概要
より迅速な応答。人間味のある対応。
あなたの顧客は「カスタマー・サービスと話したい場合は8#を押してください」といった対話型音声応答(IVR)を嫌っていると断言できます。。しかし、IVRを活用することで、最初の連絡時の解決方法が改善され、保留時間が短縮されて、チャネルとエージェントへの引継ぎがスムーズになり、顧客サービス担当者の効率性は向上しました。現在、コンタクトセンターのコールのうちAIで処理されているのはわずか2%であるため(出典:ガートナー)、競争優位性を高める大きなチャンスとなります。通常、ボットは簡単なFAQの質問にしか答えることができないため、すぐに使えるボットでは解決になりません。
市場をリードする自然言語処理(NLP)をベースにしているIBM® WatsonのText to SpeechおよびIBM® WatsonのSpeech to Textを搭載することで、IBM Watson AssistantのメリットであるAIを活用した検索とインテリジェントな文書処理が可能になり、非構造化文書内の情報を素早く見つけ出すことができます。AIの音声、AIの音声チャットボット、およびNLPのメリットには、顧客とエージェントの満足度の向上、電話での問題解決率の向上、運用コストの削減が挙げられます。
効果
会話当たりのコストの削減
USD 5.50
IBMの委託を受けて行われた2020年Forrester Consulting「Total Economic Impact」調査は、実際の顧客データに基づいて、複合組織をモデル化しています。これによると、顧客との会話当たり5.50米ドル節約できたことが示されています。
電話誘導の最適化
USD 7.75
Watson Assistantにより、同じモデルで、正しく誘導された通話ごとに7.75米ドル節約できたことが示されています。Watson Assistantは、先行情報を収集し、適切なカスタマー・サービス・エージェントへ通話を効率的に誘導し、転送時間や問題解決までの時間を短縮します。
機能
優れた言語処理
IBMはAIテクノロジーにおいてリーダーシップと専門知識を有することで知られています。Watson Assistantは、高性能な自然言語理解(NLU)と会話型AIを搭載しています。これは、すなわち、顧客は人間的情緒のある自然な会話を楽しみながらも、お客様はトランスクリプションの正確性を信頼できることを意味します。

オムニチャネル体験
電話での導入は、チャネルでは無く、ユーザー・ファーストとなります。発信者が情報を検索する支援をしたり、テキストをWebサイトに送信してタスクを完了させるサポートを行います。SMSでは、2要素認証、アポイント確認、または連絡先情報の更新が可能です。

担当者へのシームレスな引き継ぎ
ライブ・エージェントは、仮想エージェントからの引継ぎ時に、事前のエンゲージメントを確認し、スムーズに移行を行います。この情報は他のツール・エージェントにプッシュされ、バイヤー・ジャーニーを見直すことができます。顧客は、すべてのステップで情報を繰り返し伝える必要はありません。

パートナーシップ
CCaaS の活用を支援
Contact Center as a Service(CCaaS)のメリットを提供するために、Watson AssistantをCXおよびその他の多くのベンダーのシステムと統合します。自動化することにより、サービスの総コストを削減し、回答をより迅速に提供し、より正確なルーティングを行うことができます。
お客様の声
IBMのAIに関する豊富な経験により、私たちは協力してWatson Assistantをコール・センターにシームレスに統合できました。数日のうちに、新型コロナウイルス感染症に関する信頼性の高い情報を数千人の市民に提供できるようになりました。
Kristine Campagna氏
ロードアイランド州保健局、COVIDオペレーション部門COO
AI仮想エージェントの構築に向けて
脚注
このプレゼンテーションに掲載または記述されたすべてのお客様事例は、IBM 製品の活用方法とその結果を例として示したものです。実際の環境コストやパフォーマンス特性はそれぞれのお客様の構成や条件によって異なります。通常、それぞれのお客様の成果は、お客様のシステムとサービスのご注文状況によるため、期待される成果が得られないことがあります。