IBM BlueHub スタートアップ向け インキュベーション

日本IBMが複数のパートナーと協力し、スタートアップを支援しています。

スタートアップが羽ばたくために、日本IBMが複数のパートナーと協力し、事業開発、先進テクノロジー活用など様々なサポートを提供します。

2014年の第1期スタートから現在まで、参加した多くのスタートアップが大手企業との事業提携やVCからの資金調達を実現しています。

対象

• 株式未上場のスタートアップ企業（これまでのシード/アーリーのスタートアップも含めて、広く募集しています）
• プロダクトやサービス、もしくはそのプロトタイプがあることが望ましい
• メンバーに技術者がいる、もしくは協力が得られることが望ましい

参加者のメリット

• 技術からビジネスまでIBMの多様な専門性・知見を活用して、事業成長に向けた各種課題を解決できる
• IBMクライアントとの協業を通じて事業開発の機会が得られる
• 無償提供されるIBMテクノロジーを活用し、短期間にプロダクト/サービスの機能を強化できる
• デモデイや関連イベントへの登壇・出展などによりプロモーションの機会が得られる

期間

• 半年間

落合陽一氏・日本IBM 山口社長が審査員に集結 – 京都市 松井市長による開幕挨拶で始まる「IBM BlueHub in Kyoto」DemoDay開催＠IVS Kyoto 2025 AI社会実装の最前線を示す

2025年7月2日（水）、京都で開催される「IVS Kyoto 2025」にて、社会課題の最前線に挑むスタートアップ・アクセラレーションプログラム「IBM BlueHub プログラム in Kyoto」の成果発表イベントが開催されます。京都市 松井孝治市長によるオープニングスピーチで幕を開け、AIをはじめとするテクノロジーの力を活用した5社のスタートアップが京都の地域課題に挑んだ半年間のプログラム成果を披露します。
本プログラムでは、日本IBMのコンサルタント・エンジニアがアーリーステージのスタートアップに伴走し、京都市や地域企業との連携を通じて、AIを活用した社会実装ソリューションを共創。DemoDayでは、テクノロジー、文化、金融、観光、保育など、多様な領域にわたる挑戦のストーリーが、リアルな成果としてステージ上に展開されます。

審査員には、テクノロジーとアートの垣根を越えて独自の社会実装を牽引する
メディアアーティストの落合陽一氏をはじめ、
日本アイ・ビー・エム株式会社 代表取締役社長執行役員 山口明夫氏、
文化庁 審議官 今泉柔剛氏、
京セラ 研究開発本部 オープンイノベーション推進部 責任者 大崎哲広氏、
京都市 産業・文化融合戦略監（産業観光局長兼職） 草木大氏、
京都信用金庫 企業金融本部長 兼 洛中エリア本部長 理事 三輪文彦氏らが参加します。
京都から始まる未来の社会実装、その第一歩をぜひ会場でご体感ください。

IBM BlueHub プログラム in Kyotoとは

日本IBMと京都市が共催するスタートアップ向け共創型アクセラレーションプログラム。本プログラムでは、観光、伝統産業、環境といった京都市が直面する地域課題をテーマに、選抜されたアーリーステージのスタートアップが参加。日本IBMのビジネスコンサルタントやエンジニアと密に連携しながら、課題解決に向けたビジネスモデルのブラッシュアップを約半年間にわたって集中的に推進。また、京都芸術大学通信教育部イラストレーションコースも一部のプロジェクトの実証実験に協力しています。行政・地域企業・大学・スタートアップ・テクノロジーの力を融合させ、持続可能な未来への一歩を共に創り上げるプログラムです。

未来の社会を形づくるスタートアップたちが京都に集結

DemoDayでは、半年にわたる共創を通じて社会課題に挑んできた選抜スタートアップたちが、その成果と挑戦の軌跡を披露します。観光、教育、森林、伝統産業、そして家族のケア――。日本IBMのコンサルタントやエンジニアが寄り添い、AIやブロックチェーンなどの先進技術も活用しながら、社会実装に向けたソリューションが生まれています。

アナクロ（森林資源の金融サービス化）

建築家 佐野文彦氏が挑む「森の価値」の再構築。

林業と建築を結びつけ、森林資源を「金融資産」として再定義する新たな試みに対し、日本IBMは課題整理と金融スキーム設計を徹底支援。ブロックチェーン技術の可能性を探る事業構想もDemo Day発表予定。

Tomorrow Never Knows（移動×生成AIで再発明する旅）

テクノロジーで“旅の本質”をアップデート。

次世代LLM（大規模言語モデル）を活用し、移動体験そのものを再定義。創業者はシリアルアントレプレナーの井口尊仁氏。日本IBMはサービス設計からエンタープライズ対応の構築支援、さらに資金調達支援まで多面的に伴走。

Simplee（訪日家族向けチャイルドケア次世代プラットフォーム）

インバウンド急増の影で見落とされていた“子育て支援”を、テクノロジーと地域で解決。日本IBMは顧客ペルソナの再設計や地域連携モデルの構築に加え、watsonxを使ったコード自動生成によるWebサイト立ち上げ期間の短縮やAI画像解析・IBM cloudとのアーキテクチャ構想支援。今後のプラットフォームビジネス化に向けても並走する旨をDemoDay発表予定。

CONGEN（伝統工芸×AIアバター）

取り組むのはAIアバターによる“文化的翻訳”
知識や技術に留まらず、職人の人間性や情熱も含めた魅力を世代や国といった文化の違いを踏まえて伝える「翻訳者」となります。
IBMは戦略立案から技術環境の構築、京都伝統産業ミュージアムでの実証に至るまで深く関与。

Creators NEXT（文化財×生成AIによる謎解き体験）

「消費される観光」から「文化を深く知る観光」へ。

生成AIと観光データを活用し、文化財の魅力を謎解きゲームで伝える「KYOTO GLITCH ESCAPE」を開発。外国人観光客や修学旅行生向けにパーソナライズされたルート生成や探究学習プログラムを展開。日本IBMは課題整理やユースケースの設計支援に加え、Personality Insightsによる体験強化をサポート。文化財修復支援につながる持続可能な文化観光モデルを提案。

「テクノロジーを活用した社会実装の最前線」が京都から動き出します。ここから始まる、日本の未来。未来を共につくるその現場を、ぜひご体感ください。

イベント概要

• イベント名： IBM BlueHub プログラム in Kyoto - DemoDay

• 開催日時： 2025年7月2日（水）16:00〜18:00

• 会場： ロームシアター京都 ノースホール（IVS Kyoto 2025内）

• 主催： 日本IBM／京都市

審査員・講評者

· メディアアーティスト 落合陽一氏
· 日本アイ・ビー・エム株式会社 代表取締役社長執行役員 山口明夫氏
· 文化庁 審議官 今泉柔剛氏
· 京セラ 研究開発本部 オープンイノベーション推進部 責任者 大崎哲広氏
· 京都市 産業・文化融合戦略監（産業観光局長兼職）草木 大 氏
· 京都信用金庫 企業金融本部長 兼 洛中エリア本部長 理事 三輪文彦氏

当日スケジュール（抜粋）

• 16:00　オープニング（BlueHub概要紹介）

• 16:10　ピッチスタート（全5社）

• 17:30　審査発表・講評

伝統と先端が交差する京都から、社会課題に対する実装解が生まれようとしています。
現場で生まれるリアルな変化を、ぜひ現地でご確認ください。

参加方法
こちらから詳細をご確認ください →