概要

重要な洞察からアクションを実行する

サイバー攻撃者に先回りする方法をご存知ですか?最新の脅威の状況を把握するには、IBM Security X-Force® Threat Intelligence Index 2023をお読みください。このレポートをお読みいただいた後、以下の推奨事項に従ってアクションを行い、組織のセキュリティーを強化してください。

推奨1

組織の資産を管理する

正しい防御を構築するRandori Reconによる攻撃領域管理(ASM)テクノロジーで、デジタル・フットプリントの拡大を管理します。悪用される可能性のある脆弱性を既知の資産と不明な資産から特定し、優先順位を付けて修復します。不明な資産は脆弱性があるか構成に問題がある可能性が高いため、攻撃者にとって非常に魅惑的なターゲットになります。ペネトレーション・テストによって修復を必要とするセキュリティー上の欠陥に優先順位を付けるとともに、セキュリティー体制全体を改善できます。

ペネトレーション・テストの実施

どのアプリ、ネットワーク、デバイス、資産がテストを必要とするかを判断するには、X-Force Redホワイトハッカーにお問合せください。

攻撃領域の確認

Randori Reconをご利用になれば、攻撃領域を確認しやすくなります。

推奨2

自社の敵を知る

攻撃者の視点から考えることは、サイバーセキュリティーを強化するために非常に重要です。攻撃者がお客様の組織の何を必要としているかを熟考するだけでなく、各インシデントの共通点を判断することによって、どこで脅威が発生する可能性があるかを予測できるようになります。また脅威アクターがどのような動作を行うかを理解し、攻撃に採用すると考えられる戦略、テクニック、手順も把握する必要があります。IBMのソフトウェアやエキスパートは、お客様が攻撃を受ける可能性が高い資産、攻撃による影響の評価、さらに資産を保護する方法を判別するためのお役に立ちます。

攻撃者の視点で考える

攻撃者がお客様の組織で標的とする可能性の高い対象を判断するには、X-Forceのエキスパートまでご相談ください。

リスクの優先順位付け

Randori Reconの攻撃領域レビューを使用して、どの資産が最も脆弱であるかを把握します。

推奨3

可視性を管理する

セキュリティー情報イベント管理(SIEM)を使用すると、 IT環境とセキュリティー・ツール全体を、明確で統一されたビューで把握できます。IBM Security QRadar® SIEMは、業界をリードするソリューションです。SIEMをエンドポイントでの検知と対応(EDR)ツールの機械学習およびAI機能と組み合わせることで、迅速で効率的なエンドポイント・セキュリティーが実現されます。行動分析を使用してゼロデイ攻撃を検知し、ほぼリアルタイムで自律的な修復を行うEDRをお探しでしたら、ぜひIBM Security ReaQta™をご利用ください。

高度な脅威の検知

QRadar SIEM が高度な脅威の検知にどのように役立つかをご覧ください。

EDRソリューションの導入

ReaQtaをご利用になれば、お客様のセキュリティー・チームは攻撃者に検知されることなく脅威を確認できます。

推奨4

前提を疑う

新たな脅威の手口に対してお客様の検知/対応能力がどれほど優れているかを、継続的に精査していく必要があります。最も重要なデータやシステムを攻撃者が侵害する方法をよりよく理解するには、こうしたアプローチが有用です。お客様の戦略・テクノロジーを最新の状態に保つために、世界中で認められたIBMのセキュリティー・アーキテクトやコンサルタント(ホワイトハッカー、レスポンダー、研究者、アナリストなど)が、デザイン思考セッションでお手伝いします。攻撃の影響を最小化するだけでなく、今後起こりうる攻撃を回避する方法も学習できます。

サイバーセキュリティーの状況を理解する

無料のIBM Security Framing and Discovery Workshopにご参加ください。

推奨5

インテリジェンスに基づいて行動する

脅威インテリジェンスにより、サイバー脅威プラットフォームを単純化して自動化できます。セキュリティー分析を使用して、ネットワークやユーザーの異常な行動に加えて脅威インテリジェンスをモニターすることで、緊急の処置や修復が必要な場所を特定して優先順位付けできるようになります。IBM Security QRadar SOAR(Security Orchestration, Automation and Response)との統合により、手動タスクと反復タスクを合理的に自動化しながら、調査と対応のアクションを着実に迅速化します。

重要なアラートにフォーカス

QRadar SIEMがアクティビティーを相関、追跡、特定してクリティカルな脅威を優先順位付けする方法をご覧ください。

動的な対応の実現

QRadar SOARがプロセスの自動化や標準化によってインシデント対応を迅速化する方法をご覧ください。

推奨6

備える

X-Forceインシデント対応(IR)チームが、より効果的かつ効率的な対応を可能にする強力なIRプランの策定とテストをお手伝いします。このプランをQRadar SOARと組み合わせるとともに、手動タスクと反復タスクを合理的に自動化することで、調査・対応アクションを着実に実行します。またX-ForceおよびQRadar SOARの各種のシミュレーションで、新たな従業員をトレーニングし、新しいワークフローやIRプランをテストし、さまざまなサイバー脅威シナリオを実施できます。

確固たる対応

お客様のチームが迅速かつ効率的に脅威に対する準備をして対抗できるよう、QRadar SOARをお役立てください。

IRプランを改善

漏えいの影響を最小限に抑えるには、IBM Security X-Forceインシデント対応チームまでご相談ください。