概要
パスワード管理の煩わしさを解消
1つのログイン認証情報で全てのアプリケーションへのアクセスを簡素化し、セキュリティーを確保します。IBM Security™ Verifyには、一元管理のアクセス制御、強力な認証機能、ユーザー・セルフサービス機能が備わっています。ユーザーは認証セッション内で統合シングル・サインオン(SSO)のランチパッドをワンクリックするだけで、クラウド、オンプレミス、モバイルの各アプリケーションにアクセスできます。

主要な機能
SaaSアプリケーションに素早く接続
一般的なSaaSアプリケーションには、セットアップ済みの各種コネクターをご利用ください。お客様の環境との統合が簡素化され、アプリケーションのSSOに関するセットアップも数分で完了します。ユーザーは単一の認証情報でさまざまなアプリケーションにアクセスすることが可能となり、業務生産性を高めることができます。

カスタム・アプリケーション・テンプレートの使用
SAML 2.0やOIDC(OpenID Connect)アプリケーションを対象に作成されたテンプレートを使うことで、カスタムのクラウド・アプリケーションに対してもSSOの管理や制御をセットアップできます。着実かつ段階的な手順で統合を効率化します。

オンプレミスのアプリケーションも保護
IBM® Application Gatewayのリバース・プロキシーを使用すれば、信頼できるオンプレミスのWebアプリケーションをSaaSに取り込んでSSOとアクセス制御を拡張することができます。取り込んだアプリケーションは、他のアプリケーションと同様に単一のSSOダッシュボードで管理します。

その他の機能
アクセス・ポリシーの管理
IBM Security Verifyで保護されているリソースに対するカスタムSSOとアクセス・ポリシーを作成します。多要素認証(MFA)の有無なども含めて、アプリケーションに対するユーザーのアクセス権を定義します。
IDソースの追加
SSO認証は、Google、Apple、LinkedIn、ZenKeyなどのソーシャル・メディアのログイン・オプションを含む多様なIDソースに対応しており、さまざまなユーザーがアクセスしやすい環境を作ることができます。
ユーザー管理の簡素化
事前に定義されたユーザー属性項目に基づいてグループとロールの包括的管理をサポートします。サード・パーティ・ツールを使用してユーザー・プロファイルに独自の属性を適用することで、ユーザーは適切な権限がある場合にのみSSOにアクセス可能となります。
IBM Security Verify製品ファミリー
特権ユーザー管理、ガバナンス管理、リスク管理など、その他のVerify製品にご興味をお持ちのお客様はこちらをご覧ください。