スポットライト
z/OS Container Extensionsに対するネットワーク・サポート
z/OS V2R4 Communications Serverでは、z/OS Container Extensionsに対するネットワーク・サポートが追加されました。z/OS Container Extensionsは、Linux Dockerベースのアプリケーション・ワークロードにネイティブz/OSサポートを提供します。
OSA-Express7SおよびIBM 25 GbE RoCE Express2のサポート
z/OS V2R4 Communications Serverは、OSA-Express7Sフィーチャー(25 GbE帯域幅)とIBM 25 GbE RoCE Express2フィーチャーをサポートするように拡張されました。
z/OS V2R2 Communications Serverによる拡張性の改善
z/OS V2R2ではTCP/IPスタックおよびその戦略的なデバイス・ドライバーが64ビット・ストレージを使用できるため、拡張性が向上されています。 また、Enterprise ExtenderおよびInternet Key Exchange daemon(IKED)の拡張性を向上することで、単一TCP/IPスタックのアプリケーション・インスタンスの動的仮想IPアドレス(DVIPA)数に対する制限を1024から4096に引き上げています。 詳しくは、以下のリンクから参照できるページをご覧ください。
z/OS Encryption Readiness Technology(zERT)
z/OS V2R3 Communications Serverでは、Encryption Readiness Technologyを提供して、z/OS管理者がz/OSシステム間を移動するどのTCPおよびEnterprise Extenderのトラフィック・パターンが承認済みの暗号化基準を満たし、どれが満たさないかを判断できるようにしています。 2018年12月に、新しいWebベースのインターフェースであるIBM zERT Network Analyzerを利用できるようになりました。これを使用することで、特定の照会基準に従って、z/OS TCPおよびEnterprise Extenderのトラフィックのうち、どれが保護されていてどれが保護されていないかを判別することができます。
IBM Configuration Assistant for z/OS Communications Server
Configuration Assistant for z/OS Communications Serverは、オプションのGUIベースのツールです。ガイド付きのインターフェースを提供して、TCP/IPのプロファイルの作成と管理、およびTCP/IPポリシー・ベースのネットワーキング機能の構成の簡素化を支援します。
IBM Cloud Provisioning and Management for z/OSのためのネットワーク管理
IBM Configuration Assistant for z/OS Communications Serverは、IBM Cloud Provisioning and Management for z/OSソリューションの一環として、ネットワーク管理者向けに重要な役割を果たします。
Shared Memory Communications‐Direct Memory Access(SMC-D)
IBM z/OS V2R3はShared Memory Communications – Direct Memory Access(SMC-D)ソフトウェア・プロトコルを、ファームウェアで提供されるInternal Shared Memory(ISM)デバイス上で使用しています。これにより単一CPC内の複数のLPAR間では、高速かつ低遅延のTCP/IPトラフィックが実現しています。HiperSockets™経由の標準的なTCP/IP通信と比較すると、SMC-Dはパフォーマンス、スループット、応答時間、さらにCPU使用量において格段に優れています。 このサポートは、APAR OA48411およびPI45028を適用することにより、z/OS V2R2で使用可能になります。
技術的詳細
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