PCIe2 LP 2x10GbE SFP+ 銅線 2x1GbE UTP アダプター (FC 5279) (CCIN 2B52)

フィーチャー・コード (FC) 5279 アダプターの仕様およびオペレーティング・システム要件について説明します。

概説

PCIe2 LP 2x10GbE SFP+ 銅線 2x1GbE アダプターは、PCI Express (PCIe) 第 2 世代、ロー・プロファイル、4 ポート・イーサネット Unified Wire アダプター (PCIe 2.0 ホスト・バス・インターフェース付き) です。 このアダプターは、クラウド・コンピューティング、仮想化、ストレージ、およびその他のデータ・センター・アプリケーション向けに最適化されています。 4 個のポート・アダプターが 2 個の 10 Gb イーサネット・ポートと 2 個の 1 Gb イーサネット・ポートを提供します。 この 2 個の 10 Gb スモール・フォーム・ファクター・プラグ可能 (SFP+) 銅線トランシーバー・ポートが、ネットワーク内の他のサーバーまたはスイッチとの接続に使用されます。 各 SFP+ ポートは公称データ速度 10 Gbps (G ビット/秒) でのイーサネット接続を提供し、最大ケーブル長が 5 m (16.4 ft) の SFP+ 銅線平衡型ケーブルを使用します。 各 RJ45 ポートは、データ速度 1 Gbps でイーサネット接続を提供し、対より線 (シールドなし) (UTP) イーサネット・ケーブルによって接続されます。 アダプターのリンク集約およびフェイルオーバー・フィーチャーは、冗長度および高可用性を必要とする重要なネットワーク・アプリケーションに最適です。 図 1 は、 FC 5745 アダプターを示しています。
注: SFP+ 平衡型銅線ケーブルのコネクターは、AS/400 5250 コネクター、CX4 コネクター、または 10 GBASE-T コネクターとは異なります。
図 1. PCIe2 LP 2x10GbE SFP+ 銅線 2x1GbE UTP アダプター
PCIe2 LP 2x10GbE SFP+ 銅線 2x1GbE UTP アダプターを示す図

スロットの優先順位およびインストール規則について詳しくは、PCIe アダプターのインストールの規則とスロットの優先順位 を参照し、作業中のシステムを選択してください。

仕様

項目
説明
アダプターの FRU 番号
FC 5279: 74Y1986 (RoHS 指令に適合する設計である)
折り返しプラグ FRU 番号
74Y7010 (平衡型折り返しプラグ)
10N7405 (1 Gb UTP 折り返しプラグ)
注: 折り返しプラグはカードに付属しておらず、IBM® から購入することもできません。
I/O バス・アーキテクチャー
PCIe2 x8
スロット要件
スロットの優先順位およびインストール規則について詳しくは、PCIe アダプターのインストールの規則とスロットの優先順位 を参照し、作業中のシステムを選択してください。
ケーブル
詳しくは、ケーブルを参照してください。
電圧
3.3 V
フォーム・ファクター
ショート
最大数
サポートされるアダプターの最大数について詳しくは、PCIe アダプターのインストールの規則とスロットの優先順位 を参照し、作業中のシステムを選択してください。

ケーブル

このアダプター・フィーチャーでは、互換 SFP+、10 Gbps、銅線、平衡型、アクティブ、イーサネット・ケーブルを使用する必要があります。ケーブル上面とケーブル下面の形状については、図 2 を参照してください。 これらのケーブルは、業界標準仕様 SFF-8431 Rev 4.1 および SFF-8472 Rev 10.4、および適用可能なすべての IBM 要件に対応しています。
注: これらのケーブルは、EMC クラス A 準拠です。
フィーチャー・コードの詳細については、表 1 を参照してください。
図 2. ケーブルの上面および下面の図
ケーブルの画像
表 1. さまざまな長さのケーブルのフィーチャー・コード、CCIN、および部品番号
ケーブルの長さ フィーチャー・コード CCIN 部品番号
1 m (3.28 ft) EN01 EF01 46K6182
3 m (9.84 ft) EN02 EF02 46K6183
5 m (16.4 ft) EN03 EF03 46K6184

オペレーティング・システムまたは区画の要件

このアダプターは、使用するシステムに応じて、以下のバージョンのオペレーティング・システムでサポートされます。

  • Linux:
    • Red Hat Enterprise Linux バージョン 6 以降
    • SUSE Linux Enterprise Server 11 (Service Pack 1) 以降 (SUSE から利用可能な現行のメンテナンス・アップデートを適用)



最終更新: 2017 年 7 月