PCIe 2 ポート 10 GbE SFN6122F アダプター (FC EC2J) (CCIN EC2G)

フィーチャー・コード (FC) EC2J アダプターの仕様およびオペレーティング・システム要件について説明します。

概説

FC EC2J PCIe 2 ポート 10 GbE SFN6122F アダプターは、通常の高さのアダプターです。

このアダプターは PCIe 第 2 世代 (PCIe2)、 デュアル・ポート、10 ギガビット・イーサネット (GbE) アダプター (PCIe 2.0 ホスト・バス・インターフェース付き) です。このアダプターは、高帯域幅および短い待ち時間の 10 GbE 接続を提供します。 このアダプターは、大量のトランザクションが必要なデータベース、クラウド・コンピューティング、仮想化、ストレージ、およびその他のデータ・センター・アプリケーション向けに最適化されています。 このアダプターは、稼働している各ゲスト・オペレーティング・システムまたはアプリケーション用に保護された仮想ネットワーク・インターフェース・コントローラー (vNIC) インターフェースをインスタンス化することによってネットワーク・パフォーマンスを向上させます。それによって、イーサネット・ネットワークへの直接パイプラインができます。このアーキテクチャーは、ネットワークおよびプロセッサーの効率性を最大化する、最も効率的な方法を提供します。アダプターは、高性能と低遅延を必要とする環境で Solarflare OpenOnload をサポートします。 このアダプターをサポートする Solarflare NET ドライバーは、Solarflare Support Site からダウンロードできます。

この 2 個の 10 Gb スモール・フォーム・ファクター・プラグ可能 (SFP+) トランシーバー・ポートが、ネットワーク内の他のサーバーまたはスイッチとの接続に使用されます。 各 SFP+ ポートは公称データ速度 10 G ビット/秒 (Gbps) のイーサネット接続を提供し、最大ケーブル長が 5 m の SFP+ 銅線平衡型ケーブルを使用します。

スロットの優先順位およびインストール規則について詳しくは、PCIe アダプターのインストールの規則とスロットの優先順位 を参照し、作業中のシステムを選択してください。

図 1 はアダプターを示しています。

図 1. FC EC2J アダプター
EC2J アダプターの画像

仕様

項目
説明
アダプターの FRU 番号
00E8224 (RoHS 指令に適合する設計である)
I/O バス・アーキテクチャー
PCIe2 x8
スロット要件
スロットの優先順位については、ご使用のシステムの『PCI アダプターのインストール』トピック・コレクションを参照してください。
ケーブル
詳細については、ケーブルを参照してください。
電圧
3.3 V
フォーム・ファクター
ショート
最大数
サポートされるアダプターの最大数については、ご使用のシステムの『PCI アダプターのインストール』トピック・コレクションを参照してください。

オペレーティング・システムまたは区画の要件

このアダプターは、オペレーティング・システムの以下のバージョンでサポートされます。
  • Red Hat Enterprise Linux バージョン 6.4 以降 (Red Hat から利用可能な現行のメンテナンス・アップデートを適用)
注: OpenOnload およびパフォーマンスを最適化したドライバーを、Solarflare Support Site から直接ダウンロードして入手することができます。

ケーブル

FC EC2J では、互換 SFP+、10 Gbps、銅線、平衡型、 アクティブ・イーサネット・ケーブルを使用する必要があります。ケーブル上面とケーブル下面の形状については、図 2を参照してください。これらのケーブルは、業界標準仕様 SFF-8431 Rev 4.1 および SFF-8472 Rev 10.4、および適用可能なすべての IBM® 要件に対応しています。
注: これらのケーブルは、EMC クラス A 準拠です。
ケーブルのフィーチャー・コードの詳細については、表 1を参照してください。
図 2. ケーブルの上面および下面の図
ケーブルの画像
表 1. さまざまな長さのケーブルの FC および部品番号
ケーブルの長さ 1 m (3.28 ft) 3 m (9.84 ft) 5 m (16.4 ft)
FC EN01 EN02 EN03
CCIN EF01 EF02 EF03
部品番号 46K6182 46K6183 46K6184



最終更新: 2017 年 7 月