IBM Z Operations Insight Suiteの主要な機能
主要パフォーマンス・メトリックの継続的キュレーション
データの継続的キュレーションによって、情報や分析結果に遅滞なくアクセスできるようになるため、システムの可用性をより適切に管理することができます。データを収集して数分から数時間以内に、パフォーマンスや容量の異常を迅速に察知して問題を解決する一方、データ・キュレーションによる処理オーバーヘッドの影響を低減します。
そのままですぐに使用できるダッシュボード
包括的な一連のダッシュボードをCognos® Analyticsなど複数のレポート用プラットフォームで使用でき、パフォーマンス・アナリストからIT運用マネージャーやキャパシティー・プランナーまで、さまざまなユーザーのニーズに対応できる実用的な洞察が得られます。IBM Z® Common Data Providerを介して、データをオフプラットフォームの分析プラットフォーム(Splunk、Elastic Stackなど)にストリーミングすることもできるため、IBM Zデータを視覚化して全社的プラットフォームで活用できます。
将来のリソース・ニーズの予測機能
組み込みのForecaster機能では、履歴データの使用量の傾向(既存の容量に対する比率のグラフ)を使用して、お客様のIT戦略計画プロセスでいつ追加リソースが必要になるかを判断できます。
R4HAおよびTailored Fit Pricing用の拡張レポート
IBM Zのソフトウェア・ライセンスを取得するためにどの料金体系モデルを選択したとしても、拡張レポートが提供されるため、パフォーマンスおよびコスト管理部門は、4時間のローリング平均モデルまたはエンタープライズ消費モデルのいずれかに適した製品とワークロードを特定できます。
全社的な運用の視覚化
IBM Z運用データを、お客様の分析プラットフォーム内にあるその他の社内データと共に統合します。IBM、Splunk、Elastic Stackなど複数の分析プラットフォームで、IBMのベスト・プラクティスに基づく洞察を活用し、全社的な運用状況を視覚化します。
ワークロードの異常な動作を特定
機械学習を活用して正常なシステム動作をベースライン化します。それ以外の運用データのコンテキストで異常を分析し、実用的な洞察によるアラートをお客様のシステムに発行します。
技術的詳細
ソフトウェア要件
オペレーティング・システムの必要最小レベルはz/OS V2.2以降です。
ハードウェア要件
最低限必要なハードウェアの前提条件は、IBM System z10以降の64ビットz/Architectureプロセッサーです。
ビジネスの可能性を切り拓くファイナンシング
IBMのソフトウェア、サービス、システム、ソリューション向けの柔軟な支払いオプションと競争力のある利率で、購買力を最大限に高めます。