IBM Tivoli Monitoring, バージョン 6.3

KLVDT001

LU 名 luname は固有でないためトレースされません (LUNAME luname NOT UNIQUE AND WILL NOT TRACE)

説明

重複する LUNAME がシステムに存在しています。 luname のトレースは行われません。

システムの処置

luname はトレースされません。

ユーザーの処置

システムで固有の名前となるように、luname を名前変更してください。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVDT002

ダイアログ・トレース環境整合性エラー (DIALOG TRACE ENVIRONMENT INTEGRITY ERROR)

説明

ダイアログ・トレース機能 (DTF) 環境に重大な問題があります。

システムの処置

ダイアログ・トレースは終了します。

ユーザーの処置

IBM® ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVER001

module + X offset からスナップ ID snid が要求されました (SNAP ID snid REQUESTED FROM module + X offset)

説明

$SNAP マクロが、レジスターのスナップ、またはレジスターとストレージ域のスナップを要求する ためにコーディングされました。 スナップは、オフセット offsetmodule で呼び出されました。

システムの処置

TMS/Engine は、要求されたスナップを取り、続行します。

ユーザーの処置

これは、TMS/Engine アプリケーション用に開発された IBM デバッグ・ツールであり、特定製品に固有のものです。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVER011

異常終了が回避されました: 異常終了 EC モード PSW pswabndmod + X abndoff を参照しています。異常終了: システム abend ユーザー usr (ABNORMAL TERMINATION AVERTED: ABEND EC MODE PSW psw REFERS TO abndmod + X abndoff ABEND: SYSTEM abend USER usr)

説明

オフセット abndoff のモジュール abndmod で異常終了が発生しました。

システムの処置

TMS/Engine はこの環境のスナップ・ダンプを発行します。 処理は続行されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

LOG、VIEW

KLVER012

SYSMDUMP にダンプしています (DUMPING TO SYSMDUMP)

説明

システムが、 SYSMDUMP DD ステートメントで指定されたデータ・セットでダンプを取るよう要求されました。

システムの処置

TMS/Engine は、システムがこの環境のダンプを取るよう要求しました。RKLVSNAP でサマリー・ダンプも取られます。

ユーザーの処置

ダンプを磁気テープにコピーし、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

LOG、VIEW

KLVER013

ESTAE: address (module + offset) での estae。主ストレージをスナップしています。タスク情報をスナップしています。システム情報をスナップしています。スナップが完了しました (ESTAE: estae AT address (module + offset) SNAPPING MAIN STORAGE SNAPPING TASK INFORMATION SNAPPING SYSTEM INFORMATION SNAP COMPLETE)

説明

モジュールのアドレスで異常終了が発生しました。

システムの処置

TMS/Engine はこの環境のスナップ・ダンプを発行します。 処理は続行されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVEV001

SYSECHO(text)

説明

式の評価中に、ダイアログ制御 verb &SYSECHO が検出されました。

システムの処置

要求された text がログに記録されます。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG、VIEW、REPLY

KLVFL001

保留中の VSAM 変更がすべて DASD に書き込まれました (ALL PENDING VSAM CHANGES HAVE BEEN WRITTEN TO DASD)

説明

IBM VSAM データ管理サービスに対し、すべての処理中の VSAM レコードを適切なクラスターに書き込むように要求するため、 TMS/Engine オペレーター・コマンド FLUSH が発行されました。要求は正常に完了しました。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。偶発的なデータ損失を防ぐため、自動 FLUSH を RKANCMD(KLVSTART) にそのまま残しておくようお勧めします。自動 FLUSH を除去するには、RKANCMD(KLVSTART) からそのステートメントを削除してください。

RKANCMD の KLVSTART メンバー (TMS/Engine の初期設定中に実行されるコマンドが含まれています) に、EVERY 30:00 FLUSH コマンドが含まれています。これにより、FLUSH は 30 分ごとに発行されます。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVFL002

保留中の RKLVLOG レコードがすべて書き込まれました (ALL PENDING RKLVLOG RECORDS HAVE BEEN WRITTEN)

説明

IBM データ管理サービスに対し、すべての処理中の RKLVLOG レコードを、現在アクティブな RKLVLOG データ・セットに書き込むように要求するため、 TMS/Engine オペレーター・コマンド FLUSH が発行されました。要求は正常に完了しました。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVFL003

保留中の NAF レコードがすべて書き込まれました (ALL PENDING NAF RECORDS HAVE BEEN WRITTEN)

説明

IBM データ管理サービスに対し、すべての処理中のネットワーク会計機能 (NAF) レコードを、NAF データ・セットまたは SMF、あるいはその両方へ 書き込むように要求するため、 TMS/Engine オペレーター・コマンド FLUSH が発行されました。要求は正常に完了しました。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVFM001

フリー・ストレージ域の整合性が失われています (FREE STORAGE AREA INTEGRITY LOST)

説明

フリー・ストレージ域の整合性が破損しています。これはストレージ・オーバーレイが原因です。

システムの処置

TMS/Engine は異常終了 U0200 となり、アドレス・スペースを終了します。

ユーザーの処置

実行シート、ダンプ・ファイル、および z/OS® システム・ログを保存し、その上で IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVFM002

ストレージ解放エラー (STORAGE RELEASE ERROR)

説明

無効なストレージ解放要求が検出されました。 これは、ストレージ・オーバーレイか、無効なアドレスが原因です。

システムの処置

TMS/Engine は異常終了 U0100 となり、要求しているスレッドを終了します。

ユーザーの処置

実行シート、ダンプ・ファイル、および z/OS システム・ログを保存してください。 その上で、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ABEND

KLVGM001

ストレージ・プールの制限を超えました (STORAGE POOL LIMIT EXCEEDED)

説明

ストレージの要求が、始動時に指定または暗黙指定された LIMIT パラメーターを超えました。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

限度のパラメーター値を増やして、製品を再始動してください。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVGM002

長さゼロのストレージが要求されました (ZERO LENGTH STORAGE REQUEST)

説明

TMS/Engine に対して、ゼロの長さのストレージ要求が行われました。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVGM003

フリー・ストレージ・リストの整合性が失われています (FREE STORAGE LIST INTEGRITY LOST)

説明

フリー・ストレージ・リストの整合性が破損しています。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVGM004

フリー・ストレージ域の整合性が失われています (FREE STORAGE AREA INTEGRITY LOST)

説明

フリー・ストレージ域の整合性が破損しています。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVGM005

フリー・ストレージ域がすべて使用されています (FREE STORAGE AREA EXHAUSTED)

説明

TMS/Engine は、すべての使用可能なフリー・ストレージを使用しており、ストレージ割り振り要求を満たすことができませんでした。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

RKLVIN ファイルの TMS/Engine MINIMUM パラメーターと MAXIMUM パラメーターを調整して、 TMS/Engine を再始動してください。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVGM006

空きブロックの整合性検査が失敗しました (FREE BLOCK INTEGRITY CHECK FAILED)

説明

TMS/Engine が無効なストレージ解放要求を検出しました。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVHS001

ハンドル・サービス・マネージャーの初期化が完了しました (HANDLE SERVICES MANAGER INITIALIZATION COMPLETE)

説明

ハンドル・サービス初期設定モジュールが、すべての入力パラメーターを処理し、 エラーなしでハンドル・サービス環境を初期設定しました。

システムの処置

処理を続行します。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS002

keyword(value) が範囲 (min-max) を外れています。デフォルト値 (default) が使用されます (keyword(value) OUT OF RANGE (min-max) USING DEFAULT VALUE (default))

説明

keyword パラメーターに指定された value が、示された範囲 (min-max) 外でした。デフォルト値 default で置き換えられました。

システムの処置

処理を続行します。

ユーザーの処置

デフォルト値が受け入れられない場合は、 ご使用の RKANPAR メンバー KLVINHSM の keyword パラメーターを変更し、TMS/Engine を再始動してください。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS003

KLVINHSM に対するスレッド・アンカーの登録に失敗しました (REGISTER THREAD ANCHOR FAILED FOR KLVINHSM)

説明

ハンドル・サービス・マネージャー (HSM) のスレッド・アンカーを登録しようとしましたが、失敗しました。

システムの処置

HSM 初期設定は終了されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVHS004

HSM ベクトル・テーブルが割り振られませんでした (HSM VECTOR TABLE NOT ALLOCATED)

説明

ハンドル・サービス・マネージャーのベクトル・テーブルのアドレスがゼロです。

システムの処置

ハンドル・サービス・マネージャーの初期設定は終了されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVHS005

KLVINHSM RKANPAR パラメーター: (KLVINHSM RKANPAR PARAMETERS:)

説明

モジュール KLVINHSM は、その始動パラメーターが RKANPAR から読み取られるときに、それらをログに記録します。 これはヘッダー・メッセージであり、続いてメッセージ KLVHS006 が出されます。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVHS006

parameters

説明

モジュール KLVINHSM の parameters が読み取られるときに、ログ監査証跡が作成されます。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVHS011

MAXPOOLS (pools) には (rpools) が使用され、MAXHANDLES (handles) には (rhandles) が使用されます (MAXPOOLS(pools) USING(rpools), MAXHANDLES(handles) USING(rhandles))

説明

指定された MAXPOOLS 値 pools は、rpools に丸められました。 指定された MAXHANDLES 値 handles は、rhandles に丸められました。 丸められた値がハンドル・サービス・マネージャーにより使用されます。

システムの処置

処理を続行します。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS201

ハンドル通知ルーチンが異常終了しました (tnnnn) - ハンドル (handle) アドレス (addr) プール (pool) 出口 (exit) パラメーター (part) 関連 (assoc) (HANDLE NOTIFY ROUTINE ABEND (tnnnn) - HANDLE(handle) ADDR(addr) POOL(pool) EXIT(exit) PARM(part) ASSOC(assoc))

説明

ハンドル名登録解除またはハンドル・プール消去の処理中に、通知ルーチンが異常終了しました。 t は異常終了タイプ (S)ystem または (U)ser であり、nnnn は異常終了コードです。異常終了コードは、システム異常終了の場合は 3 桁の 16 進数字、ユーザー異常終了の場合は 4 桁の 10 進数字です。handle はハンドル名です。 addr は、ハンドル・プール内のハンドル名ブロックのアドレスです。 pool はハンドル・プール・アドレスです。exit は、通知ルーチン・アドレスです。 parm は、出口に渡されたパラメーターです。assoc は、このハンドル名の 32 ビットの関連値です。

システムの処置

ダンプが作成され、このハンドル名のクリーンアップ処理が終了されます。 処理を続行します。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。ダンプ、RKLVLOG、SYSLOG、および実行シートを保持しておいてください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVHS202

使用可能なハンドル・プールがありません (NO HANDLE POOLS AVAILABLE)

説明

空のテーブル・スロットが使用可能でなかったため、ハンドル・プールを初期設定する要求 を処理できませんでした。

システムの処置

ダンプが作成され、スレッドは終了されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。ダンプ、RKLVLOG、SYSLOG、および実行シートを保持しておいてください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVHS203

ハンドル・サービス・マネージャーのベクトル・テーブルが無効です (HANDLE SERVICES MANAGER VECTOR TABLE IS INVALID)

説明

ハンドル・サービス・マネージャーのベクトル・テーブルが、ハンドル・サービス要求の処理時に無効でした。

システムの処置

ダンプが作成され、スレッドは終了されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。ダンプ、RKLVLOG、SYSLOG、および実行シートを保持しておいてください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVHS204

ハンドル・サービス・マネージャーの戻り域が十分な大きさではありません (HANDLE SERVICES MANAGER RETURN AREA NOT LARGE ENOUGH)

説明

ハンドル・サービス要求の処理時に、ハンドル・サービス・マネージャー戻り域 ($HRA) が、 必要な情報を返すことができるのに十分な大きさでありませんでした。

システムの処置

ダンプが作成され、スレッドは終了されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。ダンプ、RKLVLOG、SYSLOG、および実行シートを保持しておいてください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVHS205

ハンドル解放要求が無効です (INVALID RELEASE HANDLE REQUEST)

説明

ハンドル使用回数が、ハンドルを解放するハンドル・サービス要求の処理時に、すでにゼロでした。

システムの処置

ダンプが作成され、スレッドは終了されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。ダンプ、RKLVLOG、SYSLOG、および実行シートを保持しておいてください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVHS811

ハンドル・サービス・マネージャー・グローバル統計 (HANDLE SERVICES MANAGER GLOBAL STATISTICS)

説明

これは、「HSM グローバル統計 (HSM Global Statistics)」表示のタイトル行です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS812

最大プール数 = maxpools (MAXIMUM POOLS = maxpools)

説明

割り振ることのできるハンドル・プールの最大数です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS813

プール当たりの最大ハンドル数 = maxhandles (MAXIMUM HANDLES PER POOL = maxhandles)

説明

単一のハンドル・プール内で使用可能なハンドルの最大数です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS814

使用中のプール数の合計 = totalpools (TOTAL POOLS IN USE = totalpools)

説明

現在割り振り済みで、使用中であるハンドル・プールの総数です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS815

使用中のハンドル数の合計 = totalhandles (TOTAL HANDLES IN USE = totalhandles)

説明

すべてのプールで使用中のハンドルの総数です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS816

使用中のストレージ量の合計 = totalstorage (TOTAL STORAGE IN USE = totalstorage)

説明

ハンドル・サービスによって現在使用中のストレージの総量です。このストレージは、 16 MB 境界より上で割り振られています。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS817

拡張回数の合計 = totalexpansions (TOTAL EXPANSIONS = totalexpansions)

説明

ハンドル・サービス・マネージャーがハンドル・プール拡張を実行した総回数です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS818

プール当たりの平均ハンドル数 = averagehandles (AVERAGE HANDLES PER POOL = averagehandles)

説明

ハンドル・プール内の平均ハンドル数です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS820

QUERYHSM - OWNERID= キーワードと POOLID= キーワードは相互に排他的です (QUERYHSM - OWNERID= AND POOLID= KEYWORDS ARE MUTUALLY EXCLUSIVE)

説明

QUERYHSM コマンドが、OWNERID= キーワードと POOLID= キーワードの両方を指定して発行されました。

システムの処置

GLOBAL 統計のみが表示されます。

ユーザーの処置

POOLID= または OWNERID= のいずれかを指定して、コマンドを再入力してください。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS821

ハンドル・サービス・マネージャー・グローバル統計の詳細 (HANDLE SERVICES MANAGER GLOBAL STATISTICS DETAIL)

説明

これは、「HSM グローバル統計詳細 (HSM Global Statistics Detail)」表示のタイトル行です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS822

プール ID = poolid、所有者 ID = ownerid、サイズ = poolsize バイト (POOL ID = poolid, OWNERID = ownerid, SIZE = poolsize BYTES)

説明

このメッセージは、QUERYHSM GLOBAL DETAIL コマンドが入力されたときに出されます。 アクティブなハンドル・プールごとに 1 回出されます。poolid は、ハンドル・プール ID、ownerid は、所有する論理リソース名で、poolsize はハンドル・プール・サイズ (バイト単位) です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS829

HSM 統計表示終了 (END OF THE HSM STATISTICS DISPLAY)

説明

このメッセージは、要求されたすべてのハンドル・サービス・マネージャー統計が表示されたことを示します。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS830

QUERYHSM コマンドで無効な所有者 ID が指定されました - ownerid (INVALID OWNERID SPECIFIED ON QUERYHSM COMMAND - ownerid)

説明

指定された ownerid が、有効な論理リソース番号でないか、または 8 文字の長さでありませんでした。 所有者 ID は、すべての先行ゼロを含まなければなりません。

システムの処置

GLOBAL 統計のみが表示されます。

ユーザーの処置

有効な所有者 ID のリストに対して QUERYHSM DETAIL コマンドを発行してから、所有者 ID のすべての 8 文字を指定して QUERYHSM OWNERID= コマンドを再発行してください。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS831

ハンドル・サービス・マネージャー・リスト所有者 ID 統計 (HANDLE SERVICES MANAGER LIST OWNERID STATISTICS)

説明

これは、ハンドル・プールの所有者 ID 統計表示のタイトル行です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS832

所有者 ID = cccccccc、所有するプールの数 = nn (OWNERID = cccccccc, NUMBER OF POOLS OWNED = nn)

説明

このメッセージは、QUERYHSM OWNERID= コマンドが発行されたときに出されます。 cccccccc は所有者 ID で、nn は、所有するプールの数です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS833

プール ID = poolid、サイズ = nnnnnn バイト、プール内のハンドル数 = hhhhhh (POOLID = poolid, SIZE = nnnnnn BYTES, HANDLES IN POOL = hhhhhh)

説明

このメッセージは、QUERYHSM DETAIL OWNERID= コマンドが発行されたときに、メッセージ KLVHS832 に加えて出されるものです。所有する各ハンドル・プールごとに、メッセージ KLVHS832 の直後に 1 回出されます。poolid はハンドル・プール ID、nnnnnn はバイト単位のハンドル・プールのサイズで、hhhhhh はプール内のハンドル数です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS840

QUERYHSM コマンドで無効なプール ID が指定されました - poolid (INVALID POOLID SPECIFIED ON QUERYHSM COMMAND - poolid)

説明

poolid が QUERYHSM コマンドで指定されましたが、これは、有効なハンドル・プール ID ではありません。

システムの処置

GLOBAL 統計のみが表示されます。

ユーザーの処置

QUERYHSM DETAIL コマンドを発行して、有効なプール ID のリストを取得してください。続いて、正しいプール ID を指定して、QUERYHSM POOLID= コマンドを再発行してください。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS841

ハンドル・サービス・マネージャー・リスト・プール ID 統計 (HANDLE SERVICES MANAGER LIST POOLID STATISTICS)

説明

これは、ハンドル・プール統計表示のタイトル行です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS843

プール内のハンドル数 = handles、使用中のハンドル数 = inuse (HANDLES IN POOL = handles, HANDLES IN USE = inuse)

説明

このメッセージは、QUERYHSM DETAIL POOLID= コマンドが発行されたときに、メッセージ KLVHS822 に加えて出されるものです。これは、メッセージ KLVHS822 の直後に出されます。 handles はハンドル・プール内のハンドルの総数で、inuse は現在使用中のハンドル数です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS844

1 次サイズ = prisize ハンドル、拡張サイズ = expsize ハンドル (PRIMARY SIZE = prisize HANDLES, EXPANSION SIZE = expsize HANDLES)

説明

このメッセージは、QUERYHSM DETAIL POOLID= コマンドが発行されたときに、メッセージ KLVHS822 および KLVHS843 に加えて出されるものです。これは、メッセージ KLVHS843 の直後に出されます。 prisize はハンドル・プール内のハンドルの初期数で、expsize は、拡張されるたびにプールに追加される新規ハンドルの数です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS845

拡張回数 = nnn (NUMBER OF EXPANSIONS = nnn)

説明

このメッセージは、QUERYHSM DETAIL POOLID= コマンドが発行されたときに、メッセージ KLVHS822、KLVHS843、および KLVHS844 に加えて出されるものです。これは、メッセージ KLVHS844 の直後に出されます。 nnn は、ハンドル・プールが拡張された回数です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS851

ハンドル・サービス・マネージャー・ストレージ分離統計 (HANDLE SERVICES MANAGER STORAGE ISOLATION STATISTICS)

説明

これは、ハンドル・サービス・マネージャーのストレージ分離統計表示のタイトル行です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS852

1 次サイズ = prisize、2 次サイズ = secsize (PRIMARY SIZE = prisize, SECONDARY SIZE = secsize)

説明

ハンドル・サービスで使用されるストレージ分離プールを割り振るために使用される値です。prisize は、割り振られる初期ストレージ量で、secsize は、ストレージ・プールが拡張されるたびに割り振られるストレージの追加量です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS853

現在使用中のストレージ量 = nnnnn (CURRENT STORAGE IN USE = nnnnn)

説明

現在使用中の、ストレージ・プール内のストレージ量です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS854

これまでの最大ストレージ使用量 = nnnnn (MAXIMUM STORAGE EVER IN USE = nnnnn)

説明

かつて使用中であった、ストレージ・プール内のストレージの最大量です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS855

現在割り振られているストレージ量 = nnnnn (CURRENT STORAGE ALLOCATED = nnnnn)

説明

ストレージ・プールに現在割り振られている TMS/Engine ストレージの総量です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVHS999

HSM コンポーネントの障害が nnnnnnnn+X'ooooooooo' で発生しました。プール ID (pppp)、ハンドル (hhhh)、パラメーター・リスト (lllllllll)、プール・アドレス (aaaaaaaa)、HSMVT(vvvvvvvv) (HSM COMPONENT FAILURE AT nnnnnnnn+X'ooooooooo', POOLID(pppp), HANDLE(hhhh), PARMLIST(lllllllll), POOLADDR(aaaaaaaa), HSMVT(vvvvvvvv))

説明

ハンドル・サービス・マネージャー内の示された場所で、障害が発生しました。

システムの処置

HSM 要求は終了されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

LOG、ERROR

KLVIC001

node との接続が確立されました (CONTACT ESTABLISHED WITH node)

説明

相互通信マネージャーが、ノードとの通信を正常に確立しました。 これは、通常、NODE コマンドが発行された結果です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVIC002

node との接続が失われました (CONTACT LOST WITH node)

説明

相互通信マネージャーが node との接続を失いました。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVIC003

node の定義が完了しました (DEFINITION COMPLETE FOR node)

説明

相互通信マネージャーが、node の初期設定を正常に完了しました。 これは、通常、NODE コマンドが発行された結果です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVIC101

オペレーターはアクティブです: ID (opid) LU (ocdev) (OPERATOR ACTIVE: ID(opid) LU(ocdev))

説明

オペレーター opid がデバイス ocdev からログオンしたため、このメッセージが監査証跡としてログに記録されます。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVIC102

オペレーターは非アクティブです: ID (opid) LU (ocdev) (OPERATOR INACTIVE:ID(opid) LU(ocdev))

説明

オペレーター opid がログオフしたため、このメッセージが監査証跡としてログに記録されます。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVIN000

CT/IX インターフェースが初期化されました (CT/IX INTERFACE INITIALIZED)

説明

POSIX 環境が正常に確立されました。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

これは通知メッセージです。

KLVIN000_d

CT/iX スレッドまたはプロセス・アンカーを登録できません: RC (9999) (UNABLE TO REGISTER CT/iX THREAD or PROCESS ANCHOR: RC(9999))

説明

致命的な予期しないエラーが発生しました。

システムの処置

処理は終了しました。

ユーザーの処置

関係するログを収集し、この問題を IBM ソフトウェア・サポートに報告してください。

KLVIN001

CT/IX インターフェース・ヘッダーが無効です - <LMOD header> (INVALID CT/IX INTERFACE HEADER - <LMOD header>)

説明

致命的な予期しないエラーが発生しました。

システムの処置

処理は終了しました。

ユーザーの処置

関係するログを収集し、この問題を IBM ソフトウェア・サポートに報告してください。

KLVIN400

タスクが初期化されました: $DQA (dqa) タスク (task) $DSA (dsa) EVTBL (evtbl) DPRTY (dprty) (TASK INITIALIZED: $DQA(dqa) TASK(task) $DSA(dsa) EVTBL(evtbl) DPRTY(dprty))

説明

TMS/Engine の開始時に、TMS/Engine ディスパッチャーがその処理を実行するため、識別されたタスクを開始しました。 表示フィールドには、IBM による診断作業に有益な情報が含まれています。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVIN403

コマンド・ライブラリーを使用できません (COMMAND LIBRARY UNAVAILABLE)

説明

TMS/Engine の始動時に、コマンド・ライブラリー、DD 名 RKANCMD にアクセスできませんでした。 おそらく、TMS/Engine JCL プロシージャーに存在していないと考えられます。

システムの処置

このコマンド・ライブラリーに含まれるデータはすべて使用不可です。

ユーザーの処置

z/OS システム・ログを参照して、IBM データ管理メッセージ (IEC) がないか確認してください。コマンド・ライブラリーを開くことができなかった理由を判別し、それを訂正して、TMS/Engine を再始動してください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVIN405

始動モジュール: modname [、@entry-point] シーケンス num [、使用する RKANPAR メンバー member] (STARTUP MODULE: modname [,@entry-point] SEQUENCE num [,USING RKANPAR MEMBER member])

説明

TMS/Engine の始動時に、シーケンス番号が num のモジュール modname が呼び出されます。このモジュールのための初期設定パラメーター・メンバー RKANPAR が検出されると、それはこのメッセージのメンバーとして識別されます。 デバッグ・モードが有効な場合、メッセージにはエントリー・ポイント・アドレスのみが組み込まれます。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVIN406

始動エラー: モジュール (modname) R15 (r15) (STARTUP ERROR: MODULE(modname) R15(r15))

説明

TMS/Engine の開始時に、モジュール modname がエラーを検出しました。 r15 は、ゼロ以外の値を持つ必要があります。

システムの処置

後続の始動モジュールが呼び出された後に、TMS/Engine が終了されます。

ユーザーの処置

TMS/Engine ログ・データ・セットで追加のメッセージについて調べ、エラーのより具体的な理由を判別してください。 エラーを訂正し、TMS/Engine を再始動してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVIN407

初期メッセージをフラッシュしています (FLUSHING INITIAL MESSAGES)

説明

TMS/Engine が正常に始動された後、すべての保留メッセージがログに書き込まれます。 これにより、サイトで始動メッセージを表示して、TMS/Engine 環境が正しく確立されたかどうかを判別できるようになります。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

LOG

KLVIN408

Candle エンジン・バージョン versmfid システム cpuid 上で作動可能です: グローバル・ストレージ・アドレス (nnnn) (CANDLE ENGINE VERSION ver READY ON smfid SYS cpuid: GSA(nnnn))

説明

TMS/Engine バージョン ver がシステム smfid で稼働中です。 変数 nnn は、TMS/Engine の 1 次制御ブロックである、グローバル・ストレージ域のアドレスを指します。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVIN409

初期化ライブラリーを使用できません (INITIALIZATION LIBRARY UNAVAILABLE)

説明

TMS/Engine の始動時に、パラメーター・ライブラリー、DD 名 RKANPAR にアクセスできませんでした。 おそらく、TMS/Engine JCL プロシージャーに存在していないと考えられます。

システムの処置

このパラメーター・ライブラリーに含まれるすべてのデータが使用不可です。

ユーザーの処置

z/OS システム・ログを参照して、IBM データ管理メッセージ (IEC) がないか確認してください。コマンド・ライブラリーを開くことができなかった理由を判別し、それを訂正して、TMS/Engine を再始動してください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVIN410

INITLIST メンバー member を処理しています (INITLIST MEMBER member BEING PROCESSED)

説明

INITLIST キーワードがコーディングされました。 始動メンバー名のオーバーライドのために member を処理中です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVIN411

override-statement

説明

INITLIST メンバーの内容が override-statement でエコーされます。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

INFO

KLVIN412

始動モジュール module が見つかりません (STARTUP MODULE moduleNOT FOUND)

説明

オーバーライド・ステートメントで、この TMS/Engine アドレス・スペース内に存在しない始動モジュールが参照されています。

システムの処置

このオーバーライドは無視され、処理が続行されます。

ユーザーの処置

オーバーライド・ステートメントを訂正し、必要であれば TMS/Engine アドレス・スペースを再始動してください。

メッセージ・タイプ

WARNING

KLVIN413

INITLIST メンバー member が見つかりません (INITLIST MEMBER member NOT FOUND)

説明

member を RKANPAR で検出できませんでした。

システムの処置

この開始は終了されます。

ユーザーの処置

INITLIST キーワードを訂正して有効なメンバー名を指定し、 TMS/Engine アドレス・スペースを再始動してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVIN414

始動モジュール module の指定変更メンバー member が見つかりません (OVERRIDE MEMBER member FOR STARTUP MODULE module NOT FOUND)

説明

member を、始動モジュール module の RKANPAR で検出できませんでした。このメッセージが発行されるのは、オーバーライド・メンバー名がデフォルトと異なる場合のみです。

システムの処置

この開始は終了されます。

ユーザーの処置

INITLIST メンバーを訂正して有効なオーバーライド・メンバー名を指定し、 TMS/Engine アドレス・スペースを再始動してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVIP004

{ 時間の指定が無効です ({ INVALID TIME SPECIFICATION)
キーワードが見つかりません (KEYWORD NOT FOUND)
必須のオペランドが省略されています (REQUIRED OPERAND OMITTED)
オペランドが短すぎます、またはオペランドが長すぎます (OPERAND TOO SHORT OPERAND TOO LONG)
数値オペランドが無効です (INVALID NUMERIC OPERAND)
引用符で囲まれたストリングが無効です、または区切りの使用法が無効です (INVALID QUOTED STRING INVALID DELIMITER USAGE)
キーワード参照が
あいまいです}、 (AMBIGUOUS KEYWORD REFERENCE},)
関数 (IPC): (FUNCTION(IPC):)
ddddddddddddddddddddddd

説明

プロセス間通信 (IPC) コマンド・バッファーの構文解析中に、構文エラーが検出されました。 このメッセージの ddddddddddddddddddddddd フィールドに、コマンド・バッファーの内容が表示されます。

システムの処置

コマンドは無視されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

VIEW

KLVIP004_d

IPC サービスがサポートされていません (UNSUPPORTED IPC SERVICE)

説明

IPC から、CREATE、 DESTROY、 DEQUEUE、 PUSH、 ACCESS、 ALARM、 または QUEUE 以外のサービスが要求されました。

システムの処置

このダイアログは終了されます。

ユーザーの処置

このエラーがユーザー作成のダイアログで発生した場合は、エラーを訂正してから、ダイアログ・プロセスを再始動してください。 このエラーがその他の IBM Tivoli® 製品の実行中に発生した場合は、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

VIEW

KLVLG001

クラスターの初期ロードに失敗しました。サービス (service)、RC (rc) (CLUSTER INITIAL LOAD FAILED, SERVICE(service), RC(rc))

説明

TMS/Engine 初期設定時に、 CL/CONFERENCE ログ・クラスターをロードしようとして、エラーが検出されました。service は、以下を対象としている可能性があります。
  • SHOWCB-1: VSAM ACB の SHOWCB が失敗しました。
  • SHOWCB-2: VSAM RPL の SHOWCB が失敗しました。
  • GENCBACB: VSAM ACB の GENCB が失敗しました。
  • GENCBRPL: VSAM RPL の GENCB が失敗しました。
  • OPEN: VSAM クラスターの OPEN が失敗しました。
  • PUT: クラスターの初期ロードが失敗しました。

システムの処置

CL/CONFERENCE ロギング機能が使用不可です。

ユーザーの処置

RC およびサービス名を使用して、エラーの原因を判別し、エラーを訂正してから、TMS/Engine を再始動してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVLI001

ロック・マネージャー整合性エラー (LOCK MANAGER INTEGRITY ERROR)

説明

ロックの処理中に、内部エラーが発生しました。

システムの処置

TMS/Engine は終了します。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVLR001

主ストレージの不足が検出されました。現在静止中です (MAIN STORAGE SHORTAGE DETECTED, QUIESCE IN EFFECT)

説明

TMS/Engine が主ストレージの不足を検出しました。不足から回復するため、 TMS/Engine はログオンを受け入れなくなります。

システムの処置

ユーザーは、ログオンしたり、セッションを開始したりできません。

ユーザーの処置

なし。ただし、ご使用のシステムでこれらのメッセージが頻繁に出される場合は、有効になっている メモリー割り振りパラメーターを調べる必要があります。 これらは、RKLVIN キーワードの MINIMUM、MAXIMUM、および RESERVE です。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVLR002

主ストレージの不足が解消しました。静止が解除されました (MAIN STORAGE SHORTAGE RELIEVED, QUIESCE RELEASED)

説明

TMS/Engine が主ストレージの可用性を検出し、主ストレージ不足を原因とする静止を解放しました。

システムの処置

これで TMS/Engine は、ユーザーによるログオンまたはセッションの開始を許可するようになります。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVLR003

論理リソース整合性エラー(LOGICAL RESOURCE INTEGRITY ERROR)

説明

論理リソース・テーブルへのアクセス中に、保全性エラーが検出されました。

システムの処置

問題判別のため、ユーザー異常終了コードによりダンプが生成されます。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

KLVLR004

消去/クリーンアップ出口エラーが検出されました。ダンプが要求されました (PURGE/CLEANUP EXIT ERROR DETECTED,DUMP REQUESTED)

説明

TMS/Engine 論理リソース・マネージャーが、リソースの消去またはクリーンアップ処理中にエラーを検出しました。 TMS/Engine は、これ以上の問題を避けるために、消去/クリーンアップ出口を迂回しました。

システムの処置

DEBUG(Y) が有効であるため、ダンプが作成されます。なんらかのリソースおよびストレージがハングしている可能性があります。

ユーザーの処置

IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

KLVLR005

消去/クリーンアップ出口エラーが検出されました。resnum1 - resname - resnum2 (PURGE/CLEANUP EXIT ERROR DETECTED resnum1 - resname - resnum2)

説明

TMS/Engine 論理リソース・マネージャーが、リソースの消去またはクリーンアップ処理中にエラーを検出しました。 TMS/Engine は、これ以上の問題を避けるために、消去/クリーンアップ出口を迂回しました。

システムの処置

なんらかのリソースおよびストレージがハングしている可能性があります。

ユーザーの処置

このメッセージの正確な内容をコピーし、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。 このメッセージに含まれているデバッグ・データ・フィールド resnum1、resname、および resnum2 を必ず組み込むようにしてください。

KLVLR006

論理リソース制御ブロック・エラー (LOGICAL RESOURCE CONTROL BLOCK ERROR)

説明

リソース・マネージャー要求の処理中にエラーが検出されました。

システムの処置

現行の要求は無視され、論理エラーの情報を提供するため、U0100 異常終了が生成されます。

ユーザーの処置

U0100 異常終了のダンプを取得し、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVLR007

論理リソース・テーブルの最大サイズを超えました - リソースの初期化に失敗しました (MAXIMUM LOGICAL RESOURCE TABLE SIZE EXCEEDED - RESOURCE INITIALIZATION FAILED)

説明

最大数の論理リソースを超えました。

システムの処置

現行の要求は無視されます。システムは実行し続けます。リソースが解放されると、 新規のリソースを作成できるようになりますが、 どのリソースが拒否されるか不明なため、システムの安定度は予測不能となります。

ユーザーの処置

システムでのアクティビティーを削減し、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVLW001

RKLVLOG は現在 ddname に記録中です (RKLVLOG IS CURRENTLY RECORDING ON ddname)

説明

このメッセージは、TLVLOG TMS/Engine オペレーター・コマンドに応答して、 TMS/Engine メッセージが現在どこに書き込まれているかを示しています。ddname は、RKLVLOG に使用されている DD 名です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVLW002

最大行数: maxlines (MAXIMUM LINES: maxlines)

説明

このメッセージは TLVLOG TMS/Engine オペレーター・コマンドに応答するもので、自動 TLVLOG SWITCH が実行される前に、現在アクティブな RKLVLOG に書き込まれる最大行数を示しています。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

値がゼロである場合、最大数がありません。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVLW003

書き込まれた行数: lines (LINES WRITTEN: lines)

説明

このメッセージは、TLVLOG TMS/Engine オペレーター・コマンドに応答して、 現在アクティブな RKLVLOG に書き込み済みの行数を示しています。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVLW004

ddname での入出力エラーのため RKLVLOG が使用不可になっています (RKLVLOG IS DISABLED BECAUSE OF AN I/O ERROR ON ddname)

説明

このメッセージは、TLVLOG TMS/Engine オペレーター・コマンドに応答するもので、 エラーが原因で TMS/Engine が RKLVLOG ファイルへのメッセージの書き込みを停止したことを報告しています。 ddname は、TMS/Engine が記録を行っていた DD の名前です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

TLVLOG SWITCH を発行して、新規 RKLVLOG の動的な割り振りを試行してください。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVLW011

動的割り振りの値: (DYNAMIC ALLOCATION VALUES:)

説明

このメッセージは、TLVLOG TMS/Engine オペレーター・コマンドに応答して、 次の RKLVLOG 動的割り振りに使用される値を示す KLVLW012 メッセージのセットに先行して出されるものです。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVLW012

keyword - value

説明

RKLVLOG 動的割り振りパラメーターとその値を表示します。示される可能性のあるメッセージ・テキストは 以下のとおりです。
キーワード
CLASS SYSOUT クラス。
COPIES コピーの数。
DEST SYSOUT 宛先 (存在する場合)。
FCD FCB 名 (存在する場合)。
FORM FORM 名 (存在する場合)。
HOLD SYSOUT ファイルがオペレーターのホールド に置かれる (YES) か、ノートに置かれる (NO) かを示します。
UCS UCS 名 (存在する場合)。
USER SYSOUT 宛先に関連するユーザー ID (存在する場合)。
WTRNAME 外部書き出しプログラム名 (存在する場合)。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVLW022

RKLVLOG は現在 ddname に記録中です (RKLVLOG IS NOW RECORDING ON ddname)

説明

TLVLOG SWITCH 要求に応答して、TMS/Engine は動的に SYSOUT フィールドを割り振り済みであり、現在、そのフィールドに RKLVLOG メッセージを書き込み中です。ddname は新規の DD 名です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVLW023

ddname DD が閉じられて解放されました (ddname DD HAS BEEN CLOSED AND RELEASED)

説明

TLVLOG SWITCH 要求に応答して、TMS/Engine は閉じられ、 前の RKLVLOG ファイルを動的に割り振り解除しました。ddname は DD 名です。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVLW027

COPIES は 1 から 254 の間でなければなりません (COPIES MUST BE BETWEEN 1 AND 254)

説明

無効な COPIES 値が TLVLOG コマンドで入力されました。受け入れられるのは 1 から 254 までの整数だけです。

システムの処置

コマンドは終了します。

ユーザーの処置

有効な COPIES 値を指定してこのコマンドを再発行してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVLW028

MAXLINES は 0 から 16000 の間でなければなりません (MAXLINES MUST BE BETWEEN 0 AND 16000)

説明

無効な MAXLINES 値が TLVLOG コマンドで入力されました。受け入れられるのは 0 から 16000 までの整数だけです。

システムの処置

コマンドは終了します。

ユーザーの処置

有効な MAXLINES 値を指定してこのコマンドを再発行してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVLW029

HOLD 値は「YES」または「NO」でなければなりません (HOLD VALUE MUST BE "YES" OR "NO")

説明

無効な HOLD 値が TLVLOG コマンドで入力されました。受け入れられるのは YES または NO だけです。

システムの処置

コマンドは終了します。

ユーザーの処置

有効な HOLD 値を指定してこのコマンドを再発行してください。

メッセージ・タイプ

ERROR

KLVLW031

RKLVLOG SWITCH が要求されました (RKLVLOG SWITCH REQUESTED)

説明

TLVLOG SWITCH 要求が受け入れられました。TMS/Engine は、新規の RKLVLOG SYSOUT ファイルを割り振り、そのファイルでの記録を開始します。古い RKLVLOG ファイルを閉じて、解放してください。このメッセージの後には KLVLW022 と KLVLW023 が出され、処理が正常終了したかどうかが報告されます。

システムの処置

なし。

ユーザーの処置

なし。

メッセージ・タイプ

REPLY

KLVLW041

永続エラーにより、RKLVLOG データ・セットが使用不可になりました (RKLVLOG DATA SET DISABLED BY PERMANENT ERROR)

説明

BSAM WRITE が、現在アクティブな RKLVLOG ファイルに対して発行されましたが、永続エラーにより失敗しました。

システムの処置

RKLVLOG 記録は中断状態になります。

ユーザーの処置

z/OS SYSLOG を参照して、IBM データ管理ルーチンによって発行された可能性のあるメッセージがないか確認してください。次のコマンドを実行します。
TLVLOG SWITCH
これで、新規の RKLVLOG の動的な割り振りを試行します。

メッセージ・タイプ

ALERT

KLVLW081

RKLVLOG に対する動的割り振りに失敗しました: R15 (rc) エラー (error) 情報 (info) (DYNAMIC ALLOCATION FAILED FOR RKLVLOG: R15(rc) ERROR(error) INFO(info))

説明

新規 SYSOUT ファイルの動的割り振りが失敗したため、TLVLOG SWITCH 要求が成功しませんでした。 rc は DYNALLOC 要求からの戻りコードで、 error および info はそれぞれ、エラーおよび通知の理由コードです。

システムの処置

コマンドは終了します。前の RKLVLOG がまだアクティブです。

ユーザーの処置

RKLVLOG または VIEWLOG を参照して、発行されている可能性のある KLVDAnn メッセージを調べてください。 「IBM z/OS MVS™ Programming: Authorized Assembler Services Reference」(GC28-1764 から GC28-1767) を参照して、DYNALLOC の戻りコードを検討してください。

メッセージ・タイプ

LOG、ERROR

KLVLW082

RKLVLOG に対して ddname を開くことができませんでした (COULD NOT OPEN ddname FOR RKLVLOG)

説明

TLVLOG SWITCH 要求で、動的に割り振られた SYSOUT ファイルを開くことができませんでした。 ddname は、開くことのできなかった DD 名です。

システムの処置

コマンドは終了します。前の RKLVLOG がまだアクティブです。 ddname は、TMS/Engine アドレス・スペースに割り振られたままです。

ユーザーの処置

SYSLOG を参照して、OPEN エラーについて記述している IEFxxxxx メッセージがないか確認してください。

メッセージ・タイプ

LOG、ERROR

KLVLW083

RKLVLOG に対する動的割り振り解除に失敗しました: R15 (rc) エラー (error) 情報 (info) (DYNAMIC DEALLOCATION FAILED FOR RKLVLOG: R15(rc) ERROR(error) INFO(info))

説明

TLVLOG SWITCH 要求で、RKLVLOG JCL DD ステートメントを動的に割り振り解除できませんでした。rc は DYNALLOC 要求からの戻りコードで、 error および info はそれぞれ、エラーおよび通知の理由コードです。

システムの処置

RKLVLOG JCL DD ステートメントは TMS/Engine アドレス・スペースに割り振られたままです。 「IBM z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Reference」を参照して、DYNALLOC 戻りコードを検討してください。

メッセージ・タイプ

LOG、ERROR

KLVLW084

*SYSTLG* オペレーターのログオンが失敗しました (*SYSTLG* OPERATOR LOGON FAILED)

説明

疑似オペレーター *SYSTLG* を初期設定できませんでした。

システムの処置

*SYSTLG* は、AS オペレーター・コマンドで指定された場合、認識されません。 他のすべての RKLVLOG 処理は通常通り、続行されます。

ユーザーの処置

NAM ユーザー出口 (例えば、KLVA2NEV) でオペレーター検証を使用する場合、 *SYSTLG* オペレーターにログオン権限があることを確認してください。

メッセージ・タイプ

LOG、ERROR

KLVLW091

開始以降の統計: (STATISTICS SINCE STARTUP:)

説明

これは、TLVLOG STATS コマンドへの応答のヘッダーです。これに続いて、 追加の KLVLWnnn メッセージが出され、さまざまな RKLVLOG カウンターが示されます。

システムの処置

処理を続行します。

ユーザーの処置

なし。

KLVLW092

書き込まれた行数: nnnnnnn (LINES WRITTEN: nnnnnnn)

説明

指示された数の行が RKLVLOG に書き込まれました。

システムの処置

処理を続行します。

ユーザーの処置

なし。

KLVLW093

フル・バッファー書き込み回数: nnnnnnn (FULL BUFFER WRITES: nnnnnnn)

説明

バッファーがフルであるため、RKLVLOG への指示された数のバッファー書き込みが実行されました。

システムの処置

処理を続行します。

ユーザーの処置

なし。

KLVLW094

オペレーターが要求した書き込み回数: nnnnnnn (OPER REQUESTED WRITES: nnnnnnn)

説明

オペレーター要求に応答して、指示された数の RKLVLOG への書き込みが実行されました。

システムの処置

処理を続行します。

ユーザーの処置

なし。

KLVLW095

ログ・バッファー待機回数: nnnnnnn (WAITS FOR LOG BUFFERS: nnnnnnn)

説明

システムは、使用可能なログ・バッファーを、指示された回数、待機する必要があります。

システムの処置

処理を続行します。

ユーザーの処置

なし。



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