特権アクセス管理 (PAM) : IBM Security Verify Privilege
この動画では、拡大する技術インフラストラクチャーの中で特権ユーザーを管理する難しさについて説明し、最小限の特権、ゼロトラスト、コンプライアンス、脅威からの保護を実現するIBM Security Verify製品をご紹介しています。
概要
特権アカウントのプロアクティブな保護
重要なシステム、データ、機能への昇格アクセスを持つ特権ユーザーは、信頼できる存在です。 しかし、特権ユーザーが持つ拡張された権利は、お客様のリソースをサイバーセキュリティーの脅威や資格情報の悪用から保護するために、入念な検査、監視、分析の対象とする必要があります。 研究によると、内部関係者によるサイバー攻撃の実に40%が特権ユーザーに関連していることが分かっています。¹
IBMパートナーであるThycotic社(現Delinea社)のテクノロジーを採用したIBM Security™ Verify Privilege製品は、企業のリスクを最小化するのに役立つゼロトラスト戦略を可能にします。
Verify Privilegeをお勧めする理由
特権アカウントの管理
不明なアカウントを検出します。 パスワードを自動的にリセットします。 異常なアクティビティーを監視します。 特権アカウントをライフサイクル全体で管理、保護、監査します。
エンドポイント・セキュリティーの強化
管理特権を使用してデバイス、サーバー、その他のエンドポイントを特定することで、最小権限のセキュリティーを実施し、アプリケーション権限を制御し、サポート・チームへの影響を低減します。
DevOpsシークレットの保護
シークレット管理を一元化し、アクセスを強化します。また、高速でプラットフォームに依存しないボールトを備えた、自動化されたロギング証跡を生成します。
組織のニーズに合わせてVerify Privilegeのユースケースを選択
すべての機能を備えたソリューションにより、迅速なセットアップと構成、シンプルなユーザー・インターフェース、コンプライアンス要件のサポートが提供されます。
パスワード・ボールト
IBM Security™ Verify Privilege Vault(旧称IBM Security™ Secret Server)は、強力なパスワード・ボールト、監査、特権アクセス制御を提供します。 あらゆるサービス・アカウント、アプリケーション・アカウント、管理者アカウント、ルート・アカウントを企業全体で識別して保護します。 より包括的な保護のためには、Privilege Vault AnalyticsおよびPrivilege Vault Remoteに拡張します。

エンドポイント制御
IBM Security™ Verify Privilege Managerを使用することにより、企業および急成長する組織は、エンドポイントでの最小の権限とアプリケーション制御を活用して、マルウェア・ベースのリスクを遮断できます。 サーバーとデバイスからローカルな管理権限を取り上げることで、アプリケーションを悪用する最新のセキュリティー上の脅威を軽減します。

ポリシーを管理する
IBM Security™ Verify Privilege Server SuiteでActive Directoryを使用して、オンプレミスの特権アクセスをグローバルに管理します。 認証、特権昇格、および監査とモニタリングを使用して、ポリシーを一元管理します。

料金体系
IBMのPAMエキスパートが、お客様の組織に適したVerify Privilege料金体系モデルをご案内します。
関連製品とサービス
ID ガバナンス
IBM Security™ Verify Governance
特権IDの一元化されたガバナンスと、特権ユーザーのシングル・サインオン、多要素認証、適応型アクセスの適用を実現できます。
リアルタイムの脅威インテリジェンス
IBM Cloud Pak® for Security
よりスマートな作業を可能にするオープンなセキュリティー・プラットフォームで、ゼロトラスト戦略を推進。
包括的なデータ・セキュリティー
IBM Security™ Guardium®
このソフトウェアは、幅広いデータ・セキュリティーとコンプライアンスの機能を提供します。 IDコンテキストを使用して特権アカウントを管理し、特権アクセスの使用状況を追跡し、監査を強化します。
Expert Labs
使ってみる
出典:2021 IBM Security X-Force® Insider Threat Report(PDF、176 KB)