サーバーのケーブル接続および拡張装置の接続

サーバーのケーブル接続方法および拡張装置の接続方法について説明します。

このタスクについて

サーバーのケーブル接続および拡張装置の接続を行うには、以下の手順を実行してください。

手順

  1. 以下の手順を実行します。
    1. 電源コードのプラグを電源装置に差し込みます。
      注: システムの背面で使用する必要があるポートをプラグが覆っている場合は、そのプラグを取り外して廃棄してください。ポート・カバーがあると、初期システム IPL 時に管理対象システムで管理者パスワードのリセットが必要であることを必ず思い出します。
    2. 電源コードおよびその他のケーブルをケーブル・マネジメント・アーム上に配線します。
    3. すべてのケーブルをサーバーの背面に接続します。
    4. コードおよびケーブルを、ケーブル・タイまたは面ファスナーで固定します。
    5. システム電源コード、および他のすべての接続デバイスの電源コードを電源に差し込みます。
    6. システムで電力配分装置 (PDU) を使用する場合は、以下のステップを実行します。
      1. サーバーと入出力ドロワーからのシステム電源コードを、システムに同梱されていた電源コードを使用して PDU に接続します。
        注: システム電源の予備用にシステムで PDU を 2 台使用する場合は、E1 と E2 のプラグを PDU A に差し込み、E3 と E4 のプラグを PDU B に差し込みます。システムで予備用に PDU を 4 台使用する場合は、各電源装置のプラグを別個の PDU に差し込みます。

        システム電源の冗長性を確保するために、電源 E1 と電源 E3 を同じ AC フィードに接続しないでください。同様に、電源 E2 と電源 E4 を同じ AC フィードに接続しないでください。

        以下の図は、PDU A に接続されている AC フィードを示しています。PDU A は、電源 E1 と電源 E2 との間で電源を分割します。

        図 1. 電源の冗長性を確保するためのケーブル配線: AC フィード #1
        電源の冗長性を確保するためのケーブル配線: AC フィード #1

        以下の図は、PDU B に接続されている AC フィード 2 を示しています。この 2 つ目の PDU は、電源 E3 と電源 E4 との間で電源を分割します。

        図 2. 電源の冗長性を確保するためのケーブル配線: AC フィード #2
        電源の冗長性を確保するためのケーブル配線: AC フィード #1
      2. PDU 入力電源コードを PDU に接続し、そのプラグを電源に差し込みます。
      3. システムが待機モードであることを確認します。 前面コントロール・ウィンドウの緑色の電源状況標識が明滅し、電源装置の DC OUT 表示ライトが明滅しています。どの標識も明滅していない場合は、電源コードの接続を確認してください。
  2. 取り付ける必要がある拡張装置がある場合は、ここで取り付けてください。エンクロージャーおよび拡張装置の接続については、『エンクロージャーおよび拡張装置 』 を参照してください。