PCIe 2 回線 WAN (モデム付き) (FC 2893 および FC 2894 (CCIN 576C))

PCIe 2 回線 WAN (モデム付き) のフィーチャーについて説明します。

このアダプターは、2 回線/ポート WAN (モデム付き) PCIe アダプターです。 ポート 0 は、V.92 56K 非同期 PPP、V.92 データ・モデム、V.44 データ圧縮、V.34 FAX モデム、および ECM や 2D/1D 変換などの FAX 機能をサポートするモデム・ポートです。 ポート 0 には、同期モデム機能 (SDLC および同期 PPP) は備わっていません。 ポート 1 は、マルチ通信プロトコルをサポートする、同期操作が可能な RVX ポートです。

2893 はオーストラリアおよびニュージーランド以外のすべての国と地域で提供される非 CIM (Complex Impedance Matching) バージョンです。

2894 はオーストラリアおよびニュージーランドのみで提供される CIM (Complex Impedance Matching) バージョンです。

このアダプターに対する FRU 部品番号は 44V5323 です。

アダプター・タイプ
ショート、x4、PCIe

新しいフィーチャーを取り付ける場合、必ずその新規フィーチャーのサポートに必要なソフトウェアを準備し、そのフィーチャーおよび接続デバイスについて満たす必要のある前提条件があるかどうかを判別してください。前提条件があるか確認するには、IBM® Prerequisite Web サイト を参照してください。

スロットの優先順位およびインストール規則について詳しくは、PCIe アダプターのインストールの規則とスロットの優先順位 を参照し、作業中のシステムを選択してください。

オペレーティング・システムまたは区画の要件

新しいフィーチャーを取り付ける場合、必ずその新規フィーチャーのサポートに必要なソフトウェアを準備し、そのフィーチャーおよび接続デバイスについて満たす必要のある前提条件があるかどうかを判別してください。前提条件があるか確認するには、IBM Prerequisite Web サイト を参照してください。

このアダプターは、使用するシステムに応じて、以下のバージョンのオペレーティング・システムでサポートされます。
  • Linux
    • Red Hat Enterprise Linux バージョン 5.6 以降
    • SUSE Linux Enterprise Server 11 (Service Pack 1) 以降 (SUSE から利用可能な現行のメンテナンス・アップデートを適用)
  • IBM i
    • IBM i バージョン 7.1 以降
    • IBM i バージョン 6.1 以降

サポートの詳細については、LinuxAlert Web サイト を参照してください。

デバイス・ドライバーまたは iprutils の最新バージョンは、IBM Service and Productivity Tools Web サイト からダウンロードできます。




最終更新: 2017 年 7 月