IBM Tivoli Monitoring, バージョン 6.3

KLVSE051

デフォルトのセンス・コード・テーブルが定義されました (DEFAULT SENSE CODE TABLE DEFINED)

説明

グローバル・センス・コード・テーブルが RKANPAR メンバー KLVINSNS から構成されました。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVSE052

無効なタイプが指定されました: type ステートメント番号 nnn (INVALID TYPE SPECIFIED: type STATEMENT# nnn)

説明

LUSTAT または EXRESP 以外のセンス・コード type がステートメント nnn で検出されました。

システムの処置

TMS/Engine 初期設定中にこのエラーがあった場合、デフォルトのセンス・ルールのみがロードされます。 この応答が REFRESH SENSE コマンドからのものであった場合は、現在アクティブなグローバル・センス・テーブルはリフレッシュされません。

ユーザーの処置

ステートメントを訂正し、REFRESH SENSE コマンドを再発行してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVSE053

センス・テーブルのサイズ (nnnn) (SENSE TABLE SIZE(nnnn))

説明

センス・コード・テーブルが作成またはリフレッシュされ、nnnn バイトのストレージを占有しています。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVSE054

構文エラー。センス・アクション設定「statement」のパラメーターが競合しています。ステートメント番号 nnn (SYNTAX ERROR CONFLICTING PARAMETERS FOR SENSE ACTION SETTING 'statement', STATEMENT# nnn)

説明

センス・コード・ステートメントに不明なキーワードが含まれています。

システムの処置

TMS/Engine 初期設定中にこのエラーがあった場合、デフォルトのセンス・ルールのみがロードされます。 この応答が REFRESH SENSE コマンドからのものであった場合は、現在アクティブなグローバル・センス・テーブルはリフレッシュされません。

ユーザーの処置

ステートメントを訂正し、REFRESH SENSE コマンドを再発行してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVSE055

ユーザー・センス・コード・テーブルが定義されました (USER SENSE CODE TABLE DEFINED)

説明

REFRESH SENSE コマンドが正常に完了し、グローバル・センス・テーブルが更新されました。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVSE056

センス (xxxxxxxx) の LU 名がテーブル容量である 64K を超えています (TABLE CAPACITY OF 64K LU NAMES EXCEEDED FOR SENSE(xxxxxxxx))

説明

リストされているセンス・コードに、FROMAPPL または FROMLU にリストされている 64K より大きい名前が含まれていました。

システムの処置

TMS/Engine 初期設定中にこのエラーがあった場合、デフォルトのセンス・ルールのみがロードされます。 この応答が REFRESH SENSE コマンドからのものであった場合は、現在アクティブなグローバル・センス・テーブルはリフレッシュされません。

ユーザーの処置

センス・コードの LU 名の数を削減し、REFRESH SENSE コマンドを再発行してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVSE057

センス・コード・フィールドに無効な 16 進文字があります。「statement」、ステートメント番号 nnn (INVALID HEX CHARACTERS IN SENSE CODE FIELDS, 'statement', STATEMENT# nnn)

説明

示されたステートメントのセンス・コード値に、 0-9 または A-F 以外の文字が含まれています。

システムの処置

TMS/Engine 初期設定中にこのエラーがあった場合、デフォルトのセンス・ルールのみがロードされます。 この応答が REFRESH SENSE コマンドからのものであった場合は、現在アクティブなグローバル・センス・テーブルはリフレッシュされません。

ユーザーの処置

有効な 16 進数文字を含むようにこのセンス・コードを訂正して、REFRESH SENSE コマンドを再発行してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVSE058

センス・テーブルのサイズ (nnnnnn) が要求限度を超えています (SENSE TABLE SIZE (nnnnnn), EXCEEDS REQUEST LIMIT)

説明

センス・コード・テーブル・サイズが、現行のストレージ要求限度より大きいサイズです。

システムの処置

TMS/Engine 初期設定中にこのエラーがあった場合、デフォルトのセンス・ルールのみがロードされます。 この応答が REFRESH SENSE コマンドからのものであった場合は、現在アクティブなグローバル・センス・テーブルはリフレッシュされません。

ユーザーの処置

テーブルを保持するのに必要なストレージ量を減らすために、ワイルドカード名を使用してテーブルを指定することができない 場合には、拡張ストレージのしきい値を増やす必要があります。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVSE059

センス・テーブルが大きすぎるために無視されます (SENSE TABLE TOO LARGE, IGNORED)

説明

センス・コード・テーブルが 2G バイトを超えており、作成できません。

システムの処置

TMS/Engine 初期設定中にこのエラーがあった場合、デフォルトのセンス・ルールのみがロードされます。 この応答が REFRESH SENSE コマンドからのものであった場合は、現在アクティブなグローバル・センス・テーブルはリフレッシュされません。

ユーザーの処置

IBM® ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVSE060

このセンス・コードの LU ID が重複しています。最初の ID が保存されます。「statement」、ステートメント番号 nnn (DUPLICATE LU ID FOR THIS SENSE CODE, THE FIRST IS RETAINED, 'statement', STATEMENT# nnn)

説明

このセンス・コード用にすでに保管されているものと一致する LU ID が検出されました。

システムの処置

最初の定義に指定されている処理中のアクションが保存されます。

ユーザーの処置

重複する LU ステートメントを削除してください。

メッセージ・タイプ

WARN

KLVSE061

FROMAPPL または FROMLU が必須です。「statement」、ステートメント番号 nnn(EITHER FROMAPPL OR FROMLU IS REQUIRED, 'statement', STATEMENT# nnn)

説明

FROMAPPL または FROMLU をコーディングする必要があります。

システムの処置

TMS/Engine 初期設定中にこのエラーがあった場合、デフォルトのセンス・ルールのみがロードされます。 この応答が REFRESH SENSE コマンドからのものであった場合は、現在アクティブなグローバル・センス・テーブルはリフレッシュされません。

ユーザーの処置

必要なキーワードを追加し、REFRESH SENSE コマンドを再発行してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVSE062

FROMAPPL と FROMLU の両方を指定することはできません。「statement」、ステートメント番号 nnn (BOTH FROMAPPL AND FROMLU ARE NOT ALLOWED, 'statement', STATEMENT# nnn)

説明

FROMAPPL と FROMLU を一緒にコーディングすることはできません。

システムの処置

TMS/Engine 初期設定中にこのエラーがあった場合、デフォルトのセンス・ルールのみがロードされます。 この応答が REFRESH SENSE コマンドからのものであった場合は、現在アクティブなグローバル・センス・テーブルはリフレッシュされません。

ユーザーの処置

FROMLU または FROMAPPL のいずれかを削除し、REFRESH SENSE コマンドを再発行してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVSE063

KLVINSNS RKANPAR パラメーター: (KLVINSNS RKANPAR PARAMETERS:)

説明

モジュール KLVINSNS は、その始動パラメーターが RKANPAR から読み取られるときに、それらをログに記録します。 これはヘッダー・メッセージであり、続いてメッセージ KLVSE064 が出されます。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVSE064

parameters

説明

モジュール KLVINSNS のパラメーターが読み取られるときに、ログ監査証跡が作成されます。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVSI000

eeeeeeeeeeeeeeeeee: ppppppppp, ddname(KLVINSTG)

説明

KLVINSTG メンバーからの ppppppppp パラメーターの処理中に、構文エラー eeeeeeeeeeeeeeeeee が検出されました。

システムの処置

初期化は終了します。

ユーザーの処置

KLVINSTG メンバーを編集し、構文エラーを訂正してください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVSI001

RKANPAR (KLVINSTG) で無効なストレージ・クラス ccc が検出されました (INVALID STORAGE CLASS ccc ENCOUNTERED IN RKANPAR(KLVINSTG))

説明

TMS/Engine が、KLVINSTG メンバーで無効なストレージ・クラスを検出しました。 ccc は、検出された無効なクラスです。ストレージ・クラスは P または X でなければなりません。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

KLVSI002

RKANPAR (KLVINSTG) で無効なストレージ・サイズ sss が検出されました (INVALID STORAGE SIZE sss ENCOUNTERED IN RKANPAR(KLVINSTG))

説明

TMS/Engine が、KLVINSTG メンバーで無効なストレージ・サイズを検出しました。 sss は、検出された無効なサイズです。ストレージ・サイズは、1 から、 LIMIT 始動パラメーターで定義されている最大値までの値でなければなりません。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVSI003

RKANPAR (KLVINSTG) で無効なストレージ数 nnn が検出されました (INVALID STORAGE COUNT nnn ENCOUNTERED IN RKANPAR(KLVINSTG))

説明

TMS/Engine が、KLVINSTG メンバーで無効なブロック数を検出しました。 nnn は、検出された無効なブロック数です。ストレージ数は正数でなければなりません。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVSI004

ccc ストレージで長さ sssnnn 個のブロックが生成されました (nnn BLOCKS OF LENGTH sss GENERATED IN ccc STORAGE)

説明

nnn は、生成されたストレージ・ブロックの数、sss は、生成された ブロックのサイズ、および ccc は、生成されたブロックのストレージ・クラスです。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVSI005

ストレージの初期化が完了しました (STORAGE INITIALIZATION COMPLETE)

説明

ストレージ初期設定が完了しました。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVSI006

KLVINSTG RKANPAR パラメーター: (KLVINSTG RKANPAR PARAMETERS:)

説明

モジュール KLVINSTG は、その始動パラメーターが RKANPAR から読み取られるときに、それらをログに記録します。 これはヘッダー・メッセージであり、続いてメッセージ KLVSI007 が出されます。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVSI007

parameters

説明

モジュール KLVINSTG のパラメーターが読み取られるときに、ログ監査証跡が作成されます。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVSI010

初期化中に制御ブロック・エラーが発生しました (CONTROL BLOCK ERROR DURING INITIALIZATION)

説明

ストレージ分離処理中に内部処理エラーが発生しました。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ABEND

KLVSI011

ストレージ・クラスが無効です (INVALID STORAGE CLASS)

説明

ストレージ分離処理中に内部処理エラーが発生しました。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ABEND

KLVSI020

終了中に制御ブロック・エラーが発生しました (CONTROL BLOCK ERROR DURING TERMINATION)

説明

ストレージ分離処理中に内部処理エラーが発生しました。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ABEND

KLVSI021

終了要求中に論理エラーが発生しました (LOGIC ERROR DURING TERMINATE REQUEST)

説明

ストレージ分離処理中に内部処理エラーが発生しました。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ABEND

KLVSI022

終了要求のストレージ・クラスが無効です (INVALID STORAGE CLASS ON TERMINATE REQUEST)

説明

ストレージ分離処理中に内部処理エラーが発生しました。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ABEND

KLVSI030

取得中に制御ブロック・エラーが発生しました (CONTROL BLOCK ERROR DURING GET)

説明

ストレージ分離処理中に内部処理エラーが発生しました。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ABEND

KLVSI031

取得中のストレージ・クラスが無効です (INVALID STORAGE CLASS DURING GET)

説明

ストレージ分離処理中に内部処理エラーが発生しました。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ABEND

KLVSI032

長さゼロのストレージが要求されました (ZERO LENGTH STORAGE REQUEST)

説明

長さがゼロのストレージ・ブロックが要求されました。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ABEND

KLVSI033

ストレージ要求の制限を超えました (STORAGE REQUEST LIMIT EXCEEDED)

説明

限度を超える長さのストレージ・ブロックが要求されました。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ABEND

KLVSI040

解放中に制御ブロック・エラーが発生しました (CONTROL BLOCK ERROR DURING FREE)

説明

ストレージ分離処理中に内部処理エラーが発生しました。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ABEND

KLVSI041

解放要求でゼロ・アドレスが指定されました (ZERO ADDRESS ON FREE REQUEST)

説明

アドレスがゼロのストレージ・ブロックを解放する要求が検出されました。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ABEND

KLVSI042

解放要求のストレージ域が無効です (INVALID STORAGE AREA ON FREE REQUEST)

説明

ストレージ分離処理中に内部処理エラーが発生しました。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ABEND

KLVSI043

ストレージ整合性エラー (STORAGE INTEGRITY ERROR)

説明

ストレージの解放を試行中に整合性エラーが発生しました。ストレージ・オーバーレイが発生した可能性があります。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ABEND

KLVSI044

ストレージ・オーバーラップが検出されました (STORAGE OVERLAP DETECTED)

説明

ストレージ分離処理中に内部処理エラーが発生しました。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ABEND

KLVSI050

使用/ドロップ中に制御ブロック・エラーが発生しました (CONTROL BLOCK ERROR DURING USE/DROP)

説明

ストレージ分離処理中に内部処理エラーが発生しました。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ABEND

KLVSI051

使用/ドロップ中に論理エラーが発生しました (LOGIC ERROR DURING USE/DROP)

説明

ストレージ分離処理中に内部処理エラーが発生しました。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ABEND

KLVSP001

$SPS 呼び出しエラーまたは内部エラー ($SPS INVOCATION OR INTERNAL ERROR)

説明

TMS/Engine 処理ルーチンが無効な要求を検出しました。

システムの処置

この要求は U0100 異常終了で終了され、RKLVSNAP ファイルまたはシステムのダンプ・データ・セット、あるいはその両方にダンプを送ります。

ユーザーの処置

TMS/Engine の実行シート、ダンプ・ファイル、このメッセージ、および z/OS® システム・ログを保管してください。 その上で、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVSP002

$SPS ストリングの長さが無効です ($SPS STRING LENGTH INVALID)

説明

TMS/Engine 処理ルーチンが無効なパラメーターを検出しました。

システムの処置

この要求は U0100 異常終了で終了され、RKLVSNAP ファイルまたはシステムのダンプ・データ・セット、あるいはその両方にダンプを送ります。

ユーザーの処置

TMS/Engine の実行シート、ダンプ・ファイル、このメッセージ、および z/OS システム・ログを保管してください。 その上で、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVSQ000

type の静止モード state (QUIESCE MODE state FOR type)

説明

このメッセージは、可能なストレージ静止値の 1 つで変更があったこと、 または静止値がまだアクティブであることを示しています。 静止モードが変わったとき、または STGMON 間隔によってメッセージの表示が強制されたときに、 このメッセージが表示されます。 可能な状態値は以下のとおりです。
  • IS IN EFFECT
  • HAS BEEN ENTERED
  • HAS BEEN RELEASED
可能な値タイプは以下のとおりです。
  • FREE PRIMARY STORAGE
  • CARVED PRIMARY STORAGE
  • FREE EXTENDED STORAGE
  • CARVED EXTENDED STORAGE

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

静止モード状態が続く場合、システム管理者に連絡してください。 システム管理者は製品の管理者に連絡を取ります。 システム・プログラマー は、どのような処置をとるべきか判断するために、TMS/Engine ストレージ使用について検討する必要があります。

メッセージ・タイプ

ALERT、WARNING

KLVSS001

サブシステム name はすでにアクティブです (SUBSYSTEM name ALREADY ACTIVE)

説明

すでにアクティブである名前 name が、 TMS/Engine サブシステム・インターフェースを初期設定するために使用されました。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

RKANPAR でメンバー KLVINSSI を調べ、サブシステム名を検証してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVSS002

サブシステム name が初期化されました: SSCVT(addr) (SUBSYSTEM name INITIALIZED: SSCVT(addr))

説明

SSCVT アドレス addr を持つ TMS/Engine サブシステム・インターフェース名が正常に初期設定されました。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVSS003

サブシステム name が KLVSSREQ をロードできません (SUBSYSTEM name UNABLE TO LOAD KLVSSREQ)

説明

TMS/Engine は、サブシステム・インターフェース名を初期設定できませんでした。モジュール KLVSSREQ をロードできませんでした。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

KLVCMnnn フォーマットのメッセージを見つけ、モジュールをロードできなかったより具体的な理由を判別してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVSS004

サブシステム name が重複しています (SUBSYSTEM name DUPLICATED)

説明

TMS/Engine が重複するサブシステム名 name を検出しました。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

RKANPAR でメンバー KLVINSSI を調べ、重複するサブシステム名を見つけてください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVSS005

サブシステム name が正常にインストールされました (SUBSYSTEM name SUCCESSFULLY INSTALLED)

説明

TMS/Engine サブシステム・インターフェース名が正常にインストールされました。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVSS006

KLVINSSI RKANPAR パラメーター: (KLVINSSI RKANPAR PARAMETERS:)

説明

モジュール KLVINSSI は、その始動パラメーターが RKANPAR から読み取られるときに、それらをログに記録します。 これはヘッダー・メッセージであり、続いてメッセージ KLVSS006 が出されます。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVSS007

parameters

説明

モジュール KLVINSSI のパラメーターが読み取られるときに、ログ監査証跡が作成されます。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVST001

TMS/Engine 初期化エラー。異常終了 U0012 (TMS/Engine INITIALIZATION ERROR(S), ABEND U0012)

説明

1 つ以上のエラーが TMS/Engine 始動時に検出されました。

システムの処置

TMS/Engine は U0012 異常終了を出して終了します。このメッセージよりも前に他の KLVSTnnn メッセージが出され、それらのメッセージでエラーが識別されます。

ユーザーの処置

TMS/Engine ログおよび z/OS ログを調べて、検出されたエラーを判別し、修正処置を実行してから、TMS/Engine を再始動してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST002

非 TSO アドレス・スペースに対する TSO オプションは無効です (TSO OPTION INVALID FOR NON-TSO ADDRESS SPACE)

説明

始動パラメーター TSO が Y (yes を表す) と指定されましたが、TMS/Engine は TSO アドレス・スペースで実行されていません。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

TSO パラメーターを訂正し、再試行してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST003

PARMLIST パラメーターが無効です - text (INVALID PARMLIST PARAMETER - text)

説明

z/OS EXEC JCL ステートメントの PARM= キーワードで指定されたパラメーター・リストで、TMS/Engine が構文エラーを検出しました。 text は、エラーが検出されたポイントにあるテキストか、またはその近くにあるテキストです。

システムの処置

TMS/Engine は U0012 異常終了を出して終了します。

ユーザーの処置

示されたテキスト域を訂正し、TMS/Engine を再始動してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST004

RKLVIN パラメーターが無効です - text (INVALID RKLVIN PARAMETER - text)

説明

TMS/Engine が RKLVIN 始動パラメーターで構文エラーを検出しました。 text は、エラーが検出されたポイントにあるテキストか、またはその近くにあるテキストです。

システムの処置

TMS/Engine は U0012 異常終了を出して終了します。

ユーザーの処置

示されたテキスト域を訂正し、TMS/Engine を再始動してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST005

MVS ジョブ・ステップの許可が必要です (MVS JOBSTEP AUTHORIZATION REQUIRED)

説明

初期設定パラメーター SWAP=N が指定されましたが、ジョブ・ステップが許可されていませんでした。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

SWAP=N パラメーターを使用する場合、ジョブ・ステップを許可しておく必要があります。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST006

MVS/XA 実行環境が必要です (MVS/XA EXECUTION ENVIRONMENT REQUIRED)

説明

初期設定パラメーターとして AMODE31(YES) が指定されましたが、TMS/Engine は、MVS/XA? または MVS/ESA? ホストで実行されていません。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST007

VSAM LSR バッファー・プールに対する BLDVRP が失敗しました。RC = rc (BLDVRP FAILED FOR VSAM LSR BUFFER POOL, RC=rc)

説明

BLDVRP マクロが、VSAM ローカル共有リソース・バッファー・プールを割り振るために発行されましたが、 ゼロ以外の戻りコード rc を出して終了しました。 最も可能性の高い原因は次の 2 つです。
  1. 主ストレージが不十分で、要求を満たすことができない。
  2. 前に発行された BLDVRP が、対応する DLVRP が TMS/Engine アドレス・スペースにないまま発行されている。これは一般に、TMS/Engine が TSO アドレス・スペースで実行されており、かつ現行 TSO セッションで以前に異常終了していた場合に発生します。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

rc の意味については、BLDVRP マクロが解説されている IBM VSAM または DFP 資料を参照してください。 可能性の高い 2 つの原因について、以下の処置を実行します。
  1. 主ストレージ割り振りパラメーターまたは LSRPOOL 値、あるいはその両方を調整して、TMS/Engine アドレス・スペースを再始動します。
  2. 再始動されたアドレス・スペースで TMS/Engine を始動します。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST008

1 次主ストレージを使用できません (PRIMARY MAIN STORAGE UNAVAILABLE)

説明

可変長 GETMAIN を満たすことができませんでした。MINIMUM(nnn,P) 始動パラメーターは、GETMAIN 要求を満たす最小値を規定しています。 これは、境界より下のストレージを指しています。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

MINIMUM パラメーターを調整し、再試行してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST009

FREEMAIN TYPE=VC が失敗しました (FREEMAIN TYPE=VC FAILED)

説明

以前に割り振り済みの主ストレージ・ブロックに FREEMAIN が発行されましたが、失敗しました。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST010

予約済みの 1 次主ストレージを使用できません (PRIMARY RESERVED MAIN STORAGE UNAVAILABLE)

説明

始動パラメーター RESERVE(nnn,P) の要件を満たすには、不十分な主ストレージしか存在していません。このメッセージは、 境界より下のストレージを指しています。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

ストレージ割り振りパラメーターを調整し、再試行してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST011

1 次ストレージが再割り振りされませんでした (PRIMARY STORAGE NOT REALLOCATED)

説明

GETMAIN マクロ命令が失敗しました。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

始動プロシージャーを再試行してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST012

拡張主ストレージを使用できません (EXTENDED MAIN STORAGE UNAVAILABLE)

説明

可変長 GETMAIN を満たすことができませんでした。MINIMUM(nnn,X) 始動パラメーターは、GETMAIN 要求を満たす最小値を規定しています。 このメッセージは、境界より上のストレージを指しています。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

MINIMUM パラメーターを調整し、再試行してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST013

予約済みの拡張主ストレージを使用できません (EXTENDED RESERVED MAIN STORAGE UNAVAILABLE)

説明

始動パラメーター RESERVE(nnn,X) の要件を満たすには、不十分な主ストレージしか存在していません。 このメッセージは、境界より上のストレージを指しています。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

ストレージ割り振りパラメーターを調整し、再試行してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST014

TRACE の指定が無効です (INVALID TRACE SPECIFICATION)

説明

始動パラメーター TRACE が無効です。考えられるエラーは以下のとおりです。
  • 値が 2 より小さい。
  • その値が原因で、トレース・テーブルがフリー・ストレージ域の半分より多くを使用した。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST015

トレース・テーブルのストレージを使用できません (TRACE TABLE STORAGE UNAVAILABLE)

説明

TMS/Engine 内部トレース・テーブルの割り振り用として、 不十分な主ストレージしか存在していません。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

MINIMUM パラメーターの値を増やし、再試行してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST016

EVENT の指定が無効です (INVALID EVENT SPECIFICATION)

説明

始動パラメーター EVENT が無効でした。考えられる原因は次のとおりです。
  • 値が 2 より小さい。
  • 値がフリー・ストレージ域の 4 分の 1 より大きい。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST017

イベント・テーブルのストレージを使用できません (EVENT TABLE STORAGE UNAVAILABLE)

説明

TMS/Engine イベント・ハッシュ・テーブルの割り振り用として、 不十分な主ストレージしか存在していません。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

MINIMUM パラメーターの値を増やし、再試行してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST018

RKLVLOG データ・セットを開くことができません (UNABLE TO OPEN RKLVLOG DATA SET)

説明

DD 名 RKLVLOG の OPEN マクロが失敗しました。 原因としては、開始プロシージャー KLV から DD が欠落していることが考えられます。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

このメッセージには、データ・セットを開くことができなかった理由を示す z/OS メッセージが付随します。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST019

RKLVSNAP データ・セットを開くことができません (UNABLE TO OPEN RKLVSNAP DATA SET)

説明

DD 名 RKLVSNAP の OPEN マクロが失敗しました。 原因としては、開始プロシージャー KLV から DD が欠落していることが考えられます。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

このメッセージには、データ・セットを開くことができなかった理由を示す z/OS メッセージが付随します。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST020

LIMIT/GRANULE オプション指定エラー (LIMIT/GRANULE OPTION SPECIFICATION ERROR)

説明

LIMIT に指定された値が、 GRANULE に指定された値より大きくありませんでした。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

CL/SUPERSESSION の実行中にこのエラーが発生した場合、LIMIT 値を訂正し、再試行してください。 このエラーがその他の IBM Tivoli® 製品の実行中に発生した場合は、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST021

ログ・バッファーのストレージを使用できません (LOG BUFFER STORAGE UNAVAILABLE)

説明

このエラーは、以下のいずれかの理由で発生することがあります。
  • 開始パラメーター MINIMUM が小さすぎる。
  • 開始パラメーター LOGBLOCK および LOGBUFS が大きすぎる。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

該当する始動パラメーターを調整し、再試行してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST022

RKLVLOG DCB のストレージを使用できません (RKLVLOG DCB STORAGE UNAVAILABLE)

説明

RKLVLOG の割り振り用として、 不十分な主ストレージしか存在していません。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

ストレージ割り振りパラメーターを調整し、再試行してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST023

RKLVSNAP DCB のストレージを使用できません (RKLVSNAP DCB STORAGE UNAVAILABLE)

説明

RKLVSNAP DCB の割り振り用として、 不十分な主ストレージしか存在していません。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

ストレージ割り振りパラメーターを調整し、再試行してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST024

フリー・ストレージ・リストを使用できません (FREE STORAGE LIST UNAVAILABLE)

説明

MINIMUM パラメーターに指定されている値が小さすぎるため、TMS/Engine はフリー・ストレージ・リストを割り振りできませんでした。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

ストレージ割り振りパラメーターを調整し、再試行してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST025

サブタスクのエントリー・ポイントを識別できません (UNABLE TO IDENTIFY SUBTASK ENTRYPOINT)

説明

TMS/Engine ディスパッチャーを初期設定するためのエントリー・ポイントを識別するために 発行された OS IDENTIFY マクロが、正常に完了しませんでした。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST026

modname concat [address] module info |TRANSIENT |ALREADY RESIDENT |RELOCATION ERROR |BLDL ERROR [COMMAND=cmd |RESIDENT]| [CLASS=class[,DEFERRED]]

説明

TMS/Engine 始動時に、このメッセージは TMS/Engine ロード・ライブラリー内の各モジュールの属性と状況を表示します。 注目するフィールドは、モジュール名 modname、相対連結番号 concat、およびモジュール情報フィールド module info です。TRANSIENT は、この時点にロードされていないモジュールを指しています。 DEFERRED は、一時モジュールとは見なされずに、後でロードされるモジュールを指しています。 検出されたエラーはすべて、 ALREADY RESIDENT|RELOCATION ERROR|BLDL ERROR としても表示されます。

注: メッセージの構文解析を列を基にして行う場合は、 メッセージ・ストリングが変更されていることに注意してください。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

エラー・メッセージ ALREADY RESIDENT|RELOCATION ERROR|BLDL ERROR が表示された場合を除き、ありません。このエラーの原因がユーザーによる変更に起因するものではない場合、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVST027

必要なポインターが解決されていません。hex はオフセットです (REQUIRED POINTER(S) NOT RESOLVED, hex IS THE OFFSET)

説明

TMS/Engine の実行に必要なポインターの 1 つを解決できませんでした。 原因はおそらく、TMS/Engine ロード・ライブラリーからモジュールが欠落しているためです。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

実行ライブラリーのすべてのモジュールを配布ライブラリー内のモジュールと相互参照して、 欠落しているモジュールがないか判別してください。 このエラーがインストール・エラーに起因するものではない場合、メッセージで示された 16 進数値を準備して、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST028

ロード・ライブラリー concat volser dsname (LOAD LIBRARY concat volser dsname)

説明

これらのメッセージは始動時にログに記録されるもので、RKANMODL DD ステートメントに関連するデータ・セット名および関連情報を表示します。注目するフィールドは、 連結番号 concat、ボリューム通し番号 volser、およびデータ・セット名 dsname です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVST029

SLOPE パラメーターの値が無効です (INVALID VALUE FOR SLOPE PARAMETER)

説明

初期設定パラメーター SLOPE に指定された SLOPE が無効です。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST030

CPU ID を判別できません (UNABLE TO DETERMINE CPU IDENTIFICATION)

説明

TMS/Engine が、現在それ自身が実行されているマシンの CPU ID を判別できませんでした。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST032

QUIESCE パラメーターのパーセンテージが無効です (PERCENTAGE IS INVALID IN QUIESCE PARAMETER)

説明

ファイル内の QUIESCE パラメーターに無効なパーセンテージが含まれています。パーセンテージ値は、 0-100 の範囲でなければなりません。

システムの処置

このメッセージが表示され、初期設定は失敗します。

ユーザーの処置

エラーのある QUIESCE パラメーターを訂正し、再始動してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST033

STGMON パラメーターの STGMON 間隔が無効です (STGMON INTERVAL IS INVALID IN STGMON PARAMETER)

説明

ファイル内の STGMON 間隔に無効な時間間隔が含まれています。この値は、 0-120 の範囲でなければなりません。

システムの処置

このメッセージが表示され、初期設定は失敗します。

ユーザーの処置

STGMON 間隔を訂正し、再始動してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST034

QUIESCE パラメーターのフリー/切り出しインディケーターが無効です (FREE/CARVED INDICATOR IS INVALID IN QUIESCE PARAMETER)

説明

KLVSYSIN ファイル内の QUIESCE パラメーターに無効なストレージ・タイプ・インディケーターが含まれています。 この値は、切り出されたストレージの場合は C、フリー・ストレージの場合は F でなければなりません。

システムの処置

このメッセージが表示され、初期設定は失敗します。

ユーザーの処置

エラーのある QUIESCE パラメーターを訂正し、再始動してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST035

追加のエントリー・ポイントをインストールしています。 |TRANSIENT |ALREADY RESIDENT |RELOCATION ERROR |BLDL ERROR [コマンド = cmd |RESIDENT] (INSTALLING ADDITIONAL ENTRYPOINT, |TRANSIENT |ALREADY RESIDENT |RELOCATION ERROR |BLDL ERROR [COMMAND=cmd |RESIDENT])

説明

このメッセージに先行して出されるメッセージ KLVST026 にリストされたモジュールの追加エントリー・ポイントが処理されました。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

KLVST026 を参照してください。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVST036

コンポーネント CVT (name) の要素は module です (AN ELEMENT OF COMPONENT CVT(name) IS module)

説明

処理が行われたばかりの、先行する KLVST026 メッセージで識別されたモジュール module は、アプリケーション・モジュールのグループの一部です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVST037

コンポーネント・ベクトル・テーブルが初期化されました (name) |開始ベクトルが前の要素と異なっています |GSA オフセットが前の要素と異なっています |GSA ベクトル・オフセットが使用されています -エラー- モジュール ID (name)(module) |ベクトル・テーブル・オフセットはすでに使用されています (module)(entry) |CVT (name) に必要なポインターが欠落しています。オフセット = hex (COMPONENT VECTOR TABLE INITIALIZED(name) |BEGIN VECTORS DIFFER FROM PREVIOUS ELEMENTS |GSA OFFSET DIFFERS FROM PREVIOUS ELEMENTS |GSA VECTOR OFFSET USED -ERROR- MODULE ID(name)(module) |VECTOR TABLE OFFSET ALREADY USED(module)(entry) |REQUIRED POINTER MISSING FOR CVT(name), AT OFFSET=hex)

説明

アプリケーション・モジュールのグループが正常に初期設定された (最初のメッセージ) か、またはエラーが検出されました (残りのメッセージ)。

システムの処置

最初のメッセージについては、ありません。残りのメッセージでは、TMS/Engine は モジュールの処理を続行しますが、後で終了します。

ユーザーの処置

最初のメッセージについては、ありません。残りのメッセージについては、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVST038

STEPLIB の許可が必要です (STEPLIB AUTHORIZATION REQUIRED)

説明

TMS/Engine アドレス・スペースで実行中の 1 つ以上の製品で、 STEPLIB DD が APF 許可されている必要があります。

システムの処置

TMS/Engine は U0012 異常終了を出して終了します。

ユーザーの処置

STEPLIB 連結のデータ・セットを APF 許可し、TMS/Engine を再始動してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST039

GCSDISKS ストレージを使用できません (GCSDISKS STORAGE UNAVAILABLE)

説明

TMS/Engine 初期設定で GCSDISKS キーワードのストレージを取得できませんでした。

システムの処置

TMS/Engine は U0012 異常終了を出して終了します。

ユーザーの処置

ストレージ割り振りパラメーターを調整し、TMS/Engine を再始動してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST040

警告: 一部の LSR ハイパースペース・プール用のストレージがありません (WARNING: NO STORAGE FOR SOME LSR HIPERSPACE POOLS)

説明

Hiperspace™ で VSAM ローカル共有リソース・バッファー・プールを割り振るために BLDVRP マクロが発行されましたが、十分な Hiperspace ストレージがありませんでした (BLDVRP が X'2C' を返しました)。

システムの処置

TMS/Engine は、Hiperspace で割り振ることができなかったバッファー・プールの仮想ストレージを使用して、続行されます。

ユーザーの処置

BLDVRP 戻りコード X'2C' については、「IBM z/OS DFSMS Macro Instructions for Data Sets」を参照してください。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVST041

SYSMDUMP データ・セットの初期化でエラーが発生しました (ERROR INITIALIZING SYSMDUMP DATA SET)

説明

OPEN マクロが、SYSMDUMP データ・セットを初期設定するために発行されましたが、 ゼロ以外の戻りコードが生成されました。この OPEN 障害の詳細については、付随して出される IEC141I Fault Analyzer for z/OS メッセージを参照してください。

システムの処置

TMS/Engine は U0012 異常終了を出して終了します。

ユーザーの処置

SYSMDUMP データ・セットの事前割り振りの詳細については、「MVS/ESA 計画の手引き: 問題判別および回復」(GC88-6014) を参照してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST042

SPLEVEL が照合されていません。assume と見なされます。(SPLEVEL NOT MATCHED, ASSUMING assume.) 検出されたシステムの SPLEVEL = level (SYSTEM SPLEVEL DETECTED=level)

説明

TMS/Engine が SP レベルの現行オペレーティング・システム (level) を、サポートされるオペレーティング・システムの内部テーブルの項目と突き合わせることができませんでした。

システムの処置

TMS/Engine は、SP レベルと想定します。実行を継続します。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡して、このメッセージの内容を提供してください。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVST043

RKANPAR データ・セットを開くことができません (UNABLE TO OPEN RKANPAR DATA SET)

説明

OPEN マクロが、RKANPAR データ・セットを初期設定するために発行されましたが、 ゼロ以外の戻りコードが生成されました。この OPEN 障害の詳細については、付随して出される IEC141I メッセージを参照してください。

システムの処置

TMS/Engine は U0012 異常終了を出して終了します。

ユーザーの処置

問題を訂正し、TMS/Engine を再始動してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVST044

LOADLIST メンバーが RKANPAR データ・セットで見つかりません (membername) (LOADLIST MEMBER NOT FOUND IN RKANPAR DATA SET (membername))

説明

指定された LOADLIST メンバーを RKANPAR データ・セットで見つけるために FIND マクロが発行されましたが、障害を示す戻りコードが生成されました。

システムの処置

TMS/Engine は U0012 異常終了を出して終了します。

ユーザーの処置

有効なメンバー名を指定し、TMS/Engine を再始動してください。

メッセージ・タイプ

ALERT



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