR(addr) $TRTIME(time) $TRJDATE(jdate) $TRENTRY(entry) $TRPARM(parm) $TRASSOC(assoc) $TRINTVL(intvl) ASSOCVAL(assocval))

説明

有効期限が切れたタイマー間隔の処理中に、 $TRB に無効な関連ベクトルがあることが判別されました。addr は $TRB のアドレスです。time および jdate は、 タイマー要求が開始された日時です。 entry は出口ルーチンのアドレスです。 parm は、出口ルーチンに渡されるパラメーターです。assoc は、 関連ベクトルのアドレスで、intvl は、この $TRB が表す間隔の長さです。assocval は、関連ベクトルの内容です。 assocval は、assoc が無効なアドレスの場合、******** になります。

システムの処置

$TRB は解放され、$STMR 出口ルーチンは実行されず、処理が続行されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVTR001

内部トレースの状況: (INTERNAL TRACE STATUS:)

説明

INTERNAL TRACE STATUS 表示のタイトルです。TRACE コマンドは、現行のトレース・テーブル適格性マスクを表示します。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTR002

無効なトレース ID: 'arg' (INVALID TRACE ID: 'arg')

説明

TRACE コマンドに、無効なパラメーター arg が含まれています。

システムの処置

コマンドは失敗します。

ユーザーの処置

トレース ID arg を確認し、訂正してから、コマンドを再発行してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTR003

無効な接頭部文字: 'arg' (INVALID PREFIX CHARACTER: 'arg')

説明

TRACE コマンドに、パラメーターの 1 つとして無効な接頭部文字 arg が含まれています。

システムの処置

コマンドは失敗します。

ユーザーの処置

無効な接頭部文字を訂正し ((+) または (-) でなければなりません)、コマンドを再発行してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTR004

内部トレース機能が使用不可です (INTERNAL TRACE FACILITY DISABLED)

説明

内部トレース機能が使用不可であったため、TRACE コマンドが失敗しました。

システムの処置

コマンドは失敗します。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVTR005

class arg

説明

class は、報告されているトレース・クラスです。arg は ENABLED または DISABLED です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVTR006

製品トレースの状況 (PRODUCT TRACE STATUS)

説明

PRODUCT TRACE STATUS 表示のタイトル行です。

システムの処置

なし。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTR007

pr は使用可能です (pr ENABLED)

説明

pr は、トレースのために使用可能に設定されている 2 文字の製品 ID です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVTR008

*** データ終了 *** (*** END OF DATA ***)

説明

TRACE STATUS 表示の終わりです。

システムの処置

なし。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVTR021

トレース要求が拒否されました。(TRACE REQUEST REJECTED.) 必須の引数が指定されていません (REQUIRED ARGUMENT MISSING)

説明

GTRACE コマンドが、トレースするリソースの指定なしで、ON|OFF オペランドとともに入力されました。

システムの処置

トレース要求はリジェクトされます。

ユーザーの処置

トレースするリソースを指定し、コマンドを再発行してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTR022

トレース要求が拒否されました。(TRACE REQUEST REJECTED.) 無効なクラス (class) が指定されました (INVALID CLASS(class) SPECIFIED)

説明

無効な CLASS が指定されました。class は、指定されているクラス・タイプです。

システムの処置

トレース要求はリジェクトされます。

ユーザーの処置

正しい CLASS を指定し、コマンドを再発行してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTR023

トレース要求が拒否されました。(TRACE REQUEST REJECTED.) 内部トレース機能が使用不可です。(INTERNAL TRACE FACILITY DISABLED.)

説明

GTRACE CLASS(INT) ON コマンドが発行されましたが、システム始動時に内部トレース・テーブルが割り振られていませんでした。

システムの処置

トレース要求はリジェクトされます。

ユーザーの処置

内部トレースが必要な場合、RKANPAR の KLVSYSIN メンバーに DEBUG(Y) を指定し、システムをリサイクルしてください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTR024

TERM|ACB(resname) のトレースが待機中|使用可能|使用不可です (TRACE TERM|ACB(resname) QUEUED|ENABLED|DISABLED)

説明

TERM または ACB の resname に対するトレース要求が実行されました。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTR025

トレース要求が拒否されました。(TRACE REQUEST REJECTED.) 端末 (resname) が物理端末ではありません。(TERM(resname) NOT A PHYSICAL TERMINAL.)

説明

CLASS(TERM) の resname に対するトレースが要求されましたが、resname が物理端末でありません。

システムの処置

トレース要求はリジェクトされます。

ユーザーの処置

CLASS(ACB) を指定するか、または VSSTRACE コマンドを使用して、仮想セッションをトレースしてください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTR026

GTF インターフェースが使用可能になっていません (GTF INTERFACE HAS NOT BEEN ENABLED)

説明

リソースに対するトレース要求が発行されましたが、GTF インターフェースが使用可能でありませんでした。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

GTF ON コマンドを発行して GTF トレースを有効にしてください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVTR027

トレース・クラス (INT|TERM|ACB) の状況: (TRACE CLASS(INT|TERM|ACB) STATUS:)

説明

これは、トレース状況モニターのヘッダー・メッセージです。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVTR028

トレース要求が拒否されました。(TRACE REQUEST REJECTED.) 無効な引数が指定されました。(INVALID ARGUMENT SPECIFIED.)

説明

GTRACE コマンドで、無効な resname が指定されました。

システムの処置

トレース要求はリジェクトされます。

ユーザーの処置

コマンドを訂正し、再発行してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVTR029

class: stat

説明

このメッセージは、内部トレース・クラス class の状況を表示します。 stat はその状況です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVTR031

type(res) : stat

説明

このメッセージは、リソース res の状況を表示します。 type はリソース・タイプで、stat はその状況です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVTR032

*** トレース状況終了 *** (*** END OF TRACE STATUS ***)

説明

このメッセージは、トレース状況データのセクションの終わりをマークします。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVTS000

$CTMR 要求が無効です (INVALID $CTMR REQUEST)

説明

TMS/Engine がタイマー・サービスの処理中に問題を検出しました。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ABEND

KLVTS001

タイマーはすでに取り消されています (TIMER ALREADY CANCELLED)

説明

タイマー要求の取り消しが試行されましたが、その要求はすでに取り消されていました。

システムの処置

スレッドは終了します。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ABEND

KLVTS011

タイマー関連ベクトルの再使用 (TIMER ASSOCIATION VECTOR REUSE)

説明

タイマー要求を作成しようとしましたが、提供された関連ベクトルの内容により、 現在アクティブなタイマー要求が参照されていました。

システムの処置

スレッドは終了します。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ABEND

KLVUX000

ユーザー出口による KLV$$GBL の使用が無効です (INVALID USE OF KLV$$GBL BY A USEREXIT)

説明

ユーザー出口の正しいリンケージが確立されていません。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

ユーザー出口を検討し、必要なすべての訂正を行ってください。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVVL001

VIEWLOG に VSAM サービスを使用できません (VSAM SERVICES NOT AVAILABLE FOR VIEWLOG)

説明

VIEWLOG には VSAM サポートが必要ですが、TMS/Engine VSAM サービス・ルーチンが初期設定されませんでした。

システムの処置

VIEWLOG 初期設定は終了します。VIEWLOG 処理は使用不可です。TMS/Engine の初期設定は続行されます。

ユーザーの処置

RKLVLOG で、VSAM 問題を識別する KLVVSnnn メッセージを検討してください。エラーを訂正し、TMS/Engine を再始動してください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVVL002

VIEWLOG クラスターを割り振ることができません: DS 名 (dsname) (UNABLE TO ALLOCATE VIEWLOG CLUSTER: DSNAME(dsname))

説明

VIEWLOG クラスターを動的に割り振ろうとしましたが失敗しました。

システムの処置

VIEWLOG コマンドは使用不可です。

ユーザーの処置

動的割り振りエラー・メッセージ (KLVDAnnn) を見つけて、データ・セットを割り振ることができなかった より具体的な理由を判別して、該当する修正処置を実行してください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVVL003

VIEWLOG クラスターが初期化されました: DS 名 dsn (VIEWLOG CLUSTER INITIALIZED: DSNAME dsn)

説明

VIEWLOG クラスター dsn が正常に初期設定されました。このメッセージは監査証跡を作成するためにログに記録されます。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVVL004

VIEWLOG クラスターを再オープンできません (UNABLE TO REOPEN VIEWLOG CLUSTER)

説明

TMS/Engine 始動時に、LSR 下の VIEWLOG クラスターを再オープンしようとしましたが、失敗しました。これは、 VIEWLOG 環境を初期設定するために、クラスターへの制御インターバル・アクセスを取得することを目的に 実行されました。VIEWLOG 環境を定義する際にエラーが発生しました。

システムの処置

VIEWLOG コマンドは使用不可です。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVVL005

VIEWLOG 用の *SYSVLG* にログオンできません (UNABLE TO LOGON *SYSVLG* FOR VIEWLOG)

説明

オペレーター *SYSVLG* を定義できませんでした。

システムの処置

VIEWLOG コマンドは使用不可です。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVVL006

SHOWCB フィールド = (ACBLEN,RPLLEN) エラー: R15(r15) R0(r0) (SHOWCB FIELDS=(ACBLEN,RPLLEN) ERROR: R15(r15) R0(r0))

説明

SHOWCB マクロ命令が VSAM ACB の長さを取得するために発行されましたが、正常に完了しませんでした。

システムの処置

VIEWLOG コマンドは使用不可です。

ユーザーの処置

適切な VSAM プログラマーの解説書、および r0 フィールドと r15 フィールドを使用して、エラーの原因を判別し、該当する修正処置を実行してください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVVL007

SHOWCB FIELDS=RPLLEN エラー: R15 (r15) R0 (r0) (SHOWCB FIELDS=RPLLEN ERROR: R15(r15) R0(r0))

説明

SHOWCB マクロ命令が VSAM RPL の長さを取得するために発行されましたが、正常に完了しませんでした。

システムの処置

VIEWLOG コマンドは使用不可です。

ユーザーの処置

適切な VSAM プログラマーの解説書、および r0 フィールドと r15 フィールドを使用して、エラーの原因を判別し、該当する修正処置を実行してください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVVL008

GENCB BLK=ACB エラー: R15 (r15) R0 (r0) (GENCB BLK=ACB ERROR: R15(r15) R0(r0))

説明

GENCB マクロ命令が、VSAM ACB を生成するために発行されましたが、正常に完了しませんでした。

システムの処置

VIEWLOG コマンドは使用不可です。

ユーザーの処置

適切な VSAM プログラマーの解説書、および r0 フィールドと r15 フィールドを使用して、エラーの原因を判別し、該当する修正処置を実行してください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVVL009

GENCB BLK=RPL エラー: R15 (r15) R0 (r0) (GENCB BLK=RPL ERROR: R15(r15) R0(r0))

説明

GENCB マクロ命令が、VSAM RPL を生成するために発行されましたが、正常に完了しませんでした。

システムの処置

VIEWLOG コマンドは使用不可です。

ユーザーの処置

適切な VSAM プログラマーの解説書、および r0 フィールドと r15 フィールドを使用して、エラーの原因を判別し、該当する修正処置を実行してください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVVL010

VIEWLOG クラスターを開くことができません: DS 名 (dsn) DD 名 (ddname) R15 (r15) ACB エラー・フラグ (acberflg) (UNABLE TO OPEN VIEWLOG CLUSTER: DSNAME(dsn) DDNAME(ddname) R15(r15) ACBERFLG(acberflg))

説明

TMS/Engine 始動時に、 VIEWLOG クラスター dsn を開こうとしましたが、失敗しました。おそらくクラスターが不適切に定義されています。

システムの処置

VIEWLOG コマンドは使用不可です。

ユーザーの処置

VSE/VSAM Programmer's Reference」(SC33-6535)、および r15 フィールドと acberflg フィールドを参照してエラーの原因を特定し、適切な修正処置を実行してください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVVL011

VIEWLOG クラスターをロードできません: R15 (r15) R0 (r0) (UNABLE TO LOAD VIEWLOG CLUSTER: R15(r15) R0(r0))

説明

VIEWLOG クラスターに初期レコードを PUT しようとしましたが失敗しました。おそらくクラスターが不適切に定義されています。

システムの処置

VIEWLOG コマンドは使用不可です。

ユーザーの処置

VSE/VSAM Programmer's Reference」(SC33-6535)、および r0 フィールドと r15 フィールドを参照してエラーの原因を特定し、適切な修正処置を実行してください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVVL012

DISP (value) が無効です。デフォルトで OLD に設定されます (DISP(value) IS INVALID; DEFAULTS TO OLD)

説明

RKANPAR の KLVINVLG メンバーの DISP キーワードで無効値がコーディングされました。

システムの処置

DISP(OLD) が使用されます。VIEWLOG および TMS/Engine の初期設定が続行されます。

ユーザーの処置

キーワード値を訂正してください。デフォルト値を受け入れられない場合は、 TMS/Engine をリサイクルしてください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVVL013

RKANPAR (KLVINVLG) が空です (RKANPAR(KLVINVLG) IS EMPTY)

説明

RKANPAR の VIEWLOG 初期設定メンバー KLVINVLG が存在しないか、またはステートメントが含まれていません。

システムの処置

VIEWLOG 初期設定は終了します。VIEWLOG 処理は使用不可です。TMS/Engine の初期設定は続行されます。

ユーザーの処置

有効な KLVINVLG メンバーを作成し、TMS/Engine をリサイクルしてください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVVL014

VIEWLOG には DS 名または DD 名が必要です (DSNAME OR DDNAME IS REQUIRED FOR VIEWLOG)

説明

RKANPAR の KLVINVLG メンバーに、データ・セットまたは DD 名がないか、または いずれもコーディングされていません。

システムの処置

VIEWLOG 初期設定は終了します。VIEWLOG 処理は使用不可です。TMS/Engine の初期設定は続行されます。

ユーザーの処置

データ・セットまたは DD 名、またはその両方を指定するように、KLVINVLG メンバーを変更してから、TMS/Engine をリサイクルしてください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVVL015

VIEWLOG の DS 名の取得に失敗しました。RC (rc) エラー (error) 情報 (info) DD 名 (ddn) (VIEWLOG DSNAME RETRIEVAL FAILED, RC(rc) ERROR(error) INFO(info) DDNAME(ddn))

説明

VIEWLOG の初期設定中に、 DD ddn に関連するデータ・セット名を判別しようとしましたが、失敗しました。 z/OS DYNALLOC 関数が、示された戻りコード、エラー・コード、および通知コードを出して、失敗しました。

システムの処置

VIEWLOG 初期設定は終了します。VIEWLOG 処理は使用不可です。TMS/Engine の初期設定は続行されます。

ユーザーの処置

IBM z/OS MVS™ Programming: Authorized Assembler Services Reference」を参照して、DYNALLOC が失敗した理由を判別してください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVVL016

KLVINVLG RKANPAR パラメーター: (KLVINVLG RKANPAR PARAMETERS:)

説明

モジュール KLVINVLG は、その始動パラメーターが RKANPAR から読み取られるときに、それらをログに記録します。 これはヘッダー・メッセージであり、続いてメッセージ KLVVL017 が出されます。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVVL017

parameters

説明

モジュール KLVINVLG のパラメーターが読み取られるときに、ログ監査証跡が作成されます。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG



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